アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

妙覚寺  日蓮宗

2015年10月24日 09時45分24秒 | 寺院

 

 

 

妙覚寺

南北朝時代の永和4年(1378)竜華院日実上人が信徒の小野妙覚の援助によって

創建した日蓮宗の寺で、三具足山と号し、日蓮宗三具足の1つである。

はじめ、四条大宮にあったが、文明15年(1483)に二条衣棚(中京区)に移った。

天正10年(1582)織田信長の嫡子が当寺に宿泊していたために明智勢に攻められ、

信忠は自害し、寺も焼亡した。

翌年秀吉の市区整理によって現在の地に移った。

文禄年間(1592~96)日奥上人は不受不施説をとなえ、

東山大仏落慶の千僧供養にも加わらなかったことは有名である。

現在の建物は多くは天明の大火後の再建によるもので、

大門は天正18年(1590)に秀吉の聚楽第の裏門を移したものといわれる。

墓地は境内の西北隅にあって、狩野元信・永徳の墓をはじめ狩野家一族の墓

や楽焼家元の楽家、茶人久田家一族等の墓がある。

 

 

 

 

 

狩野元信之墓

明治35年10月 

 



最新の画像もっと見る