しゃかしゃか母、旅に出ました

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【東大門DDP見学ツアー】日韓航空旅客拡大FAMツアー⑪2015/12/4

2015年12月17日 | 2015/12羽田・金浦FAMツアー4日
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昼食会場の鍾路 『景福宮』 からバスに乗ってやって来たのは、東大門です。



東大門の新しいシンボルでもある 『DDP』 のツアーに申し込んで下さってあるとのこと。



芸能人でもないのに、分刻みのスケジュールでテンポ良く時間のロスもなく、

観光して回れるのは、ガイドさんとバスの運転手さんのお陰です。



“オウルリムスクウェア遺構展示場”

以前あった東大門運動場の野球場一塁内野があった場所から発見された遺跡です。

朝鮮前期の軍事関連施設があった場所と推定されているそうです。



予約をして下さっているようなので “DDPツアーの窓口” まで、まず行きます。

このツアーは、通常20人以上集まらなければ行われないそうですが、

今回は特別に頼んでいただいて10人足らずですが、ツアーが実施されることになりました。



“DDPツアー” に参加している証の首から提げるプレートと、ツアーガイドブックをいただきました。

このガイドブックは優れもので、DDPを効率よく見所を押さえたコースが掲載されています。



この後、飛行機に搭乗する予定だった私たちは時間の関係で30分ほどのツアーになりました。

ガイドして下さるのは、日本語が話せるとてもチャーミングな チェ・ヒヨンさんです。

      

室外はとても寒く、「寒いので室内に入りましょ」 とのことで、

エレベーターに乗って一気に4階の “博物館デザイン遊び場” へやって来ました。



室内の照明は、ピノキオに出てくるクジラのお腹の中をイメージして造られたものだそうです。



そして、ここの床は竹でできており、木目が美しく、成長が速いので

床材によく使われるメープルやオークよりも自然への負荷が少ないと考えて竹が選ばれたそうです。



「見て下さい、柱が1本もありませんよ  この構造をカンチレバーと呼びます」

言われてみれば、確かに柱はありません。

ここDDPは、様々な特別な建築の技術が採用されて出来上がっていることがよく分かります。

なんと言ってもこのDDPを設計したのは、今話題の ザハ・ハディドさんですから。



“造形階段”

ここは階段の役目をするだけでなく、芸術作品です。

この曲線は図面に起こすことができず、コンピュータを使って3次元で設計されたそうです。

照明も階段の造形美を際立たせるために手すりの形に合わせてライトが設置してあるんだとか。



階段を下りてくると “デザインの遊歩道” に出ました。

ここは一面真っ白ですが、人の手が触れるところはどうしても汚れてしまうので、

特殊な塗料が塗ってあるそうです。  だから壁の上部と塗られている塗料が違うので質感も違います。



先ほど大きなポスターで説明してもらった柱が1本もない構造 「カンチレバー」 の実物を

見に来ました。  建築に関してはずぶの素人ですが、この技術は相当なものだということは分かりました。

だって、支える柱がないんですよ~



再び室内 “デザインラボ” に入ってきました。

天井の照明と床の柄が一緒だということがお分かりになりますか?

言われなきゃ気づきませんよね~

だからガイドさん付きのDDPツアーはこの建築物の謎が解けていき楽しいです。

そうそう、このカーペットの柄は、ザハ・ハディドさん自らデザインされたそうです。

      

“デザインラボ” の端にカフェがありました。

ここも新発見です。



この照明がとてもユニークでかわいくて、ついつい写真を撮ってしまいました。

      

再び外に出ると、LEDのバラと城郭の一部が見えました。

      

遠くに 二間水門 が見えています。

この門は、南山から流れて来る水を城郭の外の清渓川に流す役目をしていた水門だそうです。

      

最高のフォトスポットとして紹介して下さった “洞窟の階段”

DDP特有の曲線に包まれ、その美しさが最もよく表れている場所だということ。

このDDPを覆っているアルミパネルは4万5133枚あるそうですが、1枚として同じ形状のものはなく、

18ヶ月を架けて4万5133枚のアルミパネルを制作したそうです。  気の遠くなるような作業です。

      

ガイドさんが付いて下さったお陰で、今までにない充実したDDP散策となりました。

チェ・ヒヨンさん、ありがとうございました。

知識があるのと、ないのでは見方が随分変わるとつくづく思いました。



【東大門デザインプラザ・DDP (동대문디자인플라자・DDP)】
ソウル市 中区 乙支路 281 (서울시 중구 을지로 281)

〔取材協力:日本空港ビルディング(株)、韓国空港公社〕

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