北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

阿寒湖でのワカサギ釣り~電動リールデビュー

2017-01-28 23:08:42 | Weblog

 

 早朝に吹雪の札幌を出発して、ワカサギ釣りのため一路道東は釧路方面の塘路湖へと高速道路をひた走りました。

 滑りやすく、かつときおり強い横風が吹く道東道を慎重に走り進みましたが、なんとトマム~清水間で事故のため通行止め」になり、占冠PAで一時間ほど待機するはめに。

 大きく時間をロスして、先行していた十勝の友人Tさんに連絡をして、ワカサギ釣りの場所を塘路から急きょ阿寒湖へ変更してもらうようにお願いをして、阿寒湖へと向かいました。

 朝出た札幌はどんよりとした曇りで雪が舞う天気模様でしたが、峠を越えた道東は快晴。とても気持ちの良い天気になっていました。   


 ようやくのこと午後一時に阿寒湖畔に到着。先行していたTさんご夫婦のテントに入れてもらって、四人でようやく釣りを始めました。

 私たち夫婦は、買ったばかりの電動リールを使う初めての釣りなので、ちょっとどきどき。

 それでも、餌をつけて垂らした妻のリールにはすぐに反応があって、たちまち一匹を釣り上げました。電動リールが良いのか、阿寒湖の水が良いのか、いずれにしてもちゃんと釣りになりました。

 私も負けじと仕掛けに餌をつけて待ち構えていると、しっかりした反応があって一匹を釣り上げ。夫婦して、電動リールデビューを果たしました。

 カウンター付きの電動リールで計測してみると、水深は8.8mほどでした。これくらい深いと、電動リールでの巻き上げは実に効率が良くて、この道具の価値が良くわかります。

 
       ◆ 


 ところで同じテントの中での二組の夫婦の釣りでしたが、釣れるのはもっぱら友人夫婦の釣り竿。

 聞けば二人とも約20年以上のワカサギ釣りの経験があるとのことで、ようやく今年本格的に始めたわが夫婦とは雲泥の差。

 ほんの50センチしか離れていない穴でも、Tさん夫婦は釣れて私たち夫婦の針にはなかなかワカサギがかかりません。

「うーん、餌ですかね、誘い方ですか、それとも何か他の要素があるのかどうか…」どうにも釣れる釣れないの差がわかりません。

「場所を取り換えてみましょうか」 見かねてTさんが穴の取り換えを申し出てくれました。

 これ幸いと、今まで連れていた穴に私の電動リールを入れてしばし誘ってみましたが、そのうちに、「小松さん、こっちの穴も釣れますよ(笑)」と、なんと今まで私が釣れなかった穴でひょいひょいと釣り始めます。

 そうなるといよいよ違いは道具なのか?

「道具をそのままにして、私に元の穴で釣らせてもらえませんか?」 そう言ってみると、「いいですよ」とまたまた人間が交代。道具が違っているために私の竿には魚の好みが出ていないのかも。

 そうして道具をTさんのものを使って、私がまた前の穴で釣り始めたのですが、なんと元の穴で私の道具を与えられたTさんが、「釣れた!」と笑い始めます。

 周りもみんな「あはははは!」

 道具でもなんでもなく、ワカサギが釣り人が誰かを見ていることが良くわかった一瞬でした。

 単純なワカサギ釣りですが、友達と笑いながら釣ると楽しさは倍増です。

 ちなみに今日の釣果は3時間で20匹でした。

 明日は塘路湖へ参ります。

 

コメント
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