昨日は研究会の後、中野の陸蒸気に旨い魚を食べに行き、とても良い気分転換になりました。おすすめは銀だらです。
数日前に将棋を再開した息子が研究会の終了直前に部屋に来て、誰かに指してもらうのかと思いきや、お菓子だけ持って戻りました
今は上手が玉、金、金、歩だけの8枚(飛角銀銀桂桂香香)落ちで特訓中です。
図のように棒銀で突破するまでは良いのですが、その後の寄せがあまりにも遅いので△2八歩を打って△2九歩成~△1九と~△1八と~△1七と~△2七と~△3七と~△4七と~△5七と、で次に△4七桂で詰ますよ、とやってプレッシャーを掛けています。△2九歩成の次、△2八と~△27と、とやれば上記順より2手早いのですが、それだと多分無理なので、不要な香を取って、遠回りします(笑)
本日24日(土)はLPSA棋戦の日レス杯(日本レストランシステム)の決勝戦、石橋女流王位-成田アマが行われます。
成田さんについては何度か取り上げていますが、中学3年生のアマチュア。既に女流プロ棋戦では常連になっていますが、トップにはまだ勝てていない印象もあります。今日は壁を破れるかどうか、ですね。
石橋女流王位は先日の女流王位戦第3局で破れて1勝2敗と苦しい状況。第2局の反則負けが重くのしかかる展開となり、厳しい精神状態の中、どんな戦いを見せるのでしょうか。
13時~中継サイトにて。
西日本新聞:女流王位戦ページにて。
明日22日(木)は王将リーグ2回戦、三浦八段戦。好スタートを切れたので、持続出来るように頑張ります。
昨日は惜敗でした。
終局直前の場面、△3八銀に▲1七玉と逃げたところ。
△2五桂打▲同歩△同桂は不可能ですし、△2五桂打▲同歩△4四馬▲同桂△2六銀▲同玉△2八竜が効けば良いのですが▲4四同桂が王手になるので、これもダメ。どの変化もピッタリ負けています。
実戦は△2二玉とどかしましたが▲3三香成から詰まされて投了。
終盤は勝ちだと思ってやっていたのですが、感想戦ではむしろ負けの変化のほうが多かったような。▲美濃囲いの遠さ△船囲いのもろさを知っていることとは言え、痛感しました。
棋王戦はベスト8で終了。勝っていれば11月も今月同様の対局数を得られたのですが、対局過多も一段落となってしまいました。
詳しくは詳しくは観戦記で。棋王戦掲載紙一覧(観戦記掲載情報は当ブログ左端ブックマーク上から3番目)
今年度は負け将棋も内容は悪くないのが好材料なのですが、こういう競り合いを勝てないとトーナメントを勝ち抜くことは出来ないんですよね。。。
気を取り直して、続く対局を頑張っていきます。
棋譜等は竜王戦中継サイトにて。
詳細は読売新聞観戦記、専門誌をご覧頂くとして、簡単に振り返ります。
終盤、92手目△4九飛の王手に28分を使って、勝ちをある程度は読んだつもりでいました。97手目▲3五歩では▲5三桂成が本線でしたが、それも際どく勝ちと読んでいて。
実戦も102手目△7六歩までは読み筋通りでしたが103手目の▲7一馬は読んでいない手で、てっきり▲4五金や▲5五角をやってから、最後に▲7一馬の王手飛車だと思っていました。
対して△6二桂合をしましたが、△4五玉が優った可能性もあります。
107手目▲7七同桂の局面で残りは10分。△7九銀以下の先手玉への詰み筋を探しましたが見つからず△4三銀と受けに回りましたが、ここへ来て受けるようでは負けにしたと思いました。
結果的に△4三銀は次善手で、△7六桂▲9八玉△8九角▲9七玉△7八角成と先手玉に詰めろを掛ければ、後手玉は際どく不詰めで、勝ちだったようです。
残り10分の中、5分くらいで先手玉の不詰めを読み切り、残りの5分で自玉の不詰めを見切れれば理想的でしたが、実際には10分ほとんどを先手玉の詰みの有無に費やしたので、(それくらい際どい)自玉の詰みを確認する時間がなく△4三銀と受けた次第です。
続いて△5二銀打と投入して、想像以上に耐久力があったのは運が良かったです。最後は▲9八金と合駒を使わせて、勝ちの形になったような気がしました。
第2局以降も引き続き頑張ります。
対局は14・15日。竜王戦中継サイトにて。
また、サクセスネットワークスと読売新聞社が運営する将棋専門の携帯電話サイト「竜王戦△将棋道場」での中継も始まります。この「将棋道場」は対戦専門のサイトでしたが、今秋より、竜王戦の中継が加わりました。
詳細はこちら(読売新聞)
衛星第2テレビは
14日 午前9:00~9:30/午後5:00~5:30
15日 午前9:00~9:30/午後4:00~5:00
※速報 午後10:20~10:30
となっています。放送時間がいつもより短いのは、囲碁の名人戦第5局が同日程で行われるため。また、今回より、ダイジェストの時間が早くなるようです。
今年もいよいよ竜王戦が始まります。いつも通りに頑張ります。
鈴木八段の初手▲5六歩に対して相振り飛車に。終盤までは均衡の取れた好内容だったのでその点は満足なのですが・・・。
△5七銀に▲4七角と受けたところ。僕の残りは8分で3分考えて△5六桂と打ちましたが、最悪手。
△7八飛成と切って▲同馬に△3八金打▲5九玉(▲同角は△5八金)△5六桂なら勝ちでしたし、△4六桂でも分が良さそう、すなわち勝ちそうな形勢でした。
上の手順中、△3八金打を打たないで△5六桂は▲5八飛で受かるところで、▲7八馬が6八に効いているだけに、△3八金打を掘り下げることが出来ませんでした。
実戦は△5六桂▲同角△7八飛成で先手玉は受けなしですが▲7三桂成△同歩▲8三角成△同玉▲4七馬(2図)
となって、負けに。▲5七馬と王手で抜かれてしまう筋や▲3六竜が王手金取りになる筋もあります。本譜は2図から詰まされて投了。
戻って、第1図で単に△7八飛成なら、▲同馬は必至なので、同じ手順で後手玉を詰ましに来るしかないわけで。本譜は△5六桂と余計な桂をプレゼントしているので、そりゃ負けるわな、という・・・・。
1図で時間を全投入しなかったのが敗因ですが、残り数十分とかではなく8分だったので、怠慢ではなく実力、と納得がいきます。
負けてリーグ成績5勝2敗に。一歩後退ですが、引き続き頑張ります。