しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

ネット環境から判った実態。

2018年10月21日 | Weblog

集会所施設の臨時総会に参加した。資料を読んで驚いた事があった。「上期事業報告」として「施設及び備品関係」の報告があった。

 月 日 コンピューター・(インターネット導入)・接続工事。とあった。?と思って訊いてみた。「今までネット接続はなかったのですか?」答え「ありませんでした」との答え。驚きだった。この集会所施設は15年前に開設されている。年間1万5千人の利用客が数字上でている施設である。管理人も常勤が3名いる。週1日休館日はあるものの週6日開館・集会所としての施設管理と運営を行う事業所である。15年間もネット接続のない環境で事業ができる事業体だったとは。驚きだった。設置されているPCはただの集計用PCだったということ。日常関連する事業者とのデータ連携がなかったということ。報告も紙ベース、電話。ファックスでのやりとりで済ませていたのだ。なんとお粗末な体制だったのか!驚きだった。ネット環境はプロバイダーとの契約、接続工事で初期費用と固定費用がかかってくる。それは当然コストとして盛るべきもの。今まで15年間計上する必要がなかったということ。これが驚きだった。これが「集会所施設管理」では常識だったらしい。経費を抑えて人件費内で収めようとした結果だった。ここに来てようやく他の事情を優先する必要性からネット環境を整備・経費計上ができたらしい。驚きの実態が明らかとなった。インターネット環境の無いPcなど只の箱。そんなつまらない道具はない。と思っている小生にとってはここの職場環境に驚きを感じた。まだまだネット環境のない職場・事業所はあるのだろう。資料から発見した驚きの職場環境。事務の実態だった。月10万円程度の報酬で管理を委託する事業所の実態。常識が非常識な職場環境。ボランテイアで行う部分の大きな事業体の実態。高齢者の再就職先の一つ。行政の事業委託先。さまざまな法整備の間で運営される事業所運営の難しさを少し理解できた。


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