良いお年を。

2019-12-30 | 将棋
カーリングの翌日は桐生競艇場へ。桐生競艇はマンガ「モンキーターン」で赤城おろしが吹く中での激戦が印象的で来てみたいと思っていた場所です。この日は穏やかな気候でしたが、それでも時折、冷たい風が吹いていました。
競艇場でレースを検討しながら、中央競馬の馬券も買うという忙しい時間を過ごしましたw

29日は取材を受けて、年内の予定は終了。良いお年をお迎え下さい。
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年末旅行。

2019-12-28 | カーリング
棋王戦の挑戦者も決まって、いよいよ新年から勝負の3ヶ月が始まる、という気持ちが高まってきました。タイトル戦の対戦相手は良く当たる広瀬八段と初手合の本田五段ということで全く色が違うものになりそうです。


年末のカーリング旅行に来ているんですが、まずは軽井沢で目に飛び込んで来たぬいぐるみ屋さんに入って、新しい「すみっコ」をお迎えしました。これでSサイズはとかげとぺんぎんの本物も含めて全部揃ったかも。


将棋もカーリングも「もぐもぐタイム」は欠かせませんw
カーリングは通算7回目で今年5回目。投げるのは思ったところに行かないので、次の手を考えるのとスイープが楽しいです。「カーリングもだいぶ先まで読むんじゃないですか?」と聞かれることが多いんですが、素人同士だと相手がどこに投げてくるのかが分からないので将棋の基本とされる「3手の読み」すら出来ていません。プロ同士の将棋ではおよそ限られた手の範囲で進むため、10手、20手と先を読むことが出来ますけども。定期的にやらないと上達しないので来年も4、5回はやりたいところですが。
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A級順位戦6回戦、広瀬八段戦。

2019-12-26 | 対局


先手番で角換わり腰掛け銀、図は夕食休憩を挟む1時間34分の長考になった場面。最初は▲63歩△同玉▲82銀△同玉▲41角△72玉▲32角成の展開を考えていましたが、どうも自信が持てないので代案を探すことになり、▲55歩、▲95歩、本譜の▲74銀などで迷って、大長考になりました。ここでは攻勢だけどもはっきりしない、という形勢判断になっていて、本譜も角損なので自信はありませんでした。終盤は形勢不明と思いながらやっていましたが、自玉が詰む詰まないのところで際どく逃れる変化もあって、僅かに指せていたようです。

A級では首位という状況で年越しを迎えるのは初めてですが、残り3戦、頑張りたいと思います。
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明日対局。

2019-12-24 | 将棋
対局があるので年賀状は書いてないし、大掃除もしていない、という年末です。
年明けは4日の順位戦を皮切りに7日に王位戦、9日に叡王戦、12・13日に大阪王将杯王将戦の開幕、という日程なので将棋連盟に宛てに送って頂く年賀状の返信はかなり遅くなってしまいそうです。

明日25日(水)はA級順位戦6回戦、広瀬八段戦。

名人戦棋譜速報

※本局は将棋連盟ライブ中継でご覧になれます。

Abema TVでの中継(解説なし)
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竜王戦1組1回戦、佐藤(和)七段戦。

2019-12-21 | 対局


先手番になり雁木に左美濃で対抗しました。図は夕食休憩の局面で銀を2枚持てば▲72銀から飛車を取りに行く味があるので指せると思っていましたが、後手にも△88歩などの有力手があり、形勢判断がおかしかったです。



終盤、駒割りが金得くらいなので、良くなる順が1つはあると思っていましたが、悪くしてしまった実戦はもちろん、感想戦でかなり時間をかけてもしっくりくる手は見つかりませんでした。
①▲77角と合わせる手がピッタリに見えますが、それには△56桂▲同歩と捨ててから△77馬が妙手順でどう応じても△35角や△88角で王手飛車が掛かります。
他には②▲82銀と捨てて△同飛▲41飛成△51金に▲52金や▲53金で寄せに行く手もありますが、たくさん駒を渡してから、最終的には自陣に手を入れなくてはいけないので、読みの中ではとても勝ちとは思えない手順でした。
本譜は図から▲54飛△53歩▲74飛と飛車を逃げ回りましたが△45桂が幸便になってしまい、結果的にはここで形勢を損ねていました。この桂は▲33銀と打ち込んで△同桂と跳ねさせたもので、それを取り切らない内に△45桂と跳ねさせるのは筋が悪かったです。
終盤も勝負手を逃しての負けで5位決定戦から本戦を目指すことになりました。
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明日対局。

2019-12-19 | 将棋
昨日は大阪王将のイベントで里見女流四冠との記念対局などがありました。

スポニチの記事
食事会の様子はスポニチ文化社会部のTwitterに掲載されています。

対局は大熱戦の末に辛勝でいくつか負けの場面もありました。序盤戦では里見さんの研究の深さが伺えましたし。
トークショーは1時間あったので色んな話が出来ましたが、里見さんの普段の勉強内容、環境は初めて聞く話で興味深かったですね。
食事会では餃子だけでなく、唐揚げ、バンバンジー、麻婆豆腐、レバニラ炒め、エビチリ、天津飯、さらにはビールを含む飲み物までご提供を頂きました。
抽選の狭き門をくぐり抜けて来られたお客様には満足してもらえるイベントだったと思います。企画して頂いた大阪王将さま、ありがとうございました。

20日(金)は竜王戦1組1回戦、佐藤(和)七段戦。

※本局は将棋連盟ライブ中継でご覧になれます。
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クリスマスフェスタなど。

2019-12-17 | 将棋
土曜日のクリスマスフェスタにご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
大盤解説では喉の調子が悪くて、いつもより声量が出ずに失礼しました。事前の仕込みでは対局者、聞き手にまつわる笑いが取れそうなネタが3つ、いや4つはあったんですが、対局翌日だからなのかいつもより頭が働かなくて・・・。思い出そうとしている間に秒読みに入ってしまい、話すタイミングを逸しました。記憶力も落ちてきているのでメモがあれば固いんでしょうが、メモを見て、おもむろに笑いを取りにいくのはおかしいですしw

監修しているマンガ「宗桂」は今月掲載分で最終回となりました。11話~17話は来年3月に発売予定の3巻に収録して完結となります。
監修は初めてでしたが、元々、マンガは趣味なので毎月の打ち合わせは楽しかったです。読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

対局は年内最終が25日、年明け初戦は4日でいずれも順位戦。5日より前に対局するのは自分では初めてと記憶していますが、たまにはこういうのもいいかなと思うのと、将棋ファンの方にとってはお休みの日に見れるのは悪いことではないはずなので。
年内最終と年明け初戦の間が1週間とちょっとしかないので、カーリングをしに行く以外は普段と何ら変わりのない生活になりそうです。年末年始の楽しみは10日ほどの間に4試合も消化する英サッカー・プレミアリーグですね。この日程こそ、監督さんが皮肉を言うのが毎年恒例になっていますが、見る側にとっては悪くないですw
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王位戦予選3回戦、佐藤天九段戦。

2019-12-14 | 対局

後手番になり、相掛かり。図の△95歩▲同歩△同香は大胆な手ですが、研究していた仕掛け。どう応じても手にはなるので、後手番ながら主導権を握って十分な序盤戦に。


図では攻め方を間違えてしまい、振り出しに戻ったと思っていました。竜は出来ていますが駒の損得はなく、歩切れと4歩損なので。
図で先手の第一感は▲88銀ですが△76金と打って△66金と歩を取る狙いが受かりません。(▲67銀には△87金がある)
歩切れを解消してしまえば先手の持ち駒の香の価値が下がるので、後手が良くなります。
元のリードが大きく、攻め間違えたものの残っていました。勝って予選決勝に進出。

今日はクリスマスフェスタに出演します。お会いする皆さんは宜しくお願いします。
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明日対局。

2019-12-12 | 将棋
12月も中旬に差し掛かり、年賀状の作成はしましたが対局がまだ3局あるので、師走という気分ではありません。年始もすぐに対局をすることになったので、3月末まではまとまった休みはありませんが、大崩れしないようにというのが目標です。

明日13日(金)は王位戦予選3回戦、佐藤(天)九段戦。

Abema TVでの中継(解説無し)

※本局は将棋連盟ライブ中継でご覧になれます。
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ここ数日、予定など。

2019-12-08 | 将棋
この数日は年明けからのタイトル戦などで使う色紙を100枚ほど書いたり、取材を受けたりしていました。
対局は13日に王位戦、次の週に竜王戦1組、25日に順位戦まで決まっています。年明けは1月12日に大阪王将杯王将戦が開幕しますが、その前に1、2局指すことになるので、例年以上に慌ただしい年末年始になりそうです。

1月~3月は過密日程になりますが、今月号の将棋世界で広瀬さんが「中2日はありがたい。1日は対局の疲れを取って、もう1日は研究に当てられますから」と説明していました。確かにこの1日の違いは大きいです。広瀬さんは昨日、竜王戦をやって今日は移動日、明日は棋王戦ですが、これは中0日のような感覚ですね。
ダブルタイトル戦という点では今年の1月~3月と同じですが、順位戦の昇級が決まっていたのは楽な部分だったので、今回はより時間の管理が重要になってきそうです。

叡王戦では野球に関する質問も多かったので答えると、バレンティンの退団はもちろん痛いですが、奥川投手がすごい楽しみなのと、セリーグ上位球団の主力が抜けそうなので、相対的には来年は期待できるのではと。
プレミア12は外野席で見てきたので感想としてはスクワット応援、かなり疲れる。広島ファンの体力がすごいなーと。山田の応援歌の声量がすごく、他球団のファンから見た歌いたい応援歌ナンバー1なんでしょうね。山田が初球を打って、前奏でぶった切った時は大きなため息がw

昨日は久しぶりに加藤先生にお会いして対談させて頂いたんですが、間もなく80歳になられるのにお話のスピードと熱量が早く圧倒されました。対談するにあたって、最近の私の取材記事などを読んで来られているのには頭が下がります。この対談が形になるのは少し先になるので、また触れたいと思います。
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