すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

あっちのほうでよかったけれども

2017年04月27日 | ぐり5歳~6歳
わ~ わたし絵へただな~ つくづく


さて、 昨日 東日本大震災を 「あっちのほうでよかったけれども」 と発言した復興相が スピード辞任していきました。


権力側が弱者を 言葉でそしったり さらにきずつけるようなことは けっしてあってはならないし、 そのようなことが起こるのは政治の失敗なんだとおもいます。

それはともかく 「あっちのほうでよかった」 ならぬ 「そっちじゃなくてよかった」 とおもうことは 育児しているとしょっちゅうあります。
















上の子のムスメはおとなしくてとろくて もうやられるがままってカンジで、 つねに生傷が絶えなかったものです。 なので、 ムスメのときは とにかくけがはしないでくれと 毎日祈っていたのですが、

これが

一転


下の子のムスコになると


とにかく加害者だけにはならないでくれ

とくに女の子のカオにキズだけは ぜったいにぜったいに かんべんして!! (あとココロにもね!)



とくに乱暴な子ではなく、 これまでもなにかあったわけではないんですが、 ちょっと加減がわかっていないところがあるし、 まわりを見ていないところもあるので、 ホントに心底しんぱいです。

ケガさせなきゃ じぶんがケガするぶんには もうぜんぜんかまわないです。 命にさえかかわらなきゃ 多少あとがのころうが もうこの際かまいません。

 水餃子とみつば

そっちがわ = ヒトを傷つけるような立場、 にはぜったいにいかないでくれと 毎日いのっています。 まあもちろん、 被害者にもなってほしくはないですが。

母親の仕事には この 「いのる」 というのがあります。

こどもがきょうもあすもぶじであるようにいのる、 こどもが外でヒトをきずつけないようにいのる

どの母親も 毎日毎日無意識にいのっているはずです。


「1941年にアウシュヴィッツで人の身代わりになって死んだマキシミリアノ・マリア・コルベというポーランド人の神父は、修道会を作った時、集団生活の中で、病人の見舞いをすることを非常に大切な仕事と位置づけた。 しかし同時に病人にも仕事を課した。 他の健康人は、忙しくて祈りをなおざりにすることがあるかもしれない。 だから病人が、そういう人々に代わって祈りを引き受けるようにというのである。 病人にも任務を引き受けさせるということは、何という優しさだろう。」
                                「私日記8 人生はすべてを使いきる 悪い運もいい運も」 曽野綾子 より


言いたかったことは 「地震が東北でよかった」 ではなく 「東北だから被害がこれだけですんだ」 という点で、 それはそれでだいじな視点だとおもうのですが、 言葉のチョイスがまちがってるし、 立場上も言ってはいけないことですよね。

なによりも あの言葉で 全国民がきずつきました。 前復興相のお母様のいのりが届かなかったことがざんねんです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ホッピーとだいだい)
2017-04-27 08:25:43
しっかり読ませていただきました
ホッピーとだいだいさんへ (こげ)
2017-04-27 08:56:20
ありがとうございます、でも ムリにコメントのこしていただかなくても くじけないので だいじょうぶですよ~
ホッピーさんのブログもしっかり読ませていただいてます。
つくってらした広島焼き?お好み焼きを食べたくて
口がすっかりおたふくソースになってます。
Unknown (ホッピーとだいだい)
2017-04-27 14:50:58
こげさんって あわてんぼうさん? それとも おれのコメントが足りなかったかもね
いいこと書いてあったから 熟読したということだよ
それと コメントは気分のいい時しているからね
ホッピーとだいだいさんへ (こげ)
2017-04-28 10:20:19
あわてんぼう・・・ ああ、おさかなくわえた たまさんですね

コメントしてすぐコメントいただくと、かえって気をつかわせてしまったかなとおもってしまうことも。
気が弱いですね、わたし。

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