鳥居、社標 共に 大正15年10月 建立
由緒書 が読みづらい
今では小社となっていますが,かつては広大な境内で,
将軍家より神事料として小山郷柏木田が寄進されていました。
応仁の乱以後も度々火災に遭い,現在の地に移されたのは
寛政5年(1793)のことです。
桓武天皇はこの神の託宣によって平安遷都を決意され,
延暦12年(793)勅願によって社殿を造営されたと伝えています。
永徳3年(1383)の造営には勅使が差遣され,
足利将軍義満も奉幣し,御神楽が奉納されました。
祭神は猿田彦大神と天孫降臨の途上相対して
霊力を競いあった天鈿女命(あめのうずめのみこと)の2座で,
皇居造営に当たっては,この社の土でもって地鎮の神事を
執り行われていました。