しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

退職して3年たちました。

2012年04月02日 | Weblog
某地元企業を退職して3年経過しました。
当初想定していた第二の職場に挫折。
そこも退職して無職で過ごしております。

在職中に得た資格(ヘルパー2級)を活かして介護の世界で第二の人生を!
という夢はかないませんでした。

若い頃は年寄りでも出来る仕事、人手不足の業界と思っていた。
現実は甘くなかった。採用職種は介護事業所の送迎要員。
リフト車の管理と1日2回の送迎業務だった。
身体介護職という範囲の資格を活かせる現場ではなかった。

身体介護中心の業務は若い専門職が担っていた。介護福祉士、ケアマネ、看護師、
新卒で入り経験のある人、他施設での経験者が殆んどだった。
一方、10年も前に取った資格を活かせるかと言えばそれは殆んど無い。
実務をかなり忘れている。

採用で考慮されたことは前職で得ていた実績、安全運転管理者、
甲種防火管理者、の経験だった。
ここの職場の同僚は皆運転のプロだった。(送迎専門担当)
元自動車教習所教官、元大手企業の役員専属運転手、が主だった。
リフト車を安全、丁寧に運転する。利用者宅直近までいかに上手に幅寄せして
家の軒先に止めることができるか。側溝に注意しながらバックで車寄せ。
100軒もの利用者宅を覚え、朝夕異なる利用者の送迎を笑顔で行う。
けっこう負担だった。程なく自ら辞職。

退職してぷらぷらしていたら地域で声がかかった。
地域の役員をやってみませんか?だった。
暇だったし、介護職の資格を活かす意欲も失せていたのでやってみようかと思った。

案外面白かった。ふと気がつくと10もの地域の団体の役職を兼務していた。
総合商社みたいな団体に在籍していた経験が活かせた感もある。
多忙な日々が続くようになった。
「しるしのないカレンダー」=「予定がなくカレンダーに行動予定を
メモることもないまっさらなカレンダーの意」
は「しるしだらけのカレンダー」に変身していた。

先月1ヶ月の地域での活動は22回もあった。空いた日程に趣味等の日程を入れる。
(ジムスポーツ・通院・愛犬散歩・散策)
現役の頃、フルタイムで働いていた忙しさに似てきた。
前の職場の事を思うことも殆んどなかった。
退職後2~3回保険の手続きで窓口に出向いた程度である。

3年はひとつの区切り。地域活動4年目は前進あるのみ。
新たな刺激を肥やしとして考えて行動したい。

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1 コメント

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地域活動 (コーチャン)
2012-04-02 06:05:32
地域活動は企業戦士には難しい。
時間的に余裕がないと出来ない活動だ。
社会貢献が会社の業績という位置づけの普及が重要だ。
地域団体は「表彰制度」を武器に
企業に活動協力を求める事。
これは有効だ。

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