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八橋検校 道場の跡

2015年11月05日 10時42分41秒 | 史跡・旧跡

 

八橋検校 道場の跡

このあたりは、筝曲「八橋流(後の生田流・小西流)」の創始者として、

近代筝曲の祖と言われる八橋検校(慶 19年~貞享2年)の道場があった旧跡です。

三絃の名手、八橋検校は20歳ころより筑紫  学び

26歳で当道の最高位「検校」につき、

晩年をこの場  曲家として、筝と三絃の道場を開きました。

平調子といわれる新しい憂いほ含んだ響きの音階を考案し、

その代表作品として「八橋の13組」「六段の調べ」「みだれ」を作曲し

今も名曲として引き継がれています。

目の不自由な八橋検校し耳の不自由なベートーベンの名曲は,

洋の東西を問わず不滅の光を放っています。

八橋検校は、子の道場で数多くの門人を養成し、武家や町衆はもちろんのこと、

島原を始め鴨東の花街に筝と三絃を広め、その感動は今につながっています。

 



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