長浜城を経て、彦根城にやってきました。
写真は中掘りに沿って植えられている、いろは松です。
2代藩主直孝の頃、
わざわざ高知から取り寄せて植樹された松(土佐松)だそうです。
多聞櫓をバックにした桜。
彦根の桜も、私達が訪れた時は、まだちらほら咲き程度でした。
多聞櫓から見た、お濠の桜。
この表門橋を渡って左手の山道を登ると天守閣に出ます。
天守閣に至るまでの山道には、いくつかの櫓が設けられて
これは、そのうちの一つ、左右対称形の櫓で、
天秤櫓の名がついています。
長浜城の大手門を移築したもの、と伝えられています。
国宝の天守を南側から見たものです。
小ぶりながらも城郭建築の最高峰、と言われるだけあって、風格があります。
唐破風の屋根、曲線をもつ花頭窓、直線の武者窓が見事に融合しています。
これで桜が満開なら、言う事なしですが・・・
東側から見た天守閣です。
桜に埋まる天守閣を見たい・・・という願いは叶いませんでしたが
400年前の姿をとどめる名城の気品と偉容は、充分堪能できました。