しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

時間をかけて

2013年01月31日 | Weblog

組織改革の規約の変更案を策定中だ。

4回の会議で議論を重ねた。5回目の資料を作成した。

会長に(案)を事前に見せたが、「頭が混乱して理解できない」という。兎に角会議前に事前配布して委員に検討していただき、会議に参加するよう案内するよう要請された。

一番詳しい筈の会長が理解できないでは他の委員は理解できるのだろうか。少し不安になった。一番考えて案を作っているのだから。と多少は説明の自信もあるが。

読むだけでもけっこうなボリュームだ。全て自身でワープロして作成した。1日2日で作成できる中身出ない。自分でフォーマットを作らないと修正が出た場合、手直しが大変だ。

ここまでずいぶん資料も集めた。当日配布して説明、協議となるとさっぱり議論が進まない現実もあった。事前資料配布。これは基本なのだろう。幸いまだ10日程会議まで期間があった。

是非熟読していただき、理解を深めて中身の濃い議論をしたい。普段能弁な会長さんが発言が少ない。理解度が低いのだ。意味不明な質問も出る。反省もあった。

今回はかなり具体的な規約の文言を呈示した。理解が進めば「てにおは」程度の修正で承認があるかも。なんとか4月迄に規約改正を成し遂げたい。

若い時と違い、気力が続かない。期間が無いと作業が進まない。作家が執筆依頼される。3ヶ月は最短らしい。3年程度時間が無いと引き受けてくれない有名作家もある由。

小生の所属するコミ協は形ができるまで4年かかった。規約の不備が指摘されて2年。

小生は依頼を受けて1年経過したが。やっと道半ばの作業が大詰に入った感がある。


人気の無いレトロ店

2013年01月30日 | Weblog

昨日は昭和初期から3代に渡って営業しているという洋食屋を訪ねた。新潟市の白山神社の道路を挟む位置にある店だ。上古町地区の起点となる位置にある。

入口は小さく目立たない。いかにも古風な店の佇まい。目的がなければ通りすぎてしまう。そんな店だ。新潟のBSNパーソナリテイだった大倉修吾のTV訪問番組。新潟の老舗料理店巡りの番組で出ていた店だったことを思いだしていた。

ドアを開る。「いらつしゃーい!」と大きな声がした。中年の主人らしい人が店の中から声をかけた。店の広さは8畳ほど。10席とカウンター4席計14~5人入れば満員位な店だ。古風な椅子テーブル席。テーブルに洋食器の入っている篭が置いてある。中には使い古してキズだらけのスプーン、フォークが10数本入っていた。

メニューはあまり無い。「TVで見たのですが」と言うと。「ああオムライスです」と言う。

よく見ると当店の人気1番ですとメニューにも書いてあった。

「じゃあそれでお願いします」と注文した。

昼時なのに誰も他に店にいなかった。ペットボトル1本くらいの量が入りそうなこれまたレトロなガラスのコップで水を運んで来た。今時はやりの「氷入とか」「整水器の水」では無い。ただの常温の水を並々注いであるとき感じのコップである。

ほどなく出ていた「オムライス」。大きな皿にケチャップで味付けして卵でとじたオムライスだった。量がけっこうあった。2人前くらいの感じ。味付けは昔風。米も柔らかめ、卵とじも白身が糸を引く。特別感動する味付けというわけではない。

テーブル席にはナプキン、爪楊枝も、タバスコ、チーズ粉の容器も無い。実に大衆的な印象。驚いた点はボリュームと料金(1200円)だった。

12時20分頃から30分くらい居て他に誰も来店者がいなかった。

なんとか完食。店を出るとき主人に言われた。「残すと思った」。

ほかに感想は無いのか!

この店に2度と来ることはないだろう。3代も営業できていることが不思議なお店でした。

 


自営業者は生活保護予備軍?

2013年01月29日 | Weblog

生活保護受給者の数が増えている。昨年1月現在で151万世帯、209万人が生活保護のを受ける事態である。それでも問題はそこではない。

この問題の大変さは生活保護支給基準に満たない低所得者層の割合が全世帯の12%存在すること。600万世帯が生活保護予備軍となっていることだ。

予備軍が受給者となれば現行151万世帯は751万世帯の「生活保護世帯」が誕生する。現行基準での生活保護費総額「5兆円は5倍の25兆円」が必要となる。

一般会計歳入予算40兆円の半分以上を充ててなければならなくなる。

国が助かっている点は「申告制であり、申告者が少ないことだ」

現在日本は実際に受給している人の割合「補捉率」は15~18%とフランスの91%と比して圧倒的に低い。(生活保護基準以下での生活者数の世帯割合)

問題は年金制度の問題が大きい。都心に住む高齢者夫婦で生活保護世帯の場合、支給額は「月に18万前後」である。社会保険が控除されるので、実際には月に20数万円ほどの収入レベルと同程度の生活が出来るのだ。

一方、夫が平均的収入のサラリーマンで、40数年厚生年金を払い続けた場合、厚生年金の夫婦の老齢基礎年金を合わせた額は「月約23万円」です。つまり、生活保護世帯と遜色の無い生活ということ。

逆に、自営業など国民年金にしか加入していない夫婦の場合は夫婦合わせても「月13万円」ほどの年金額としかならない。これでは「生活保護世帯の方が月に7万円以上も高額」となってしまう。

年金は受け取っていても「生活保護を受けられる制度なのだ。収入が基準額を下回っていれば、差額が支給される。生活保護の仕組みを知らないワーキングプアが多すぎる。

要件は3つ。「生活保護の申請をすること」「基準生活費以下の収入であること」「資産は基準額以下であること」ただし、預貯金は生活費の半分以下なら認められ、具体的には大体「月5万円前後」である。

自営業者は病気をしたら生活できない。と言うが上記の要件を満たしていたら厚生年金受給世帯と遜色無い生活が出来るのだ。4分の3は国が出し、4分の1は地方自治体負担の生活保護費用。窓口は自治体だ。役所の敷居の高さを意識しすぎてはダメだ。民生委員に相談することだ。この恵まれた基準額が引き下げられる前に!


玉入れ豆まき大会

2013年01月28日 | Weblog

昨日は学校教育現場新年行事である「玉入れ豆まき大会」に参加しました。

1月27日と新年からは大分日数が経っているので「明けましておめでとう」の言葉はない。

「今年初のイベントです。今年もよろしく」の挨拶となる。地域の町内会、青年部、婦人部、民生児童委員、青少年育成協議会、学校関係者、地域教育コーディネーター、町内会役員、が協力して小学生とその父兄参加行事に協力する。

小学校体育館での行事だ。玉入れは小学生、大人それぞれ3チームに分かれて玉入れ競技をする。タイムレースだ。最も短時間に玉をネットに入れ終えたチームの勝ち。ネットのリングを高くしたりして難度を上げる。最大5mの高さとなる。低学年の子供は投げ入れられない。大人でも結構時間がかかる。

優勝チームも最下位チームも商品に大差は無い。楽しむことが主目的だ。

豆まきはステージに上がって裃を羽織り、ダンボール一杯の豆とお菓子類を体育館に集った小学生とその父兄にまいて、ふるまう。「福は内」のみの掛け声で撒く。

ダンボール一杯の豆まきはけっこう大変だ。TVで相撲取りが豆まきする姿を見たことがあるが、自分でやってみると納得できる。近い所から遠い所の笑顔と手の見える所に大量に豆を撒く。終わった後は大汗だった。

帰宅後は2時間もうたた寝してしまった。体力の衰えを感じた日曜日のイベントでした。^^


命がけの会議出席。

2013年01月27日 | Weblog

一昨日は大変天気が厳しかった。突風と雷、小雪も舞って外出したくなかった。

が、しかし。

1ヶ月以上前に決まっていた会議があった。「学校統合問題を審議する会合」である。

4つの小学校、2つの中学の統合問題を審議する4つのコミ協を主体とする35名の地域の代表が委員となっている。主宰者は教育委員会である。資料の作成、会議案内、提言書の取りまとめと議事進行に力を発揮してくれている。

いつも夜間の会議である。「午後7時から開始」終わると「9時」である。

先日の統合中学校の新校名は「新潟柳都中学校」に決定した。地元住民にアンケート調査し、コミ協、自治会を通じ1千件以上の候補校名から2つに絞られていた。「地域検討会」委員の決選投票では同数で決定できなかった校名だった。

教育委員会に決定を依頼することで切り抜けた議案だった。地元の特定地区が強引に主張した「新潟水都中学」にいがたみなと中学は「新潟柳都中学」にいがたりゅうと中学を押した側からすれば「水都」=「みなと」と読ませるという漢字は他県の人には読みづらいだろうと思っていた。それでも強引だった。一部の地域で委員が結託して票をとりまとめていた。

小生は他の委員同様「柳都」=「りゅうと」はかっての柳の都=新潟の代名詞だった。この事実を再び蘇らせ、古き良き時代の新潟の繁栄を呼び戻したいとの期待もあった。

下町=「しもまち」の「早川堀通り」にも柳並木が生まれ、ボトナム通り、新潟駅周辺、といくつか柳並木の復活と風情が蘇っている事情もあった。「花柳界」の印象、遊郭街の過去の印象は引きずるべきでない。とする想いもあった。

教育委員会に最終決定を仰いだ「校名決定」

結果は圧勝だった。4対1で「柳都」に軍配が上がった。 理由は一つ。

水都=は「みなと」と読む人はいない。だった。誰でもそう思うことだ。常識が勝った決定だった。

別の議論でも統合小学校の校舎、位置、期間、費用、いずれをとっても「最良案」が否決され納得いかない。とする意見。

地域に示した委員の意見の「おしらせ」=「たより」に掲載されていない多くの議論経緯。結論に至る迄の経偉が十分伝わっていない。

「防災面」「空き校舎」「地域が必要とする施設」「高齢者の集会施設」「将来を見越した地域活性策」議論された話題が「位置」「期間」「費用」だけで決まったように伝わっていた。

委員の語彙力の問題もある。地域に戻ったら多くの他の話題も伝えてほしい。決論に至るまでの多くの経偉があることを。

寒風吹きすさぶ悪天候の中会議を終えて徒歩帰宅した。(2キロ位ある。)

「八甲田山の雪中行軍」の事を思い出す厳しい寒さの帰路でした。


国会議事堂に半旗

2013年01月26日 | Weblog

アルジェリア人質事件の犠牲者を悼んで、国会議事堂に掲げられた半旗。

10人もの日本人が犠牲となった。

政府専用機での搬送。日揮本社での会見。無念の社長会見。

テロ犯は日本人、フランス人、英国人を人質に取る様「ベルモフタール容疑者」から指示されていたという。アルジェリア紙の24日報道。武装勢力はリビアの公用車を使い、襲撃の前夜国境を超えてアルジェリアに入った由。アルジェリアの国境警備隊は、テロ犯の車列をリビアからの公式の代表団と考え、荷物検査もせず、国境を通過させたらしい。

武装勢力のメンバーは天然ガスの関連施設の従業員を協力者にして、武器をあらかじめ施設内に貯めて隠していた。施設の警備や管理の面で重大な欠陥があったらしい。

日本のエネルギー産業は、技術という側面で欧米メジャーエネルギー資本を支援している。テロ犯にしてみれば日本も欧米の手先という認識らしい。

日本政府は国内法、自衛隊法、危機管理の手法を再検討してゆく必要がある。フイリピン人がテロ犯から開放された理由。リスク管理。根本の原因を検討して対策を立てること。

これ以上の日本人の血が流れることのないよう切に望む。


滑り込みセーフ?

2013年01月25日 | Weblog

昨日は活動資金の捻出で重要な補助金申請の書類を作成、提出して来た。

地域のボランテイア団体は兎に角「お金が無い」

あるのは「組織」「メンバー」「期待」「要望」「陳情」くらいか。

ロートルを中心に暇人を頼りに活動している。年間いくつかのイベントを企画する。活動費は会員の会費と募金、寄付金等である。助かるイベントもある。

行政が関与する企画である。当然「要件が存在する」申請書、趣旨書、活動プラン、予算、等を提出する。後日、認められると認定通知と補助金額の通知がある。

イベントを実施後、補助金の申請をする。所定の用紙に結果報告書を添付して申請する。

「領収書」の添付は必須だ。これがなかなか難しい。謝礼(薄謝)が多い。領収書などもらっていない。殆んどがボランテイアで人件費をかけていない。それでも多額の経費がかかる。電話料、切手代。案外領収書が手に入りずらい。

政治資金規正法みたいなものだ。1円以上の支出は全て領収書を!と言われると「秘書」を多く抱える政治家の事務所は対応できても常時予算のいただける団体でないボランテイア団体は体勢が取れていない。会計が素人だ。

あっちこっち依頼し、済ませた経費がどんぶり勘定となっている。かなり時間が経過したイベントの経費を徴収請求作業を行なった。会長よりせかされたが、なんとか体裁を整えた精算書を提出して来た。

追加資料で「領収書」が必要だった。それでも一応受けてけてもらえた。

期限1日前だった。

事務局長さんありがとうこざいました。


ウオシュレットは電化製品

2013年01月24日 | Weblog

新しいウオシュレットが我が家に来た。TOTOの製品である。

便器の電化製品化で世界をリードしている企業の製品である。

トイレに入ると便器の蓋が開き、 便器の内部に霧が散布され汚れが付着しにくい体勢を作る。

用を足すと温水、温風、脱臭、と実に快適だ。リモコンも2種設置してもらえた。設定リモコンと操作リモコンだ。温度、強さ、位置、節電等のコントロールリモコンと、操作用大型パネルリモコンだ。実は我が家は障害者が居てトイレのリモコン操作が不十分だった。指が不自由で押すことが出来ない。健常者の用な操作が出来ないのだ。

今回は介護施設で導入されているタイプだった。腕で触ると温水や温風の操作が出来る。

説明書もけっこう分厚い。月に一度は掃除してくれと「便座の脱着方法も掲載されていた」

古いタイプの便器は掃除の時に取り外すなどということは無い。今回設置に訪れた業者は「水道工事の業者」だった。1時間くらいかかった。水道の元栓を締めたり、リモコンをつけたり、はずしたり、使用説明に時間をとったり、けっこう専門知識が必要なようだ。シロートが設置できるか?と思っていたが難しいようだ。

便座一つで「~十万円」だった。大型家電並みの出費となった。

我が家の一点豪華主義。それは便器様でありました。


アンティークは特か?損か?

2013年01月23日 | Weblog

アンティーク=骨董品の事である。大家族時代は実に多くの骨董品が家に残されていた。

昨今、核家族化が進み、小規模住宅に住む人が増え、備え付けの家具、ウオークイン、クローゼットの家が増えた。新しい家に引っ越す際、古い家具が収めにくい家が増えた。

家が狭いので新しいものを買うと古いものは処分してしまう。引越しをする際、古物商を呼んで大量処分している。買取価格は二足三文だ。軽トラ一台分引き取って5千円。という場合が多い。雑誌、食器、ガラス類などは引き取らない。ゴミとして出すしかない。

骨董品として価値が出るまで数十年の期間と希少性、材質、美観、市場性が的確に目利きできないと保存していても売れる可能性は低い。狭い空間しか持てない日本の住宅環境では倉庫、納屋、蔵等、大量に保存できるスペースを持つ世帯は少ない。

欧米のアンテーク家具、業界の市の様子を見ると、古い家具を大切に補修して使い続ける家庭の様子を見ることがある。多くの人々が楽しんで購入している。

日本はどうかというと骨董業界はマニアの世界。かなり市場規模としては厳しい環境の様だ。オークション市場も活気が無い。お店に足を運ぶ人も多くはない。大手ホームセンターに開店したアンテーク店も先日撤退していた。補修技術者が少なく、品物の回転も悪い。

ブックオフ、ハードオフと新たな形態の店が幅を利かせている。

質流れセールも活気が無い。

開運!なんでも鑑定団での「中島誠之助」「北原照久」「長井龍之介」等の鑑定でブームが起きたが、逆に学の無い収集家の熱を冷ましてしまった面も見逃せない。

苦労して収集しても二足三文の売価を経験すると熱は一気に覚めてしまう。

切手、コイン等額面以上に売れた経験の無い多くの収集家の落胆が業界常識が広まってブームを押し下げた面もある。カタログ等あっても価格評価は全くあてにならない。

労多くして益少なしの業界の様である。

趣味で集めるは良しとしよう。売って利益を目指す市場探しはこの時代旨みがなくなっている気がする。18年に及ぶTV東京のバラエテイ番組の功罪である。


漂流する高齢者

2013年01月22日 | Weblog

NHKの特番で又も悲惨な高齢者の終の棲家の問題を特集していた。

「無縁社会」に次ぐ「終の棲家」=「施設入居できない路上生活者の末路」を取り上げていた。

都営住宅で夫婦で暮らしていた「Aさん」の場合。時間に正確な宅配業者。個人営業だったが真面目な働きぶりのおかげで80歳まで仕事があった。 妻は数年前に亡くなった。

従来は特に病気も無いので月7万円の年金で暮らしていたが、記憶があやしくなって家に帰れず路上生活を繰り返した。

収容施設に入ってもすぐ路上生活に逆戻り。「特養には3年待ちではいれない」「有料高齢者向け老人ホーム」は月14~25万くらいかかる。特養は5万~20万くらいだが、需要が多く、施設も不足、入居待ちが3年以上が現状。

「無縁社会」で実情が伝えられた「絶縁家族」。引き取り手のいない、遺骨、遺品。

安アパートで亡くなると大家は家財もそのまま放置して解体時にゴミと一緒に処分する。都営アパートからショートステイに漂流するAさんが持ち出せた家財は腕時計1個と妻の骨箱だけだった。

家財すべてが業者に廃棄処分される様子を観て泣くAさんの姿があった。愛妻の骨箱と笑っている妻の遺影写真を手に取って施設に戻る姿があった

1坪位の部屋のベッドに横たわって看護師の問診に答える。

「もしも重篤な状態に陥った場合にあなたは最高の延命処置を望みますか?」

「それとも自然に任せて延命治療を行わないことを希望しますか?」

「う~ん。数十秒の言葉の途切れの後出てきたAさんの言葉」

「最高の延命処置を望みます」だった。

麻生副総理が物議をかもした発言。訂正発言を思い出してしまった。

高齢者医療制度、延命処置と医療体勢。年金、医療の一体改革の委員の発言に現実との狭間で沸き起こる多様な問題点が見えて来た。


再び保護費の制度検討

2013年01月21日 | Weblog

生活保護費の引き下げの検討が始まっている。

表による東京と地方の額はかなり差がある。標準3人世帯(33歳、29歳、4歳)で東京は17万、地方13万、高齢者世帯、東京8万、地方6万、

高齢者世帯夫婦(68歳、65歳)東京12万、地方9万、母子世帯(30歳、4歳、2歳)東京19万、地方15万、若年単身世帯(19歳)東京8・5万、地方6・6万である。

8種類ある扶助を合計した額が最低生活費であり、ここから収入を差し引いた額が実際の支給額となる。

東京都区部の場合、4人世帯・41歳障害者1級、38歳(妊娠7ヶ月)、12歳、8歳、の世帯での給付例が出ていた。

○生活扶助 262690円

○各種加算・妊婦加算13,810円、障害者加算26,850円、児童養育加算20,000円

○住宅扶助 実費 69800円以内

○教育扶助 13,220円、教材費、給食費、交通費等は実費支給。

合計額 345、710円だった。

問題はこの生活保護支給基準に満たない低所得者層の割合である

実際に受給している割合を示す「補捉率」はドイツで64%、イギリス47~90%、フランスでは91%なのに対し、日本は「15%~18%」となっている。2007年時点で世帯所得が生活保護基準に満たない世帯は「597万世帯」全世帯の12%だった。

この時点における生活保護受給世帯数は108万世帯(全世帯の2%)だったが、2012年1月現在は151万7千世帯、被保護実人員数は209万2千人に達している

フランス並みの補捉率に引き上がれば600万世帯が加わり、751万世帯が日本の生活保護世帯数ということになる。

2010年の5200万世帯の15%が生活保護世帯となってしまう。現在5兆円の予算は5倍の25兆円の予算が必要ということ

通常国家歳入予算40兆円の半分以上を生活保護費支払いで負担するというあほらしい未来が見えてくる。

亡国の計算だ。抜本的な制度検討が進まないとこの国は、滅んでしまう。

インスタントラーメンを毎週7個は食す庶民からするとこの生活保護支給基準はやはりかなり高めに見えてくる。


風が吹いている

2013年01月20日 | Weblog

「風が吹いている」という歌があります。「いきものがかり」の歌です。

ロンドンオリンピックで日本選手団を随分勇気づけてくれた歌でした。

チームとして一体となる勇気と強さを鼓舞してくれた歌だったと思います。

「400メートルメドレーリレー」康介さんを手ぶらで返すわけにはいかない。

とチームで一致協力して掴んだ銀メダル。だったと思います、

地域は連携が必要です。チームプレーが必要です。

意思疎通の機会から連携と絆を強めていただきたい。

今日の新年会から今年1年のこの地区のコミュニテイが共に

手を携え、チームプレーを発揮して地域の金メダルを目指してほしい。

新年の景気ずけを3本締めで行いたい。

よ~。

昨日の新年会の中締め挨拶です。盛り上がった新年会でした。

ご参加のメンバーに感謝、感謝であります。^^


準備時間が不足すると

2013年01月19日 | Weblog

公務員ランナー「川内優輝」が18日、エジプトのルクソールで行われたエジプト国際マラソンに出場。2時間12分24秒の大会新記録で優勝した。

ここまでは良かったが、事前のドタバタ劇もあった。予定していたエジプト航空機に乗れず、カタール航空に便を変更、顔面蒼白で機上の人となっていた。何故?

実はパスポートを忘れて来たことを飛行場で気付き、埼玉県の実家に電話連絡。持ってきてもらうことが間に合わず便の変更となったのだ。

エジプト国際マラソンは招待選手扱いで航空券代は主催者払いだったがそのエジプト航空は間に合わずアウト。カタール航空での正規料金でのチケット購入となった。費用はなんと川内の3ヶ月分の給与に相当する「約80万円の出費」となった。

国際大会等出場には準備が十分必要だ。日の丸の国旗持参し、優勝写真に収まる準備はしていたものの肝心の「パスポート」の準備が出来ていなかった。往復のカタール航空の航空券の時間の関係で次の国内大会に出場する時間も厳しくなり「弾丸レース」となる。

一人であれもこれもやる選手は準備時間が不足している。石川遼等有名スポーツ選手はサポート体勢が整っている。川内も有名だが、いかんせんアマチュアだ。マネージャーも無く、全て自分が負担、管理せねばならない。失態は高くついた。反省ものだろう。

地域もサポート体勢が無いと失態が起きやすい。今日は新年会だ。準備にずいぶん時間をかけた。殆んど一人で作業した。

案内状の作成、持参、会場確保、会費の事前徴収、来賓、内部案内、受付体勢、会場設営、進行次第、席割り周知、調整。食事、飲み物手配。

増えたり減ったり、その都度訂正作業。年間にいくつもこの手の作業をかかえている。役員不足は喫緊の課題だ。破綻すると川内の様な「痛い目」を遭うだろう。

その際は自分の責任だ。それでは苦労が報われぬ。「体勢の問題」「人員確保」「役員の複数化」「責任分担、役割分担」真剣に協議していただきたいものだ。

 


国賊外交

2013年01月18日 | Weblog

既に議員生活を引退している人が中国の招きに応じ訪中。全国政治協商会議主席との会談の中で、「尖閣諸島は係争地」という認識を伝え、中国側が自国の領有権宣伝に利用しようとしている。

「尖閣は歴史的にも国際法上も日本固有の領土である」「領有権問題は存在しない」という政府の立場を踏み外し、中国側の意向に沿う発言をすることが、どれほど国益を損なうことか、まだわかっていないようだ。

沖縄普天間飛行場の「県外移設」を掲げて問題を迷走させた。オバマ大統領に「トラスト・ミー」と言いながら事態を打開できず、日米同盟の空洞化と抑止の実効性を損なった。以降の民主党党首、沖縄担当大臣がいかに苦労させられたかは周知の事実だ。

昨年4月、民主党最高顧問として政府の承諾も得ずに核兵器開発の疑いが濃いイランを訪問。IAEAの対応について「二重基準を適用して不公平だ」と語ったとイラン側に発表され、最大限に利用されている。

民主党代表時代に「日本列島は日本人だけの所有物でない」と発言して外国勢力につけこまれている。首相を辞め、議員引退をした後でも外交にかかわろうとして、国益を損なう活動をしている。

「南京大虐殺記念館を訪問」謝罪を繰り返したことで中国側のおもわく通りの行動を起こした。日本の世論分断の為、あらゆる画策をしようとする中国側の魂胆に全く無防備に迎合した行動を起こしている。

現在の世論とはかけ離れた行動が日本の首相経験者の行動として利用されている。「国賊だあ」という発言が政府から出る理由も理解できる。

民主党がいかに国民の信用を失う行動を取ってきたかはトップがこの人物であったが為だ。管もお粗末だったが、鳩山程ではなかった。

国民が民主党に愛想を尽かす火種を残すことで泳がせる意図を有しているのでなければ、鳩山氏の活動制限を閣議決定して放逐すべき事態に来ている。


やる気と言えば

2013年01月17日 | Weblog

昨日は日本企業の社員のやる気が「ダントツの世界最低」というデータが出たという話をした。

「企業と社員の価値観が噛み合っていない日本」が根底に有る。「個人のエネルギーとチームのエネルギーのエンゲージメントが出来ていない」という結論だった。

「貢献のエネルギー」「目的のエネルギー」が急落して来た。

年棒性、一匹狼、成果主義はチームとしての協力体勢を阻害して来た。結果が出ず毎年の様にトップが変わる人事。引き抜きが横行。高給で引き抜かれて技術を教えて2~3年でゴミ箱リストラ。韓国には大分この手で日本の技術者がしてやられた。

日本でも自分の手の内を明らかにすると即リストラの運命が待っている。技術、情報を他人に漏らさない。それが自身の処世術。生き残る道と解釈した企業人が多かった。

団塊の世代が大量退職した事実も大きい。

同年代の大競走時代を生き抜いて来た企業戦士ばかりだ。これらの人材の知識、経験が引き継がれぬまま、ゴーンの成果主義に淘汰されてしまった。カリスマ経営者の言動にたぶらかされてしまった。

松下幸之助、本田宗一郎の様なカリスマが日本に現れなかった。毎年変わるサイコロの目首相が経済、外交、貿易、国際信用を失墜させてきた。

柳井、孫、三木谷、程度のカリスマはもっと出て欲しい。リーダーが毎年変わる様な企業体に将来は無い。

政権交代して安倍内閣が船出した。少なくても3年、4年は首相交代が無いことを望む。内閣に不祥事が起こらないことを望む。世界最低となってしまったこの国のチームとしてのエンゲージメントの強化を図ってほしい。

政治は国の縮図だ。会社、地域、でも同じ様な状況だ。地域でも指導力の無いリーダーが姑息な延命作業に終始している。淘汰の摂理が働かない点が地域の問題点だ。

老害排除は「定年制の導入だ」「活動成果の客観的評価と人事の活性化。」これがなければ「笛ふけど踊らず」の低迷から抜け出すことは出来ないだろう。

自分で資料の作れない指導者などは必要無い。会議に資料も無く人だけ招集して「意見は?」はないだろう。独りよがりのこわもてなど必要ないのだ。

現実の狭間で今日もグチが出てしまった。


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