ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

スキャフェスライブレポ④

2016-08-26 10:13:31 | ライブレポ

長くなってしまっているスキャフェスのライブレポもいよいよ最終回に突入しました(^^ゞ
まだアンコールについて書いていなかったので、ラストはアンコールでの模様をお伝えしようと思います。

このアンコールがまた・・・実によくうまく考えられているんですよねぇ。
ここまででもさんざん楽しませてくれているスキャフェスですが、このアンコールの一連の流れのおかげで、さらに魅力が増してるように思います。

ライブ開始からは2時間半ほどが過ぎ、太陽はもうほとんど沈みかけています。
このころになるとさすがに過ごしやすくなっており、吹き付ける風も勢いを増した感がありました。
そんななか、アンコールの声に応えてメンバーが着替えて再度登場。いきなりアンコールの1発目を演奏します。



アンコール1、Rock'n Roll

始まったのはちょっと懐かしいこちらの曲、だったんですが・・・ぶっちゃけかなり意外でした。
隠れて好きな曲なので(^^ゞ、イントロが始まった瞬間に疲れも忘れて興奮しちゃったんですけど・・・まさかやってくれると思っていなかった、ノーマークの曲だったので驚きもありました。
しかもアンコールの1曲目にもってくるとは。
このポジションの曲って大事だと思うんですけど、その大役を「Rock'n Roll」が担うとは思っていませんでした。

ただ「I wanna be your Rock'n Roll」の歌詞を聴いたときに、ハッと気付きまして。
まさに歌詞そのまま・・・SCANDALからこの日集まったファンへの強いメッセージが、この言葉に込められていたんじゃないかと思うんです。
「あなたのロックンロールに私はなりたい」
ストレートですけど、ファンに対しての強い感情だと思うんですよね、この言葉って。求愛行為といってもいいくらいの。

結成10周年という記念を迎えたSCANDALですが、今ここに立って、改めてファンとともに次なる一歩を踏み出す。
そんな決意がこの曲を選んだ理由になってる気がします。特に作詞作曲を完全に自分たちの手で行うようになった今だからこそ、「あなたのロックになりたい」という言葉は重いと思いますね。

言うなれば、10周年の次の一歩を踏むための、決意表明。
そのための一曲が、この「Rock'n Roll」だったんじゃないでしょうか。



MC

ここでHARUNAからMCが。47都道府県を回る全国ツアーと、人気投票によるベストアルバムの発売が発表されました。
ここらについてはすでにご存知の方が多いと思いますが、ライブレポ特別篇として別記事で改めて感想を書こうと思います(^^ゞ

これまでの10周年への歩みとスタッフ、ファンへの感謝が述べられましたが、一番印象的だったのは「一番嬉しいのはこの4人で10周年を迎えられたこと」という言葉でした。
「奇跡」という言葉を使っていましたけど、ファンから見てもこの4人が揃ったのは奇跡だと思うんですよね。
SCANDALより人気があるバンドも、演奏技術や楽曲制作に長けたバンドも、いっぱいあるとは思うんですが・・・4人全員が個性を発揮し、しかも全員が認められているなんてバンドは他にいないんじゃないでしょうか。大体はヴォーカルがひとりで目立っていたり、あるいは楽曲制作は決まったひとがほぼ固定で作っていたり・・・というバンドさんがほとんどでしょうから。

そういう意味でいうとスキャちゃんはバンドの理想形だと思います。
これ、すごく重要なことだと思うのでもう1回いいますよ?w バンドの理想形がSCANDALにはあります。
この「奇跡的で最強のバランス」については、どんなバンドさん相手にでも胸を張って「すげーだろ!」と言えますよね(*´▽`*)

そんな4人が仲良く10年という区切りを迎える・・・そしてそれをメンバー自身が喜んでいる。
ファンからみても、やっぱりそれはとても嬉しいし、拍手を送りたい光景だったと思います。

「また明日ね、ってこれからも言いながら4人でこの先も頑張りたい」というようなHARUNAの言葉を聞き、あれ、このフレーズはどこかで聞いたことあるぞ・・・と思っている間に次の曲へ進んでいきます。



アンコール2、8月

『また明日』というフレーズが出てくる曲、それがこの「8月」でした。
正直この曲、やってくれると嬉しいな、やってくれるんじゃないかな、と期待しつつ・・・どこかで不安だったので(^^ゞ、実際に聴けた瞬間には心震えましたね。

メンバーが出会ったときのことを思い出してHARUNAが作詞したという「8月」ですが、発表当時からホントにいい曲だな、と思っていて・・・SCANDALというバンドが夢を語る際にはもっとも適している曲のひとつだとずっと信じていたのです。(「会いたい」もそうですが)
それがこの重要なタイミングで聴けたので、個人的には大感動でした。

しかも歌詞の内容と、今現実の光景とがあまりにもピッタリなんですよ! これはもう、計算ずくだったとしか思えないくらい。

『オレンジの夕陽浴びて」という歌詞の通りに、沈みかけた太陽が会場にオレンジの光を射し込む。
『ああ、風が吹く」という歌詞の通りに、海からの風が火照った身体を叩く。

まさに完璧なシチュエーションです。
そうなるとですね、自然現実と歌詞がリンクしてくるせいで、歌詞のなかのメンバーの心情と今の心情が重なり合ってくるんですよ。
妙な、気恥ずかしい言い方になってしまいますが・・・メンバーと自分とが一体化したような感覚になるんです。

そうなるともうね、今こうして大きな舞台に立っていることが、猛烈に感動を伴ってくるんですよ。メンバーが出会ってからここまで、10年の道を自然に振り返ってしまうというか。
なのでもう、心の底からどんどんと感動が湧き上がってきちゃって。

そんな状態のときに、心憎いことにw、モニター画面にバン! と沈みゆく太陽の光景が映し出されるんですよ。オレンジの光が。これがまた、神々しいまでの姿なんだな。
ステージ上のメンバーが見ているであろう、美しい光景にジンとしていると・・・今度はですね、野外の会場にいっぱいに埋まった観客が映し出されたんです。

これがもう、ひとがいっぱいに埋まってて。
SCANDALを見るために、それだけのためにこれだけ多くのファンが集まっている。
観客席からでは「おお、いっぱいいるなあ」くらいでイマイチ実感が沸かないんですが、ステージから映される観衆の人波は圧巻なんですよ。あまりにも感動的な光景で。

涙が溢れて困りました。
10年、よくやってきたなあと。ボクは500人のファーストワンマンから見てるので、こんなにも大きくなったんだなあって。
夏フェスで、楽しいお祭りだとばかり思っていたのに、こんなに感動させるなんてなんかズルいですよ。



アンコール3、SCANDAL BABY
 
ラストとなるのは、もちろんこの曲・・・SCANDALの国歌ともいわれる「BABY」です。これがなきゃ終われないというか。当然のように、これで締めないと記念ライブじゃないですよw

いつものように大盛り上がりの「BABY」なんですけど、ぶっちゃけ「8月」からの「BABY」はヤバイですよw
すでに感動で涙流れているのに、「SCANDALという存在をもっとも体現している曲」といってもいい「BABY」を聴かされてしまったらねえ・・・
歌詞をじっくり読んでももらえればわかるように、この曲って初期のメンバーの苦悩みたいなものが随所に滲み出てますからね。

そんなデビュー当時のスキャちゃんのことを思い出させられたら、「8月」のあとじゃキツすぎますってw
嗚咽しかけるくらい涙が出てしまって。
身体震えるし、もう大変でした。周囲に悟られないようにするのがw
ただ、すっかり暗くなっていたので、「これならバレないか」と気付いて途中からボロボロ涙流してやりました(^^ゞ
会場全体、すごく楽しそうなものだから、余計に感動しちゃいましたね。



アンコール4、SCANDAL IN THE HOUSE

「BABY」も終わってもう大満足、大感動・・・無事にライブも完走しよかったよかった・・・
HARUNAが「メンバーの紹介をします!」といったときには、すでにすっかり全て終わったつもりでいたんですが(そうなるのも仕方ないw)・・・SEで不意に聞き覚えのあるリズムが。

え、ここからアレやんのっ!?

うおお、やられた~! と思ってる間にホントのホント、ラストの1曲「SCANDAL IN THE HOUSE」が軽快にスタートです(*´▽`*)

これはホントにやられましたね~w 確かにメンバー紹介といって、これほど完璧なメンバー紹介もないですからw
いままでの感動はすっかり忘れて(いや、忘れたわけじゃないですがw)、ラストは頭ハジけて大盛り上がり(*´▽`*) いや~、ノリまくったなぁ。楽しかったなぁ。やっぱりフェスは楽しくないとねw

またメンバーが、すごいキレキレで動くんですよ(^O^) あの暑さでライブやったというのに、どこにそんな体力あるんだと。ラップも全員ラクラクとこなすしね。
スキャちゃん、改めて思いましたけど、凄いですよね。全員歌えるし、楽器できるし、踊れるし、しかもラップまでできちゃうっていうね(^^ゞ
このコたち、ホントになんでもできるな・・・と凄みを感じた瞬間でもありましたw



というわけで、まさに完璧な流れで、アンコールは終了。ライブも本当のメンバー紹介を経て、大団円を迎えます。
最後にひとりずつ、メンバーから挨拶があったんですが、特に印象的だったのはTOMOMIの一言でした。
「1年1年やってきて、この10年目で一番広い会場でライブできてるのが感動する」というものなんですが・・・
これって確かに凄いことですよね。つまりずっと右肩上がりでこの10年をやってきているということなので。いまだにスキャちゃん、成長中ってことですよ(*´▽`*)

帰り際にはSEで「BABY」が流され、会場はいつまでも盛り上がってましたね。しかも野外ライブの今回は、打ち上げ花火まで派手にあがるオマケつきです。
近くにいた家族連れの方が、小さなお子さんに「初めての花火だね」と見せて喜ばせていましたが、きっとそのお子さんの記憶には、「人生で初めて見た花火は、SCANDALの野外ライブだった」として残されていくのかなあと。

最後まで、ホントにいい光景が見られて、最高の一夜でした(*´▽`*)

泉大津での夏の野外ライブは、不便がないといったらウソになりますが、最高のライブでした(*´▽`*)

長いライブレポになっちゃいましたが、最後までお目通しいただき、ありがとうございました。


スキャフェスライブレポ③

2016-08-25 00:20:38 | ライブレポ
SCANDAL結成10周年(&ドラムスRINAの誕生日w)を祝った大阪野外ワンマン、通称スキャフェスのライブレポもいよいよ終盤に突入です。
ここから先はラストに向けて盛り上がっていくところになりますね。
ここまで来ると太陽もずいぶん沈み、かなり涼しくなってきていました。とにかく風が心地よく、空もだんだんオレンジ色から薄墨のような色へと・・・

そんな幻想的かつまだ暑さの残る会場の雰囲気のなか、ライブはますます盛り上がっていきます。



19、声

曲が始まる前にMAMIの方から「ボクも歌っていいですか?」の一言が。
これだけで会場はすかさず反応。もちろん、この大会場でMAMIがリードヴォーカルをとる曲といえば・・・お待ちかねのひとつである「声」ですよね~、やっぱり(*´▽`*)

相変わらずイントロのギターがエモイ&カッコイイ! これだけでいきなりガッと心臓を鷲掴みにされたように惹き込まれます。
この終盤にきて、ヴォーカルからギターソロまであるこの曲をやるんですから、MAMIもキツかったと思いますが、ソリッドな声質を震わせての熱唱で(なんのこっちゃ、と思われる表現かもしれませんが、なんとなく感じ取っていただければw)会場のボルテージは確実にヒートアップしてましたねえ~。

大阪の地では以前に城ホールで「声」のアコースティックバージョンも聴けましたが、個人的にはやっぱりオリジナルが一番素晴らしいですね! 思わずこちらも熱唱したくなっちゃいますw



20、会わないつもりの、元気でね

「声」に次ぐく楽曲はもしかしたら・・・と期待はしていたんですが、その期待に見事応えてくれました(*´▽`*) さすがチームSCANDAL、わかってらっしゃるw

スキャちゃんファンならご存知かと思いますが、この2つの曲の共通点といえばもちろんSUPER BEAVER の柳沢亮太さんが作詞作曲した楽曲であること。つまりここは「SUPER BEAVERゾーン」であることがわかります。
同じ方が作ってるだけに、この2曲とも好きってファンは多いかと思いますが・・・ボクも大好きなので、2つ続けて演奏されるとやっぱり興奮しますよねw どちらもいまやスキャちゃんの代表曲のひとつになってるくらい人気ですし。

SUPER BEVER の皆さん、実際に現地でライブ観戦されていたようなので、感じるものも多かったんじゃないでしょうか。

「声」が熱唱したくなる曲ならば、こちらは大騒ぎするのにバッチリな曲で・・・もうジャンプ何回飛ぶねん! てくらい飛びまくりましたねえ~w いや、飛ばざるを得なくなるんですよね、ついつい。
気持ち的には最高なんですが、知らないうちに体力がかなりここで奪われました(^^ゞ



21、EVERYBODY SAY YEAH!

どうですか、すごいでしょ(∩´∀`)∩
怒涛、まさに怒涛のラッシュですよw まあ、スキャちゃんの盛り上がり曲の多さは今に始まったことじゃありませんが・・・それでも「テイクミーアウト」で「待ってました!」感を満たした後で、気分ハイになる楽曲を3曲も続けられたら・・・そりゃいつハジケるの、今でしょ! てなものですよ(←古い! すでに古いw)

「SUPER BEAVER ゾーン」が終わった後、本編ラストに向けてはもう「ラストアゲアゲゾーン」ですからね。(ネーミングセンスのダサさは気にしないでくださいね~(;´∀`))
いやもう、10周年とかとりあえず置いておいて、「エビバデ」が始まっちゃったら頭のネジ外して爆発するしかありません。あー、楽しい(*´▽`*)
ライフゲージはもうゼロに近いはずですが、ゾンビのようにwはしゃぎまくり、飛びまくりです(∩´∀`)∩



22、Your song

ここまででさんざん暑さで疲れた肉体を酷使してきたわけですが・・・さらなる追い打ちですよw
テンションMAXに上り詰めたところで、今度はシャウトしまくりですw 「Your song」といえばレスポンスのシャウトですからね。全身を使ってライブに参戦する代表な曲といっていいと思います。

脳内からきっとアブナイ物質が分泌されていたと思うんですがw、その状態で夢遊病者のように吼えまくりですよ(^^ゞ ホントに身も心もカラになるまで出し尽くした、って感じでしたね。
会場中が高揚感と多幸感に包まれたまま、ライブは本編最後の曲へ雪崩れ込みます。



23、Image

そしていよいよ本編ラスト・・・恐らくこの時点でSCANDAL史上最長のライブになってたんじゃないかと思いますが、駆け抜けてきたライブの本編最後を飾るのは「Image」でした。
この曲、最近はラストを〆ることが多い印象があるんですが(気のせいかな?)、メンバーの現在の心境を端的に表している曲なのかな、という気がしますね。次なるステップにさらに突き進んでいこう、という前向きな気持ちをずっと持ち続けているのかなと。

本編ラスト、ということもあって、最後に大爆発・・・といきたいところだったんですが、実はここで異変が。

なんと、腕が疲れてあがらない・・・(;゚Д゚)

あげようとするんですけど、肩から上までいかないのですw ヘロヘロになりすぎてw
いやあー、無意識のうちに相当無茶してたんだなーとこの時気付きましたね(^^ゞ

というわけで、曲が終わり次第、ぐったりと座り込んだんですが、正直アンコール始まるまであまり記憶がないです(;´∀`) まあ、少しでも休めたので、アンコールはしっかり楽しめましたが・・・



今になってようやく体力は回復してきましたけど、どうにもまだどこか疲れてまして(^^ゞ、無理せず今日はここまでにしておこうと思います。ちょうど本編終わりましたし。
少しずつの掲載で申し訳ありませんが、ここは体調重視ということでご容赦いただいて・・・
次回はアンコールから、ですね。

スキャフェスライブレポ②

2016-08-24 01:14:40 | ライブレポ

灼熱の太陽のもと行われている野外ライブ、スキャフェスのライブレポ第2弾です。

とはいえ、この中盤にさしかかると、まだ太陽は出ているもののかなり傾き、陽光もだいぶ弱まってきました。一方で心地よい風はずっと吹いているので、過ごしやすい環境に。

そんな涼しくなってきた会場の雰囲気にあわせたように、「初期ヒットゾーン」が終わったこれからは、「じっくり・グッとくるゾーン」とでもいうような落ち着いた曲が続いていきます。



12、スイッチ

「じゃあちょっとこれからは、落ち着いた曲を」というHARUNAの言葉で、ミディアムテンポの曲たちがくるのはわかったんですが、「スイッチ」が選ばれるとは思っていませんでした。もちろんこれは嬉しい方の予想外です(*´▽`*)

思わずここでも喜びで腰が砕けかけましたねw 今回何度か、腰から崩れて倒れかけますが、野外で大きく動けるがために少々派手に動いても問題ありませんw
しかし、さすがにこんなにも「うおおッ!?」と驚きと感動で心射抜かれたことはなかったかも・・・それだけ今回のセトリが強烈だったってことですね(^O^) いやー、さすがは10周年。

また後から振り返ってみると、TOMOMIメインのヴォーカル曲がこれしかなかったので、そういう意味でも「スイッチ」を持ってきたかもしれませんね。



13、会いたい

「スイッチ」でうっとりした後に登場したのは、個人的にもっとも好きな「会いたい」でした。
これはもう・・・完全に腰砕けますよ、うん。
もちろんこの10周年記念のライブで是非聴きたい、と思いつつ、過度には期待しないでおこうと思っていただけに・・・現実にやってくれたら、もう嬉しすぎるってものですよね。

いやあー、というか・・・

実際に「会いたい」が始まってしまうと、もう涙腺が刺激されすぎですって。
多くのファンの方がご存知のように、「会いたい」はHARUNAが「純粋に夢を追っていた、子供のころの自分に会いたい」という曲ですので、まさしく今ひとつの夢を叶えているであろうHARUNAの心情を思うと、まともに聴けないんですよ、感動しすぎて。

久しぶりに、それも記念のライブで聴けて嬉しい、という感慨は、すぐに感動に変わっちゃいました。
正直、この夏フェス仕様のライブで感動するとはあまり思っていなかったので(10周年だけど、そういうタイプのライブではないと思ってたので)、完全に油断を突かれてしまいました。

もうただただ、ゾワゾワと湧き上がる感動に震えながら、聴いてました。
夕暮れに染まる景色がかすむ、かすむw



14、さよならMy Friend

「じっくり・グッとくるゾーン」のラストは、これも意外なこの曲でした。
まあ、この前の「会いたい」でかなりやられているのに、続けざまに畳みかけられてはねえ~(;^ω^)
ここではHARUNAがアコースティックギターに持ち替えての、弾き語りを披露。この時ちゃっかり、TOMOMIとMAMIが後ろのドラム台に仲良く腰下ろしているのがクスリとさせますw

この曲も歌詞に「夏休みが終わる前に」とあるように、今の時期にピッタリの曲なんですよね。学生さんで恋をしているような、青春真っ盛りな方は特にたまらないんじゃないでしょうか。
また盛り上がってくるにつれ、気がつけば今まで後ろで休んでいたはずのMAMIたち3人が、楽器構えて演奏に加わってる・・・(;´∀`)

この辺りの仕事人ぶりもさすがでしたw ホントにトボけたフリして、やるんだから~(*´▽`*)



MC

どのタイミングでMC入ったのか、実はまったく覚えていないんですが・・・(-_-;)
ちょうど「ゾーン」も区切りなので、ここらでMCを入れておこうと思います。この辺りは音楽サイトさんの情報を見ながら、思い出し思い出し、書いてます(^^ゞ

H「そろそろ終わるのかな、とか思ってるんじゃない? 今日はまだまだやるよ!」
R「演奏してると、10年経ってるなって感じるな」
H「『恋模様』とか『会いたい』とか、昔自分が歌詞かいた曲やったんだけど・・・その頃の私ってどんだけ誰かに会いたがってるんだ!? ってわかるね(笑)」 ←場内笑
T「10年前、結成したときは鍋やった」 ←場内笑
H「先生がメンバー同士仲良くなるように、ってね」
R「直接出会う前にさ、仲良くなるようにって先生の計らいで、私のアドレスを他のメンバーに教えてくれて」
M「そう、それでボクはそのアドレスにメール送った」
R「そうやねん、MAMIからはめっちゃ長文のメール来て(笑)」 ←場内笑
T「あー、わかる。長文書きそうー」
R「で、HARUNAからは全然メール来なかった」 ←場内笑
T「あー、わかる(笑)送らなさそうー」
H「いや、どうせ会うからいいかなと思って・・・(汗)」
R「会ってみたらピンクの髪やし、うわーと・・・(笑)」
H「ダンスの発表会があったからエクステつけてたんだよ。あー、それで・・・」
R「『なんて呼べばいいですか?』とか敬語で聞いてたな(笑)」
H「そのとき、ストリートライブ始めた時は全然お客さんもいなかったけど、今こうしてたくさんの方に来てもらって本当に幸せです」

結成直後の話はよく聞きますが、アドレスの話とかピンクの髪とか、まだまだいろんな話があるもんですねえw

そしてほぼ折り返しになる後半、ここから4曲は「最新曲ゾーン」へと突入します。



15、Sisters

主に最近のシングル曲を中心としたこのゾーンの1曲目は、昨年リリースのこのシングル曲。
昔懐かしい曲もやってくれる一方で、新しいファンの方のためにも最近の楽曲もやはり必要ですよね。特にスキャちゃんは最近の楽曲は自分たちで手掛けているので、現在進行形の自分たちも見てもらいたいでしょうし。

軽快なリズムでありつつ、爆発的に盛り上がる、というタイプの曲ではないので、「じっくり・グッとくるゾーン」の後に配備するにはちょうどいいかもしれませんね。
一度落ち着いた空気が、だんだん温まっていく感じが場内に広がっていきました。



16、LOVE ME DO

この曲が始まる前に少し簡単なMCがあり(もしかすると、上のMCの場所はここだったかも?)、間を空けてからライブ再開することに。
というわけでHARUNAが「メンバー、準備はいいですか?」と確認するんですけど・・・

M「準備できましたー」
T「チューニングしてまーす」 ←場内笑

と、TOMOMIがいつものようにマイペースで進めますw まるで自然すぎる、友達と遊んでいるかのような受け答えぶりw
で、準備OKのサインが出て、曲の同期が入ったんですが・・・ここでさらにハプニングが起きます。

H「わー、今のナシ! もう一回やり直そう!」
R「うわー、ゴメン! カウントするの忘れてた(;^ω^)」 ←場内笑。いやー、こんなことあるんですね。RINAのこういうミスは珍しい。暑いからなーw
H「はい、今のは見なかったことにして! もう一回はじめからやろう」
T「じゃあチューニングしまーす」 ←場内爆笑。天才すぎるアドリブでしょw タイミングといい、咄嗟の機転といい、なかなか出来ることじゃないですよ

というわけで、今度は無事にRINAのカウントから「LOVE ME DO」のスタートです。
最新シングル、ではないですが、アルバムの代表曲ですからね。最新曲として取り上げられるのに納得の曲だと思います。
リズムがホントに軽快な楽曲なので、こういう広い会場で踊るには最高でしたね(*´▽`*) まあ、実際に踊ったかどうかはナイショにしておきますけどw



17、Stamp!

最新曲ゾーン、ということなら昨年発売のこの曲もやっぱりでてきますよね。恐らくですけど、今のメンバーが考えるロック像、のようなものがこの曲辺りには含まれていそうですし。

Queenの「We will rock you」を彷彿とさせる「ドンドンパン」というリズムがご機嫌で、これに合わせて手拍子や曲名通りに足踏み(スタンプ)をするんですが、比較的誰でも参加しやすいので(足踏みはちょっとリズム感要求されるかもですがw)なにげにライブ向きなんですよね。

緩急でいえば「緩」の部類に入るかと思いますが、ここでペースを調整しつつ、ライブは「お待ちかねのひとつ」だった、あの曲に突入していきますw



18、テイクミーアウト

実をいえば、今回初めてライブで「テイクミーアウト」聴ける(絶対にセトリには入ると思っていたのでw)のをかなり楽しみにしていまして・・・「今回聴きたい曲」のひとつがこの曲だったんです。

どうやら多くの観客の皆さんも同じ気持ちだったらしく、イントロが始まった瞬間、会場がどっとひと盛り上がり。
ダブルイントロのはじめのほう、ゆったりしたイントロをMAMIのギターが奏でた後、若干の間を置いて・・・スパークするようなアップテンポのイントロへ。
先日の「ミュージックフェア」でも同じ入りをしていましたが、この間を空けて急テンポに変わるのが、まずカッコイイです(*´▽`*)
掴みはOK、とばかりに観客を盛り上げると、あとはグングン会場全体のテンションが上がっていきました。

いやあ~、この曲ホントに夏フェスにピッタリです(∩´∀`)∩ 凄くアゲアゲになったので、今後も定番化していきそうですね。



小刻みになって申し訳ないのですが、本日はここまでということで・・・
完成までにはしばらくかかりそうですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

スキャフェスライブレポ①

2016-08-22 18:31:37 | ライブレポ


SCANDAL結成10周年記念の野外ライブ、通称スキャフェス。その内容を「現地の生の声」という形でお送りしようと思うのですが・・・

正直、開始前に壊れかけていたw身としては、ホントに記憶に自信がありません(-_-;)
その時感じたことは覚えていても、例えばMCの内容などはほぼ忘れかけてますので・・・音楽サイトさんに載ってる内容を読んで、思い出しながら今回は書いていこうと思います。

その点、ご容赦いただければ・・・あくまで「参戦した者の個人的な感想」としてお楽しみいただければ幸いです。まあ、ライブレポってそんなものかもしれませんけど。
また今回、特にMCなどはいつものグダグダトークがなかったんですよねえ~。大会場ならでは、というか。
しっかり覚えていない、ということもあるので、今回はMCはあっさりめにさせてもらって・・・

WOWOWさんで生中継もされてましたし、正確な事象の記録はそちらにお任せしまして(^^ゞ、書かせていただきます。

くれぐれも今回は、照り付ける太陽と爽やかな風が吹く野外で、ライブ参戦していることを念頭に置いていただけると、状況が浮かびやすいかと思います。

それでは、すたーとっ! ←あ、懐かしいw



1、LOVE SURVIVE

開始前にスキャ友さんと1曲目になにが来るか、話していたんですが・・・「BABYかDOLL、大穴でテイクミーアウト」というボクの予想は見事に大外れ(;´∀`)
曲が始まった瞬間、「あ、なんだコレ!?」と虚を突かれ・・・「ラブサバ」と分かった瞬間に、久しぶりに聴く懐かしさと曲本来の持つ高揚感で、一気に血流がどっと沸き立ちましたね(*´▽`*) グッタリしていた肉体に力が戻ってきましたw

考えてみれば、夏フェスですからw 盛り上がる一発目として、この曲は最適なもののひとつですもんね。10周年記念というより、そっちから攻めてきたかー、なるほど。
しかし、これでいきなり会場が温まったのは間違いないですね。アツイのは元々なんでw、力が出てきた、といいますかw



2、BEAUTeen!!

これが始まった瞬間に、グッタリだった肉体は完・全・復・活ッ!!
だって「BEAUTeen!!」ですよ!? スキャちゃんの初代夏のキラーチューンといえば、この曲です(勝手にそう思ってます)。うおお、ここで聴けるのかッ! という喜びと、たたみかける曲の盛り上がりに、暑さと疲れが吹っ飛びました。
あとで聞いたら、グッタリしてたのにあんなにハシャいで大丈夫か?と周りのスキャ友さんには思われていたみたいですが・・・w それも仕方ないですよ、こういきなりフェスにピッタリの曲を続けられては。

いやもう、この時点で「最強のセトリ」を謳うだけはある! との予感がビシバシ漂ってましたね。



MC

ここで簡単なMCが入った・・・と思います(^^ゞ 今回のレポでのMCに入るタイミングは、残念ながらすべて曖昧です(;^ω^) いや、すみません。答え合わせはWOWOWさんでお願いしますw

HARUNAから(基本、今回のMCはほぼHARUNAひとりでやっています。これも大会場ならでは、ってところでしょうか)SCANDAL結成10周年と、RINA25歳の誕生日であることが報告されます。まずは冒頭の御挨拶、ってところですね。
このとき、「こんなにもいっぱい集まってくれたの、ありがとうー!」というHARUNAの声が、やけに高揚している感じが。どちらかといえばクールな印象のあるハルちゃんですが、声がうわずるほど興奮しているのはかなり珍しいかもしれませんね。
で、この記念すべきダブル誕生日を祝うかのように、次の曲へと進みます。



3、HAPPY BIRTHDAY

会場に同じ8月21日が誕生日のひとがいるかを確認したあと、予想通りこの曲へ。
うん、なるほど、という感じですね。バンドの誕生日にあわせてバースデーソングを持ってくる、というのは気付けなかったですが、納得です。
場内なんとなく温かいムードに包まれたまま(現実には何度もいいますが、暑いんですけどねw)スタートの勢いを持続して、次の曲へとつなげていきます。



4、プレイボーイ

始まった瞬間、思わず「おおッ!!」と声が漏れちゃいました(^^ゞ
まさか、この曲をやってくれるとは~~ッ!! TOMOMIが後程のMCでいわく「初期のSCANDALのキラーチューン(笑)」である「プレイボーイ」がここで聴けるとは思っていなかったです(*´▽`*)

確かに昔懐かしい曲もやる、のは予想してましたけど・・・それでも「プレイボーイ」は想像してなかったなあ。でも大好きなんですよ、この曲。シンプルだけど、めっちゃカッコイイ。でもって、実は4人全員が歌うんで、メンバーみんなに見せ場のある曲でもあります。

しかも広い会場の多くのオーディエンスが、ちゃんと反応するっていう・・・いやあ、新規のファンの方も多いはずなのによく知ってますよねえ。お決まりのノリ方とかもあるのにね。
粗削りでシンプル、だけど勢いがあって魅力がある、という初期のスキャちゃんを体現するような名曲だと思うので、是非これからも度々やってほしいです。ベストアルバムでのファン投票でも、皆さんよろしくお願いします(^^ゞ



5、太陽スキャンダラス

はい、きました。正直この曲はやるはずだと思っていましたw まさに夏フェスのための曲、みたいなものですもんね。
逆に、結果的にいうと「タイキミ」の方はやらなかったので意外でしたが・・・今回はよりフェス向けな(ボクが勝手に思っているだけですがw)「太スキャ」を選んだ、ってことですかね。

もちろん盛り上がりますよー(*´▽`*) 盛り上がらないわけがない。
ここまで鉄板大エース、みたいな曲は使っていないのに、すでに会場沸騰しているのがスキャちゃんの恐ろしさですw 盛り上がる曲の引き出しがホントに多いんだよなあ。



6、夜明けの流星群

ここで少しミディアムなテンポに変わっていきます。まあ、ここまで比較的飛ばしてきましたからねえ。
この曲も夏にピッタリな曲なので、納得の選曲というところですね。陽射しも少し弱まってきたところで、爽やかに吹き抜ける風が、曲のイメージにピッタリあっていますw

またサビではワイパーをやるのが恒例になっていますが、会場全体がそろってひとつの光景を作り出すのはまさに壮観!
ボクらサンシャインエリア(後方)の方でも、皆さんほぼ全員がワイパーやってるんですよ。ほとんどがSCANDALのライブに慣れたファンの方々が集まっていたのかもしれませんが、ワイパーは誰でも比較的参加しやすい動作なので一体感がより生まれますね。
ステージ上から見たら、もう堪らない光景だったでしょうねえ(*´▽`*)



7、恋模様

始まった瞬間、腰が砕けて倒れそうになりました・・・そうか、人間ってあんまり驚いたり感激したりすると、こんなふうになるんですね(;´∀`)
というくらい、感激したのが「恋模様」でした・・・いや、ホントにまさか聴けるとは・・・。

印象的なカッティングの利いたギターが懐かしいですが、今の成長したMAMIの技術で聴けるのがまた嬉しいですよねえ~。いやあー、改めていい曲です。

SCANDALと出会った当時、まだデビュー直後だったこともあって曲数もわずかしかなく・・・夢中になってネット検索し、「スペレン」やら「カゲロウ」やらこの曲を、何度も繰り返し見ていたのを思い出しちゃいました。
スキャちゃんというより、なんだかボク自身の8年(SCANDALと知り合ってからの時間ですね)を振り返ることになって、正直グッときました・・・。
いやもう、勝手に付いてきただけなんですけどw、SCANDALとのこれまでが走馬灯のようによみがえる、というんでしょうか。曲調自体が少しセンチメンタルなところがあるので、不覚にも涙しそうになっちゃいましたね。

まさか盛り上がっているフェスの途中で、ジンとしてしまうとは思わなかったです(^^ゞ



8、打ち上げ花火

すいません、ぶっちゃけると最初、曲名を思い出せませんでした(;^ω^) というくらい、意外だったのがこの曲です。
確かに夏なので、ピッタリなんですけどねw しかもライブのラストに実際に打ち上げ花火があがるのを見て、なるほど・・・と後々思ったりするわけですがw

振り返ると、この6~8曲めで少しペースを落として、ゆったりめに場内の雰囲気を変えているのがわかりますね。夏らしさや10周年らしさを踏まえつつ、これだけの芸当をしているのが「最強セトリ」たるところでしょうか。



MC

ここで簡単なMCへ。改めて、10周年の感謝がHARUNAの口から語られました・・・(と思います(^^ゞ)
確かここらだったと思いますが、MCの途中で客席前方で笑いが起こったらしく

H「え? てぃもが座ってる? いいじゃない、座っても。休ませてあげてよ。けっこういい感じの話をしてるのに(苦笑)」

といったシーンがありました。まあ、確かに座っても問題ないですけど、それだけで笑いを取るTOMOMIがむしろすごいですw

で、実はそれ以上に気になったのは、自由気ままに振る舞っているTOMOMIの奔放さよりも、HARUNAの状態で。

というのは、かなり息が切れているんですよね。いつものライブなら、かなり激しい動きをした後でもけっこう平然としていることが多いんですが・・・あれ? なんか様子がいつもと違うな、と。
上の反応もそうですが、感謝の言葉を述べるときも明らかに感情が昂っているんですよね。恐らく、野外の記念ライブでたくさん集まったお客さんに感動しているんだと思うんですが・・・HARUNAがここまで感動しているのはかなり珍しいです。

ただし会場は、何度もいってますが猛烈な暑さなわけですよ。
しかもステージ上は、西日の直射をもろに受けているので相当な暑さのはず。その状態で精神的に興奮すれば、体力的にもかなり消耗するはずで・・・
ん? ハルちゃん大丈夫かな? と恐らくボク以外の多くの方も思ったであろうなか、ライブは続いていきます。



9、DOLL

MCでしっかりとタオル回しの説明をしたあと、待ってましたの「DOLL」です。この鉄板のデビュー曲が10周年記念ライブにないわけがありません(*´▽`*)

もちろんここでも会場一体となっての圧巻の光景が。
ちなみにMCでHARUNAがオーディエンスに持っているタオルを掲げさせたんですけど、そこでの「キレーイ」という声がちょっとヤバイんです(^^ゞ あれ、ちょっと昇天しかけてない? っていう。聞きようによっては、いっぱいのタオルがお花畑に見えていそうな口調で・・・(;´Д`)

とはいえライブは絶好調! 再びグングンと沸騰していきます。
ラスト、持っているタオルを自分の頭上に投げるのが恒例となっていますが(ボクはコントロールに自信ないので投げませんけどw)、なんと強風に煽られて、隣りの若い女の子のタオルが「ばふっ」とボクの顔面に直撃するハプニングもありましたw
お互い笑ってしまいましたが、野外ならではの光景ですね。



10、少女S

ここから先は、懐かしの、しかし人気シングル曲としてSCANDALの初期から現在までを、ずっと支えてきた王道鉄板曲が並びます。
今回の「最強セトリ」、こんな感じで2,3曲をひとつずつテーマごとに区分してまとめてあるのがまた見事でした。言うなればここは「初期ヒットゾーン」とでもいいますか。

懐かしさよりも、この辺りの曲はお馴染みの鉄板! という感じですね。もちろん安定の盛り上がりです(*´▽`*)
フロントのメンバーが踏むステップを、客席のなかでちらほらマネしてるひともいて、さすがにスキャフェスに来るファンは筋金入りだと改めて思わせてくれましたねw



11、瞬間センチメンタル

「初期ヒットゾーン」を飾るラストの曲は「瞬セン」です。「DOLL」「少女S」「瞬セン」と、こうしてみるとホントに初期からずっと人気でライブを引っ張ってくれている曲も多いですよねえ~。

会場の空気もさらに沸騰・・・なんですが、ここでちょっと異変が。

突然HARUNAから「みんな、歌ってー!」のリクエストが。もちろん「瞬セン」はお馴染みの人気曲なので歌えますが、例えば「BABY」のようにいつもファンが歌う箇所ではないだけに「え? ここでオレらが歌うの?」とやや戸惑いの雰囲気もw
しかもそれが度々続くのですよ・・・ライブでHARUNAが歌詞を忘れるのはこれまでにもありましたが、今回は猛暑のなかの野外ライブ、しかもこれまでの様子が少しおかしいですからね。

ヤバイ、ハルちゃん、暑さにやられたんじゃないか、とけっこう本気で心配しました(^^ゞ
演出として歌わせているのか、ホントに歌詞を忘れてしまったのか、わかんないですw まあ10年やってきた匠の技でうまく誤魔化している、ってことでもあるんですが(;^ω^)

こうなると「みんな、歌って」という言葉が「みんな、助けてー」に聞こえますからw、燃えますよね(*´▽`*)
ここでオレらが歌わなければいかん、とw いやあ、ファンとスキャちゃんが一体となった瞬間でしたね(錯覚かもしれませんがw)



MC

ここで運よく?、というか少しの休憩時間に。
「みんな、暑いから無理しないでね」というHARUNAに、いや、あなたこそ無理しないでください、とけっこう本気で心配しましたが、実際のところこの後は水分補給ができたためか、いつも通りの状態になりました。

いまでも演出だったのか、わかりませんけど、暑さを体感しているだけにちょっとドキドキしましたね(;^ω^)

ここでのMCではなかったかもしれませんが、スプラッシュエリア(前方)では、すでにホースによる散水も行われており・・・その点についても触れてました。

どうやら水を撒いていたのは、専用のスタッフなどではなく、スキャちゃんのチーフマネージャーさんが直接やっていたらしいですw なんというか、すごい身内感w
メンバーも知らなかったようで、手作り感のある様子にほっこりすると同時に笑っていました。確かに野外の単独フェスに1万人以上集めているバンドとは思えぬこじんまり感ですw
そうしたいつまでも変わらないところも、チームSCANDALの良さですけどね。



曲数的にだいたい3分の1を過ぎましたので、ここで一回レポートを区切ろうと思います。
まだダメージは残ってますが、できる限り早めに、体力が許す限り続きもレポートしていきますね。

スキャフェスヤバイ、ホントに、いろんな意味でw

2016-08-22 15:31:55 | ライブレポ
いやあー・・・すごかったです、SCANDAL初の野外ライブ、結成10周年記念のスキャフェス。
まあ、いろいろすごかったw 今朝早くに帰宅したんですが、なかなか疲れがとれなくて、ようやく今になって筆がとれました。
こんなにダメージ受けてるのはオッサンになったからなのか、とちょっと自分にガッカリしてましたが、似たような方は他にもいらっしゃるようでちょっとホッとしました(;^ω^) (若い方はさすがに元気みたいですがw)

WOWOWさんで生中継されたライブなので、すでに内容をご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、現地の生の声、ということでライブレポをしていきたいと思います。
暑さでかなりやられたので(^^ゞ、いつも以上に記憶曖昧(というか、記憶しよう、という余裕などなかったのです(;´∀`))ですから、内容に齟齬があってもご容赦いただければ幸いです・・・今回はただの感想文みたいなものかも。いつもそうですけどw

本格的な内容に入る前に、まずは状況の報告を・・・

ボク自身、夏の野外ライブに参戦する経験がなかったので、初めてのことだったんですが・・・やはり暑かったですw とにかくこれに尽きる(^^ゞ
当日は35度やら37度やら、言われてましたが・・・名古屋在住の身といては、ここ数日体感している温度とはいえ、直射日光を浴び続けることのキツさといったら(;^ω^)

まあ、あまり脅かすようなことを言っちゃいけないかもしれませんが、ぶっちゃけよく夏フェスなんかやれるな、と思いました(^^ゞ ライブ開始前にすでに「あれ、ライフゲージがもう10しか残ってませんけど?」のような状態に。

泉大津フェニックスという会場は、臨界の埋め立て地なので、下の地面が土と草と枯れ木みたいなやつがごちゃ混ぜになったような状態です。えー、ほのかに匂います(^^ゞ
ただ、海の近くなんで風がとてもよく吹いてくれるんですよ。これは助かりました。37度にしては涼しく感じられます。爽やかな暑さで、気持ちよさもあるんですよね。

それでも栄養補給や水分補給はしにくい状況なので、会場でも繰り返しアナウンスされてましたが、無茶せずこまめに水分摂らないとホントにヤバイ、って感じでしたね。倒れていたひとは、案外少ない印象ですけど。

ちなみに前日、ソフトバレーの練習で腰を痛めてしまいまして・・・ぎっくり腰のなりかけ、みたいな感じで。
これはマズイ、というので普段よりも3000円も多く払ってグリーン車で新幹線移動したんですが(^^ゞ、やっぱり完全復調とはいかず・・・その点も今回はヤバかったです。

会場に到着するとすでにひとがいっぱいで、野外フェスならではの開放的な盛り上がりが祭り気分にさせてくれます。自然テンションもアガりましたw
1万2千人が集まったそうですけど、2万人以上はいる、というくらいの感覚でした。広い敷地に、太陽がさんさんと照り付けて、心地いい風が吹く・・・しかも見渡す限り、ファンが集まっている。これは壮観でしたねえ~。

ま、ただテンションがアガる一方で、着実に体力は奪われていってるんですけどね(^^ゞ これが怖いところ(;´∀`)
グッズ売り場にいってフード付きのポンチョ風タオルを購入したんですが、これが大活躍!
なにしろ人工で日陰が作れるんですよw すごい、フードかぶって頭を直射日光から守るだけでなんと快適なんでしょう(*´▽`*) いいぞ、日陰バンザイ。

通常のフェスと違い、基本スキャちゃんのライブを待つだけなので、時間がくるまで待機です。
フードコーナーで紅茶ミルク味のかき氷を購入。これも美味しかったです。世界をペロリー。
前述したように、この待機中にかなり体力奪われましたねえ~(;^ω^)

会場はステージ前方のスプラッシュエリア(いわゆるライブ会場と同じような感じ。放水がある)と、後方のサンシャインエリア(椅子やらレジャーシートやらが使えてゆったり観戦できる)に分かれていまして、どちらにしようか迷ったんですが・・・結局ずっとサンシャインエリアにいました。
巨大ヴィジョンが設置されているので、後方からでも十分楽しめるし、よほど前の方にいかなければあまり変わらない感じでしたので。それ以上に、一度シートに腰降ろすと、いちいち移動するのが面倒なのですw

ステージは野外らしい、照明がある程度の簡素なつくり(とはいえ大きいので設置は大変でしょうが)ですが、西日がボクら観客の真後ろから射しているんですよね。つまりステージ上では、もろに太陽を正面から受けるような状態です。
オーディエンス以上に、ステージに立つメンバーの方が暑かったんじゃないですかねえ。

こんな状態でグッタリしながらライブを迎えたんですが・・・
ライブが始まったら、どこにそんな体力が残っていたのか、と自分でも驚くほどどんどん元気になりました(*´▽`*)
痛かったはずの腰も、ほとんど回復しています(正確にいえば、痛みを忘れたw)。残り10だったはずのライフゲージが70くらいまで戻りました(100にはさすがにならないですw)

なぜこんな奇跡が起こったかといえば・・・セトリがもう、素晴らしかったのですよ(*´▽`*)(*´▽`*)(*´▽`*)

最強のセトリ、とは聞いていましたが、その名に恥じぬ内容でした。まあ、スキャちゃんに関していえば、もっと最強、はできると思うんですけどw、大満足なセトリなのは疑いないです。

楽しい、笑える、興奮する、エモイ・・・こうしたいつものライブで味わえる感情にプラスし、懐かしさだったり、感動すらある内容でキュンキュンですよ・・・はぁ(´;ω;`)ウゥゥ

というわけで、内容的にもヤバかったライブの模様は、次の記事から報告していこうと思います。

あ、最後にスキャちゃん10周年おめでとうございます(*´▽`*)
そしてRINAちゃん、25歳おめでとうございます(∩´∀`)∩

いやー、大変な想いもしましたが、参戦した方の心に残る、素晴らしいフェスだったんじゃないですかね。
結局のところ、SCANDALの存在自体がヤバイ、ってことでいいですか←あ、うまくないですか(;^ω^)そうですか。