王将リーグ4回戦、羽生九段戦。

2022-10-26 | 対局


桂損の代償に▲53角成と馬を作り、次に▲65金△84飛▲75馬などと△74飛を攻める構想でしたが図で△45歩とされてみると飛車が広くなってしまい、構想が破綻しました。
ここで気落ちしたわけでもないんですが、この後はひどいことになりました。投了図は▲22歩と垂らした歩が成れずに残り、4筋は金と馬がお団子になり、自分の将棋とは思いたくないひどさでさすがにガックリきました。
とはいえバタバタしても仕方がないので、11月に巻き返せるように取り組んでいきたいと思います。
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王将リーグ3回戦、永瀬王座戦。

2022-10-21 | 対局


やや失敗の序盤戦から、図では盛り返したと感じていましたが、△38歩への対応を誤りました。△38歩に苦慮するくらいなら▲28飛では▲26飛だったかもしれません。
本譜は入玉が見える展開で自信はなかったです。



図の▲71角がいいタイミングで打てて、好転しました。△42飛▲53角成△49飛成は▲35馬が王手なので△22玉に▲69銀などと△79金を防げば先手が良くなります。
実戦は53に馬を作ったあと、入玉に気を付けながら慎重に寄せての勝ちでした。
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王将リーグ2回戦、服部五段戦。

2022-10-07 | 対局


6筋をめぐる駆け引きが続き、図から△63金と撤退したところ▲75歩と攻め込まれて、後手が指しにくくしました。
金だけでなく△53銀と援軍を繰り出しているので、それ以上、攻められて悪くなるという感覚はなかったんですが、、、



図では後手が1歩得なこと、先手陣の近くで戦っていること、先手の玉飛が近いことから、互角にはなるというのが見た瞬間の判断でしたが、AIは先手60%なので、判断ミスでした。
悪くしてる認識がないまま、どんどん悪い方向へ行き、気が付いた時にはどうにもならない形勢に。この図の時点で40%しかないという判断が出来ていれば、もう少し粘れたんでしょうけど。
感想戦では中盤以降は検討するところがないので、最初の図のあたりを延々とやってもらったんですが、勝負所はまだ先という気持ちで指した△63金から急に悪くしてるようでは先が思いやられます。
リーグ戦は連敗と苦しい出だしになりました。
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王将リーグ1回戦、近藤(誠)七段戦。

2022-10-04 | 対局


▲38飛と歩取りを見せた手に対して構わず△22玉と入られて、▲36飛以外の手では▲38飛の意味がなくなるのでやっていきましたが△28角と打たれて先手が難局になっていました。
直前までは定跡として認識がありましたが、もう少し具体的なプランを詰めておきたいところで、研究不足だったと思います。



▲66歩と打って、まだいい勝負かと思っていたら△75歩と突かれて上手い対応がなく、形勢不利を自認しました。
実際には少し前から悪かったんですが、仕方がなく、という感じでやっていたら、いつの間にか全然ダメになっていたようです。
いいところが全くない敗戦でした。
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伊藤園お~いお茶杯王位戦予選2回戦、藤森五段戦。

2022-10-01 | 対局


細かい応酬が続いた後、次の▲38飛で模様が良くなりました。▲33飛成△同桂▲31角△62飛▲64角成△同金▲53歩成の先手になっていて
▲38飛△75歩の受けに▲同歩と応じて▲76金を狙う味がいいからです。



先手陣も嫌な格好になりましたが、▲77桂が垂れ歩を消しつつ、桂馬の入手を狙う手。▲73桂の打ち込みや本譜の▲84桂が厳しく、攻め合い勝ちが見込める局面です。
実戦は穴熊の遠さが生きて、勝ちになりました。
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