ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

会わないつもりの、本気出してないだけ

2013-03-18 01:18:23 | SCANDALニュース
そろそろ新曲が出てくる頃だな・・・とは思っていましたがw、ようやく(^.^)でてきましたねえw

しかもそれが映画のタイアップという。
新曲「会わないつもりの、元気でね」は5月22日のリリースだそうです。堤真一さん主演映画「俺はまだ本気出してないだけ」の主題歌に抜擢されたとのことで。
映画のタイアップは、これまでにも何度かありましたけど、堤真一さん主演の実写、と聞くと、なんとなく「ビッグになったな~」という気がしないでもないですw (え、じゃあ今までのは・・・とかいうツッコミはないで(・∀・))

これ、くれぐれも曲タイトルと映画の題名を逆にしないよう、気をつけなくちゃですね(n‘∀‘)η

ちなみに映画の監督、福田雄一さんは以前からSCANDALを知っていて、好きだったとコメントされてますね。こういうのを聞くと、確実に知名度が広がってるのを感じずにはいられません(まあ、大阪城ホールを成功させてるんですから・・・)

この曲タイトルが意味深いですねw 普通に考えれば、もう二度と会えないのがわかっているから「元気でね」と挨拶した・・・ということでしょうが、これだけでいろいろドラマが思い浮かんできます(^.^)

しかも! どうやら作曲が「声」を作った柳沢亮太さんということで・・・これは期待しちゃうでしょう(´▽`)

ストレートなロックでラブソング、ということですから、ますます期待も高まらざるを得ないというw 映画の予告編で少し聞いただけでは、まだハッキリとはいえないですけど、ハードルを上げても良さそうな気がしますねw それほど、楽しみな新曲です。

なにが嬉しい、って4thアルバム以降、「ストレートなロック」の方向に本格的に走り始めた感があるのが、心強いんですよねえ~(^.^) これで間違ってないんだ、とチーム全体が自信を持っているような。
改めて「ENCORE SHOW」でメンバー作曲作品を聴くと、思った以上にロックしてるなあ~と(よくわからないながらもw)感じたものでした。最終的には本格派バンドとして完成形を迎えてほしいボクとしては(^^ゞ、これは嬉しい傾向です(´▽`)

しかし、笑ったのは次回ライブハウスツアーのタイトルですね。「スキャはまだ本気出してないだけ」というw

もちろん、映画の題名からきているわけですが・・・完全に遊んでるでしょう、これはww

映画あってのツアータイトルですもんねw ちょっとだけ、なんかカッコイイ←そうなのか?wのも笑えるし。

こういうおふざけは個人的には嫌いじゃないですね(n‘∀‘)η 極端な話、ツアータイトルなんてなんでもいいですから(・∀・) 「僭越ながら、ぬいぐるみあげたいツアー」とかでも一向に構いませんw
カチカチにかしこまったものよりも、こういうちょっと、ぷっと笑えるのはいいですね。

元々SCANDALは大阪発をウリにしていることもあって、けっこう「笑い」も意識していたような気がします。そういや昔は、「まいど!」とか言ってましたもんね(´▽`)

4人のキャラも面白いですし、それが親しみやすさにも繋がってるわけですから、大物ぶった感じになるよりは、是非アホアホ路線も継続してもらいたいところです。(あ、関西方面では「アホ」はけなしてませんからね、一応断っておきますがw)

そして「スキャ」という呼び方が、公式に認められたのも嬉しいところですw まあ、語感がいいからでしょうけどw 「SCANDALはまだ本気出してないだけ」だと、ちょっと間延びしちゃいますもんね。

チームSCANDALはアジアツアー中で日本にいないというのに、こういう形で話題を提供し続けるのはさすが、ですね(^.^) ファンとしては有難いところですヽ(´▽`)ノ

夢の大阪城ホール ~エピローグ~

2013-03-08 03:41:27 | ライブレポ
いつもそうなんですが、ライブにいったあとってSCANDALのことをますます好きになるんですよね~…当たり前かもしれませんがw

行ってよかった、とか、ファンでよかった、とか必ず満足以上のものをもらって、帰ってきている気がします。SCANDALの歴史的ライブとなった大阪城ホールワンマンも、当然のようにその想いは強いわけで。

ライブは楽しかったし、感動もしましたが、最終的に残った感情は、「やっぱりSCANDALが大好きやな」ということでした(´▽`)
以前に「3年トキメキ説」を書きましたが、たとえトキメキがなくなっていようとも、愛情はまるで衰えないもんですね(^^ゞ
もし、ボクがメンバーを恋人のように見てトキメいていたなら、飽きてしまっていたかもしれませんが、実際には家族のように愛し始めていることに、ハッキリと気付いた気がします。
…って、改めて読み返すと、めちゃめちゃ恥ずかしいこと書いてますねえ~、自分(^^ゞ まあ、深夜のテイストってことで、許してやってくださいw

城ホールの一週間くらい前から、ず~~~っとスキャちゃんのことばっかり考えてたので…ぼんやりと浮かんでいた感覚が、言葉にできるほどハッキリしてきた、と思います。「なぜ、自分はここまでSCANDALに嵌ったのか?」とか。「これから何を彼女たちに期待するのか?」とか。

ボクがSCANDALに嵌った、大きな要因。そのひとつに、楽曲がツボに嵌ったのは、外せないところですね。
何度もこのブログで書いてますけど、ボクはほとんど音楽に興味を持てなかった人間なので…それが「おお、こんなのめっちゃ好き!」という楽曲を連発してくれたのが、スキャちゃんでした。

ですから、ボクがSCANDALファンをやめる可能性があるとしたら、楽曲の方向性が変わるときだと思います。このブログを始めるときも、唯一心配だったのがその点でした。途中から「違う」方向にいったら、どうしよう…と。

ただ、それが4thアルバムの「QAT」で完全といっていいほど払拭されたのは、大きかったですねえ~(≧▽≦)

またメンバー作曲の楽曲が、同じ方向を向いているんだ、と感じさせる内容だったのも自信を深めましたね。これなら、ずっとファンでい続けることになりそうだ、と。自分好みのバンドだと、つくづく思います。

ただ、楽曲が好き、というだけでここまで嵌れたかというと…恐らく答えはNOだと思うんです。
で、考えていくと…結局は彼女たち、4人の人間性が好きなんだ、ということに改めて気付きました。それぞれ、まるで違う個性の持ち主ですけど、タイプは違うのにそれぞれ素晴らしい。さらに、このバラバラの4人が集まると奇跡的なバランスとなって最強態になるもんですから(^O^)、手がつけられないw

なんかホントね、「麦わらの海賊団」とか戦隊ヒーローみたいなんですよ(´▽`)
4人ともキャラが立ってて魅力的。かつ、全員集合すると無敵w
どう考えてもマンガの主人公として成立しますもん(^O^) 面白いわけだw

しかも彼女たちの場合、面白いだけじゃなく、尊敬できる面さえ持ってるんです。ボクのほうが、ずっと年上なのに(^^ゞ
ここって、凄く重要なことじゃないですかね。
尊敬できるからこそ、いい関係を保つことができ続けている。ただ上から目線で「応援“してやる”」みたいな気持ちがあったなら、ここまで真剣に向かい合えなかったような気がします。
かといって、決して女神のように崇拝してるってほどでもないですしね(^^ゞ(いや、まあ、ひとり女神はいますけど…←(・∀・))
お互いがいい位置関係にありながら(もちろん、スキャちゃんはボクのことなど知りませんがw 勝手にこちらで思ってるだけですよw)愛情を交し合っている、と思えるので、家族のように応援し続けられるんじゃないでしょうかね。

で、そんな彼女たちに、城ホールという夢を達成した後に望むことも、ボクのなかではハッキリ浮かんでいます。

まあ、ひとつには、前にも書いたように「B’zのようなモンスターバンドになる」というのがありますが…もうちょっと言い換えまして。

「いいバンドとして、完成して欲しい」これがボクが、SCANDALにこれからずっと望むことですね。

というか、考えてみたら、「ずっとバンドをやり続ける」のと同じように、このこともスキャちゃんにずっと期待し続けていることなんですけどねw

ボーカル&ダンススクールから出発した彼女たちの物語は、いってみれば「楽器を持ったこともない女の子たちが、本格派バンドとして成長していく」物語なんですよね。
だから、最終的に完璧な本格派バンドになるのが、究極のゴールになるのは、当然かもしれません。(B’zを目指す、というのもそういうことですし)

技術的にまだまだ成長できるでしょうし、あと作曲という世界もあります。
SCANDALは作曲してない、というような言葉を、デビュー当時は特に耳にしたものですが、ボクとしてはポカーンとしてました(´゜д゜`)ポカーン←こんな感じw
いや、楽器触って数年の子になに言ってるのでしょう、この欲張りさんたちは、と(・∀・)
作るだけならともかく、プロとして発表できるレベルのものが、そう簡単にできるわけがないと思うんですよね。ましてスキャちゃんたちは、眼の前に出現するハードルを、とにかくまずクリアするのに精一杯なわけですから。作曲する余裕なんて、全然なかったはずなのです。

なので、ボクのなかでは、作曲に関しては「まだあとのお楽しみ♪」「これから経験積んで、音楽知識を増やしてからのお楽しみ♪」とずっと思ってきたのです。
本当のSCANDALのスタートは、まだまだこれからでしょう、と(`・ω・´)
そう考えると、城ホールを達成したものの、本格派バンドとして完成する道程は、これからまだまだず~~っと続くわけです。これはもう、楽しみで仕方ない(´▽`)

大阪城ホールが終わって以来、ワクワクドキドキが止まらないんですよね。
もしかしたら、未来のモンスターバンドは、今やっと、スタート地点に立ったばかりなのかもしれません。

夢の大阪城ホール ~後編~

2013-03-07 00:58:58 | ライブレポ
長く続いている大阪城ホールのライブレポ、ようやく最終分に到達しました(^^ゞ

始まるまで、高揚とドキドキの続いた日々…なにが起こるかわからない状況…
終わったときに、泣いているのか、笑っているのか、自分でも予測不能な夢の舞台だったのですが、いざ始まってみたら、TOMOMIの表情や「one piece」の歌詞にウルウルさせられながらも、なんとか崩壊を免れている、という感じ。

まあ、この年になるとですね、感動の涙を流したいなんて気持ちより、みっともない姿をさらしたくない、という気持ちのほうが強かったりしましてね(^^ゞ

ここまで十分に感動したし、楽しめたし、このまま無事に夢のステージを見届けられそうだな~…という自信が、だんだんと強くなってきました(^.^)

そんな、ちょっとホッとしたような気持ちを抱いたまま、いよいよライブは終盤に突入していくのです…



14、Welcome home

感動的な「one piece」のあとに続くには、もってこいの選曲だったんじゃないでしょうか。いまや、メッセージ性の強い名曲の定番となった感もある、「Welcome home」の登場です。
ご存知のように、home=故郷=心の支え≒スキャちゃんにとっては、ファンやスタッフの集まったライブ会場? といった図式が思い浮かぶこの曲。今回のライブでは、まず確実にセトリ入りするだろうと思ってましたが、夢を実現した瞬間を歌う「one piece」のあとにこれが来るのは、意味深いものがありますね。

最初のRINAのドラム連打が、一気に世界観に引き込むのも、「one piece」後の会場雰囲気を突破するのに、ピッタリだったように思います(^.^)



15、Very special

メンバー曲もひとつはあるだろう、と予想してましたけど、正直この曲が来るとは意外でした。
まあ、幸福感たっぷりの曲ですから(´▽`)、ともすれば湿った雰囲気になりがちな会場を、明るくするにはピッタリなのかもしれません。SCANDALには夢の続きがあるわけで、いつまでも泣いてるわけにもいきませんしね(`・ω・´) 笑って次に進もう、と。

もちろんタイトルそのままに、特別な日だから、てのもあると思います(^.^)

本来ゴリゴリなロック、みたいな曲が好みのボクなんですけど、けっこう好きなんですよ、コレw すごくTOMOMIらしくて、笑顔になっちゃうのですヽ(´▽`)ノ
突き抜けるようなTOMOMIの声が、とても気持ちいいんですよねw



16、Shining Sun

本編もあと2曲で終わり…というところで登場したのが、最新アルバム「ENCORE SHOW」からこの曲です。
これはかなり意外…というか、想像もしてませんでした(´・ω・`)
いやまあ、「Shining Sun」自体が好きじゃないというわけじゃないですし、「ENCORE SHOW」からいくつか選曲されるのはわかっていたんですけど…この順番で、この曲を放り込むか、という点ではやっぱり予想外でした。

明るい曲調という点で、「Very Special」からの流れを継ぐ…というところなんでしょうが、ぶっちゃけて言えばちょっと「?」感を覚えちゃいましたね。「会いたい」やら「恋模様」やら「声」やら「スイッチ」やら「BURN」やら…他に聴きたい曲が目白押しだっただけに、余計にその想いが強まったんでしょうけど。

この曲自体が悪い、というわけじゃないですが、大阪城ホールという超特別な日のセトリとしては、少し物足りなさがあったのは、正直なところです(^^ゞ
まあ、思い入れが強過ぎるだけなのかもしれませんけどね。
ただ、純粋にセトリだけを見ると、武道館はもうホントに最高級で。あれと比べてしまうと、もうちょっと欲張りたくなるところです。
普段のライブの延長、という全体の雰囲気は城ホールのほうが好きですが(例えば、武道館でのドッキリとか、印象的ではあるんだけど、好みという点ではちょっと…(^^ゞ)、セトリは武道館のものがよかった、というところでしょうか。

逆にいえば、今後、これ以上の最高級ライブがまだ創れるんだ、ということだと思いますけどw

ちなみに、確かこの曲のときだったと思いますが、頭上から大量の風船が降ってきて、会場を盛り上げました。
人間って面白いですねー(^.^) だいたい、やることって一緒なんですねw 風船が降ってきたら…①まず跳ね返す②手にもって振り始める③飽きると割り始めるw…ということで、アリーナ後方からは、しばらくの間、風船でステージがほとんど見えなくなりましたw まあ、楽しかったですけどねw



17、太陽と君が描くSTORY

本編ラストになにが来るのかと思ったら、わかりやすくノリやすい「タイキミ」でしたw エース級は序盤でほとんど使いきってますもんね(^^ゞ なんだかんだで「タイキミ」も、会場では盛り上がる曲なのです。

悪くはないんですけど、夢の城ホール、本編ラストであることを考えると、最強曲である「BABY」を一発目に持っていったのは、やっぱりちょっと勿体無かったかな、と思ったのも正直なところです。一発目は「テーマ」でも盛り上がったろうし、2曲目の「スペレン」でもかなり盛り上がったでしょうからね。

とはいえ、本当の勝負はまだここから始まる!(`・ω・´)のは、観客もわかっているので、ここはすんなりお見送りw
メンバー4人の姿が消えると同時に、アンコールの大合唱が巻き起こったのでした。



MC

アンコールの声に呼ばれ、戻ってきた4人は、いつものようにライブTシャツにお着替えです。この辺りも、まったくいつものライブと同じ流れですね。

曲に入る前に、最後のMCともいうべきお喋りが始まるのですが…これが、ボクなんかにはすごく感動的で。

TOMOMIがこのときいった言葉のひとつひとつが、名演説とでも言いたいほどに素晴らしいものでした。
彼女の性格のよさが満ち溢れてて、気持ちがこれ以上ないほど伝わってきて、しかもユーモアまで含んでいる。
TOMOMIの言葉は本質を突くんですよね。本当に天才というか、稀有な才能の持ち主だと感心します。

まず「いままでに、いろいろなことを言われてきたけど…」と、この部分に触れたのが凄いんです。
今でこそSCANDALはビッグ・アーティストといっても問題ないほど大きな存在になりましたけど、船出の当初はやっぱりいろいろと悔しい想いをしてきているんですよ。それは、普通の、他のアーティストさんより間違いなく多かったんです。

有名なところでいえば、「アイドルだ」「演奏がちゃんとできるのか」とかね。制服姿でデビューというのも、プラス面もあったでしょうが、マイナス面も少なからずあったんですよ。
彼女たち自身はなにも悪くない、むしろすごく努力しているのに、いわれなき批判を受ける。初めてのサミットでMAMIもぶっちゃけてましたけど…SCANDALというのは、「いろいろ言われて悔しい想いをしている」過去を背負ってきているんです。

それに耐えて、耐えて…の今日ですから。
ただ単に、「売れない時代がありました」なんて物語とは違うのです。楽器演奏経験がない、というだけでもハンデなのに、そこに加えて数々の白い眼にも耐えなきゃいけなかったんですから。

もちろん、売り方を考えるのはチームSCANDALの誰かなので(恐らくは、けっこう上層部の方なんでしょうが)、いわれなき批判はある程度覚悟のうえ、でしょうけどね。
それでも、ともすれば、そんな凹みそうな状況を、よく彼女たちは「バンド活動は楽しい!」と明るく前向きに捉えることで乗り切れたもんだな~と、本当に感心します。

それと、そんな彼女たちを支えたのは、やっぱりファンの応援だったと思うんですよ。僭越ながらw←
ファンの声が、彼女たちにやってることの正しさを、教えてあげることができたんじゃないですかね。だからこそ「いろいろ言われても」ここまで続けてこれたんじゃないかと。ファンがついていかなかったら、さすがの彼女たちでも、途中で心折れてたかもしれません。

そう考えると、ボクらファンも、ちょいと自信を持っていいんじゃないですかね(´▽`)
メンバーが言っているように、大阪城ホールに辿り着いたのは、ファンの支えがあったからだと。
やったぞ、オレたち\(≧▽≦)/ 

この、彼女たち独特の、それでいてあまり触れたくないであろう話題を、自ら口に出すところがTOMOMIの凄さなんですよね。

「友達に連れてこられただけのひともいるでしょうし」とぶっちゃけちゃうのも凄いですがw、「ぬいぐるみでもひとりひとりにあげたい」なんてユーモアを混ぜるのも凄い(^.^)

極めつけは「お返しは、続ける、ということだと思いました」という結論に達しているところですね。
まさしく、それこそがファンの望んでいることなので。少なくともボクはそうです。
大阪城ホールはもちろん大切ですが、一番重要なことは「SCANDALの音楽を楽しませ続けてくれる」ことですから。
ボクが死ぬか、飽きるまではw←、続けて欲しい。そこが究極の夢ですもんね。

そこまで心に響かせておきながら、最後に「さ、ベース担ごうかな!」と締めるあたり…天才の所業としかいえないでしょう、これはw

またMAMIがですね…いいんですよ。

彼女は「夢を言い続けることで、夢が達成できる。…ということを証明できたのが、嬉しい」と言うのですが…

これってよく考えていくと、「自分のため」じゃなく、「他のひとのため」に言ってますよね。

つまり、自分が夢の舞台に立てたことより、夢を持つひとに、少しでも自信を与えられることができたから嬉しい、といっているわけで。
「自分」よりも常に「他者」が優先される。そこがMAMIの素晴らしさですよね。普通は自分が前に、前に…というのが芸能人だと思うんですけど、MAMIはほとんど真逆にたってるひとなのです。

改めて、MAMIの人間性にも惚れ直してしまいましたね(´▽`)

…って、MCだけで、こんな長くなっちゃいましたが…(-_-;)

しかし、ここのMCを聞くだけでも、大阪城ホールにいった甲斐がある、と思えるほど、ここのところが好きなのですw



アンコール1、サティスファクション

上のMCを受けて、HARUNAが「そんな皆に聞かせたい曲があります」というので、なにかとワクワクしてたら…CMでお馴染みのコイツでしたw
この曲も普段SCANDALを聴かない観客の方に対しては、必要な曲ですよね。一番、聞き覚えがあるでしょうから。

このとき、金色のテープがまた頭上から降り注いだのですが、あとでスキャ友さんから見せてもらったら、なんと「wonderful tonight」の文字がひとつひとつに入ってました。芸が細かい!w



アンコール2、DOLL

「最強のヤツ、いきます!」「これやるために来たんでしょ!?」という、HARUNAの煽りがピッタリの曲…いやー、まさに仰る通り!(≧▽≦) 1万人でタオルまわすために来たんですw

会場が一気にヒートアップするのはもちろんなんですが、驚いたのは、フロントの3人が揃って移動するんですよね、演奏しながら。
左右に伸びた花道を往復するんですが、いくら「DOLL」が演奏しやすくて、何度も弾いている曲だとはいえ、歩きながら演奏するのは、さすがに凄いな、と思いました。

ラストは近いんですが、鉄板最強曲のひとつだけあって、会場の盛り上がりは最高潮!
あとひとつ残った最強曲が、ラストには予想通り控えてましたw



アンコール3、EVERYBODY SAY YEAH!

秋のツアーや新年初ライブのマニアライブではやってなかったので…なんとなく久しぶりの感もあったんですけど、やっぱりめちゃめちゃ盛り上がります、この曲は(≧▽≦)
いや、とにかく声出したり、飛んだりしやすいのですよw はじめてのライブで、ノルのがなんとなく恥ずかしい…なんて方には、是非この曲をオススメしたいです(^.^) めちゃめちゃノリやすいですからw

上でも書いたように、若干セトリに関しては「うーん?」なとこもあったんですが、さすがにこのオーラス2曲は圧巻でしたねえ~。ここだけで、かなりの満足度が得られました(´▽`)



途中、幾たびかの涙腺の危機を乗り越え…最後は笑顔で終わった感のある、大阪城ホール。

これで全部終わったんだな~…と思うと、無事に泣き崩れなかったことに安堵する反面w、まあ、意外とこんなものかな、とも思ってました。
やっぱり人間、過度に期待しすぎると、拍子抜け、みたいなときってありますからね。
もちろん、十分に満足してるんだけど、いざ夢のステージが終わってみたら、意外と普通だったかも…などと気を抜いた、そのときです。

まさか、最後の最後、こんな形で一生忘れられない光景を見ることになるとは。



全ての楽曲が終わり、メンバー4人が揃って、左右の花道を歩き出しました。
これ自体は、ライブ終わりのファンへの挨拶、という恒例のもので、いつもの普通の光景です。

ただ、BGMに流れてきたのが…「SCANDAL BABY」。

一発目にやったSCANDAL史上最強の名曲にして、歌詞のどの部分にも彼女たちを投影した曲が流れてくると…

観客のみなさんが、自然発生的に、誰に指示されたわけでもなく、ノリ始めたのです。腕をつきあげ、コールを叫ぶ。会場全体が、まるで今、SCANDALが演奏しているかのように――。

もちろん、本人たちはファンに挨拶しているので、実際に演奏しているわけじゃありません。誰がどう聞いても、BGM。音源から流れてくる「SCANDAL BABY」です。

その音源から流れる「SCANDAL BABY」を、今まさにライブでやっているかのように、観客全体が腕をあげ、叫び続けて――。

いや、君たち。どれだけ「SCANDAL BABY」好きなんだ。

というか、どれだけ、SCANDALのことが好きなんだ。

クルマのCMで「愛は見えないけど、確かにそこにある」なんて台詞がありますけど…このとき、愛はハッキリ見えましたよ。

このですね、「SCANDAL BABY」に叫び続け、ノリまくる観客の皆さんの光景が、今になっても忘れらないのです。

実に、感動的なシーンでした。

もしや、もしや、このままいったら…とは思ったんですけどね。

いつもライブで、ファンが合唱する場面。大サビのところ「ホントはいつもあなたに、わかって欲しいと思ってたよ」「泣きたいときもあったけど、もう振り向かないと決めたから」

まさか、ここのところ。いつものように大合唱するんじゃないよな…と思っていたら。

歌うんだな、みんな。あらん限りの大声で、歌うんだもの。

あかんわ、そんなの。泣かずにいられないでしょう。

凄いものを見たな、と思いました。もうホントに崩れるかと思いましたよ。

おかげで今、「BABY」聞くたびに涙が溢れて困っていますw あの光景が、蘇ってきちゃうんですよね。

ちょっと気が抜けた、最後の最後にこんなシーンを見せつけられたから、完全にやられてしまいましたね(^^ゞ



後から考えてみると、一曲目に最強曲「BABY」をやったのも、全てはこのためなんでしょうね。

いろいろと情報を聞いた限りだと、どうもスタッフさんサイドはこうなることを、ある程度計算していたように思います。我々ファンの気質を知り抜いてるな~(^^ゞ 今回は、完全に脱帽ですね。これ、「BABY」以外の曲だったら、絶対に起きなかった現象だと思います。

とはいえ、もちろん、ファンの愛なければ起こり得なかった現象ですから…

スタッフさんの信頼に、ファンが見事に応えたからこその伝説のシーンになったんじゃないでしょうか。見えない連携プレーですね(^.^)
ボクはチームSCANDALというのは、スタッフさんをまとめた言葉だと思っているのですが、もしこれにファンも含まれるとするならば…今回は、チームSCANDALが生んだ、感動の最高傑作だと思います。

改めて、この4年間、スキャちゃんを応援し続けて本当によかったと思えましたね(≧▽≦)



これで必要以上に長くなったライブレポは終了です(^^ゞ
お目通しいただいた皆さん、ありがとうございました。

レポ自体は終わったのですが、この数日、スキャちゃんのことをずっと考えていたせいか、今後に向けてどんなことを期待するのか、自分なりにハッキリと見えてきた気がします。
ライブレポの番外編、というかエピローグという形で、明日以降そちらを書いて締めさせていただこうと思います(^^ゞ

夢の大阪城ホール ~中編~

2013-03-06 01:02:45 | ライブレポ
では引き続き、大阪城ホールのライブレポ(というか、感想? 妄想?)を書いていきたいと思います。
正直、MCでの喋り、あのメンバーの想いのこもった言葉なんかを、レポという形で再構築するのはすごく難しいんですけどね~(^^ゞ あの日覚えた感動を、ちゃんと表現できるのか…不安なままのレポではあります。

まあ、いいや←

言い訳はこれくらいにしてw、参りましょう(n‘∀‘)η



9、Rock’n Roll

この前のMCで、HARUNAが「ここから先も激しいのいくよ?」と言っていたので、なにがくるのか興味津々でしたw 再開1発目は、4thアルバムからストレートな題名のこの曲です。
あくまで個人的な意見ですけど、4thのアルバム、かなり好きなので…そこから選曲されるのは、けっこう嬉しかったりしました(´▽`) 思い入れの深い、懐かしい曲ももちろん好物ですけどね(・∀・)

「あなたのロックになりたい」という直球ド真ん中の歌詞があるだけでも、この晴れの舞台に相応しい曲だと思いますねえ~、コイツは(^.^)



10、Queens are trumps

続けて4thアルバムを代表する曲が続きます。HARUNAがギターをマイクに持ち替えた時点で、なんとなくわかりましたねw
これまでにも、大舞台らしく、ステージ上で炎があがるという特効が何度かあったんですけど、ボクの頭のなかでこの曲のときだけ、やけにハッキリ覚えています。「QAT」と炎って、めっちゃ相性よくないですか?(^.^)←誰に聞いているやらw

サビのところ、ギターとベースがうねるように演奏されるのが、すごく身体を動かすのです(´▽`) 縦ノリ、っていうより、グラインドみたいな感じの波打つノリですねw
何度も書いてますが…今でも十分カッコイイ曲なんですけど、これでよっちゃんギターが鳴らすピッキング・ハーモニクスがCDのように加わったら、まさに完璧。SCANDALがまたひとつ、突き抜けるように思えてならないんですよね。
MAMIに期待してるんですけど、構成上難しいのなら…いっそHARUNAがやっちゃうのもアリだと思うんですが、いかがなものでしょう?←誰に聞いて(略)w



11、カゲロウ

グッときたなあ~…
やってくれる、とは思っていましたが、期待に応えてくれました(´▽`) そこにシビれるゥ、憧れるゥゥ!!

いや、やっぱりですね、初期のライブからずっと支え続けてくれている「カゲロウ」は、どうしてもこの城ホールのステージで聴きたい曲のひとつだったのです。
「BABY」や「瞬セン」のような、歴代エース曲はいくつかあるんですけど、「カゲロウ」は紛れもなくそのうちのひとつ。ボクが初めてSCANDALのライブを見に行ったときも、ラストはこの曲だったと記憶しています。

で、衝撃を受けたんですよねえ~…
対バンライブで、必ずしも会場全体が沸いていない状況。アウェイな雰囲気のなかで、それでもグサリとささる衝撃を残したのが、この「カゲロウ」ですから。

あの衝撃を受けて、「SCANDALはずっと応援する価値のあるバンドだ!」と確信を持ったんですよね。このコたちは、やる、と。
それは売れる売れないという話じゃなく、人間として応援する価値のある存在だと、確信したというか。
心揺さぶられたまま、気がついたら4年が経ちましたよw ボクの原点回帰、という意味では「カゲロウ」は絶対必要な曲でしたから、嬉しかったですねえ。

しかも、ラストの高音に駆け登っていくところも、いつもより2段階さらにあがってましたねw まさにスペシャル!
MAMIのギターもアレンジが効いている感じで、郷愁に浸るだけでなく、スキルアップをも感じさせてくれました。
いつ聴いても、名曲のひとつですね。



12、HARUKAZE

最近、なぜか「HARUKAZE」を聴くと、涙がでるんですよねw
そこまで大好き、ってわけじゃなかったはずなのに(もちろん、好きですけど)、季節のせいか、上のステージに向かっていく、気概ある歌詞のせいか、ここにきてやけに刺さるのです。
半ば条件反射的に、視界が潤んだりしましてw

いい曲ですね。しみじみ思います。



MC

大阪城ホールを迎えた今の気持ちを、HARUNAが代表して語りました。

ここはですね、言葉にするのが、とても難しいです。なんか、安っぽくなっちゃいそうで。

ボクがHARUNA好き、のせいかもしれませんけど(^^ゞ、彼女の言葉、好きなんですよ。飾りはないけど、ウソもない、って伝わってくるので。
胸に迫る想いはあるはずですが、そこを必要以上に出さず。涙もださず。
でも、彼女に去来しているであろう感情や、感謝の気持ちはわかるので…胸打たれるんですよね。
技に走らないんだけど、的確に感情が伝わる…HARUNAのMCは素晴らしいと思いますね。いや、お世辞じゃなくて。根底に素直さがあるからこそ、ああいうMCがなにげなく出来てしまうんじゃないですかね。

これを聞いていたTOMOMIが泣き顔になり…それがスクリーンに映し出されるものだから、感動せずにはいられなかったです。
で、いかんよ。観客の皆さんが、ここでTOMOMIに声援送るんだもんw
そんな愛を見せられたら、よけいに感動してしまうw ここは、あと一歩で崩れ落ちるんじゃないかってくらい、涙腺の危機でしたw

もし、ここでHARUNAが泣いていたら…たぶん、とんでもないことになっていたでしょうねえw ボクもそうだし、メンバーも、会場全体も。
以前のZepp TOKYOがいい例ですが、HARUNAが泣くのを見たら、他のメンバーも耐えられなくなると思うんですよ。MAMIにしても、ほとんど涙を見せないひとですけど、あのときは違ってましたからね。

ヘンな話、TOMOMIが泣くのは覚悟していたというかw、それがTOMOMIなんですけど、HARUNAは基本、泣かないんですよね。
それは自分が泣いたらとんでもないことになる、という自覚も多少はあるんでしょうが、一番は「ステージをやりきる」ということに、意識が向いているからでしょう。
城ホールという特別な場所ですから、グシャグシャに泣いて崩壊しても、ファンは納得したと思うんですよね。泣いても構わないステージ、だったはずです。だけど、普通に「ステージをやりきる」ことが当たり前になってるんでしょう。感動もあるけど、それ以上にHARUNAのなかで、この先のステージもビシッとやりきる意識の方が強い、と。

で、ですね。

ふと思ったんですが、実はHARUNAのなかで、本当の意味で夢を叶えていたのは、あのZepp TOKYOのときだったんじゃないかな…と強く感じるようになりました。

SCANDALというバンドが生まれて、4人が初めて持った夢が大阪城ホールなわけです。
でも、HARUNA自身は、その前から音楽で生きていく、という大きな夢があったわけで。葛藤の末に、好きで始めたダンスから、バンドの道を選んだのも、根底にはひとりの夢見る普通の少女・はるちゃんの物語があったわけですよ。
それはもちろん、大阪城ホールのように大きな声で言っていたわけじゃないですけどね。ごくごく当たり前の夢として、いつも胸に秘めて持っていた。RINAも、同じような心境でしょう。

今でこそ、Zeppより大きな会場を簡単に満員にするSCANDALですが…デビュー当時は、Zeppでやるのは大きな目標のひとつだった、と思うんですよね。Zeppより少しキャパの少ないSHIBUYAーAXで雨上がりの決戦やったときに、AXでワンマンやるのは、夢のひとつだった、と言ってましたし。

ボク自身も、ファンとして、Zeppでツアー組めるようなバンドになってもらうのが、最初の目標でしたし。
というのは、ライブバンドでZeppを回れるようになったら一人前、という認識があったからです。そこまで到達したら、プロとして十分やっていける、と。バンドとしては、十分な人気だと。

HARUNAも同じような感覚だったとしたら…Zepp TOKYOでの涙は、実に納得なんですよ。
あの時点で、夢見る少女はるちゃんの子供のときからの目標は…達成したんじゃないでしょうか。一人前のプロになった瞬間、とでもいいますか。
そう考えると、大阪城ホールで涙を我慢できたのも、わかるような気がするんですよね。

MAMIはまた、前回にも書いたように、メンバーの夢が達成するのを見るのが夢ですから…
HARUNAが泣かなければ、涙をこらえられるのも納得です。

RINAにしても、状況はHARUNAとよく似ているでしょう。このふたりは、結成当初からプロ志向を持っていたふたりですからね。
瞳を潤ませていたものの、号泣までに至らなかったのは、すでにある意味で夢は叶っていた、というように思いますね。大阪城ホールは4人の象徴的な夢ですけど、実際には他にいくつも夢があったわけで。

そう考えていくと、今回の大阪城ホールが、人生で初めて持った夢だと断言するTOMOMIが突出して泣いていたのは、よくわかる気がします。
TOMOMIはHARUNAやRINAほど、プロ志向じゃなかったですからね。
楽しみながらダンスやボーカルをやっていて、その延長でバンドを始めて…そこではじめて、明確に持った夢が、大阪城ホール。
だから、誰よりも、TOMOMIが一番、今回のライブに感動したんじゃないかなあ~。
始まった瞬間から、TOMOMIが涙していたのも、すごく理解できるような気がしますね。始まってすぐ、感極まったファンの方も多いと思いますが、同じような感情にあったのがTOMOMIだったと思います。



13、one piece

感動的なMCを受けての再開は、この曲しかないだろう、という「one piece」でした。
なにしろ、大阪城ホールのステージに立ったときのことを想像して作られた曲ですから…まさにこの日のための曲といっていいと思います。

字幕がスクリーンに表示されていたのが、印象的でしたね。この曲、この状況に関していえば、歌詞は超重要なので…SCANDALの歩んだこれまでと、歌詞とを重ねあわせて涙した方も多いんじゃないでしょうか。

正直にいえば、ボク的には「会いたい」の方が涙腺破壊力はグッと高いんですけどね(^^ゞ

もちろん、「one piece」をやらないでなにをやる! というくらい、大阪城ホールでは重要な曲ですから、納得はしてるんですけど…できれば、「会いたい」も聴きたかった、というのはド本音です(^^ゞ

「会いたい」はHARUNAの私小説みたいなものですからねえ~。どんな作家でも、自分の人生をさらけ出した傑作がひとつだけできる、らしいんですが…HARUNAにとっての「会いたい」は、まさにそれ。恐らく、これ以上の傑作はなかなか生まれてこないと思います。
ただ、「会いたい」をやったら、さすがのHARUNAも壊れていたかもしれないので…w
敢えて避けたのかな、と都合よく解釈したいと思います(^^ゞ

「one piece」は歌詞が一番いいのは確かですけど、ふたりのギターもいいんですよね…あと、大サビではいるTOMOMIの歌とw



まだまだライブは続くんですが、さすがに今日中に全部書くのは難しいので…今回は、ここで切らせていただきたいと思います。
明日こそは最後までいけると思うんですが…むむむ(`・ω・´)

というか、ホントに長々と書いてすみません(^^ゞ レポというより、明らかにそれ以外の文章が多いというw

夢の大阪城ホール ~前編~

2013-03-05 01:07:47 | ライブレポ
繰り返しになりますが、今回のライブレポは感想を中心にさせていただきます。

好き勝手に書かせていただきますので、心ならずも気分を害してしまったらすみませんm(__)m

妄想というか、自己流の推理も多く入るかと思いますので(^^ゞ、その点についてもご注意くださいね。

ではでは、ライブ本編へと参りましょうか(n‘∀‘)η



オープニング

ステージ前に大きな白い幕が張ってあり、なかを隠すと同時にオープニング映像のスクリーンとなってました。
ここで流れたのが、「宇宙人が地球を調査して、一番ホットな場所…大阪をみつける」といったような内容。もちろん、セットの宇宙船と繋がってるわけです。
SCANDALにとって、大阪という街がいかに特別であるか…というところでしょうか。
あと、考えてみたら、キャン太って宇宙人なんですよねw そういう意味では、SCANDAL誕生当初から、宇宙から関心をもたれている、ということが言えるかと思いますw
もっといえば、宇宙規模の、地球一のバンドになる、という意味が密かにこめられているのかも、ですがw

ここで宇宙を持ち出された以上、1曲目は宇宙=スペースがタイトルに入ったあの曲か?(≧▽≦) と思わせておいて始まったのが…



1、SCANDAL BABY

なんと、一発目に登場したのが、SCANDAL史上、最強といっていい名曲「BABY」ですよ!(OロO)!
これは正直、驚きました。「BABY」がないわけないし、昔はオープニングに使われることもあったので、おかしくはないんですが…最強曲「BABY」を一発目とは、もったいないかな、と。

当然、会場は早速MAXです。ファーストワンマンからずっと鉄板曲となっている「BABY」は、みんな大好きな名曲ですからね。これでアガらないわけがない!

また、イントロで流れてきたMAMIのギターが、すごくよかったんですよ~(´▽`) 最初、音源かと思ったくらいですから。
MAMIのギターはとても安定していたというか、全編通じてかなり気持ちよく聴かせてもらいました。その一発目が「BABY」のイントロですからね~。

しかも、すでにTOMOMIが泣き顔なのです。始まったばかりなのに。
それがスクリーンに映し出されるものだから…

イントロだけでウルウルきてるのに、そんなもの見せられたら、もうヤバイですよね。
白状すれば、この時点でステージの上がボヤけてました。

「BABY」といえば、最近はサビでファンが合唱するのが恒例なんですけど、一発目ということもあって、今回はHARUNAが普通に歌いました。逆にちょっと珍しい光景になりましたね。



2、スペースレンジャー

2曲目に登場したのが、宇宙船から連想していたこの曲。「スペレン」はインディーズからのデビュー曲ですし、ライブでも定番の盛り上がり曲ですからね。これは待ってました!(´▽`)な登場でした。

左右の花道にTOMOMI&MAMIが移動し、HARUNAはドラム奥の壇上へと移動。動きのある、大舞台らしい見せ方です。この花道の利用はこの後も多くあって、ステージ近くのスタンドのお客さんたちが羨ましかったですねw ここは追加で発売された「ちょっとステージの見えにくい席」だったと思いますが…見えにくい分の配慮だったのかな、とも思います。

しかし「BABY」「スペレン」とくる流れは、初っ端から飛ばしまくりでしょう(´▽`) 会場のアガリっぷりはハンパなかったですねえ~(^.^)



3、LOVE SURVIVE

イントロが始まった瞬間に、観客全体がドッと沸騰しましたw いまやすっかり「ラブサバ」は盛り上がり定番曲として、地位を固めてますね(´▽`)

普段はしもてのTOMOMIがかみてのMAMI側に移動したり、HARUNAがしもての花道にいったり…とフォーメーションを変えるのは、もはやお手の物、といったところでしょうか。
3曲の並びを見れば、飛ばしまくってるのは明らかですけど、HARUNAの煽りもいつも以上に多い感じです。大阪城ホールを絶対に盛り上げる、という意志みたいなものを感じましたね。



MC

いつものように、ここはHARUNAのひとりMC。会場への挨拶というか、所信表明のようなものですね(^.^)
当然、メンバーもファンも、今回が歴史的ライブであるのはわかってますから…「はじめて持った夢を叶えるステージ」に対し、反応アリアリです。
印象深いのは「最高の夜にしようね!」がすっかり極め台詞として定着してることですね。
他の言葉よりも、明らかに反応が一段上なんですよ(^.^) みんな、この台詞を待ってるというねw



4、星の降る夜に

意外だったけど、これをやってくれたのは嬉しかったな~(´▽`)
ちょっと久々ですが、元祖「SCANDAL史上最速」曲といえば、コレですよw あとで「ラブサバ」に抜かれちゃったんですがw
ということは、SCANDALの楽曲のなかで、テンポが一番速い曲のあとに、二番目に速い曲をやったわけです(^.^) なかなかニクいセトリだな~と思いましたねw

この曲、MAMIのギターとTOMOMIのベースが、凄まじい速さで指が動くのが見てて気持ちいいんですけど、壇上にTOMOMIがわざわざあがったのはニヤリとしちゃいましたね(^^ゞ まさしく「これを見よ!」と言わんばかりでw

そして大きなポイントは、ライブでは3曲目まではアゲアゲ、というのが鉄板になっていたのが、4曲目も超アゲアゲなセトリを組んできたことですね。これには内心「うおおッ!?(OロO)」と思ってしまいましたw



5、瞬間センチメンタル

げええッ!? なんと5曲目もアゲアゲ!?
しかも、これまた超盛り上がり曲の「瞬セン」じゃないですか! これは激しい! しかも豪華!
いやもう、勿体無さ過ぎるくらいの、序盤からの大盤振る舞いなんですよねえ~(^^ゞ このあと少し心配になったりしてw

改めて、「BABY」も「瞬セン」も歌詞がいいんですよね…ノリノリでありながら、グッとくるという。
HARUNAは咽喉に負担をかけない歌い方をマスターしつつあるようで、声もとても好調でしたね。巧みにブレスをいれて、張り上げすぎないようにしているように思いました。

いままでありそうでなかったのが、サビの部分(「どんな瞬間だって、運命だって♪」というヤツですねw)を観客に歌わせたところ。「BABY」ではお馴染みですけど…鉄板曲の「瞬セン」でも、確かにファンの合唱はあっても、おかしくないです。
今後は「瞬セン」も、会場が一体となって歌う曲のひとつになるかもしれませんねえ。



6、少女S

ここまで来たらわかりますが…どうやら今回は、ノリノリ曲を最初から、いつも以上に連続するつもりのようです。
「少女S」は実質スキャちゃんが知名度を獲得するきっかけになった曲ですから、もちろん今回は外せませんよね。

フロント3人が腰を振るのが、ピッタリあっているのがさすがですw
見慣れてしまってますけど、これってなにげに凄いですよね(^.^) 3人が3人とも振ってますし。



7、太陽スキャンダラス

この曲も、最近ではすっかり盛り上げ曲の定番となった感がありますね~。なんだかんだで、盛り上がるんですw
ここまで、なんと7曲連続でアゲアゲ曲ですよ。意地でも盛り上げる、と言わんばかりです(^.^)

ライブハウスだったら、この激しすぎるセトリは組めなかったかもしれませんねえ~。さすがに誰か倒れててもおかしくないので(´・ω・`)



で、ここでメンバーが退場して、ステージ上のスクリーンに映像が流されます。
内容としては過去のPVなどを繋ぎ合わせたもの、といったところですが、時間を稼いで衣装チャンジする、というのは、まあ、わかりますよね。

武道館ではRINAのドラムソロ→着替え終わった3人で「スキャぶっと」→着替え終わったRINAのトーク→再度着替えた3人再登場でTOMOMIドッキリ…という流れで、いわば途中で切らなかったんですよね。
それが今回は、潔いほど、バッサリここで着替えタイムを作りました。これも、普段のライブの流れに似ていたと思います。

アゲアゲ曲連発で盛り上げたあと、どう展開していくのか? ワクワクしながら待っていて始まったのが…



8、恋の始まりはダイエット

アーモンドクラッシュ(HARUNA&RINA)名義の、この曲でしたw
実際にはステージ中央にRINAひとりが登場。ボーカルとして歌いきるという、完全なRINAコーナーです(^^ゞ
しかも衣装がイマドキのアイドルでも着ないだろうという、超ブリブリなものw さらにはフリつきという、コテコテのアイドルとして、登場です。

ぶっちゃけて言えば、ボクはズッコケたんですが(^^ゞ…今回は特別なショー的要素は少ない、といいましたけど、唯一といっていい例外がコレだったのです。

しかしながら、ドラムのRINAはどうしても露出少なめになりますからねえ~。(RINAファンの方で、ずっとドラムを見ている方はともかく)武道館でのドラムソロ同様、こういう形でコーナーを作ってやる必要はありますよね。

それが武道館とは真逆で、ブリブリのアイドルになるというのは、考えてみれば面白いです。徹底的にブリブリにするからこそ、この場合はいいんですよね。
アイドル視される呪縛、から抜け出せているからこそ、出来ることでもありますし。RINAファンの方にとってはたまらないでしょうから、微笑ましく見させていただきました。

難点を言えば、この曲の一番の肝は「いいから外走ってこいよ!」だと思うので…(・∀・) HARUNAにそこは参加して欲しかったですかねw RINAコーナーになりませんがw
結局、HARUNAは振り付けを担当することで参加していたようです。不思議なもので、そう教えられると、あのブリブリダンスがすごくカワイク見えたり…(え? どこまでHARUNAに甘いのかって?(n‘∀‘)η)



MC

「HARUKAZE」のときをちょっと思い出すような衣装に着替えて再登場。二度目のMCはいつものように、まったりテイストなヤツでしたw

城天ストリート時代の思い出をテーマに話すんですが、TOMOMIは当時からの感慨にどっぷり浸っているなあ~と感じましたねえ。ライブ当初から涙目だったのも頷けます。
逆にMAMIは、「TOMOMIの寝相が悪くて…“デェ~~ン”とやられたw」などと、どちらかといえば朗らかムードです。これまでを見ても、MAMIはそんなに涙、涙するタイプじゃないですしね。

というかMAMIちゃん、全体的に今回はおとなしめだったんですよね。ここがもう、彼女らしすぎて。
夢の大舞台、大阪城ホールに立つ、というときになって、彼女は主役の座を他の3人に譲ろう的な雰囲気を醸し出すんだな~。自らはサポート役に徹して、3人が思う存分喜べるようにするといいますか。

極論すると、MAMIは大阪城ホールの舞台に立つ、というのを、彼女の夢にしていなかったと思うんですよね。
恐らく、MAMIの夢を正確にいうと、「大阪城ホールに立ちたい、というメンバー3人の夢を叶えるのが、夢」だったんじゃないかと。
だから多分、彼女はステージに立って感動するというより(もちろん、あの大観衆を見て、心震えていないわけはないですが)、3人がどんな状態になっても、自分がしっかり守ってやるから大丈夫! くらいの気持ちでいた気がしてならないんですよね。
なんだかんだで、MAMIはメンバーの父親役のような感がありますw 精神的に、一番どっしり構えているといいますか。ここぞで支える父親ですねw

確かここでのMCだと思いましたが(記憶違いならすみません)、左右のスクリーンに映像が流れ、前日に他のバンドさんのライブに「ナース女学院」としてライブを行なったことが、伝えられました。

この「ナース女学院」という名は、RINAも説明したように、「SCANDAL」以外のバンド名候補のひとつ、でファンにはある程度お馴染みかと思いますw(でもないかな?w)
HARUNAが「見てもらいたい映像があります」といったときには、絶対に由来となったお店「スキャンダル」にメンバーがお礼の挨拶をしにいったんだ、と思いましたが…(^^ゞ マジメなヤツでしたw

この映像をこのタイミングで見せるというのは、本人たちも言うように「初心に帰った姿を見せる」という意味なんでしょうが…
ボクとしてはそれ以上に、「大阪城ホールという大きな舞台に立っていても、根っこは小さなライブハウスからでてきたバンドなんだ」と、再確認させる意味があったように思います。
ちょうど、武道館のあとにキャパ300クラスのライブハウスを回ったのと、同じですね。
ここがSCANDALの面白いところというか、興味深いところで…メジャー志向と同時にマイナーも大事にするんですよね。大きな舞台のあとに、敢えて小さな活動を見せる、といいますか。

会場に集まったファンのみならず、M-ONを見てる方々(SCANDALファン以外にもいるはず)に、大きなアピールとなったと思うんですよね。へえ~、こんな小さなステージにも立つんだ、と。
これほどの存在になりながら、新人バンドさん(だと思う)のステージに、のこのこ対バンするのは…やっぱり普通じゃないでしょ? 少なくとも、ボクはカッコいいな、と思いましたが。

喩えが適切じゃないかもしれませんが、バリバリの売れっ子作家が、匿名で新人文学賞に応募するか?
ボクならしませんね。なぜなら、もしかしたら酷評されるかもしれない、というリスクがあるからです。
さらにいえば、売れっ子だからといって、必ずしも、文学賞の大賞を取るとはいえないので。

夢を叶えたスキャちゃんではありますが、決してライブハウスや小さな箱から卒業はしない、という意志表示のようにもボクには思えました。



…って、まだ半分しか書けていないのに、長々と語りすぎました(´・ω・`)
続きは明日以降にさせていただきますm(__)m 身体がさすがにミシミシいってるので~(´;ω;`)

しかし、お気付きかもしれませんが、感動したという割りには、ここまであまり、そんな場面がなかったりするんですよねw
そう、ボクもここまでの前半は、これは涙腺崩壊せずに済みそうだな、とちょっと余裕を持っていたのです。
続きは後半で…