観戦には簡単な会員登録が必要です。
まだの方は大和証券杯ネット将棋公式ホームページにてご登録をお願いします。
もちろん、僕も観戦します。
NHK将棋講座「渡辺竜王の居飛車対振り飛車」が明日から始まります
将棋講座テキストという本もあります。
現在4月8日放送分まで収録が終わっていて次の収録が来週にあります。参考にしたいので、皆さんのご意見、ご感想をお待ちしております。
昨日は終了後、ネット中継スタッフと打ち上げ。村、戸辺氏と合流して二次会。仕事をやり終えた後のご飯とお酒はなんておいしいのでしょう(笑)
今朝は8時に起床。フジテレビのとくダネ!でも取り上げられました。
すごいのは昨日のアクセス数です。
20日 17685 pv 7977 ip
21日 110415 pv 79013ip
7万ipの11万アクセスって・・・。いつもの10倍かなりの注目を集めていたことがここからもわかります。
コメントやトラックバックでいくつか質問がありましたのでお答えします。
質問:投了図以下を教えて下さい。
後手玉は桂さえ渡さなければ詰みません。桂を渡さないように先手玉を追い詰めれば良いわけです。投了図から①▲3九金なら△同銀成▲同銀△3八金。後手は持駒が豊富なので、先手がどのように受けてもやがて受けがなくなります。
質問:101手目、▲同馬はなかったか。これを題材にコンピューターの終盤戦について書いてみます。
はい、手としては▲同馬のほうが上なので本譜の▲同銀は意外でした。▲同馬には△同歩成▲同玉と進みます。ここで△2七飛と打ちます。①▲3八玉は△7七飛成で△4六桂や△6六角と出る手があるので受けがありません。②▲1九玉には△4六角(△2八歩でも寄り)▲2八歩△同飛成▲同銀△2七歩(参考2図)
▲3九銀打や金打は△2八歩成~△2七歩のおかわりが利きますのでやがて受けなしになります。▲3七金や銀は△2八歩成▲同玉△2七銀を決めて△3七金で必死。よって▲3七香しかありませんが△同金▲同桂(▲同銀は△同角成▲同桂△2八銀で詰み)△2六香(参考3図)
▲2九歩は△2八歩成▲同歩△3七角成。▲2九銀や金は△2七歩のおかわりが利くので受けなしとなります。
この変化、手数は長いのですが第一感の連続なので強い人ならばすぐに見えます。なにより、桂を渡さなければ何をしても良いので考え易い局面と言えます。
それに対してコンピューターはあらゆる手を広く考えるので絞って深く読むのが難しいのかもしれませんね。人間の経験のほうが上、ということでしょうか。
コンピューターは詰みがすごいので終盤が強いというイメージがありましたが詰み以外の終盤の技術は苦手ということがわかったのは収穫でした。
明日23日は棋王戦第4局が行われます。中継は棋王戦中継サイトです。