しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

職責放棄の法相は罷免すべき

2011年08月28日 | Weblog

死刑が1年以上執行されず、未執行のまま拘置中の死刑囚が過去最多の「120人」に達している。新たな執行がないまま、裁判員裁判で国民は死刑という重い判断を下している。江田五月法相は先月29日の記者会見で、死刑の執行について「悩ましい状況に悩みながら勉強している最中。悩んでいるときに執行とはならない」と発言。

刑事訴訟法は、死刑は判決確定から6箇月以内に執行しなければならないとしているが、法相が執行命令書にサインしない限り、執行されない。現職法務大臣の「死刑執行停止」発言は「職務の放棄」と批判が上がっている。
最終執行以降に16人の死刑が確定し、死刑囚は120人に膨らんだ。
国民が審理に参加する裁判員裁判では8件の死刑判決が言い渡され、2件で被告が控訴を取り下げ、確定している。

裁判員が真摯に議論し、死刑を選択したのに、法相が死刑を執行しないのは司法制度自体を否定しているように感じる。死刑制度が国民にとって身近な問題となっている中、勉強会をパフォーマンスに終わらせず、国民の意見を取り入れて活発な議論を続けてほしいと刑事法の専門家は指摘している。
以上産経新聞より抜粋

民主党政権下で法相がめまぐるしく代わり、法務省内の勉強も進展がないままこの1年で法相が3人も交代するなどし、腰をすえた議論のできない勉強会が7回開かれたが、論点整理の段階に留まっている。
「任命責任」の問題もある。菅総理の思いつき、場当たり人事でコロコロ変わる法相。
被害者、遺族の感情は封殺、黙殺されてあって無きに等しい。
やりとげた、評価は歴史に委ねると大見得を切った菅総理。
「歴史は史上最悪の総理」と烙印を押す方に90%は支持したい!

写真は「エボラウイルス」です。^^;

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1 コメント

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憲法は強い (コーチャン)
2011-08-28 16:17:17
四面楚歌の状況でも自分が「やめる」と言わない限り身分が保証される「憲法上の立場」
大統領制でなくとも日本の法制度は権力者に重い権限を与えている。
心身症にならない心臓に毛の生えた強心臓の首相として歴史に名を残した首相として記憶されることでしょう。^^

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