2024年4月25日(木曜日) 晴れ
気象センサー(BME280)で観測したデータをプロセッシングで
グラフ表示するプログラムを組んでみた。
センサーの制御やデータの送信はマイコン(ESP32)で行う。
データ送信は5秒間隔で行ってみた。
データは気圧、気温、湿度の3種類。
データの送信順序は湿度、気温、気圧の順になっている。(何も考えずに
プログラムを組んだのでこんな順番になってしまった。)
プログラムが何とか動作するようになってテストを始めたが、一番初めの
データ記録(この場合は湿度)に急峻な立下り状の異常波形が出てしまうという
トラブルが発生する。
あれこれ確認してみるとデーター受信の1発目にエラーが発生していることが
わかった。
そこで送信データの先頭に「ダミー」を追加して4種類のデータを送信して
受信側でダミーを破棄してしまうようにしてみた。
これでこの問題は解決した。
この日は気圧も気温も湿度もほとんど変化せず、ドライヤーや口から
吹き出す空気で温度、湿度、気圧(気密瓶内で)を変化させてみた。
このプログラムではグラフ表示エリアはX軸は1000pix、Y軸は700pixに
設定してある。
マイコンからのデータは5秒間隔で送信されてくるように設定した。
描画開始点(X1)と描画終了点(X2)は1ピクセルになっている。
だからデータを受信するたびに1ピクセルだけ前進していくことになる(はず?)。
端から端まで描画するのには83分かかる(はず?)。
測定間隔を86.4秒にすれば24時間の計測ができる(はず?)。
だけど計測したデータはほとんど変化せず退屈な画面になってしまう(はず?)。
(このグラフではドライヤーや人間の息での変化だけが目立つ)
気象の変化はこんなものなのだろう。
台風の目や寒冷前線などが通過してくれなければほとんど平坦な線が
表示されているグラフになるはずだ。
まぁ、今度はそんな日を選んで測定実験をしてみよう。