恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

小さく芽生えた嫉妬の心~その7

2015-04-28 08:01:38 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

☆☆☆☆☆

小さく芽生えた嫉妬の心~その7

〈譲二〉
今までアリサは俺が客だから相手にしてくれているんだと思っていた。

俺を悦ばせようとしてくれるのも、優しく慰めてくれるのも俺が金を払っているからだと。

たとえ彼女がどんなに美緒に似ていようとも、恋愛対象として考えたことはなかった。

だけど…、もしかして彼女は俺に特別な感情を持ってくれているのだろうか?

彼女の俺に対する反応、これは間違いなく嫉妬だよな…。


譲二「ねえアリサ。もしかして、俺にヤキモチを妬いてくれてる?」


アリサをそっと抱きしめて耳元で囁いた。


アリサ「そんな…。ヤキモチなんて妬いてないよ…。ジョージがあたしに嘘をついたのかと思って…」


俺はアリサの首筋にキスを落としながら囁いた。


譲二「俺はアリサの客にしか過ぎないんだし、私生活のことで嘘をつく客なんてたくさんいるだろ?
 なのになんでそんなに怒るの?」


アリサは喘ぎ声の合間に答える。


アリサ「だって…。だって…。ジョージは特別…なんだもん」


アリサの胸元のボタンを外し、少しずつ下にキスを繰り返す。


譲二「どうして…特別なの? …俺に…ただの客以上の…感情を持ってくれてるの?」

アリサ「そんな…ことないよ…。…ジョージは…私の…大切なお客さんで…」


すでに固くなった乳首を吸って舌で転がすとアリサはますます甘い声をだす。


アリサ「…ああ…あ…。誤魔化さないで…」


ショーツの中に手を入れるとそこはもうぐっしょりと濡れていた。


譲二「ねぇ…、ただの客にこんなに濡れてもいいの? …冷静に相手するんじゃなかったの?」


耳元で囁きながら、指を入れて中をかき回すとアリサは切なそうな声をあげた。

俺にヤキモチを妬いた女の子をなだめながら抱くのは新鮮で楽しかった。

美緒は…俺にヤキモチなんて妬いてくれたことはなかったから…。


その8へつづく



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