しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

第二の人生に名刺は必要?

2010年09月30日 | Weblog
町内会長に就任してから「名刺」を頂く機会が増えた。

頂いた名刺の代わりに自分の名刺を出す。
というサラリーマン時代なら常識的な行動ができなかった。

名刺を持っていないからだ。「町内会長」というのも一つの肩書きのようで名刺を渡す人にとってはほしい情報カードなのだ。
名前を覚え、住所、電話等連絡先を確認できる。
会社人時代はなんの躊躇もなく総務課に発注していた「名刺」も個人で作ると費用がかかる。印刷屋に依頼すると恐らく数千円?!
町内会予算からと言うわけにもいかない。

インターネットで「名刺ソフト」で検索すると
出てきた!これをダウンロード、編集して市販の用紙で印刷すれば材料費だけで出来る。
100枚1箱単位でなくとも10枚程度、都度作成可能だ。
早速このソフトを使って作成してみた。あとは文具店であるいは大型家電店で用紙を見つけるだけだ。

新たな「名刺」を持つ。少しわくわくする。

年収減61万円!

2010年09月29日 | Weblog
ピークだった97年の467万3千円はここ10年で「61万4千円」下がった!
民間企業に勤める人の平均給与は「405万9千円」だった。(2009年度)

前年より「23万7千円減少」した。平均賞与56万1千円。
毎月の給与合計は349万7千円。年間給与額が300万円以下の人の割合は42%。
男女別では男性の平均給与は499万7千円。
女性は263万1千円。男性の給与の落ち込みが目立った。
「以上地方紙記事から」

給与額の分布を見ると、300万円超400万円以下が815万人で一番多く、400万以下の占める割合が56.6%から60%に拡大した。
大学の学費は下がっていない。教育ローンの負担感は増大している。
エンゲル係数は上昇している。

どこで切り詰めるかといえばぜいたく品、酒類、酒肴品、
慶弔付き合い、趣味、交通費用、被服費、住宅費用、等々である。
FTAで人件費の安い人的受け入れも始まった。人件費上昇の要素は乏しい。
企業は最低賃金ラインで非正規労働者確保を図る。正規労働者の退職補充を極力減らす。

どこまで下がる円高不況。国内のデフレ要因が解消しないためだ。需要と供給のバランスで値段を上げられるのは不作の「野菜」くらいか。
バランスを欠く「値上げ」は相対的に優遇されている公務員給与である。
民間の大幅な下落水準と異なる優遇給与。早急な公務員制度改革を進めないと国民の目線は更に厳しくなりますぞ!

存在感

2010年09月28日 | Weblog
職場がなくなると存在感が薄れてくる。かつては担当を任されその関係では意見を必ず聞かれたものだ。
退職するとその関係は途絶える。職場から聞かれることもないし、同僚だった人からの音信も途絶える。

1年半ぶりで職場訪問した。保険の更新手続きである。かっては小生が指導していた事務を担当した職員が応対してくれた。
「何か問題ないかね?」「特にありません」
「あの仕事は今誰が?」「だれだれさんがやってます」「あ~そ!」

「もっと遊びに来て下さい」と殊勝な一言もありましたが「愁傷な一言にも聞こえました」

家に帰っても家長としての存在感低下は感じている。
基本的に3度の食事のうち2回は自分で用意する。
家での貢献度のアップといえば「愛犬の散歩」「家の掃除」「庭木の手入れ」「買い物のお手伝い」「留守番」くらいか。

「町内会の仕事」「地域活動」は付録のようなものだ。
「ジムでの活動」「趣味のBLOG]「文化教室での勉強」などは評価されることはない。
「親戚付き合い」「慶弔事の出番」頻度が増したが家庭内では評価は低い。

相対的にカーちゃんの「存在感が高まる」のだ。アルバイトに地域活動に連日急がしそうだ。やはり活動が目立たないと「存在感の低下」は発生する。

今日は今月入会した地域活動の「月例会」がある。始めての参加となる。緊張感もある。
「存在感」のあるデビュウーをしたい。

日曜日の一日

2010年09月27日 | Weblog
「毎日が日曜日でも地域は日曜から始まる。」

なんの話?と思われる向きもありますので説明を。
小生定年退職してから職探しもしたのですが生憎適当な仕事がなく、介護の仕事も続かず、町内会長に急に就任したこともあり、不慣れを理由にこの仕事を隠れ蓑に家計を助けるアルバイトをせずに過ごしております。
月こずかいも益々けずられ節約術も更に深化しつつあります。

お金を浪費せず一日を有意義に過ごす方法はないものか?と思っていた頃であったツールが
「iPad」でした。
音楽、ビデオ、写真、ネット情報取得、グーグルマップ、実に楽しめます。最後の虎の子「バイク」を売却して手に入れました。深夜まで研究、データ入力に費やしていたら起床が遅くなりました。

8時過ぎに愛犬「佳夜」を散歩に連れ出す。いつもより1時間も遅い。
愛犬仲間とお会いする。汗を拭って美味しそうにジュースを飲んでいた!?
「は!」とした。月1回の清掃日だった。
ボランテイアなのだが地域の清掃日、すっかり忘れておりました。既に終了してのどの渇きを癒していたのだ。

失礼をわびてジュースの話題に「この自動販売機はどのくらい稼いでくれるの?」
愛犬家の家の前に設置されたジュースの自動販売機である。
この愛犬家の家の敷地内にある。愛犬家曰く「月3000円くらいね。1本につき10円の手数料が入る」「電気代持ちだけど設置費用はかからない」「あんたの家の付近にはないね」「口利きしてやるよ!」とありがたいお言葉。

小生の家の前は駐車場。道路に面している。空間もある。設置して子ずかい稼ぎ!と思ったら「かーちゃんは反対だった」「邪魔だ!」
一言で敗退。

気を取り直して「iPad」購入先の大型家電店へ。
イヤホンとカメラコネクションキットを買った。ついでに難解な設定作業を完了してもらった。やはり設定に手間取る人は多い由。

昼、夜は「国勢調査」のお手伝い。荷物持ちと夜間のアパート訪問のボデイガードである。
けっこう不在が多い。灯りは点いていても出てこない。ドアホン、ノック。効果なし。
「レオパレスはダメだ!」
誰が住んでいるか皆目見当がつかない。地域住民との交流は一切ない。交番の巡査の調査訪問が唯一の効果らしい。町内会費は会社から徴収できているのであまり文句も言えない。(世帯入居実態数)

町内回覧要請の文書が溜まってきた。月に2回程度回覧板を回しているが1回に見てもらう文書類は2~5種くらい溜まる。要点をワープロして添付する。会長の仕事だ。
出来たらセットして班長さんに持参、回覧を要請する。
今日はこれで一日終わった。

揺さぶれば譲歩 --

2010年09月26日 | Weblog
中国の態度は強硬だ!
中国人船長の釈放を決めた日本に対して「謝罪と賠償」を求め、日本の拒否回答には同じ要求を繰り返した。

執拗なまでの外交圧力をかけてくる中国側には「菅政権にさらに揺さぶりをかければ、一層の譲歩を引き出せる」(外交筋)との読みがある。

中国も、日本が「賠償と謝罪」に応じるとは見ていない。ただ、「領土問題は存在しない」としてきた日本が、「謝罪と賠償」を巡る協議に応じることがあれば、「領土問題」の存在を認めさせることになり、それだけでも大きな外交得点となる。台湾出身の連舫議員の領土問題発言も痛い。こうゆう外交音痴に重要閣僚発言させる政権の立場は危うい。

胡政権は、一連の報復措置に菅政権が屈したことに自信を強め、「報復措置継続というオプションも残している」(中国筋)という。
「船長は抗日英雄だ」などの声が相次ぎ、「謝罪と賠償」要求については、大多数が「全面的な支持」「海軍を出動させよ」と求める声が大きい。
目立つのが「日本には経済制裁が一番有効」日本製品の不買運動、訪日旅行の自粛も続出、「愛国行動として支持する」とした動きが広がる。経済.民衆レベルでの反日行動が表面化する恐れがある。
以上GOOニュースより。

政治上の思惑で世論操作が可能な一党独裁の国家は怖い。北朝鮮と同じ体制だ。
韓国各紙だけでなく米国も批判の論評が目立つ。弱腰外交、中国の圧力に屈した!との論評だ。なんともはあ情けない。--

やはり外交に強い政治家は必要だ。おぼっちゃん草食系富裕層議員には勤まらない。
なぜ横暴な中国に対して抗議する日本人デモ隊の動きが見えてこないのか。
ここまで国民を草食系にした原因はどこにあるのか。韓国等肉食系スタミナ国家に負ける原因はどこにあるのか。
日本人のプライドを今一度思い出してほしい!「サムライジャパン!」を今一度!

相手国に対する印象

2010年09月25日 | Weblog
日本の世論調査では中国に対する悪印象は72%、中国の世論調査では日本に対する悪印象は55.9%。中国の世論が昨年の65.2%から10ポイントも改善したのに日本の世論は08年の75.6%と比しても改善していない。

餃子事件、資源.エネルギー、食料確保などの自己中心的行動、軍備増強がマイナスイメージを高めている。ここへきて尖閣問題。あの国はなぜこんな行動を取るのか!???がなかなか解消しない。

中国人は歴史教育で日本の戦前戦後の中国での戦争教育を行い、愛国教育を徹底して行った。だが最近は中国人は日本を訪問する機会が増え印象が改善している。
ところが日本人は生活の視点で、テレビ報道で、中国政府の対応に対する不満は増加している傾向がある。

このギャップの改善策はあるのか。
これは中国政府の政治的思惑が大きいようだ。
中国政府は愛国心を高めるバロメーターに領土問題、歴史認識を持ち出す。
政治的求心力を高める手法だ。
靖国問題で極端に関係を冷やした教訓からしばらく中国も沈静化していたが、最近は大国の自信からまたゾロ政治的思惑から愛国心をあおる戦術を取りはじめたのかも。

日本は愛国心教育が中国と比してはるかに低く、政治貧国、政府間関係の弱さを露呈している。
政権の基盤の確立、経済大国から政治大国への脱皮が急がれる課題なのかも。
求む肉食系豪腕宰相。小沢氏の敗北は残念だった。

iPad入手できました!^^

2010年09月24日 | Weblog
人気商品をやっと手に入れることができました。
販売店に在庫がなく予約となっていた「iPad」
昨日入荷連絡が入り漸く手に入れることができました。

2週間近く待ちました。
恋する彼女を待つ気持ちをン十年ぶりで思い出すことができました。^^;
バイクを手放して代金を工面した一品です。
「iPad Wi-Fi+3Gモデル」32GBです。けっこうお値段も良かった。--

当日購入しようと思った周辺機器。これも品切れ。後日となった。
カメラコネクションキット、USB電源アダプタ。これがないと楽しみが半減します。
「操作マニュアル」これは書店で購入しました。

家電販売担当者の長時間に亘る購入契約書の説明。いつもと異なる対応。なかなかな商品の印象を受けた。お取替えできません。あれもだめ、これもだめ、説明を理解した項目のチエック欄の数の多さ、署名捺印を摂る念の入れよう。それなりの覚悟のいる商品の様です。

自分の使用PCがマックでない場合、「iTunes」というソフトをインストールする必要があります。XPパソコンだったので購入後セットアップに数時間消費しました。
音楽、ビデオ、写真、普段使っているPCのデータを同期して「iPad」に移して楽しみます。
この作業に数時間。暇人には実に良いツールであります。
マニュアルの理解に数十年かかりそうですが老後のお時間はたっぷりあります。
せいぜい楽しませていただきます。

検察の思い込みで国家は滅ぶ

2010年09月23日 | Weblog
大阪地検特捜部の前田主任検事は逮捕された。
厚生労働省元局長村木厚子氏の証拠改鼠発覚が原因である。
現在公判中の厚生省元係長の上村勉被告も「検察に恐ろしさを感じる。これが当たり前になると誰でも逮捕されてしまう。」とコメント。

民主党石井一副代表も事件に関連して前田検事から聴取を受けている。
「目的のためには手段を選ばない心理だ」と語る。
自身の疑惑に手帳のメモで救われた経験もある。

民主党小沢前幹事長の秘書だった石川議員も「前田検事に誘導された」「虚偽記載は否認する方針」とのこと。

小沢氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件では、今回逮捕された前田主任検事が石川議員の捜査を担当したのだ。目的のためには手段を選ばない手法で作られたシナリオに誘導する手法は小沢氏の政治力を削ぐ効果を生んだ。

亀井静香国民新党代表は「こんなことが警察で起きたら、現場の課長や所長が責任を取るだけでは終わらない。立派な検事総長であれは当然、自分では分かっているのではないか」と延べ、検事総長辞任を示唆した。
亀井代表は警察官僚出身。

検察が証拠を捏造して犯罪をシナリオ通りに導くと国家滅亡はそこから始まる。
小沢氏が「完全に無罪だ」と証明されていれば、即ち石川議員逮捕がなければこの民主党代表選挙で小沢氏は勝っていただろう。

即ちこの事件の主任検事は日本の首相になるはずだった人物を引き落とした国家転覆を諮った大犯罪人である。
当然検事総長の解任くらいの責任が発生する大事件なのだ。

廃屋に補修③

2010年09月22日 | Weblog
外側から見えない部分の壊れ方はかなりのものだ。
コンパネで塞ぐ前は人・猫の出入り自由の大穴が開いていた。
2枚のコンパネで塞ぎ安堵の状態。廃棄物が散乱し、足場が悪い中、大工さんは頑張ってくれた。2階部はご覧のような惨状であるが手出しできない。
予算もあるが本来人様の家。地権者、建物の所有権を主張できる人があるためだ。
いくら危険な状態の家といっても民法上は所有権を主張できる人がいる場合はその人が補修工事を行うことを求めるしか方法がないようだ。

この廃屋は登記簿上の所有者が36年前に死亡。相続されず移転登記もされていない。
行政で調べていただいた範囲では3名の法定相続権利人の存在がわかった。
権利は均等なので当事者間の話し合いが進まないと相続、移転登記も進まない。
警察も行政もミンミンの問題は手出しできない!と悲鳴を上げるだけ。

近隣住民の悲鳴が聞こえる当町内会は動いたぞ!行政、警察には事後通告。
どうせ事前承認は出せないことは承知のことだ。
近隣住民、了解の上町内会の経費負担で緊急対応しました。
早期に地権者の確定、相続が行われ、登記、解体という段取りに進むことを願っております。

廃屋に補修②

2010年09月22日 | Weblog
コンパネ(集成材)は60センチ×2メートルサイズで新品は1万円近い価格帯。
廃屋に使うにはコストがかかりすぎる。近所の大工さんは再利用材を用いてくれたようです。6~7枚使用して1万円の補修工事を引き受けてくれました。助かりました。

廃屋に補修

2010年09月22日 | Weblog
当町内の廃屋に補修をしました。近隣の苦情、猫屋敷、ゴミ屋敷と化し、放置され4~5年が経過した廃屋に集成材(コンパネ)を用いて穴塞ぎを行いました。
浮浪者、猫が出入りできる状態の隙間が随所にありました。窓ガラスも破れ、雨どいも壊れ危険な常態の2階部は手つかずですがとりあえず一階部分の穴塞ぎの補修は終わりました。

1枚目は正面道路側、2枚目は1枚目の樹木側の通路を通り2階へ上る階段のあったドアをコンパネで塞ぎ道路側を見た写真、
3枚目はこの建物の真裏側です。隣家の隙間を通り撮影、通常外部からは見えない部分。
ここがひどかった。

カンボジア土産

2010年09月21日 | Weblog
大学で国際交流が専門の兄から土産が届いた。カンボジア土産である。
広げてみると「アンコールワットの全面図を刺繍した布地」であった。
材質はよくわからない。金糸で建物を細かに描く見事なものだ。
機械織りにしても高価なものと拝見。拙宅のリビングの厨房小窓の上部に飾ることにした。2枚ほどの額絵を外して設置.飾ってみた。
案外見ごたえがある。感謝.感謝であります。

数ヶ月前にもカンボジアへ行っているが今度の土産の方が嬉しかった。
兄の職場の学生のインターンシップを利用.引率しての訪問とのこと。
1週間程度の滞在であった。
アンコールワット遺跡はアンコールトム遺跡群と併せて世界遺産となっている。
アンコールワット遺跡整備公団との交流事業として最近交互訪問している関係らしい。
公団以外にもカンボジアの大学との交流もあったようだ。

カンボジアは物価が日本の5分の1程度。遺跡に近接するシエム.リアプという国際都市のホテルは良かった。と前回は感想があった。
一般的に食事が口に合えば、アジアの物価の安い国への訪問は生活費が格安で長期滞在も可能となる。大学の予算も認めてもらい易いのかも。と羨ましく思える面もあります。
小生は最近旅行の機会が乏しく「旅番組」でのみ旅を楽しんでおります。

廃屋問題あれこれ

2010年09月20日 | Weblog
登記簿上の名義人が死亡している。実に36年も経過している。
移転登記が行われず事実上税の徴収もなく、相続が行われていない廃屋の対応は難しい。
取り壊しに一棟200万といわれるご時世。下手に相続するとゴミ屋敷の処理用100万円と併せて300万円もの負担が発生する。
廃屋名義人の複雑な家系図、離婚等で法定相続の関係者がわかりずらい。
行政の調査でようやく、あなたと数名の方が相続できる法定相続権のある人ですと教えてもらっても、複数の有権利者間で話し合いが進まなければ相続、移転登記とならない。
登記が終わらなければ業者に売却することもできない。

かといって放置もできない。倒壊寸前、出入り自由、ドアもはずれ、猫屋敷、浮浪者が入れる隙間が随所。
町内会で協議して緊急避難的に補修作業を行うこととした。
経費は町内会予算から。ひとまず破れた箇所を塞ぐことにした。

町内の大工さんに見てもらった。どんな材料が必要か、作業は町内の有志で行うと説明。
自分が請け負うと大工さんが申し出る。廃材程度の材料で破れ箇所を塞ぐだけなので予算はない!せいぜい1万円以内だ。と言っても町内のためならやるとの申し出。不況時仕事のないご時世とは申せありがたい話なので依頼した。
町内会有志の労力奉仕もいらない、と言う。かえって作業の邪魔になるとのこと。
近隣住民に作業が入る経緯を説明、近隣交番にも伝えた。
法律上難しい面もある。事後報告とする部分もある。

行政、地権者、近隣住民、当該自治会役員の決議、消防署、警察署、法務局、直近の居住者と関連親族、多くの経緯を得て作業が始まる。まずは目出度い!

廃屋問題で行政動く!

2010年09月19日 | Weblog
当町内で最大の懸案事項である「廃屋問題」動きがあった。

3回の陳情。行政への町内会決議としての陳情書の提出。
2ヶ月後に行政から連絡があり説明の訪問があった。
所有者が不明の廃屋だが、陳情を受けて行政としての調査、相続相関図の作成、相続権者への案内が行われた旨の説明を受けた。

現在登記簿上の所有者は36年前に死去しており、複雑な家系図から相続が為されていないまま36年間税金も払われていない。建物も朽ち果て危険な状態。ゴミ屋敷、猫屋敷と化し腐敗臭、防火防災の観点から危険性が問題となっていた。

行政で調査した「法定相続有権利者相関図」が示され、現在在命で権利のある人が3名いてその人宛てに相続するかの案内が為されたのだ。
当事者間で話が進み、共同して均等相続すれば一人あたり数百万の収入を生む。
ただし取り壊し、更地にして不動産業者に売却の必要がある。数百万の負担金の問題等あるが調整が進めば36年間手付かずの廃屋問題が解決する。

所有者がはっきりしないがために手だしできなかった廃屋に動きが出た。
緊急役員会を開催。状況報告した。当面推移を見守るが、破れ危険な状態の建物の部分を町内会負担で緊急補修を行う旨の了解を取った。
外側から誰でも侵入できる破れた扉、窓、ゴミ屋敷の防火対策。波板等で緊急に塞ぐ必要があった。

この手の廃屋は数多くの自治体が抱える問題である。
今回はたまたま陳情書が通ったラッキーな面もありました。

中国人観光客の経済規模

2010年09月18日 | Weblog
矢野経済研究所は7日、2009年の訪日中国人が日本に与える経済規模を1379億円と推定した。
中国人観光ビザの発給条件緩和が追い風となり、今後も訪日中国人数は増加する見通しで、2015年には5599億円の経済規模に達すると予測した。

中国人観光客が日本で買い物した商品の第一位は「デジタルカメラ」2位は「化粧品」3位は「家電製品」となっている。デジタルカメラ.化粧品は知人、家族へのお土産としてまとめ買いされるケースが多い。中国人観光客は宿泊費や飲食費よりも物品購入費に費用をかける傾向にあり、日本国内に与える経済効果としても、物品購入費の割合が高い。

中国人観光客の客単価は日本人の数倍といわれ、旺盛な買い物意欲の背景には、日本で販売されている製品への信頼がある。面子を重んじる国民性もあり、家族や友人の分も含めてまとめ買いすることも多い。

17日には「宝健日用品有限公司」が尖閣諸島衝突事件に対する抗議として1万人規模の訪日団体旅行を取りやめたと発表。キャンセル料はこの公司は2千万元(約2億5千万円)以上となった。
「中国人の尊厳を守り、日本の行為に抗議する」とした。

政治上の問題が観光立国を目指す日本にとってリスクとなる事件だ。前原前国土交通相は17日の会見で「この大型旅行案件が中止となったことは残念だが大事なことは国益や日本の主権を基本に置きながら対応していくことだ」と述べた。
前原大臣がトップセールスして韓国に競り勝った経緯のある旅行案件だった。発言は外相としての立場でもある。

政府は平成28年までに訪日外国人観光客を2千万人とする目標を掲げた。
その3割600万人を中国から誘致する計画だ。4~6月の中国人の旅行中の消費額は503億円。2位の韓国人440億円を大きく上回った。

外交問題で団体旅行が中止されると受け入れ側の混迷も大きい。中国人ばかりに依存した観光政策の再考も必要とされる。

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