アートプラス京めぐり

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印空寺   多羅葉の木

2015年07月06日 16時28分44秒 | 寺院

西山浄土宗

印空上人(1692年寂)が元禄元年(1688)に建立  

了海上人(1663~1719)の時に寺勢は盛んになりました

了海上人は 土地の人に親しまれ 

「ねんねせん子は了海坊にかます  

了海坊がこわけりゃ、ちゃとねれや」

 という子守唄が伝えられています

 

 

 

井戸

 

鐘楼

 

本堂

 

 境内 東北隅に横穴式の円墳があり、

墳上に開山 印空上人の墓がある

 

 

本尊は阿弥陀如来

 この像は地名より 「山越の阿弥陀」と称されています。

脇物の観音・勢至の両菩薩像は

昭和の人間国宝 松久琳師の作品です

 

多羅葉樹 高さ15メートル、

樹齢は300年を超えると見られる常緑樹。 

竹針や釘・小石などで葉の裏側に瑕をつけると、

樹液が滲み出し濃く残るので。

古代には写経や通信にも用いられたといわれる 

「葉書」の語源とも

 

あじさい

平成27年6月30日撮影

 

 

 

 

 

 

本堂西側の仏間には大黒天を祀っています。

この像は明治4年(1871)東京遷都の際、

宮中に祀られていたものがその大きさと重さのために、

京都に残され縁あって当寺に安置されています

他に

◎  紅枝垂れ桜は 佐野藤右衛門 氏に育てられた

色の濃い八重のしだれ桜 2本

◎   しやしやんぼ   樹齢300年を超える大樹

           ◎  幣辛夷(しでこぶし) 

境内の幣辛夷は3月下旬に薄桃色の美しい花をつける

 



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