B級1組順位戦4回戦、行方八段戦。

2018-08-31 | 対局


後手番で相掛かり。手詰まりに持ち込んで千日手歓迎の姿勢でしたが、図から△46角▲75歩で戦いが始まりました。▲68銀は次に▲57金となれば好形なので△46角を誘って動く意味で後手としても△46角は仕方がないところ。



図から△85歩▲同歩を利かしてから△74飛として後手優勢になりました。後に86の空間に歩が叩けるので攻めが早くなります。△74飛としてから△85歩では手抜かれるのが違いです。

勝ってリーグ成績は4連勝、持続できるようにしたいですね。

今日は神宮。甲子園では古野、山中の今季初勝利を含む望外の3連勝で2位は固めた感じ。やや気は早いですが最終的にはマツダスタジアムで4勝2敗を取らないと日本シリーズには行けないので広島戦は少しでも勝っていいイメージにしておかないと。
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明日対局。

2018-08-29 | 将棋
・今日発売の週刊少年マガジンにテニス漫画「ベイビーステップ」の勝木光先生による将棋を題材にした読み切りが掲載されています。春の名人戦で取材に来られていましたが、実際に将棋マンガを描いて頂けたんですね!
自分は「ベイビーステップ」を読んでテニスをしてみたくなり、数年前に一度やったんですが、ホームランばかりになって諦めました。

・明日発売のNumber「新刊ドラフト会議」のコーナーでサッカーのことを書かせてもらいました。

明日30日(木)は順位戦B級1組4回戦、行方八段戦。

名人戦棋譜速報

※本局は携帯中継があります。
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小倉競馬イベント。

2018-08-26 | 旅行
イベントを終えて小倉から新幹線で戻っているところ。写真で紹介します。

山口県長門市にある元ノ隅稲成神社はガイドブックで見て想像していたように素晴らしい景観でした。高いところにあって空に投げるような賽銭箱が人気でみんなやって盛り上がっていました。自分は一人旅だったので恥ずかしくて出来ませんでしたけどw

角島大橋も海が綺麗で良かったです。快晴ならばもっと青々としていたんでしょうけど。

今日は小倉競馬場。栗東騎手クラブが所有している将棋盤にサインを書かせてもらいました。将棋部の白浜騎手と難波騎手と。


予想トークは守永真彩さんと。勝ったレトロロックは自分は無印で小倉巧者なだけでなく鉄砲成績もいいのは守永さんに聞いて初めて気が付きました。予想では「キョウヘイが最近はスタートを出てるので前に行ける」としたんですが最後方からで追い込みも届かず3着。予想外の縦長になって後続は仕掛けところが難しいレースでしたね。

小学生以下のお子さんへの駒落ち講座とリレー対局、メインレースのプレゼンターをやらせてもらいました。競馬場で大盤を使って講義したのは初めてですが、自分がどこにいるのかわからなくなりましたねw

4月に叡王戦の解説で宗像大社に行って以来、御朱印集めを始めたんですが、今回は萩の松陰神社、元ノ隅稲成、福徳稲荷神社(下関市)とガイドブックに載ってる3つに寄れたので良かったです。松陰神社の松下村塾はそのまま残っていて、200年弱前というのは大昔のようで案外、近いのかも、と思ったりしました。

夏のイベント出演は今日で一段落。各イベントでは応援して頂ける皆さんにお会いできたので、これを活力にして今週からの対局に励みたいと思います。
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夏休み。

2018-08-24 | 将棋
久しぶりに将棋会館に行きましたが、夏休みなのでお子さんで賑わっていました。遠方から来たという方にも話しかけられましたし、相変わらず、将棋会館を訪れる方が増えている印象ですね。
タイトル保持者の連名扇子を書いたりしたんですが、用途は詳細が出たら追って紹介します。
字といえば半年ほど前から書道を始めて、7級が5級になったところ。今のところ順調に上がってますが、どの級で止まるのかは怖いですw
明らかに認識がおかしかったところや、知識としては上がってても、棋士の色紙はきちっきちっとした書道ではなく個性を出すサインの意味合いも強いです。その辺りのバランスが分からなくなって、どう書けばいいのか、とゴチャゴチャになっているところ。習いながら、自分でも納得できる字が書けるようになりたいですが、それには年数がだいぶ掛かりそうです。

週末は小倉なんですが、西日本は行ったことが無い場所も多いです。そもそも東海道新幹線は新大阪より先は乗ったことすらないような。小倉に行きがてら山口県の萩とか角島に寄るので、見掛けた方は宜しくお願いします(ぇ
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競馬とか。

2018-08-22 | 将棋
先週日曜日は競馬イベントで重賞予想をしましたが、かすりもしませんでした。実況アナウンサーのレジェンド、白川次郎さんとは久しぶりにお会いしましたが相変わらず素晴らしい声でした。マイクが故障しても地声で普通に話されていましたし。
先日放送されたAbemaトーナメントの解説では「藤森さん風の実況がいいんですよ」と出場した若手棋士にアドバイスをもらっていたんですが、こっちも指し手に驚いたり感心したりとあたふたしてただけのような。。。白川さんは「後から100点だと思う実況はない」と言ってましたが、解説も終わった後に「もっとできた、これを話し忘れた」となることが多いですね。

26日(日)の小倉競馬イベント(JRA)では予想トーク、小学生以下のお子さんを含むご家族(20組)との駒落ち対局、メインレースのプレゼンターとなっています。お会いする皆さんは宜しくお願いします。すみっコぐらしが好きなお子さんがいたら名刺をあげたいんだけど、自分から言うのも変だからなぁw

今日は書くものがあって将棋会館に行くんですが、出勤は7/27の王座挑決以来で、この夏がいかに暇だったかと。(前回の対局は大阪だった)
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解説。

2018-08-19 | 将棋
今日19日(日)は20時から放送のこちらの番組の解説を担当します。
AbemaTVトーナメント決勝1回戦 羽生竜王-佐々木(大)四段

AbemaTVトーナメント公式Twitterには少しですがフットサル部の合宿の模様も出ていますね。

聞き手が里見女流四冠というのは初めての組み合わせでした。事前に予選の模様を見て、指し手がガンガン進むのであまり先の解説をしても仕方がないことは心掛けてはいましたが、実際にどうだったかは覚えていませんw

今日はウインズのイベントに行きます。お客さんとお話しする時間はないと思いますが、ご来場される方は宜しくお願いします。
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銀河戦。

2018-08-17 | 将棋


上図はブロック最終戦の谷川九段戦、△12歩が手筋で▲同馬なら△11香があります。実戦は馬を引かせて△87香で優勢になっての勝ちでした。



決勝トーナメント1回戦は八代六段。作戦負けからゴチャゴチャやって難しくなったのが図で、ここで△76桂や△63歩なら大変でしたが、実戦は△39角としたので、▲32と△同金に▲64馬~▲53馬の王手飛車で駒損になっての負け。打ったばかりの△64桂を取られながらの王手飛車ではあまりにひどく、気分はグチャってやって投了、といったところでした。

やや脱線しますが、棋王戦第5局で先手番になって以来、振り駒が8連敗中。ここまでは記憶にないので自己ワーストだと思いますが、他の棋士でもっと負け続けた人はいるんでしょうけどね。棋王戦は先手番が勝つシリーズだったのであの振り駒は大きかったですが、代償がこんなに高く付くとは。。。

WOWOWでのリーガ放送、開幕直前にしてようやく決まったんですね。サッカーはテレビで見たい派なので良かったです。
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予定とか。

2018-08-15 | 将棋
お盆の今週は用事も少なく、人に会うのは週末の競馬イベントくらいです。野球を見に行ったり、開幕した英プレミアリーグを見たりとある意味忙しいですがw
自分はユナイテッドの応援ですが、開幕戦を見る限りシティーには勝てないだろうから、淡々と追う感じですかね。1試合見ただけですがニューカッスルは中位くらいはありそうな感じで、武藤選手がどれだけ割って入れるかは楽しみです。しかしWOWOWのリーガ放送はまだ未定なのか、ぶつぶつ。。。

19日(日)ウインズ横浜&エクセル伊勢佐木イベント

来週26日(日)は小倉競馬イベント(JRA)がありますし、競馬が仕事みたいになってますねw

用事が無いと書くこともないんですが、放送が済んだ銀河戦の振り返りがまだでしたね。(決勝トーナメント1回戦で敗退)
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『宗桂〜飛翔の譜〜』第1話。

2018-08-12 | 将棋
監修しているマンガの連載が始まりました。


このマンガは江戸時代の将棋界?が題材です。昔のことは詳しくない、という方もいるかと思いますが、自分もこの監修をするまではそうでした。
1612年に一世名人になったとされているのが初代大橋宗桂(1555〜1634)。このマンガの「宗桂」は初代ではなく八世名人の9代大橋宗桂(1744〜1799)です。



(1P)1774年、病床に倒れた8代宗桂(1714〜1774)がつぶやいている棋譜は1763年の御城将棋、9代と8代の親子対決のもの。


印寿は9代宗桂の幼名です。



(P31)図は横歩取り青野流のような桂の乱舞ですが、当時、このような指し方はなくても9代宗桂は横歩取りや現代の空中戦法の原型は指していました。




指し手が進んでいく盤面はセリフに合わせたり、圧勝、逆転といった展開が必要になってくるので創作することが多くなりそうですが、背景等で置いてある盤面では当時の棋譜を使って、江戸時代にどんな将棋が指されていたのかを皆さんに紹介できればと考えています。

1話の冒頭に書いてあるように時は1775年、前年に8代が亡くなり、9代宗桂が大橋本家を継いだ直後からこのマンガは始まります。

コミック乱ツインズは毎月13日発売、電子版もあります。
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B級1組順位戦3回戦、菅井王位戦。

2018-08-10 | 対局
先手番で対ゴキゲン中飛車の持久戦に。



夕食休憩後は玉頭戦、ここは手が広いところで感想戦では△75歩、△62銀、△64銀、△63桂が検討されました。実戦は△54銀だったので▲65桂から先手ペースになったようです。



図は先手銀損ですが、玉を引っ張り出してるのが大きく優勢になっています。▲85歩や▲76桂が王手で打てるので先手玉は見た目以上に安全です。図から▲64歩が厳しい手で取れば▲76桂。実戦は▲64歩△53金▲85歩と進んで、押し切ることが出来ました。リーグ成績は3連勝、8月にもう1局ありますが、これを継続できるように頑張ります。

今日は7時に起きて東京に戻り「将棋ウォーズ棋神戦inテレ朝」の生放送がありました。



加藤先生には久しぶりにお会いしましたが、お元気そうでした。番組内でのマシンガン解説も相変わらず凄かったですし(笑)
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