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洛陽十二支妙見 子  NEW

2016年01月24日 07時56分23秒 | 寺社数々

洛陽十二支妙見

【子】         NEW
■大本山妙顯寺 塔頭・善行院(西陣の妙見宮)
善行院は大本山妙顕寺の敷地内にある「塔頭」です。当初、御所の清涼殿に安置されており、百十一代後西院天皇の御信仰篤く、国家の安泰を御祈念された十二支妙見中唯一の天拝の妙見大菩薩です。今日でも天拝の妙見様、西陣の妙見様として多くの人々より信仰されています。

場 所:京都市上京区新町通上御霊西入妙顕寺前町514

【丑】
■日蓮宗本山 本満寺(本満寺の妙見宮)
日蓮宗十六本山の一つ本満寺の妙見堂は境内の西にあり「出町の妙見さん」とも呼ばれています。江戸時代、宝暦元年(1751)に日鳳上人が、八代将軍吉宗の病気平癒を祈って効があったことから、以来、将軍家の祈願所にもなったといわれています。

場 所:京都市上京区寺町通今出川上る2丁目鶴山町16

【寅】
■法華山 道入寺(修学院の妙見さん)
その昔、修学院村の人々から雨乞いの祈願を頼まれ恵みの雨を降らせたとされる、大験者尊眼院日長上人がこの地に寺を建てたのが、始まりといわれています。また、妙見様は大変珍しい僧形で、七面大明神と共に併祀されているそうです。

場 所:京都市左京区修学院茶屋ノ前町2

【卯】
■霊鑑寺(鹿ケ谷の妙見さん)
後水尾天皇が皇女のために創建した尼寺で、「谷御所」とも呼ばれ、御所人形、貝あわせなど皇室ゆかりの寺宝を多く所蔵しています。また、池泉鑑賞式の庭や名椿が多数あることでも有名です。通常は非公開ですが、春の椿の時期と、秋の紅葉シーズンに特別拝観が行われます。

場 所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12

【辰】
■満願寺(岡崎の妙見さん)
当初北野の地にあった真言宗の寺でしたが、日蓮宗に改宗し、岡崎に移転されました。本堂に祀られている妙見さんは、30cm位の小さな像ですが、亀に乗り右手に剣・左手に蛇を持っています。

場 所:京都市左京区岡崎法勝寺町130番地

【巳】
■日體寺(清水の鎮宅妙見宮)
初めは祇園石段下の妙見宮に祀られていましたが、地所取り払いになり、末吉町の老妓により自宅で祀られていましたが、死後日體寺墓地に葬られるといっしょに、こちらに移されたそうです。水火の災を除き、怨敵の難を退け、家を修める「清水の鎮宅妙見」として有名です。

場 所:京都市東山区清水4の151

【午】
■本教寺(伏見大手筋の妙見さん)
「伏見の開運ところ」と呼ばれ、開運除厄・旅行安全・家内安全等で多くの方が訪れます。また、徳川家康の次女の篤い帰依を受け、姫が嫁がれる際、その屋敷跡であった現在地に、西浜堺町にあった当寺が移されました。庭内には、太閤秀吉遺愛の牡丹があり、牡丹寺としても親しまれる他、「秋山白雲霊神」の祠は痔疾祈願の霊場としても知られています。

場 所:京都市伏見区東大手町778

【未】
■法華寺(未の方の妙見さん)
弘化十四年(823年)東寺が建立された時、塔頭の法華堂として創立されましたが、後に日蓮宗に改宗されました。境内にある妙見堂は、江戸時代より神戸・大阪の商人達に開運・商売繁盛の祈願所として信仰されています。昭和38年に新幹線敷設の為、現在の地に移転したことにより、未方位と申方位が逆になりました。

場 所:京都市下京区島原西新屋敷中之町108

【申】
■慈雲寺(島原の妙見さん)
悪縁切りのご利益があり、病気が〈さる〉不運が〈さる〉といわれ、開運・厄除け・病気平癒の祈願に多くの人か訪れます。また、妙見堂に安置してある「走り大黒天」は「足止め大黒」として家出人・行方知れずの人を探して下さるといわれています。

場 所:京都市下京区下松屋町通五条下る薮之内町627

【酉】
■常寂光寺(小倉山の妙見宮)
嵯峨小倉山の紅葉で有名なお寺です。妙見尊は慶長年間の保津川洪水の際、漂着した妙見大菩薩御神像で、後に遷座され祀られています。そのため、水に縁があり水商売の人たちもよくお参りになります。

場 所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町

【戌】
■中本山 三寳寺(鳴滝の妙見宮)
願が叶う処から「満願妙見宮」とも呼ばれ、開運・厄除け・招福にご利益があるといわれています。また戌のお産が軽いことから安産祈願に多くの人が訪れます。年中行事では、土用丑の日に行われる「頭痛封じのほうろく灸祈祷」や、12月の「日蓮宗の大根焚」は特に有名で多くの参拝者で賑います。

場 所:京都市右京区鳴滝松本町32

【亥】
■圓成寺(鷹峯の岩戸妙見宮)
岩戸妙見菩薩は、大きな亀(北を意味する玄武の亀)の背に足を置き、右手に剣、左手に蛇を握り、頭上に北斗七星を輝かした石像といわれています。狭い岩戸の奥に祀られていることから、“岩戸妙見”と称されたといいます。古くから、商売繁盛・開運勝利を祈願する人々がお参りされます。

場 所:京都市北区鷹峯北鷹峯町24

 

 

 


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