ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

HELLO WORLD 東京ライブレポ(追記版)

2015-04-14 01:57:28 | ライブレポ
ホールライブツアー「HELLO WORLD」東京2daysのライブレポをお送りしたいと思うのですが・・・

前回も書いたように、基本的には名古屋でのライブと内容は変わりません。セトリはほぼ同じですし、舞台セットももちろん同じ。違いといったら会場が大きくなったぶん、左右にスクリーンが設置されているくらいです。

衣装に関しても1日目は名古屋でのライブと同様、アルバムジャケットのものと同じ・・・でしたが、2日目は黒を基調とした、よりロック色が出たものになっていました。音楽関連のニュースなどに2日目のレポがあがっていることが多いので、そちらで確認できるかと思います。
個人的にはこの2日目の方が好きですね(^^ゞ スキャちゃんは黒が似合う気がします。

さて、そんな東京2daysのライブレポは、今回気付いたことやMCなどを、追記という形でレポしていきたいと思います。
特に書くことがない曲はどんどん飛ばしてますので(^^ゞ、その点ご留意くださいね。
ではでは、いってみましょう~♪



入場時

名古屋でのライブでは会場が明るいまま、メンバーが入ってきたんですが、今回は2日間とも一旦暗転してから入場となりました。
そのせいか、登場時はいつものように湧きかえっていたように思います(^O^)



2、OVER DRIVE

ライブレポではよく書いているんですが、名古屋ってお客さんが比較的落ち着ているんですよね。よくいえばスイッチの切り替えがしっかりしている、と言えますし、悪くいうとおとなしめかな、と。大阪などは逆にめちゃめちゃ元気で、しっとりした曲でも拍手が出ちゃったりしちゃいがちですがw
で、東京はというと、基本すごくよく盛り上がるんですよね。ライブ慣れしてる方が多い印象なのです。
特に今回は実質的な国内最終日っぽい雰囲気もありましたから、全国からかなりファンが集まっている印象でした。まあ、かくいうボク自身がそんなひとりですしねw

というわけで、2曲目のこの曲からかなりアゲアゲになってましたね~。
RINAの気合いが入りまくってて、ここから盛り上げてやんねん! みたいな意志をビンビンに感じましたw 「OVER DRIVE」ってこんな激しいドラムだったっけ? と思うほどのw
セトリをあらかじめ知っていたこともあって、ボク自身かなりヒートしました(^O^)



MC

最初のMCと2回目のMCはHARUNAが喋るのみで、今回のライブの基本説明をする、といったもの。
名古屋会場とまったく同じ内容を話していましたが、不思議なもので・・・なんだか今回はやけにくだけた感じになっていました。リラックスしている様子も伝わって、それがいい方向に働いた気がします。

この前の「DOLL」までで、会場かなり盛り上がってますから、手応えのよさがくだけた感じを生んだのかもしれませんね。



5、SCANDAL BABY

曲を飛ばして書いていってますから、会場全体の雰囲気伝わりづらいかもしれませんけど(^^ゞ、ここまででめちゃめちゃ盛り上がってます(*´▽`*) たのしー、サイコー! てな感じでw

この「BABY」ではTOMOMIが大暴れw サビの部分、お馴染みとなっている「HARUNAの背後でイタズラする」のコーナーですが、いつも以上に暴れてましたねえ~w
まず1日目は、自分の長い髪をムチのように見立てて、HARUNAを攻撃!(;・∀・)
仕返しに蹴られてましたw 普通にキックですよw 蝶野正洋選手のケンカキックと同じヤツですね(;^ω^)
で、2日目はそのまま体当たりww
これもHARUNAに体当たりを返されてましたが(^_^;) まー、ホントに仲いいですね、このふたりはw



6、お願いナビゲーション

今回のアルバムでボクが一番好きな曲。ですので、ライブでも弾けまくったのは名古屋でのライブレポでもお伝えした通りですが・・・
今回気付いたのは、イントロでのRINAのドラムです。これが凄い気迫なんですよ!
あの「カゲロウ」を彷彿とさせるような、激しいアクション。一打ごとに髪を振り乱し、鬼気迫る勢いでドラムプレイを魅せてくれるのですよ。もうこれは「鬼プレイ」と呼びたくなるほど、激しかったな~!

このツアーでのライブレポでは、たびたび「RINAが盛り上げようとしているのがドラムを通じて伝わる」と評してきましたが、この「お願いナビゲーション」もそんな代表的な1曲でした。
あんな「ドラムの鬼」を見せつけられたら、呼応しないわけにいきませんって! 個人的には爆発的に盛り上がりましたね(*´▽`*)



7、下弦の月

MC明けからここまで、怒涛の盛り上がりから一転変わってしっとりと・・・なるのがこの「下弦の月」なわけですが、いい仕事をしているのがMAMIのギターイントロなんですよね~。
低音でズズ~ン! と響いてくるんですよ。もうこのギターだけで、世界の風景を一気に変えられちゃうわけです。
なんでしょうねえ、この「下弦の月」のイントロのカッコよさは!
効果的なギターリフというのは、こういうのを言うんでしょうかね。ここまで沸騰した会場を、力技で塗り替えてしまうMAMIギターの魔力。うあー、たまりませぬ。



8、Graduation

2回目のMCが明けて、メンバー曲のコーナーに入っていくわけですが・・・
ここで面白いことに気付きました。曲調はノリがいいけど、歌詞はしっとり聴かせる、そんな「Graduation」のイントロ部分でRINAのドラムが・・・「激しくない」んですよ。
裏に回っている、というか歌の引き立て役に徹している、という感じなんですよね。あの鬼プレイwのRINAがですよ?
当然これは敢えて控え目にしているわけであって・・・「歌詞を聴かせたい曲なんだ」というのが、わかった気がしましたね。
つまり、RINAのドラムを見れば、「盛り上がる曲」なのか、「しっとり聴き入る曲」なのかが、端的にわかるってことじゃないですか(≧▽≦)
「お願いナビゲーション」とあまりに対照的だったので、ここは印象に残りました。



9、本を読む

東京会場では巨大なスクリーンが設置されているので、メンバーの顏やら手先などがよく見えたのですが・・・
この曲のMAMIがやたらとカワイイという噂wを聞いていたので、改めて観てみたんですけど、確かに表情豊かで魅力が出ていましたねw 一瞬、MAMIが大好きだというaikoさんのようにも見えました。
というか、4人とも改めて美人揃いだなーと感心しましたw それぞれタイプも違うし、均等に人気があるのも納得ですよ(^^ゞ
また、サビの高音のギターをHARUNAが弾いているんですが、間違えたら目立つ場所で実に安定して演奏していましたね~。 MAMIヴォーカルの曲が増えてきたのも、意外とHARUNAの演奏力アップが関係しているかもしれません。



10、缶ビール

TOMOMIの歌詞がちょっとほっこりする内容なので気付きにくいですが・・・実は4つのメンバー曲のなかで、「缶ビール」が一番ロックな気がしますw 縦ノリでガンガンいけるっていう。
サビに入る直前、TOMOMIがベースの棹部分を上にあげて、降ろす、というアクションを入れるんですが、これがバツグンにかわいいんですよね~(*´▽`*) ここ、必見ですw
ベースを弾きながら、テンポが微妙に違うヴォーカルをあれだけとるってだけで、多分めちゃくちゃ難しいと思うんですよね。天才TOMOMIならではの絶技だと思うんですが、それに加えてアクションまで入れるんですから・・・動きが可愛くなるのも仕方ないかと思いますねw



11、おやすみ

名古屋ライブでのレポでも書いたように、とにかくこの曲での4人横並びになった姿は最高にカッコイイです! このライブのクライマックスといっても過言じゃないでしょう。
いつものフォーメーションはもちろんいいんですが、またちょっと違うんですよ。全員が棹(ギターやベース)を持っていることで、「SCANDAL、勢揃い!」感がハンパないんですよねw

これらの喩えで伝わるのか、わかりませんけど、「白波五人男」とか「戦隊ヒーローもの」のカッコよさに通じるものがあるんですよね、たぶん(∩´∀`)∩
「4人揃ってSCANDAL!」な世界なわけですw

しかも「おやすみ」という曲にあわせ、照明が夜から朝に、というのを意識しているので、最初はRINAのみに当たっていたスポットライトが、だんだん全体に広がり、最後はステージ全体が明るくなるんですよ。目立つメンバーと控えるメンバーもしっかりメリハリついているために、「舞台の見栄えの強弱」も実に見事! 単に4人が並んでいるだけではなく、後ろにさがったり、前に出たり・・・それぞれアクション極めたりするので、映像美が凄いんですよね(*´▽`*)

恐らくですが、海外でもここはめちゃめちゃ盛り上がるんじゃないでしょうか。
というか、これ、なんとか映像に残してもらえないですかねw 勿体ないですよ~、このカッコよさが記録に残らないのは。



MC

東京2daysでのMCは、住み慣れた土地だけにリラックスできるのか、メンバーのトークがキレキレでかなり笑わせてもらいましたw
記憶の限り、全部書いていると相当な量になりそうなのでw、印象的なところを書いていこうと思います。


1日目

いつも通り、「ウーロン茶のロック」を頼むRINAと、「お湯の水割り」を注文するTOMOMI。(ちなみに2日目も同じメニューでした)ここで話題がMAMIに移り・・・

H「MAMIちゃんだけは、いつも座らないんですよ」
M「これまでの28公演、一回も座ってない」 ←会場から拍手が
R「ええな、立ってるだけで拍手もらえるなんて」 ←笑。確かにw

このあとRINAに「こっち来て、一緒に坐ろ」と誘われ、ついにMAMIが座る瞬間がやってきましたw 意外と呆気ない記録の終了w
2日目のときには「座った方がスクリーン用の映像が撮りやすい」という話が出てたので、RINAが誘ったのも裏から指示が出てたのかもしれませんね。

全員が座ったところで、会場も着席。恒例のご当地トリビアのコーナーへと進みます。
このとき、

H「席は座っても、会場参加型のコーナーだから、皆さんリアクションよろしくお願いしますよ」

と言ったにも関わらず、反応が薄くなる会場。拍手が起こるべき場面でも、ほとんどリアクションがありません。
このことがHARUNAの心に火をつけたようで・・・

H「ん、ちょっと待って。何回かこのツアーに参加してくれたひとも多いと思うんだけど・・・慣れてんじゃねーぞ」 ←爆笑ww これ、めっちゃツボにきたなあ~ww

いやー、笑いましたねw こんなリアルなダメだし、なかなかないですよw
言葉だけで読むと怖そうに聞こえるかもしれませんが、感覚としては先生が中学生の悪ガキを注意している感じですねw 本人も笑いながら言ってますしね。

個人的にはこういうHARUNA、大好きです(*´▽`*)

トリビアではまず、「東京特許許可局という名の施設はない」に続き、17歳ケンタくんのトリビアが紹介されます。
ところがこのケンタくん、恥ずかしかったんでしょうね。「ケンタくん、会場にいますか?」の問いに対し、誰も手があがりません。

R「どこにいるんやろ?」
M「なんだかあのへんにいるような気がする」 ←絶対に適当ですw
T「あー、ケンタくん、あそこにい・・・」
全員「い~ませんよねえ~♪」 ←なぜピッタリ息があうww

打ち合わせとかしていないはずなのに、息がバッチリあうメンバー・・・凄すぎるw

ちなみにケンタくんのトリビアは「ゴジラは東京を28回壊した」というものでしたw

M「これまでの公演回数と一緒やん。ライブするたびに壊したんか」
R「世界のゴジラやで。凄いやん」 ←怪獣好きなのでテンションあがり気味w
M「そこまで来ると慣れそう。天気予報みたいに明日はゴジラが来ます、とかやってそう」 ←そう発想しますか!w

最後のトリビアは「両国国技館の地下ではやきとりを作っている」というもの。
これは有名なので、ボクも知っていました。確か、本物のトリビアでもやっていたはず。

R「これは知ってたひと、多そうやな。ほら、このヘンで知ってたっていうひとがちらほらと・・・」 ←近くのお客さんを見回しますが、ひとりも手をあげずw
R「はい、いません! いませんでした~。知ってるひとは、いませんでした~」 ←ちょっとヤケ気味w

ここで会場より「どんな焼き鳥が好き!?」というヤジ(合いの手?)が飛びます。

R「好きな焼き鳥か? ねぎま。それでええか、満足したか?」 ←厳しいww 先程のHARUNA同様に厳しいですが、笑えるww

あれですね、今では自分より年下のファンが多くなったので、メンバーもかなり強くなりましたよねw
会場の雰囲気もほとんどコントロールしている、といった感じでした。

これでトークは終わり、曲のための準備に入るのですが・・・なぜかここで、再び「好きな焼き鳥」を訊ねる声が飛び・・・

M「皮」 ←一言のみw ここでまた拍手&笑いがw
R「ええな。好きな焼き鳥言うだけで笑ってもらえるなんてw」

T「ぼんじり」 ←爆笑w 言葉の響きだけで選んでるでしょw
H「・・・私はわさささみかな」 ←少し恥ずかしそうw

結局全員、ヤジに答えてましたねw
あまりチャチャが入るのはメンバー的にはやりにくいようですが、ちょっとしたハプニングは見てる側としては面白かったですね(というか、こういうのはチャチャを入れる人間のセンスが、かなり重要になるような・・・)



2日目

2日目はこれまでのトリビアから、傑作選のような形で印象的なものが取り上げられていました。
いろいろなトリビアが紹介されていましたが、「大阪人は違っていなくても最初に『ちゃうねん』といいがち」と「大阪人は最後に『しらんけど』をつけがち」が、どちらもRINAに当てはまるのが笑いましたねw

最優秀トリビアは「河童の捕獲許可証がある」というもの。怪獣好きのRINAは実際にこの許可証を取ったそうです。なんとネットでも取ることができるそうで。さすが、子供のころに天狗にあったRINAですねw

ちなみにこの日も、へんなヤジを飛ばしたひとはHARUNAに「うるせーな」と叱られてましたw もう完全にノリが女教師vsイタズラ小僧なんですけどねw

MCが終わって演奏再開となるのですが、準備する間にもずっと喋り続けるメンバー。

T「マスター、今日のお湯割りはちょうどいい温度でした」
R「よかったな。梅干しも食べるんか?」
T「梅干しはぐちゃぐちゃに潰すよ」
M「潰すことによって、栄養を搾り出すんだ」
T「栄養とらんとな」
R「なんや、病気なんか?w」
会場「てぃも、頑張って!」
T「あ、そういうことじゃないから」 ←厳しいww いきなり厳しいw

やたらヤジに厳しいのが印象的な、2日間のMCでした(;・∀・)



18、Your Song

ここから一気にググっと進んで・・・(というのは、特に追記する内容がなかったからですが)ラスト前のこの曲でレポを締めようと思います。
飛ばしているのが多いですが、今回はかなりボク自身も会場も盛り上がっているので、雰囲気は最高潮! アゲアゲの状態で本編ラストに向かっていくわけですが、改めて「Your Song」はいい仕事をしてくれましたねえ~。

前回の名古屋ではここに来るまでにアガりきっていなかったので、ボク自身ちょっと不完全燃焼気味でしたが、この日はまさに大爆発(*´▽`*)
ちょっとした気持ちの持ち方で、ライブの楽しみ方もかなり変わるものなんですね。今回はいい勉強になりました。

「STANDARD」もそうですが、SCANDALがライブを意識して作った曲というのは、かなりの確率で名曲が多い気がします。彼女たちは楽曲制作にしても、ライブ向けの曲が一番あっているのかも。

まず曲の序盤からOiコールとクラップの連続なんですよね。これで、ライブ慣れしていない方でもかなり曲に参加できると思います。
十分に昂ってきたところで、叫びながらのレスポンス突入。もうここからは「WOWWOW」叫びっぱなしでしたw
ホントに吼えやすい構成といいますかw、叫びやすいんですよね~。会場全体がシャウトしている様子は圧巻でした(*´▽`*)

この曲も立派なライブ鉄板盛り上がり曲ですね!

邪念を振り払って純粋に楽しんだこの東京2daysは、本当に充実したライブになりました。
アリーナツアーが発表されましたが、これでまたライブに行きたくなっちゃうんですよね(^^ゞ
やっぱりSCANDALのライブは参加してよかったと満足させてくれますし、これだけ長い間観てきても飽きないです。

この勢いをもって、是非海外でも大暴れしてもらいたいものです(*´▽`*)

東京会場にいったら、感動してしまいました

2015-04-13 03:09:27 | ライブレポ
行って参りました、「HELLO WORLD」東京フォーラム2days公演。
ライブレポ、というより簡単な感想を今日は書こうと思うのですが・・・一言でいいますと。

めっちゃ良かったです(*´▽`*)

いやー、東京まで遠征した甲斐がありました(∩´∀`)∩ 楽しくて、騒げて、感動するというスキャちゃんのいつものライブを存分に堪能させていただきましたw

前回の名古屋ライブのときは、「期待が高すぎたせいか、いつもよりはちょっと・・・」という感想だったので、随分と変わってしまったことが不思議に思われるかもしれません。実際のところ、セトリはほとんど同じですしね。(というか、1日目はまったく同じ)

名古屋と東京とを比べても、若干会場の大きさや、ファンのノリが違ったりしてはいますが、基本的に大きな差ではありません。東京では両サイドに大きなモニターが設置されてましたけど、違いといったらこれくらいしかないのです。

それがなぜ、これほどに印象が変わったのかといえば・・・セトリを知っていたか、知らなかったかの差が大きかったんじゃないでしょうか。

名古屋ではセトリをまるで知らずに臨んだので、期待が高くなりすぎて純粋に楽しめなかった気がします。
今回はすでにセトリがわかっているので、イメージを掴んでライブに参加できてますから、気楽に、純粋にライブに集中できたような気がしますね。ハードルをあげすぎていない、といいましょうか。

セトリをあらかじめ知ってしまうと、ネタバレに繋がるので面白さが減る・・・とばかり思っていたんですが、その逆というのがあるのを、今回まざまざと思い知った気がしますね~。
場合によってはセトリを知っていた方が、むしろ楽しめるんですねw なるほどw
ボクもかなりこれまでライブに参戦してきたので、自然求めるレベルが必要以上に高くなっているのかもしれません。これからは、あらかじめセトリを知っておこうかなw

さてさて、今回の東京2daysですが、基本セトリは名古屋と変わらないので、今回気付いたことや、MC中心にレポートをあげていこうと思っています。

で、今日はちょっと変則的なんですが・・・アンコールのところだけ、レポしようかと。
というのは、2日目のアンコール1曲目だけ、セトリが変わっていたんですよね。
1日目のアンコールは基本、名古屋会場と同じですから、改めてレポする必要はないと思うんですが、2日目はいろいろと変わっていたことが多かったので・・・全体のまとめ、という意味も込めて最初に記事にしておきたいと思います。



2日目

まず2日目のアンコール、ちょっと変わったことが起きたのは、観客の「アンコール」の声がなかったことでした。
ツイッターでHARUNAが「拍手だけのアンコールが好き」といったような内容を書いていたと思うんですが・・・その影響のせいか、今回は名古屋とかでもアンコールの掛け声はちょっとおとなしめには感じていたんです。

ただ、この東京2daysはラストに近いこともあってか、観客のノリがとてもよかったんですよ。
そのうえでのアンコールだったので、どうなるのかと思っていたら・・・「Your Song」でのレスポンス、「WOWWOW」という掛け声があるかと思うのですが、あの合唱が始まったのです。
HARUNAはこのアンコールがかなり好みのようで「さっきのアンコール、すごくよかったです!」とご機嫌でしたw
もしかしたら、今後アンコールのやり方も変わっていくのかもしれませんね。

そしてもうひとつ。
この2日目、最大の違いといいますか、サプライズが起こったのはまさにこのアンコール明けだったのです。
もうご存知の方も多いかと思いますが、年末年始にかけて、東名阪でのアリーナツアー開催が両サイドのスクリーンにド~ン!と登場しまして。

HARUNAいわく「ずっとこれを言わなきゃって気にしていたから、やっとホッとできた。これから思いっきりいきます」 ←もう終わりなんですけどねw

これら一連の流れのなかで、ファンもメンバーも、本当に幸せな雰囲気に包まれたわけですよ。
で、このいい波に乗って「国内30公演を終えて・・・これから海外ツアーにいってきます」と、(一応まだ沖縄がありますが)海外に旅立つスキャちゃんを送り出すような空気が出来上がったなか・・・アンコール1曲目が始まったのです。


アンコール1、HARUKAZE

いやー、これはもう、やられました!
他の会場でも「HARUKAZE」をアンコールでやったとは聞いていましたし、桜の季節でもありますから、「なるほどね」くらいに思っていたのです。前日のアンコールでは「STANDARD」をやったので、2日目は違う曲が聴けてラッキーだな、くらいの軽い気持ちで最初はいたんですよ。

ところが、最初の歌い出し、歌詞を聴いた瞬間にグッときちゃいましたね~!

「遠くへ行ってしまう前に 伝えなきゃと思いながら」

ですよ(∩´∀`)∩

これって、まさに海外に行くSCANDALから、我々ファンに対するメッセージじゃないですか!

「HARUKAZE」の歌詞をご存知のファンの方ならピンとくると思いますが、この歌はのちに「変わらない君を見詰めて 思い出は置いていこうと決めた ごめん もう先へいくよ」と歌っているように・・・親愛なる者に対して「それでも、君を置いてでも、より大きな目標に向かって先へいく」という決意の歌、といっていいと思うんですよね。

詞の内容がそっくりそのまま当てはまる、というわけにはいきませんが、このタイミングでの「HARUKAZE」は「親愛なる者(ファン)に対して、「君を置いていくように思うかもしれないけど、それでも私たちは先(海外)へ行って頑張ってきます」という、熱いメッセージと受け取りました。

ここでポイントなのは決してファンを置き去りにしていく、というつもりではない、ってことですね。
歌詞そのままだと「置いていく」ことになりますがw、海外ツアーから帰ってきてアリーナツアーをやる、と発表したあとなだけに、スキャちゃんたちが今後も国内を大事にしていくのが伝わるかと思います。

ボクの思い過ごしかもしれませんが、HARUNAが一言一言、いつも以上にしっかり歌っていたので、メンバーの想いというのがググッと届いてくるかのようでしたねえ。
そう思って「HARUKAZE」聴いていると、たまらないんですよ。もう、泣けてきちゃうんですよねえ。
正直、今回のライブは涙と無関係で、ボク自身もそういつまでも泣かされないぞ、と思っていただけに・・・(^^ゞ いい意味で予想を裏切られましたw

いやあ~・・・とにかく今日はこれだけは書いておきたかったんですよ(*´▽`*)

ホントに、このタイミングでの「HARUKAZE」にはやられましたw お見事でした。



ちなみに、2、3曲目は名古屋と同じなので、特にレポはありません。
とはいえ、やっぱり「Everybody say yeah!」は素晴らしい! あれだけめちゃめちゃ盛り上がれる曲、普通なかなかないですよw
「STANDARD」や「Your song」でもそうですが、スキャちゃんはレスポンス意識して作った曲が、本当に神曲になる比率が高いです。彼女たちのスタイルに嵌るんでしょうね。
新曲も何度か聴けましたが、バースデーソングゆえにシンプルに造っている、という気がしましたね。ビター、ベース、ドラムだけで作られているようですし、スキャちゃんらしさに溢れていると言えるかもしれません。

あと、これはどこの会場でもですが、ライブ終了時に流れる「夜明けの流星群」のBGMで、メンバーがいなくなっても大盛り上がりでしたねw
「SCANDAL BABY」が伝説的ではありますが、その他の曲でも「スキャちゃんのライブは、最後は本人がいなくても盛り上がり続ける」という伝統が根付いてきてますね(*´▽`*) とてもいいですw 素晴らしいことですねw

最後、メンバー紹介が終わって4人が長々とお辞儀するんですが・・・
頭をあげると、BGMの「夜明けの流星群」にあわせて会場中がワイパーしている光景が、目に飛び込んでいるはずなんですよね。
おそらくきっと、感動的な光景になっているはずですw 海外のファンの皆さんにも、是非彼女たちに素晴らしい光景を見せてあげて欲しいですね(∩´∀`)∩

HELLO WORLD 名古屋ライブレポ ~後編~

2015-04-01 02:25:18 | ライブレポ
ライブレポも後編に突入ですね。
ここから先のセトリも、海外ツアーを意識したもののように感じました。



12、Winter story

MC明けはまったりムードからライブモードに切り替えるのが、いつも難しく感じるんですが、アルバムのなかでもしっとり感の強いこの曲でリスタートです。
最初の総評でもちょっと書きましたが、基本的にアルバム「HELLO WORLD」はライブ向けというよりCD音源で楽しむ曲が多いように思うんですよね。
そういう意味でいきなりテンションをMAXにまで引き上げる曲というのが少ないので、逆にしっとりできたのは良かったんじゃないかと思います。



13、Departure

曲が始まる前にカウンターバーにマスターが登場し、レコードをセッティング。どこか聞き馴染みのあるジャズナンバーが流れます。
あとでスキャ友さんに聞いたところ「ムーンライト・セレナーデ」とのこと。多分、みなさん一度は聴かれたことがあるはずです。
曲にあわせ、人々が行き交う影絵の映像が背景に流れ・・・なんともノスタルジックな雰囲気に包まれました。

明らかに他の曲とは違う流れなので、自然に「なんの曲が始まるのか?」期待感が高まったんですが・・・「Departure」なら納得ですね。見事期待に応えてくれた感がありました。
NHKのJ-MELOだったと思うんですけど、なにかの番組でSCANDALの曲で一番海外のファンに人気があるのが「Departure」だった、といっていたと思います。
一番人気ゆえに期待感を煽ったのも納得ですねw 季節的にもピッタリですし、このライブのハイライトのひとつだったんじゃないかと思います。



14、会わないつもりの、元気でね

落ち着いた曲が2つ続いたあとに、いきなり爆発できるキラーチューンがやってまいりましたw
以前にも言いましたが、やはりイントロが印象的なために始まった瞬間にアガるのがいいんですよね(*´▽`*)
個人的にはこの曲はヘドバンをついついやってしまいますw あの駆け上がるギターにあわせて頭を振ると、昇天するんじゃないかと思うくらい気持ちいいのですよ(∩´∀`)∩
あと、ドラムにもあわせやすいんですよね、この曲。下半身はドラムにあわせ、上半身は頭を振る、って感じですw
ライブ全体でいうと、ここからラストに向けて盛り上がっていく、という合図のような立ち位置だったを思いますね。



15、サティスファクション

WINDOWSのCMに使われていたこの曲なので、海外ツアーにもってくるのは「なるほど~!」でしたねw
手拍子が実によくあう曲なのですが、ここでTOMOMIがやる手拍子(お客さんにリクエストする感じでやっているのですが)が、めちゃめちゃ愛くるしいのですよ(*´▽`*)
ベース唸らせているひとと同一人物とはとても思えないですw



16、HELLO HELLO

これは懐かしいw かなり久しぶりに聴いた気がしますが、恐らくタイトルの「HELLO WORLD」からこの曲を持ってきたのかな、と思いました。
ただ・・・選曲の意図はわかるんですが、ぶっちゃけこの2曲ともに嫌いじゃないんですけど、ボクがめちゃハイになる、という曲まではいってないんですよね(-_-;)
そのため個人的には「会わない~」で一度MAXまでいった興奮が、ちょっと落ち着いた感じになってしまいました。



17、夜明けの流星群

ポケモン映画のタイアップ曲ですから、会場に来た多くのファンにもっとも知られていた曲かもしれません。
そういう意味でこのライブのメイン曲のひとつでしょうから、ラスト付近に配置されたのもわかる気がします。
ただ、残念ながら個人的には、これもアゲアゲタイプの曲じゃないんですよ(-_-;) いい曲だと思いますし、好きではあるんですけどね。
結果的には、この15~17のセトリでいつもより盛り上がり切れなかったのが、今回のライブが個人的にちょっと物足りなく感じた原因になっていると思います。
逆にここらの曲が好きな方は、おおいに盛り上がったんじゃないでしょうかね。



18、Your song

CD音源向けが多い、と感じるアルバムのなかで、この曲は間違いなくライブ向けだと感じますねw
やはりコール&レスポンスで観客が一体となってシャウトできるのが最大の見せ場ですね(*´▽`*)
前述したように、個人的にはここまででアガリきっていなかったので、思いっきりハジけるところまでいきませんでしたが・・・やはりライブというのは、流れが大事なんですね(^^ゞ
ただ、周囲の声が予想以上にすごくて(いい意味で、ですよw)、この曲がファンに愛されていることがよくわかりましたね。



19、Image

本編ラストにはアルバムを代表するような、この曲がきました。「HELLO WORLD」の顏ともいうべき楽曲ですし、ノリもいいのでこのラストも納得でしたね。
ただ・・・あくまで個人の感想ということでお聞きいただければと思いますが、ボク自身は「サティスファクション」以降、爆発できずにライブ本編が終わってしまい、いつもよりちょっと物足りなさを感じてしまいました。
去年参戦したライブがどれも良すぎたんですよね~。今から思うと。
スキャちゃんのライブに対してのハードルが、高くなっていたのかもしれませんね。



アンコール1、STANDARD

いきなり始まったアンコールの楽曲一発目は、待ってましたの「STANDARD」!
いやあ~、本編が上に書いたようにやや消化不良気味だったんですが、ここで一気に爆発しましたね~w まあ、会場自体は「Your song」あたりから十分盛り上がっていましたけど、若干ノリ遅れていたボクも、この曲のおかげでヒートできましたw
頭空っぽにして聴く、そして叫ぶには、この曲が最強ですよ(*´▽`*)



MC

いつもならアンコール時のMCでは、販売グッズの紹介があるのが普通なんですが、今回はありませんでした。そこが一番驚きましたねw
ツアーも残りわずか、実は全国を回っているうちに新曲ができたそうで、なんと早速披露してくれることに!
かなり驚いたんですが、会場の雰囲気は「知ってた」という感じだったのでw、恐らく皆さん予習済みだったんでしょうねw



アンコール2、新曲

というわけで、早速新曲をやってくれたのですが、どうやら誕生日に関連する歌のようでした。
タイプ的には「Your song」みたいなものかな、と思いましたが、ライブで聴くのと改めてCDで聴くのと、まるで印象が違うこともあるので、今回はあまり触れないでおこうと思いますw
ちなみにまだ発売予定などは決まってないそうです。



アンコール3、Everybody say yeah!

いよいよ正真正銘ラスト曲。締めは大盛り上がり間違いなしのこの曲でした(*´▽`*)
このアンコールはかなり楽しかったですね~(≧▽≦) 「STANDARD」と「Everybody ~」はオーディエンス参加型で確実に会場沸騰する鉄板曲ですからw
終わってみたら、アンコールにこの流れがきたことで、とてもいい心地で会場をあとにすることができました。

ちなみにライブ後にはBGMで「夜明けの流星群」が流れたんですが、これが「BABY」並みに会場大盛り上がりww
なんだかスキャちゃんのライブでは恒例の光景となってきましたね。いいことですw
ホントにSCANDALの曲は愛されているな~と実感できる瞬間でした(∩´∀`)∩



改めて全体を振り返ってみると、スタートと本編ラスト。この2箇所がいつものライブより個人的にちょっと盛り上がりに欠けましたが・・・はしゃぐところではしっかりはしゃげたライブでしたね。
期待感が高すぎた、というのもあると思いますので、このセトリを知ったうえで臨む東京会場でどんな変化がボクのなかで起きるのか、自分でも楽しみにしたいと思います。