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寺院上0248  西法寺  由緒ある寺  石卒塔婆

2015年05月19日 10時38分42秒 | 寺院

浄土真宗 本願寺派

 

 

平安末期に多くの名僧を出した  安居院(あぐい)

応仁の乱で 焼亡

本堂には 鎌倉時代の仏像が安置されている

境内には 聖覚上人の墓とされる大きな五輪石塔がある

西法寺

安居院と号し、浄土真宗本願寺派に属する。文禄2年(1593)、僧明円が安居院を再建し、名を西法寺と改めて真宗寺院としたものである。安居院とは、この近くにあった比叡山延暦寺山内の竹林院の里坊のことである。平安時代の末期以来、安居院には名僧が住み、中でも澄憲(澄賢)僧正(藤原信西の子)、聖覚法印(信西の孫)らが唱導(神仏の功徳を説いて信仰を勧めること)の技術に優れ、以後、代々受け継いで安居院流の唱導を作り出したことで有名である。14世紀頃に神社の縁起を集めた「神道集」がこの流派の人々によって作られた。聖覚は謡曲「源氏供養」にも語られている。寺宝として安居院及び真宗関係の仏像・文書類等を蔵している。 京都市

本堂の本尊阿弥陀如来像は貞永元年(1232)の墨書銘がある

なお、境内には聖覚上人の墓と伝える大きな五輪石塔(鎌倉)と石卒都婆(鎌倉)がある

 

 

澄憲僧正の関連記事 ➡ 長福寺  臨済宗南禅寺派

寺院 前回の 記事  ➡  寺院上0247 真教寺 浄土宗

 

川柳

 

若作り 席をゆずられ ムダを知り    /津村

 

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