「MIRROR」愛知公演ライブレポその②

かなり制限が緩和されたとはいえ、まだまだコロナウイルスの影響が残っている今回の「MIRROR」ライブ。一番の違いはなんといっても声が出せないことですね。なので声援やコール＆レスポンス、オーディエンスによる歌唱などができないわけですが……。

そのぶん拍手で観客としては応援を送ることになるのですが、その拍手をHARUNAがめちゃめちゃ褒めてくれてましたねｗ　「名古屋が一番凄い」と(*´▽｀*)
もちろん収容人数の差などもありますからそういった影響もあるのでしょうが、確かにボクが聞いていてもいつも以上の拍手の大きさと迫力だったと思います。あと長い！！　ずっと拍手が止まないんですよ。これはね～。ちょっと感動しました。

客席にいても感動するので、一身に拍手浴びる側はウルッときてもおかしくないんじゃないですかね(^^ゞ

名古屋人ってシャイといいますか、ハジけるときはめっちゃハジけるけど、普段は地味めにしている……といった印象があるんですよね(^^ゞ　普段は1000円のＴシャツで過ごしているけど、カバンと財布はルイ・ヴィトンですよ……みたいなｗ
なので声を出すのはちょっと照れるけど、拍手だったら頑張っちゃう！！　みたいなファンは多い気もします。胸に熱い想いはあるけど、表に出すには時間かかるみたいなｗ　ボクがそうなんですけどね(^^ゞ

声を出せないのは悔しい気持ちもありますが、逆にこうしたライブは今だけしかないかもしれないので（そうあって欲しいですが）貴重なライブを体験できた気がします(*´▽｀*)

さてさてライブレポも残るは終盤戦です。

まずは簡単なＭＣがHARUNAより。

「ライブでしか補充できない成分があるのをつくづく感じるわ～。やっぱりライブは楽しい。みんなも日々の生活のなかで疲れたり悩んだりすることもあるだろうけど、そんなときにいつでもパワーチャージができるような、そんなライブを準備して待っています。これからもずっと一緒にいてください」

（会場から多きな拍手）

「いや～、今のこの拍手にこっちがめっちゃチャージされるわ～」（笑）

前日の金沢ではRINAが

「全員三十代でこんなことやってる人いないよ。自分たちをお手本にしてくれる人もいない。（いや、いるし、いたんですけどね(^^ゞ　ただ……続けるのが難しいんですよ。SCANDALみたいに15年も続けてるのは本当に凄まじいんです）SCANDALはいつもひとりぼっち。でもライブをやるとみんながいてくれて、それで寿命が伸びて『MIRROR』という作品もできて届けられた。それが幸せ」

といった発言をしていると聞きましたので、ファンが支えてるし、ファンも支えられてるのがすごく現実味ありますよね。実際その通りなんだと思います。

ボクも一応小説書いて生活しているので小説家の端くれといっていいと思うんですが(^^ゞ、応援って……めっちゃパワーになるんですよ。やる気に繋がるというか。
生活するためにお金は必要なんですが、それと同じかそれ以上に〝目に見える応援〟って欲しいんですよね。応援の声が一番ですが、イイネの数でも再生数でもなんでもいいので。

創作業界であるあるなんですけど(^^ゞ、ある作家や漫画家は「辞める」と言い出すと急に「ファンでした！　大好きな作品なのでやめないで！」という声が寄せられるんですよ。
ただもう手遅れなんですよね。いつまでもあると思っていた作品が急に世の中から消滅することはよくあるのですよ。（だからこそスキャちゃんの１５年が凄まじいんですが……）

なのでできる範囲で、ちょっとしたことでいいので、イイネボタンやらをポチっとしてあげたらなと思います。
モノ作る人間って１０の賛美より１の悪評を気にしちゃうので、１００でも１０００でも褒めちぎってあげましょう(*´▽｀*)

話がズレたので(^^ゞ、ライブに戻りましょう……いや、始まってもなかった！！Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ


１５、夜明けの流星群
１６、瞬間センチメンタル
１７、Ａ.Ｍ.Ｄ.Ｋ.Ｊ
１８、Ｉｍａｇｅ

ここからラストに向けて盛り上がっていくゾーンですが、まずは「流星群」で徐々に温めていくスタイルですねｗ
そこから王道の「瞬セン」……くぅ～、ここで歌えないのだけが惜しい！！(´；ω；`)ｳｩｩ
さらに「アミダクジ」で激燃えですよ(*´▽｀*)　たまらん(*´▽｀*)　クソカッコよすぎるでしょう。いやー、やっぱり最近のキラーコンテンツはこの曲ですよねｗ　ライブ向け最強楽曲のひとつといってもいいでしょうｗ
そして最後は「Image」でフィニッシュ……と思っていたんですが（だっていつもはそのパターンが多いので(^^ゞ）ここからさらにもう１曲あるのが今回のツアーらしさですね。


１９、one　more　time

告白しましょう。この曲、ボク大好きなんです(*´▽｀*)
もちろん「アミダクジ」みたいな激しい曲は大好物ですが、この軽やかに、そして爽やかに駆け抜けるダンサブルな曲調……(*´▽｀*)　踊れるｗ　激しさとは違ったタイプで身体を動かしたくなるんですよね。なんでしょう、おかしな喩えかもしれませんが「昼下がりにビバリーヒルズのダンスパーティーに呼ばれた」感じです。横揺れしながら拍手する心地よさといったら！！(≧▽≦)

で、それだけでも満足なんですが、HARUNAがステップ踏みながら、そして「one　more　time」のフレーズに合わせながら指を振るんですよヾ(*´∀｀*)ﾉ

うおおおッ、クッソカワイイんじゃあああッ！！Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

と思ってたらサビの部分ではMAMIとTOMOMIのふたりも合わせて演奏しながら３人でステップ踏むじゃあないですか！！

うああああッ！！　なんだァ、このカワイすぎるバンドはあああッ～～～ッ！！Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ

いやあ～、至福であります。眼福であります(*^▽^*)

え、もう終わり？

というわけであっという間の本編なのでした(^^ゞ　曲が良くて演奏うまくて歌唱よくてメンバーの個性あってヴィジュアルよくてしかもパフォーマンスが可愛いとかどうなってるんですか！？
幸せは幸せでもなんだか３種類くらいの幸せをいっぺんに味わえるのがSCANDALのライブですよね(^^ゞ


アンコール１、LOVE　SURVIVE

そしてアンコールの１曲目は各会場毎回変えているとのことですが、名古屋会場ではこれまたちょっとお久しぶりな感のある「ラブサバ」でした～(*´▽｀*)
正直にいいましょう。やったぜ。勝ち組だなと思いました(^^ゞ　「ラブサバ」やってくれるなんてツイてる、と。
ただよくよく考えると、〝当たり曲〟いっぱいあるので多分どの会場も勝ち組なんですよね(￣▽￣;)　スキャちゃんのいい曲多すぎですｗ


アンコール２、SCANDAL　BABY

そしてオーラスはSCANDALの国歌「BABY」ですよ(*´▽｀*)　いうなればもっとも王道なライブの締めですよね。
さすがの「BABY」といいますか、声を出せないのがウソみたいな大盛り上がり(*´▽｀*)　ワイパーとかやっぱり相変わらず壮観でしたねｗ

サビ前くらいにある恒例のMAMIとTOMOMIの急接近＆HARUNAへのちょっかいですが……今回進化した、といいますか(*´▽｀*)　なにやらワチャワチャやってるうちに３人がクルクル回り始めたんですよｗ　なんでしょう、キャンプファイヤーの周りでチークダンスするみたいにｗ　あるいは櫓の周りを回る盆踊りみたいに(^^ゞ

だからなんなんスか、この可愛いバンドは！？(￣▽￣;)　仲良すぎかッ！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

途中で逆回転したりするさまを、RINAが微笑ましく見ているっていうねｗ　いやあ～、ホント最後まで幸せな空気に包まれました(*´▽｀*)


確かな技術でアルバム曲をしっかり聴かせながら、鉄板曲のアレコレで盛り上げていくという……硬軟自在のライブだったと思います。
そして終わってみればストレスすっきり、気分はハッピーになってますからね(*´▽｀*)

ＭＣで言っていた通り、聴く人にエネルギーチャージするバンドに着実にSCANDALはなっていると思います。存在してくれてありがとう、と心底から伝えたいですね(*´▽｀*)