北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

注目されるのは怖い

2017-03-23 23:33:38 | Weblog

 

 今日は職場でも、国会での籠池理事長の証人喚問の話題でもちきりでした。

 今は国会も「衆議院TV」や「参議院TV」という形でネットで視聴ができるので、テレビにかじりつかなくても机の前のモニターで見られます。便利な世の中になりました。

 しかし画像が極めて不鮮明で、ぼんやりしたが映像しか見られません。音声も遅れて到着し、これは如何にもたくさんの人がこの番組を視聴しているんだろうな、と想像されました。
 世間の一大注目事案であることは間違いありません。

 しかし、時間をかけて議論をしている割には、本来国として議論して方向性を出すべき事案かどうか、と思うと、どちらかというと個人を晒し者にして自分の興味を満足させているように思えます。

 まあそう言いながら、それを見ている私もいるのですが。


          ◆  

 誠実さと真実がないと、メッキだったらいつかは剥げるものです。

 多くの目にさらされるという事は恐ろしいなあ、と思います。
 

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繁栄の法則~原理原則を知ればよいのに

2017-03-22 23:57:17 | Weblog

 

 今月号の致知のテーマは「繁栄の法則」。

 企業や組織が顧客に愛されて長続きするための原理原則はいったい何なのでしょうか。

 記事の中に、陶芸家の北川八郎さんと、オークス社長の佐藤俊之さん、鎌倉投信社長の鎌田恭幸さんの鼎談記事がありました。

 このなかに「いいなあ」と思う下りがありました。


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鎌田「…私の場合も、母親が町に一軒しかない小さなよろず屋をやっていましたが、わずかお菓子一個の買い物をしたお客様にも「ありがたい」という感謝の気持ちを忘れることがなかったし、支払期限など約束は絶対に守る人でした。
 母は365日、店を開けていました。お客様が来ない日も当然あったと思うんですが、「なぜ365日、休まずに店を開けるの」と質問したら「この小さな町で、誰か一人でも買い物に来たら困るだろう」と。儲けのことなんか全然考えていないわけです。今にして思えば、私のお金や商いに対する考え方の原点は、そんな母の姿勢だったと思います」

北川「おっしゃるように、経営者にとっては幼少期の両親との関係が事業に大きく影響してくれるようですね。駄目になっていく経営者の中には、幼少期に両親からきちんとした愛情をもらっていなかったり、倫理観を教えてもらっていなかったり、する人たちが多くいらっしゃいます。
 その点、鎌田社長も佐藤社長もそうですが、両親からたっぷり愛情を注がれ、幼少期に人生の法則を教えてもらっている人たちは全く違います。その一番の違いはやはり個人欲の深さなんですね。倒産する会社を何千と見てきた私の知人も、倒産する企業と、しない企業の違いは何かと言ったら個人欲の深さだと言っていました。
 つまり会社を倒産させる社長の多くが自分と自分の家族は大切にするけれども、周りは一切信用しない、とにかくお金が大好き、という人たちです。そして、そういう人たちは不安感も人一倍強い」

佐藤「不安感ですか」

北川「お金や物をたくさん持てば持つほど失うのが怖いわけです。分かち合うことを知っている人は、人の徳といいますか、社徳をつちかえば、収入や売り上げは途絶えないという法則を知っています。それを知らない人は今持っているものをあげたら、もう入ってこない、失うと思ってしまう。でも、そうではないんだ。分かち合うことを知れば清水は湧き続けるから不安に陥ることはないと私は教えているんです…」

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 報徳で言えば、「推譲(すいじょう)の精神」ですね。

 「倹約をして余ったら譲れ」。これこそ繁栄の法則です。

 あ~、家の中も余ったものを整理しなくては。 

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日本一行きにくいラーメン屋がお近くに

2017-03-21 23:44:26 | Weblog

 

 稚内にいた時に知り合った、利尻島のラーメン屋さん「味楽」のご主人、江刺家さんが訪ねて来てくれて、一緒に一杯飲むことにしました。

 江刺家さんの「味楽」は利尻島の利尻町にあって、地元産の利尻昆布をふんだんに使った美味しいラーメンながら、離島にあるという事から「日本一行きにくいラーメン」と呼ばれて、人気のラーメン屋さんなのです。

 稚内でお会いした時になんとなく意気投合するところがあって、「いつか一杯やりましょう」と言っていたのですが、今日それが実現しました。

 実は味楽さんはいま大変なことになっています。それは、この3月1日から、かねてより出店を請われていた「新横浜ラーメン博物館(通称:ラー博)」で開店したばかりで、連日大盛況の毎日が続いているのです。

 今日はそんな忙しい中でも札幌周辺でのあいさつ回りの用事があって、その合間に連絡をくれたというわけ。嬉しいです。

          ◆ 


 味楽さんのラーメンは、鳥や野菜などのスープに地元産の利尻昆布から取った昆布だしをふんだんに使う事で味に独特のうまみを出しているのが特徴です。

 普通はそんなに昆布だしをつぎ込めば原価が上がってしまって商売にはならないところなのですが、江刺家さんは地元利尻でのお付き合いのなかで特に格安で昆布が入手できることで、他のお店ではまねのできない味を普通のラーメンの価格で提供することが強み。

「普通に商売をしたら一杯1,200円になっちゃうんですがそれじゃあねえ。でも自分のラーメンを食べていると、他の美味しいと言われるラーメン屋さんへ行っても(何かが足りないなあ…)と思うようになってしまいました。それが昆布だしなんだと思うんです」 

 そういって笑う江刺家さんですが、ラー博のお店はどの時間帯でもお客が切れないほどの大盛況なんだそう。

 ただ田舎のラーメン屋が、ラー博で一日数百人ものお客さんにラーメンを提供するためのオペレーションは並大抵のことではなくて、「厨房の必要機材の見極めや、その配置にはスタッフの動きにも無駄がないようにとかなり苦労しました」と苦労を語ります。

「でも、ラー博で知られたラーメン屋は、本店もより賑わうと言われているんです。だからここで頑張ることで、利尻島の本店へ行ってみたいと思う人が増えて、行く末は利尻空港の飛行機便が増えるくらいにならないかな、などと思っています」

 ラー博の物産コーナーにも利尻の昆布を置いてもらうような話もあるそうで、利尻島の振興に新横浜で孤軍奮闘の「利尻ラーメン味楽」。

 お近くの皆さま、新横浜なら行きやすいでしょ。どうぞ一杯食べてみてください。
 

【TBS Nスタ 3月6日版で密着取材が放送されました】http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=22712/episodeID=1042403/

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本日限定、湖上ピザ屋「タメリーナ」~大人の野遊びスペシャルツアー

2017-03-20 23:16:52 | Weblog

 朱鞠内湖スペシャルツアーの三日目。

 釣り好きのメンバーは、スノーモービルでの送迎が待ち切れずに朝六時に宿を出発して湖上を歩いて釣り場へ向かいます。好きですねー。

          ◆  

 今日の目玉は本日限定の湖上ピザショップ「タメリーナ」の開店です。

 これは、ツアーメンバーの為廣さんが持ち込んだポータブルピザ釜を使って、朱鞠内湖の湖上でピザを焼くというスペシャルプログラム。

 為廣さんなので、名前を借りてイタリアっぽく名付けて「タメリーナ」。本日限定の、湖上にこつ然と現れたピザ屋です。

 メニューは四種類ですが、具材を変えればバリエーションはいくらでもできます。

 ピザ生地は、サポートスタッフ辻亮多君の奥さんの手製だそうで、焼くとパリパリになるクリスピーピザ。

 これに亮多君が、様々な具材を乗せてピザを用意。最高温度400℃にまで熱せられたピザ釜の中でこれを焼けば、極上のピザの完成です。

 天気は快晴でほぼ無風。こんなすごい青空の下で極上のピザが食べられるのも、大人だけのスペシャルツアーだからこそ。

 お昼にピザをやるよ、と言ってあったので、漁業組合の人たちやレークハウスの女性スタッフたちも興味津々でモービルでやってきましたが、本格的なピザに皆大喜びでした。


  【スペシャルメニューは、ハーフ&ハーフ】

 釣りをしてピザをはじめ料理と食べて、夜は皆で語り合う。ピザも含めてツアーの名物は満載。大の大人が、と言うよりも、大の大人だからこそできる豪快な野遊びです。

          ◆   
 
 ワカサギ釣りの方は、初日が午後だけで61匹、二日目が119匹、今日が159匹としり上がりに釣れてきました。

 年が明けてから15日間もワカサギ釣りに出かけましたが、最初はわずか12匹で、こんなにのめり込むとは思いませんでした。

 朱鞠内湖としては例年4月10日までがシーズンだそうですが、私のこの冬のワカサギシーズンはこれでおしまい。これで冬が終わり春が来る、そんな感じです。 

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グランピングってこれのことですよ

2017-03-19 21:30:05 | Weblog

 最近、アウトドアの世界で「グランピング」という言葉がよく聞かれるようになりました。

 グランピングとは、グラマラス(Glamorous=魅力的な)とキャンピング(Camping=キャンプ)を組み合わせた造語で、自分で道具を持っていくのではなく、質の高いアウトドアサービスに申し込んで、自然のなかで気軽にキャンプを楽しめる新しいキャンプスタイルのことなんだそう。

 ネットを検索すると、日本中でこうした動きが出てきていて、一泊一万円から数万円という、高級ホテルのようなアウトドア施設が出てきます。

 ホテルだけではなく、豪華なテントで夜を過ごすという趣向もあったり、料理も豪華なメニューが用意されているプログラムもあります。

 アウトドアが、自然に親しむ安いレクリエーションかお金は多少かかっても、自然の中で豪華な時間を過ごすリゾートというカテゴリーを生み出している、その途上にあるようです。

 ただ、ともすると、金に糸目をつけずに自然に囲まれた豪華な施設に泊まって、豪勢な料理を食べることがグランピングと思われかねないようなプログラムも多く見かけて、海外からのインバウンド観光も増える中、贅沢なアウトドアという需要がどういうことになり、どのような受け皿ができてゆくのか注目です。


       ◆   


 さて、我々が昨日から参加している朱鞠内湖でのスペシャルツアー。

 十勝で「北海道フィッシングガイドサービス水面(みなも)」を主宰するプロアウトドアガイドの澤田さんが企画するこのツアーでは、スタッフとして美深の「river trip CAMEL」の辻亮多君が全面サポートをしてくれています。

 昨日から朱鞠内湖の氷の上にベーステントを張って、ここを拠点に、料理やコーヒー、ワインなど様々な飲食サービスを提供。

 だから我々はひたすらワカサギ釣りを楽しんで、その合間にお茶を飲みお酒を飲み、豪華な昼食を食べ、仲間同士での話に盛り上がっていればよい、というわけ。

 今日も、合鴨スープに、道産野菜の蒸し料理、辻君特性のたらこパスタなど、豪華な料理が満載。 


 
 広大な雪原に私たちだけのグループで集まって、やりたい放題のアウトドアパーティ。

 これなんか絶対にグランピングと呼べるのだと思います。

 今日の私のワカサギ釣果は119匹でしたが、心残りな数字で、もっと釣れたはずだと思えるほど。

 豊かな自然の中で豊かな時間を過ごすことこそグランピングそのもの。

 いよいよ朱鞠内湖のファンになりました。


   【どうだい、すごい景色でしょう】

 

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絵本になる風景が見られる場所

2017-03-18 23:31:18 | Weblog

 今日から二泊三日で、朱鞠内スペシャルツアーに参加しています。

 スペシャルというのは、参加者の中に釣り師にして絵本作家の村上康成さんが参加してくれていて、夜に絵本読み聞かせ会や、釣りにまつわる物語を聴かせてくれるのです。

 とはいえ、まずは日中の釣り。

 私も含めてメンバーは今日の昼に朱鞠内湖畔へ到着、そこからツアー参加の一団は、スノーモービル二台で朱鞠内湖奥のポイントへ連れられて、まずはそこでワカサギ釣り。

 外での釣りなので風が強くてつらかったのですが、釣果は約60匹とまずまず。

 ところが私の後ろで釣っていた村上さんは、同じ時間で160匹だったそうで、びっくり。しかもその釣り方は、電動リールなどではなく全くの手釣り。

 後から聞いてみたところ、「自分の中でやってきた釣り方なので、ほかの釣り方ができないだけですよ」と言っておられましたが、ワカサギ釣りの奥深さを改めて知ることができました。


 釣りを終えて夜には、いつもの宿のレークハウス朱鞠内で、食事をしながら村上さんの絵本の上映会とウクレレ演奏など楽しい時間を過ごしました。

 併せて、村上さんの絵本やグッズの販売もあって、人気の品はすぐに売り切れ。私も絵本を一冊買って、村上さんにサインを頂きました。

 村上さんの絵本には、しばしば釣りやアウトドアの話題が出てきますが、それも自分自身に深い思い入れと体験があればこそ。

 ある絵本の一ページには、狐と二匹のカラスと遠くにオジロワシが描かれていました。

 このページには実際に起きたこんな物語があったそうです。

「僕がワカサギ釣りをしていた時に、外道というか、いらない魚でウグイなんかが釣れてしまうわけです。それを外の生け簀にいれておくと、それを狐が狙っていて、ちょっとしたスキに三匹をくわえていきました。

 意気揚々と狐が歩いて行った先で、一匹のカラスが狐の尾をつつきました。狐が振り返って追い払おうとしたときに、ウグイが落ちたんですが、それをもう一匹がひょいと加えて持って行ってしまいました。

 狐は唖然としていましたが後の祭り。しかし話はこれで終わらなくて、そうやってウグイをゲットしたカラスでしたが、今度はそれをオジロワシが見ていて、びゅーんとカラスを狙って体当たり。
 カラスはたまらずウグイを話してそれはオジロワシのものとなりました。

 こんな話が、頭の中の創造ではなく、現実に大自然の中でこの目で見ているわけです。自然は想像力を超えるドラマに満ちていますよね」


 さて、明日はそんなドラマが見られるでしょうか。

 明日も朝からワカサギ相手にバトルです。

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顔のしわが目立ちます(笑)

2017-03-17 22:28:14 | Weblog

 

 今日の午前に、STVから問い合わせの電話がありました。

「最近、道路の穴が目立つんですが、その原因と対策をどう考えたらよいのでしょうか」

 とても簡単には応えきれない問いなので、多少時間をかけたやりとりになりましたが、基本的には道路の舗装も壊れるものなので、一定の期間で計画的に修繕をするべきものだということ。
 しかしながら近年、道路の修繕に賭ける予算が少なくなって、道路舗装の老朽化が進んでいると言えるのではないか、というようなことを伝えました。

 すると「ありがとうございました」と、電話は一度切れたのですが、30分後くらいにもう一度電話が来て、「すみませんが、撮影も含めて取材に伺いたいのですが」というお申し出。

「いいですよ」と引き受けて、午後にインタビューを受けることになりました。

 インタビューそのものは午後1時から40分くらい行ったのですが、「今日はあまり時間枠がないので、詳しい話はまた別な機会があれば伺いたいので、よろしくお願いします」とのこと。

 放映は、STVテレビの「どさんこワイド179」の枠の中で6時40分頃に放送されました。

 以下、放送の中身です。

  ---------------------

(ナレーション)
 名寄美深間のバイパス道路。昨日、「道路に穴が開いて凸凹になっている」と視聴者から情報提供がありました。

 多くの車がスピードを出すバイパス道路ですが、穴の上を走行すると車体が揺れるため、注意しながら運転しなくてはなりません。

 道内にはこのような穴が開いた道路が多くあります。

 寄せられた情報をもとに札幌市内を歩いてみると…

「こちらのバス停の近くだということなのですが、あ、あちらを見てください。大きく穴が開いています」

     ----------

 札幌市中央区の市道です。

 交通量が多いこちらの道路ですが、大小さまざまな穴ができていました。

 道路を管理する札幌市はすでに補修作業を進めていますが、そのすべてを修繕するのは難しいと話します。


 専門家は今後、道路維持にかける予算の見直しが必要だ、と話します。

(ここで私が登場)

「昨今は公共事業費もピーク時の4割とか三分の1に抑えられていますので、どうしてもメンテナンスは後回しになる。

 全体として健全な状態を保っている舗装道路が年々少なくなっている、ということですから、劣化している道路が増えている。

(修繕)計画が立てられて、予算についてもある程度安定的な投入がされないと、そういう時代が早く来ないと大変なことになると思っています」

(この間15秒ほど)

 なくならない凸凹道路、ドライバーの安全のためにも春先だけの問題ではなく、道路の維持整備をどう進めていくかという行政全体の問題として考える必要があります。 

   ------【放送ここまで】------


 しっかりと「予算が不足している」ということが伝えられたのと、そこを使ってくれたので、良かったです。

 実際、最近の道路の痛みは目に余るものがあり、一般のマスコミも道路の痛みに関心を持ち始めてくれているというのは心強いものがありますね。

 もっとも番組を観た妻の反応は、「なんか情けない顔がしわしわ~(笑)」というもの。

 おいおい、どこを見てるんだ!って話でしたとさ(笑)。

 

 

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それが歳を取った証です

2017-03-16 23:56:56 | Weblog

 

 ちょっとした手続きで、古い印鑑が必要になりました。

 その辺にあるだろうと思ったのですが、可能性のある保管場所になくて探すのにずいぶん手間取りました。

 この間、家の机の上の雑誌をどかしたり引き出しを漁ったりと、何かの書類の陰になっているのじゃないかと思って、探しまくったのですがなかなか出てきません。

 ちょっとした小物を探すのにこんなに手間取るわけは、つまり机の上にモノがあまりにも多いという事。

 では捨てたり整理ができるのかと言うと、これがまたなかなかの難儀な作業です。

 連絡通信用の手紙なら一つのファイルにまとめ、買った道具の使用説明書なら、それも同じ場所に揃えたい。なんだったらスキャナで読み込んで、クラウドに保存しておいたって良い。

 しかしどれも時間と手間がかかります。

 整理・保管するという事はつまり「捨てない」という事で、それが諸悪の根源であることは重々わかっているつもり。

 それでもなお、(本当に捨てても大丈夫なんだろうか?)という一抹の心配から抜け出すことがなかなかできません。

 実家の家を見ていても、歳を取るという事は、物が捨てられなくなって次第に溜まって、そこいらにあふれていくことなんだろうな、と気が付いていてもこの体たらく。

 本当にもうやらないスポーツや趣味の道具は縁を切りましょう。

 たまにこうやって書き記して、自らを鼓舞しないとやれないんだなあ(笑)

 

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理念が現実より上位にあるということ

2017-03-15 23:16:52 | Weblog

 ある自治体との打ち合わせの感想です。

 実は道路を舗装しているアスファルトって、古くなったものは取っておいて薬剤で処理をすると再び使えるようになります。

 これを「再生合材」と言って、リサイクルが効くので環境保護の観点からは、新しい合材を利用するよりもリサイクル製品を使う方が環境に優しいと言われます。

 で、その自治体との打ち合わせの中身ですが、舗装業者側の意見として、「急斜面での舗装では指定の再生合材では施工が不安定になることと、舗装面が滑りやすくなって冬期の走行性能が劣るので、違う配合や新しい合材を使った方が良いのではないか」という提案をしたのです。

 ところがその自治体の回答は、「環境都市を標榜しているからには、リサイクルのきく製品ならばそれを使ってほしい。そこでリサイクル製品を使わないというのは、環境都市の理念に合致しないと言われそうだから」というものでした。

 実に興味深い反応です。

 可能な限りリサイクルを推進したいという気持ちはわかるものの、その理念をしゃくし定規に推し進めることで、最前線の現場では不具合が生じるという、二律背反な状態に陥ります。

「こう決めたんだから守るべき」という意思が、最前線の現場の現実にそぐわないというときに、現実に対応するのではなく、理念を押し付けざるを得ない。

 こういう体質が、現場に最適なものを作らせず最適な対応をさせない典型的な理由なんだな、と改めて感じた一瞬でした。

「もう決まっているから」「上からそう言われていないから」「それを実現するには手間と時間がかかるから」…そういう理由で無理が通ると道理が引っ込むということは多いのです。

 ずーっと後ろにいる人とその理念が、最前線を理解したものになっていいないというのは実に残念です。

 この解決のための対応方策は、とにかく対話しかありません。

 何度でもお話に行きますよ。


  

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サイクリストにとっての道路とは

2017-03-14 22:39:37 | Weblog

 今日は室蘭出張。会ってきたのは、北海道サイクリング協会の村上理事長さんにお会いをして、サイクリストの立場から道路に対するご意見を伺ってきました。

 北海道サイクリング協会は昭和33年の創立で、道内に18ある支部協会を統括する組織です。

 会員は約700名ほどだそうで、サイクリングの普及奨励や指導者養成のほか、各種行事を開催しています。

 今年の夏には、「北海道一周ライド1700」というイベントが企画されているそうで、これは函館から始まって北海道の海岸沿いを連日サイクリングし、釧路までの1,700㎞を走るという壮大なツアー。


 一日の行程が平均で100㎞ほどあり、素人目には大変そうですが、「でも、サポートカーが荷物をもってくれて、食事も事前に用意されるので、結構なお年のご婦人でも完走できるものですよ」とのこと。

 今年は第4回だそうですが年々距離が伸びていて、今年の続きの釧路~函館間を再来年度にやって一周すると2,400㎞になるそうです。すごいな。 

          ◆    

 村上さんは打ち合わせの場所に、なにやら荷物を持ってきました。

「これは…、自転車ですか?」と訊くと、「いやいや、タイヤですよ」といって、高そうなタイヤを引っ張り出します。

「ここを見てくださいよ、ね?ぱっくり割れちゃってるんです」とタイヤフレームの傷を見せてくれました。

「かなりの高速で走っていたら道路に10センチくらいの穴が開いていて、そこにガンッ!とはまっちゃって、フレームにひびが入りました」
「高速で走っていたら危険だったんじゃないですか」

「ええ、タイヤが直後にふらついてしまって、もうどこに飛びだそうか、という判断です。笹やぶって柔らかく受け止めてくれるので助かりました」
「ひええ!」
 
 村上さんは、ツール・ド・北海道の市民レースに出場して、何度も優勝したほどの健脚ですが、そうでないとしても最近の自転車はスピードが出るので、ひとたびトラブルがあると、事故のリスクは高いものがあります。

 道内の道路管理者の管理瑕疵(=不手際)によって発生する損害賠償件数は、国道でも道道でも年間約百件にのぼり、そのうえ、その6~7割は道路に空いた穴が原因なのです。

「このタイヤってお幾らくらいのものなんですか?」
「前輪後輪の二本で40万円くらいかなあ」

「それって、事故を起こした時に道路管理者に申し立てたら、全額とは言わないまでも損害を賠償してもらえたかもしれませんよ」
「いやあ、そういうことって普通の人には思いつきませんよ。当時は懐が痛かったなあ(笑)」

          ◆  

 村上さんによると、自転車で道路を走っていると危険がいっぱいなんだそう。

「穴もいやだけど、もっといやなのは進行方向の段差ですね。道路って路側の方に斜めの段差がついて舗装されているでしょう。あれって細いタイヤが乗り上げられなくて転倒につながります」
「なるほど」

「あとは峠でときどきみられる、引っ掻いたような縦方向の細い溝ですね。あれは怖いです」

 こういった話を聞くと、道路の構造や工夫自身が軽い自動車から重車両、二輪のバイクや自転車など、様々な道路ユーザーのニーズ全部を満たしているものではない、と思います。

 特に自転車に関しては、ここ十年くらいの間に特に急速に需要が増してきているために、サイクリストのニーズやリスクがどのようなものなのかを道路を管理する側が的確に把握していない、と感じられることが多いように思います。

 最後に村上さんはこう言いました。「道路に文句を言うなんて、ほとんど考えたことがありませんよね。そもそもどこへ行けば良いかもわかりませんし。走っている道路が(いやだな)と思ったら、そこを走らなくなるという行動で危険を回避してしまうんじゃないでしょうか」

 急速に自転車による道路利用ニーズが増しているときに、道路管理者はどのような研究をしてどのような対策が必要と思うのでしょうか。

 道路を作る側にもサイクリストが増えているのが救いになると良いですね。 

 
  【道の駅みたら】

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