開幕前インタビューで自信があると言ってはみたものの(自信がないと言う人はいませんが)自分が佐藤棋聖に勝つという姿がイメージできませんでした。今期の対局数、勝ち星は倍くらい違うしこっちはタイトル挑戦もできていません。直近の対戦では2連敗しています。不安だらけでしたが9月以降、将棋に費やせる時間が増えたので戦えるのではないかという希望も持っていました。不安のほうが大きい状態で開幕を迎えました。
第1局、チャンスらしいチャンスはなく完敗。「やっぱりか」と落ち込みました。
第2局、大激戦の末、負け。実際はどうだったか分かりませんが自分では中盤以降は押し気味に進めることが出来たと感じたので戦えるという手応えを掴みました。
ただ2連敗というのは重たい事実。第2局と第3局の間は竜王戦で負ける夢を何度も見ました。
第3局、終始苦しい将棋でしたが終盤で△7九角という手が出ました。この手は前々から読んでいたわけではなく「絶妙手が落ちていた」という感じです。この手が出現したことにシリーズの運を感じます。この将棋が大きかったです。
第4局、この将棋はどんな展開になっても最後は勝つと思っていました。なんとなくですけど。それ程、第3局の勝ち方が奇跡的だったということです。
第5局、ここからが本当の勝負だと思いました。難解な将棋の末に勝ち。良い内容で勝てたので希望が膨らみました。
第6局、流れはこちらですがそう簡単に行くとは思えませんでした。振り飛車うんぬんではなく納得行くまで考えられなかったのが敗因です。
内容完敗、時間も余してという第7局に向けて嫌な負け方。
「振り飛車だから参考外」と思うしかありませんでした。
そして第7局。最後だし悔いが残らないように納得行くまで考えて指そう。それだけを決めて家を出ました。攻勢という好きな展開になったこともあり落ち着いて指すことが出来ました。
今回の七番勝負は本当に苦しい戦いでしたがこの経験はかけがえのない財産です。
改めて将棋の厳しさ、深さ、難しさを実感しました。
あまりにも精神的に厳しかったのでもうこんな思いはこりごりだという気持ちとまたこんな勝負がしたいという気持ちが半々といったところです。
年内も対局がありますし、対局が続きます。年末年始はゆっくりしてまた頑張りたいと思います。ありがとうございました。
第1局、チャンスらしいチャンスはなく完敗。「やっぱりか」と落ち込みました。
第2局、大激戦の末、負け。実際はどうだったか分かりませんが自分では中盤以降は押し気味に進めることが出来たと感じたので戦えるという手応えを掴みました。
ただ2連敗というのは重たい事実。第2局と第3局の間は竜王戦で負ける夢を何度も見ました。
第3局、終始苦しい将棋でしたが終盤で△7九角という手が出ました。この手は前々から読んでいたわけではなく「絶妙手が落ちていた」という感じです。この手が出現したことにシリーズの運を感じます。この将棋が大きかったです。
第4局、この将棋はどんな展開になっても最後は勝つと思っていました。なんとなくですけど。それ程、第3局の勝ち方が奇跡的だったということです。
第5局、ここからが本当の勝負だと思いました。難解な将棋の末に勝ち。良い内容で勝てたので希望が膨らみました。
第6局、流れはこちらですがそう簡単に行くとは思えませんでした。振り飛車うんぬんではなく納得行くまで考えられなかったのが敗因です。
内容完敗、時間も余してという第7局に向けて嫌な負け方。
「振り飛車だから参考外」と思うしかありませんでした。
そして第7局。最後だし悔いが残らないように納得行くまで考えて指そう。それだけを決めて家を出ました。攻勢という好きな展開になったこともあり落ち着いて指すことが出来ました。
今回の七番勝負は本当に苦しい戦いでしたがこの経験はかけがえのない財産です。
改めて将棋の厳しさ、深さ、難しさを実感しました。
あまりにも精神的に厳しかったのでもうこんな思いはこりごりだという気持ちとまたこんな勝負がしたいという気持ちが半々といったところです。
年内も対局がありますし、対局が続きます。年末年始はゆっくりしてまた頑張りたいと思います。ありがとうございました。
そうした感覚は極限の中で戦っている人の持つ特有のものでしょうね。すごいっ。
第7局はそうした生みの苦しみを経た結果だったんですね。
こちらこそ、すばらしい名勝負をありがとうございました。これからも応援してますよー。
これからも力のある将棋を指して下さい!
もっとも,棋力が違いすぎるうわけで,同列には語れませんが。
僕は第五局は最終的に勝ちはしたものの
内容では上回られたのではないかと思っていました。
それが第六局に尾を引いてしまったのかなと。
実際にはこれはとんでもない見当違いで
むしろあれは良い内容での勝利だったのですね。
気持ちは今は半々が本当のところでしょうが
時間が経てばまた指したいという気持ちが強くなるのではないでしょうか。
第3局の棋史に残る、素晴らしい逆転勝ちでしたから、竜王が流れを掴むかな?と感じてました。
やはりそのようにご自身でも思ってたのですね。
また名局を見せてください!
近々は、順位戦の昇級と朝日オープン番勝負を期待しています。
ありがとうございました。
次は渡辺ー山崎のタイトル戦がみたいなあ。山崎7段もがんばって下さい・・
おめでとう!
歴史に名を残す棋士に一歩一歩近づいていますね!
羽生世代に唯一…と思うほどの素晴らしい活躍ですね!
本当に脱帽です!
実証されたのかも・・・
私としてはそう思ってみていました。
自然に流れに沿って勝つ。愛洲伊香?流ですか
陰の流れをすべて観て、読む
勝つことはえらいことです (愚)
連敗、連勝そして最終局と、ハラハラドキドキと渡辺竜王を最後まで応援いたしました。
今後の更なるご活躍をお祈り致します。
佳m(_ _)m愚
大逆転の第3局がなにより印象的ですが、竜王が勝った将棋はどれも凄かったです。佐藤棋聖相手に、中終盤の手の見つけあいで優ったように見えました。将棋雑誌&新聞では、竜王は研究云々で語られる事が多いですが、このシリーズで終盤の凄さを披露する事ができたのではないでしょうか。
竜王は、もう「こりごり」かも知れませんが、またこんな将棋が見てみたいです。
ではでは
佐藤氏は羽生氏には力出せずに負ける戦いが多いですが、
竜王との対局では持ち味が出た戦いで、どちらが勝っても面白い戦いでした。
戦ってる方は大変でしょうが、これからの更なる活躍を期待しています。
将棋世界に載っていた「私は下馬評を覆すだろう」、さすがです。
今から、もう一度、読み直します!!
学生時代から15年以上、
まったく将棋を指していなかったのですが、
竜王のブログを見始めたことをきっかけに、
今回の竜王戦をネット中継で堪能しました。
毎回の竜王の更新を楽しみにし、
対局されたご本人の心や頭の中を知って、
将棋ってこんなに面白く、深く、
魅力的だったんだと心がふるえました。
そして、将棋の虫がうずき出して
自分も指したくなり、
1週間ほど前に将棋倶楽部24に入り、
ネット対局を楽しんでいます。
腕前はさびついているのもいいところですが、
とても楽しいです。
このブログがなかったら、
きっとあと何十年も指していなかったと思います。
心から感謝申し上げます。
それだけ伝えたくて、コメントさせてもらいました。
一将棋ファンより
あと他のタイトル戦もがんばってください。
さすがに羽生世代同士はもうあきましたから。
竜王の将棋をもっともっと見せてください。
連盟やスタッフの皆様も大変おつかれさまでした。
私が感動したのは、村山慈明四段が来られている
控え室の写真をブログで見たときです。
論語の「友(朋)遠方より来たる」を思い出しました。
これからも取材等でお忙しい日々が続くのではと
思いますが、楽しく過ごして頂きたいです。
新婚の武藤様もさぞお喜びでしょうね
今期の七番勝負では、二番棒に負けてからの三連勝と最終局将棋の本道とも言える相矢倉戦で佐藤棋聖に勝利したことに強い感銘を受けました。
棋界の頂点にいる竜王が「改めて将棋の厳しさ、深さ、難しさを実感しました」と言われるのも、何かとても印象的です。
竜王がもし失冠したら、と一喜一憂の日々でしたが、ファンはいま本当に喜んでいると思います。ありがとうございました。
渡辺竜王の総括を読んで、さわやかな気分になりました。こんな正直な言葉を勝負師が語ってくれるなんて。
次のタイトル戦は羽生三冠に挑戦よりも、佐藤棋聖から棋聖位を奪っていただきたい。今回とは逆に、最強の挑戦者として。
そして、佐藤棋聖にこりごりだと言わしめていただきたいものです。
うらやましー。
佐藤棋聖はタイトル戦登場27回で獲得数が9で3回に
1回しかタイトルを取ってないわけで、升田幸三や加藤九段と同じような実績の棋士といえるので、要するに数多く
登場して目立つことで自分をアピールするタイプの棋士といえ、いわゆる「負け役」である。大山、中原、羽生三冠、渡辺竜王は勝つことで王道を行く「勝ち役」タイプの
棋士といえるだろう。
佐藤棋聖が9五銀とか、8六歩と攻めにいかずに、7三銀と引いた手を見たとき、この人、自分から負けにいってるのではないかと感じた。(升田、加藤九段もタイトル戦で同様の疑問手を何度か目にしたことがある)
そもそも、1日目の夜に亀田の糞試合を見る余裕がある時点で勝負が決していた。
渡辺竜王は来年、打倒羽生を目指すべきで、王位戦、王座戦で挑戦者を目指すべきで、それと平行して順位戦も全勝
していけば、複数のタイトル獲得も近づく。棋聖戦などは
後回しでもよい。(佐藤から棋聖を取るのにエネルギーを
使うくらいなら、打倒羽生を先にするべき)
今回の竜王戦で一番渡辺竜王のことを恐怖に感じたのは、
羽生三冠ではないかと思われる。
さて、今日は10時からつるの剛士のTSR将棋最強列伝が放送されるから見ないと。そのあとは、囲碁将棋ジャーナルですか。(解説は理事である某九段)
今日は指導棋士さんとか、大学学長とかも投稿されていて
実ににぎやかですね。3連覇をするというのが、いかにすごいことかというのがよくわかります。
それにしても、将棋・囲碁というのは生まれ持った才能が大切かというのがよくわかりますね。
戦後社会は才能の有る無しか、生まれついた環境で大方の人生が決まる。松坂、イチロー、武豊、モハメド殿下、ビル・ゲイツ、羽生三冠、渡辺竜王を見るとそれを実感させられる。今年の竜王戦は世代間対決などと言われたが、それはあくまで狭義の見方であり、本質は才能と才能のぶつかり合いであり、渡辺竜王の才能が佐藤棋聖の才能を上回ったといえる。おそらく、今後佐藤棋聖はタイトル戦で渡辺竜王に勝つことはほとんど不可能になるのではないか。
進化する才能と退化していく才能とではおのずと結果が見えてしまう。
そして総括ありがとう。
あとは順位戦ですね、がんばってください。
一日も早く名人戦の舞台に踊り出ることを祈念いたします。
楽しい気持ちで、有馬記念に望むことが出来るお喜びのお裾分けを下さいな(いつものスパッと切れる予想で!)。
将棋も見事でしたが、このブログはすごい。
盤上のことも、七番勝負の間の心境も
率直に書かれていて、圧巻です。
ありがとうございました。
竜王、私は竜王の年の頃は、全くのバカでした。それから30年経ってもまだバカのままですが、竜王の勝利にものすごく勇気づけられて、明日からまた死ぬまで頑張るぞと。竜王万歳!
第二局の負け方が嫌だなと感じたのですが、第三局の名勝負を制したのが大きかったのですね
自ら「奇跡的だった」と正直に言ってしまうところがアキラ竜王の魅力であります
今後も是非今回のような大勝負を制して存在感をさらに示して欲しいと切に願います
有馬記念の予想を楽しみにしてます
竜王は沢山の人に愛されてますね。。。
究極の頭脳ゲームといえる将棋も、
「心技体」が揃っていないと
なかなか結果はだせないものです。
竜王は「心技体」で挑戦者を上回ったと感じました。
将棋の勉強ももちろんですが、ことし竜王はマラソンをして体力増強にも努めていらっしゃいました。
大勝負に勝ったことですし、また軽く運動を始められると、ますます将棋に好影響があるかもしれませんね。なお、作家の村上春樹氏は、朝ジムでトレーニングをしてから執筆活動をするそうですよ。
体力がないと集中力と根気が続かないので、創造的活動には弱点になりそうです。
一回の対局で数キロやせるという厳しい勝負に勝ち抜くには、週に数回運動する習慣をつくりしっかりした体力を維持することも大事になりそうです。
また竜王としての忙しい日常の中、日常の時間の管理もしっかりされていたんだろうと推察されます。それが考慮時間を効率よく使えるという形で対局にも表れていたように思います。
竜王戦7番勝負では対局中、なんども棋譜を確認して時間をチェックしていらっしゃいました。また懐中時計で考慮時間をチェックされていました。
こうした8時間の持ち時間の使い方のうまさも、今回の7番勝負の勝敗を分けるポイントだったようにも思います。
奇跡の角打ちも、そうしたひとつひとつの努力の積み重ねの結果でしょう。「生まれながらの才能で勝った」といっては、これまで竜王が年月をかけて積み重ねてきた努力に対して失礼です。
努力が報われましたね。25歳で棋界のトップを目指す竜王にはまだひとつの通過点かもしれませんが、まずはおめでとうございます。
将棋世界の「私は下馬評を覆すだろう」のインタビュー、もう一度読み返して楽しみたいと思います。
将棋ファンをこんなに楽しませていただいたタイトル戦は初めてなんじゃないでしょうか。こんなに楽しめた理由を考えると、
(1)まず将棋そのものの面白さ。
絶好調の佐藤棋聖と、若い渡辺竜王が初めてタイトル戦で激突した話題性。二人が渾身の力で生み出した熱戦の数々。
(2)竜王戦中継サイトの充実ぶり
写真も解説コメントも最高によかったです。
個人的にテレビ中継は見れないのですが、テレビは時間がかかりすぎります。ネット解説は自分の好きなときに、自分の棋力にあわせて、好きなペースで見られます。テレビは解説のよしあしにばらつきがある気がしますが、中継コメントは多面的に書かれていて質が一定のレベルを保っています。
(3)竜王ブログ
それに竜王ご本人がタイムリーに対局を振り返っていただいたことが、臨場感を盛り上げました。
時代は進化していますね。
将棋世界など活字媒体の限界(月刊誌は遅い)は、渡辺竜王もブログにお書きになっていました。つい最近ウェブ進化論の梅田さんは新聞の観戦記の限界(字数のなさ)を指摘し、ネットの利点をいかして字数無制限で将棋の解説をしてはどうかと提案されていました。
ネット中継や棋士本人のブログで、すばらしい竜王の勝ちっぷりを楽しませていただきありがとうございました。将棋は面白すぎて中毒性がありますから、ネットで将棋を広めれば将棋界の将来も明るくなりそうです。これからもオープン化の方向を期待しています。
お疲れ様でした。それにありがとうございました。
竜王も精神的に苦しかったとのことですが、佐藤棋聖も同じくらい…、
もしくはそれ以上に苦しかったのではないでしょうか。
年齢差からいって、佐藤さんが貫録勝ちするのが普通の状況ですよね!?
佐藤さんにとっては、今22歳の渡辺さんに勝てないのなら この先
もう勝てないのでは…、というプレッシャーがあったと想像します。
顔の表情も、後半、竜王は淡々としてましたが佐藤さんの方が
元気がないように見えました。
将棋も素人目には、後半佐藤さんが迷ってるようにも見えました。
とにかくお互い精根尽くして戦ってる様がよく伝わってきましたので
本当に感動いたしました!!
竜王戦本当におもしろかったです!! ありがとうございました^^
新時代のさわやかな香りがする。
渡辺明の将棋には、勝敗を越えた何か力強いものを感じます。
何時も応援させてもらっています。
今回改めて、番勝負は総合力の勝負なんだなあと思わされました。
また、「幸運」が自分の目の前に現れた時、それをものにできるかどうかも実力の内でしょう。
体調などのコンディションも含めての総合力で、今回は渡辺竜王が優ったように感じました。
まずはゆっくりなさって英気を養ってください。
この七番勝負はファン冥利に尽きる番勝負でした。
どうもありがとうございました
実は藤井九段の言っていたとおり第4局を制し防衛は九部九厘決まっていました。第4局前のなんとなく勝つというメンタルな部分も最高ですね。竜王の神様が作った流れはさすがの佐藤棋聖も変えられなかった。実力五分なら流れに乗った方が勝つ
その流れを作ってくれてた影の功労者が柊くんですよ
名人挑戦までは竜王でいて下さい
そして目標七冠制覇
今回の七番勝負では後手番が勝った将棋が渡辺竜王、佐藤棋聖双方の持ち味を表す印象深い内容だったと思いました。中でも第三局と第六局でしょうか。渡辺竜王の趣味の競馬に例えるなら、序盤から他者を圧倒するパフォーマンスで、自分が最善と思う道を妥協なく探る佐藤棋聖はサイレンススズカ、絶対の終盤力を背景に相手との差(形勢)をはかり、一気に相手に襲いかかる渡辺竜王はグラスワンダーという感じで。(両馬とももう随分昔ですが)
P.S.週間将棋11月22日号の見出し、「豪脚竜王が棋聖差し切る」(第三局)はいいフレーズでしたね。この見出しを見て、○○流は「豪脚流」しかないなと思いました♪
これほど劇的な勝利をされて、さぞ気持ちいいだろうと思っていましたが、やはりアマチュアの勝負とは別物ですね。
特にタイトルの防衛戦は、挑戦とは異なり、負ければ失冠、勝っても現状維持が最高です。
タイトルは防衛できて一人前とよく言いますが、防衛戦の精神的重圧があまりに強いからでしょう。
その重圧によく耐え抜き防衛を果たされたと思います。
この経験は間違いなく今後の大きな財産になるはずです。
本当にお疲れ様でした。
全体の総括、興味深く拝読しました。正直、私も竜王が佐藤棋聖に勝つ姿をイメージできませんでしたし、2連敗したときはあまりに流れが悪く「ああ、こりゃだめだな」と思いました。おまけに佐藤棋聖の盤上盤外での直線的な生きざまを私は愛していたので「うーん、佐藤二冠誕生かぁ」とそれを半分待ち望む心境になっていました。
しかし第3局以降はまさに土俵際から押し戻す大横綱の相撲にも似た闘いっぷりに感心、感動。最終局では完全に竜王を応援している自分が居ました。予告通り「下馬評を覆し」てしまうとは、カッコよすぎです!
私なりに今回の結果を解釈すると、某会長が好むフレーズ「天への貯金」が効いたように思います。名人戦問題への真摯な姿勢とこのブログを始めとする絶え間ないファンサービス、これらの「貯金」がトップ同士の紙一重の闘いの場で最後に効いたのでは、と推察しております(今年は日銀もゼロ金利解除しましたしね)。ちなみにこの流れで順位戦も「当確」だと思ってますよ。
年末年始はゆっくりされるとのことですが、有馬、金杯もあるのでそう「ゆっくり」もできませんね。そちらでも益々のご活躍を祈念しております。
よろしければ、一つ教えていただきたいのですが、
対局中に、「読み」や「過去の同じ戦形の修正」以外に「ヒラメキ」とか、「直感」という指し手が存在するのでしょうか。「ヒラメキ」というのは、もちろん、努力と実力の上に形成される必然的なものというのは、理解しております。「ヒラメキ」や、「直感」というものが、もしあるのなら、それが、勝負にどのように左右するものなのか、お疲れのところ、大変恐縮ですが、教えていただければ幸いです。
感動を、本当にありがとうございます。
自身のブログでも渡辺竜王の記事を何度かかかせていただきました。羽生世代が将棋界のトップ棋士として台頭する現在において、渡辺明竜王を初めとした新しい棋士の活躍がこれから始まるのだなあと思いました。これからも、がんばってください。
さて私は以前から棋士の方に聞いてみたいことがあったのですが、持将棋駒数満たずで敗北するのは相当に屈辱的敗北なんでしょうか。駒数が満たなかっただけで、実質的には引き分けという気がして、それほどではない気もするのですが。
月下の棋士という漫画で、主人公の氷室将介と佐伯宗光がA級プレーオフした回で、佐伯がそういう負け方をして、棋士人生に大影響を与える敗北ということが書かれていましたが、上記の理由で素人にはよくわからなかったもので。
自身も述べられていたように第3局の最終盤での
角捨ての絶妙手で勝利をもぎ取り、流れを変えたのは竜王の底力(実力)があったから出来たものだと考えます。
今春の名人戦騒動以来、将棋(連盟)に対する嫌悪感を増していました。しかし渡辺竜王のブログを拝し、
また熱闘7番将棋を見させてもらってから、なかなか将棋も捨てたもんじゃないなと再認識しているしだいです。こらからも精進を重ね「竜王」そして「名人」への道をめざしてください。あなたなら出来る。
第3局、第5局は本来なら佐藤棋聖の勝ちでしょうね。
こういう将棋だったら先々が心配になりますね。
対して渡辺竜王は、前回も述べましたがスキのない指し手でどんな場面においても的確に対応できる能力が備わっていると思います。
決して派手な指方には見えないのですが、魅力のある将棋を繰り出されるあたり底力を感じます。
この後は順位戦を兎に角ものにして、早くA級入りを目指して下さい。
さぞ 酒が美味かったじゃろうな
第7局は会社でもちょくちょく棋譜を見ていました。
とても感動しました。
これからも応援しています。
「あまりにも精神的に厳しかったのでもうこんな思いはこりごりだという気持ちとまたこんな勝負がしたいという気持ちが半々といったところです。」
素朴な言葉ですが、凡人には及ばない激闘後の境地が伝わってきます。
竜王はまだ22才。
これからも尖りながら前進してください。
ぜひ羽生さんにも今回の七番勝負を表から裏から多面的に振り返ってもらいたいものです。あるいは碁ワールドのように若手四天王で徹底的に。
渡辺竜王もすごかったです。
某逃げ馬がふざけたこと抜かしていましたが、(素人だから許されるのですか? 他タイトルにただのひとつも挑戦すらできない渡辺竜王、といわれたら嫌でしょう。亀田選手が糞だとか退化するとかあなたは何様ですかねえ?)棋界の発展のためにも渡辺竜王の更なる活躍とともに、佐藤棋聖の奪取も期待しています。
失礼いたしました。
長い文章は必要ないようです。
上記の言葉が全てを表しています。
武将の出陣の時と正に同じ言葉!
おめでとうございました。
そして来期も頑張って下さい。
嫌に思う方は見てもらわないで結構ですので、
興味のある方だけ閲覧してください。
親ぶった説教とかマジいらないから。
本当の私を見て欲しいだけだからぁ
今パソコンを前にして一番充実しているのは
竜王の将棋を応援しているときです。
有馬記念は三連単を見事適中といきましょう!
棋士はいい将棋を指せばいいと言う。それはもちろん本分ではあるが、難しい棋譜解説をされたところで、低段者、素人にはわからない。でも、本人の心理や情景は小学生にもわかる。
現代の情報発信の主流とも言えるネットを使い、常にファンとの交流に努め、書き添えられたような本音を吐露してゆく渡辺竜王、あなたは本当に偉い!!
あなたのような棋士にめぐり合えて幸せです。
これからもずっとその姿勢を保って下さい。今回の竜王戦のようにときには精神的に厳しいときもあると思いますが、あなたのまわりにはたくさんのファンが温かく見守っていますよ!!
竜王戦防衛、本当におめでとうございます。
そしてお疲れ様です。
英気を養って来年からの活躍に大期待です。
正直、渡辺明さんの竜王位は一時的な勢いじゃないかと、
今までその程度のイメージしかなかったのですが、
今回の7番勝負で、そのイメージは認識不足であるということが分かりました。
これからの渡辺明竜王の時代が長く続くだろうと予感させられました。
これからも頑張って下さい。応援してます。
佐藤棋聖はある意味で盛り上げ役なので、今後王将戦や棋王戦、名人戦に挑戦しても奪取することはないだろう。
それに1つだけ断言できそうなのが、佐藤棋聖は棋聖戦以外で渡辺竜王にタイトル戦で勝つことはないだろう。
大体、30年も将棋界を見ていれば今後の展開などある程度予想がつく。(この10年で意外といえば、藤井九段の
3連覇と瀬川さんのプロ入りくらい)
亀田興毅が嫌いなのは、関西人特有の生意気さをもろに出し、弱い相手とばかり戦い、遠征もせず、タイトルを返上もせずにのうのうと戦い続けているからである。
ボクサーというより芸能人に程近い。
亀田の顔を見る度に不快にさせられる。その比は林葉直子
どころではない。
凡手で妙着。3五銀を作って一歩と一手の交換。佐藤さん泣きたいだろうね~。
凡手で妙着とは最大のほめ言葉です。
こうなると思ったから明くんが生まれる前から祝杯をあげっとたぞい、、、ウィ~~~
大山康
考えないものです。しかし、ファンが防衛できる
という思いが伝われば、かなりいけるのではないか
と考えていました。
これからは、メンタルトレーニングも必要です。
2連敗や3連敗してもこの訓練で乗り切ることが
できると思います。竜王も人脈が増えつつあるよう
ですので周りの方からアドバイスをもらえると思い
ます。あのタイガーウッズも実践しています。
土砂降りの時など心は晴天のようです。
初の4連覇。5連覇目指して頑張ってください^^
話は飛んじゃいますが、今回の番勝負に関する竜王の率直な感想を拝見して、羽生3冠がとんでもない化け物であることを改めて思い知らされました。
「あまりにも精神的に厳し」い生活を、羽生3冠は、1年中、10数年間!も続けているんですから・・・
第2局を逆転勝ちして連勝な上に第3局もあの展開、一方でタイトル戦連投の疲労。早く終わりにしたい、いやもう大勢は決した、と一瞬思っても不思議ではないところからドラマが始まってこの終幕。佐藤棋聖にとっては悔いの残る敗退だと思いますが、そのおかげでわくわくハラハラの勝負を楽しむことができ感謝です。そして最後は主役を持っていく竜王に勝負運を感じますね。竜王戦はおもしろい組み合わせが多くて、また来年が楽しみです。中継を担当された方々にもお礼申し上げたいです。
さて竜王の当面の次のハードルは挑戦権獲得なのでしょうが、必ず羽生世代3強の誰かと当たるので、こちらも注目しています。
最後に、来年の将棋界がますます面白くなりますように、皆様の健康とご活躍をお祈りします。
プロの方にはあの一手なのかもしれないし、その後の▲6八歩の方が評価の高い一手なのかもしれませんが、▲7五歩はとてもカッコ良かったです。
一局全体で見ると第5局が最高でした。
第1局は、仕方なかったとはいえ、第2局で負けたのがショックで、この1敗は痛すぎると、コメントを残しております。
第2局と3局の間で、負ける夢を何度もみたというのは、深い感銘を受けました。生きていると、苦しい夢を見る時がありますよね。
そして、第3局の衛星放送が終わる頃の局面では、今日の結果を予想できませんでした。あの1勝はうれしかった、と同時に次勝たないと、意味がないとも思いました。
第4局は、早々に馬を作って自陣に引いて、それでも先手圧倒的有利というわけではないということで、将棋の奥深さを感じました。
第5局は、第2局を経験して進化した竜王の力を出した将棋だったと思います。棋聖が先手の利を生かして終始紙一重の有利さを保っていましたが、紙一重でふんばったため、最後一瞬で差してしまった、そんな将棋だったです。
第6局ですが、もしこれが最後の勝負だったら、おそらく飛車は振っていなかったと思います。つまり、心のどこかに、仮にこの1局で負けてもまだ次があるという発想はあったと思います。そのことが、納得いくまで考えられなかったということにつながるのではないでしょうか?いや、悪い意味で言っているのではなく、そういうふうに精神をコントロールしないと、最後の大一番はものにできないのかなと。
第7局は、「らしい」差し回しで、戦形は違えど、2年前を思い出しました。
しかし、今回の番勝負を見て、佐藤棋聖の方が、実力的にはまだ上だ、という要素はあると思います。それはまあ、強い人と多く対戦してきたという経験の差だと思います。素人でも、プロでも、やはり上達の秘訣は、強い人と指すということなのでしょう。
あきら竜王が、3ヶ月前より強くなったと素人目にもそう思います。今後、タイトル戦の番勝負にもっと出れば、もっと強くなる。大山、羽生と並び称すのは、それからで、まだ早いです。
まだまだ、これからも、進化する渡辺明であり続けて下さい。
森内名人ファンですので、渡辺竜王はにっくき敵なのですが。
森内名人がそのうち(?)リベンジに向かいますので、それまで竜王位を死守してくださいね。
貴殿の御回答?拝見させていただき、ありがとうございました。
自分は関西人であり、短期間でスタイルを変えてまで、勝つ事にこだわり想像さえつかない努力をしてきたであろう亀田選手を応援しています。好き嫌いは誰にでもあるはずです。
ファンからしたら「ふざけるな!」でしょうが、渡辺竜王の言動も、将棋界をショービジネスとして考えた場合に同じ「ビッグマウス」として注目を浴びる強いヒール役、という意味において近い存在ではないか、と考えます。(主役になる可能性もありますが現時点ではまちがっていない、と思います。) 現状亀田選手の知名度が高い分、アンチもバッシングも渡辺竜王の比ではないと考えますが(渡辺竜王を快く思わないファンも少なからずいるはずです。)、彼の場合は恐らく負けてしまえば終わりです。応援しつつもホリエモン的危うさも感じています。
脱線しすぎました。
自分は、将棋界の環境が今後がこれまでのウン十年?からある程度予想できるとは思いません。ゴルフのように女子が人気、収入ともに上位になる可能性も、タイトル戦が減り続けていく可能性も否定できないと思います。佐藤棋聖ファンとして、逃げ馬さんの予想が
外れることも期待していますが。
康光棋聖が挑戦したためにこのブログを知ったぐらいですが、渡辺竜王の姿勢には将来性と大きな視点が見えました。将棋界の発展を切に願います。
長文失礼いたしました。
これほど白熱したタイトル戦は、
しばらくぶりに見た感じがします。
5期~10期連続防衛を期待せず
にはいられません。((^Q^)/
今後も応援させていただきます。
将棋世界の11月号で詰将棋をやるようになったと、おっしゃってます。竜王戦では、早速その成果があったように思われますが、どう感じてらっしゃいますか?
また12月3日のブログで将棋雑誌の速報性についてふれられていましたが、雑誌は変化手順をもっとつっこんで解説してほしいです。将棋世界11月号の竜王戦第3局の解説は物足りなかったです。このために買ったようなものだったので残念でした。あと読者から質問を受け付けるのもいいと思います。
ファン、というより勢いの差からです。
それだけに下馬評を覆しての防衛は見事の一言です。
周囲の声に負けずに結果を出すのは本当にすばらしかったです。
今後とも頑張ってください。
世代とかは気にせずにご自身の道を進まれるのを望みます。
そんなものは後からついて来ます。
後世の評論家にカテゴライズして頂きましょう。
渡辺竜王はビッグマウスだとかアンチ渡辺がいるとか書いているが、特別将棋ファンを不快にさせる発言をしていないと思われるが。
渡辺竜王はこういうブログを通してファンを少しでも多くして底辺を拡大したいという思いで毎日更新している面があるのだから、将棋の普及に一役買っているといえるのではないか。
対して亀田興毅がボクシングファン拡大に貢献しているかといえば、そうでもなくボクシングがプロレスみたいにショー化してしまい、それに嫌気が指した本当のボクシングファンが離れていくという可能性があるのではないか。
大体、試合後に歌を歌い出すボクサーなど外国に行けばいい笑いものである。
亀田はTBSと協栄ジムという資金力がある組織の支援があるからあれだけ注目されるのであり、資金力がないジムに所属しているボクサーなどは亀田の何倍も苦労していながらも恵まれない状況にいる者が多い。
本当のボクシングのあるべき道はショー化ではなく、小さいジムで地道に練習している才能のあるボクサーを見出していけるような構造にしていくべきではないか。
亀田親子は、関西ではグリーンツダ?の時から注目されていました。賛否多いあの言動で結果として資金力のある支援を得たのではないでしょうか。
ファンあってのプロ、というのが自分の考えです。
相撲も若貴兄弟がいなくなってから、強すぎる外国人横綱の言動が注目を浴びました。若手芸人も昔の芸人に比べれば・・・、など。勝って歌を歌うのも、ファンを集める、楽しませる一環でいいと思います。そういう意味でも、言葉は悪いですが、亀田選手も渡辺竜王も「力ある客寄せパンダ」で、底辺拡大をはかっていると思います。 自分は、初めて竜王のブログを見て、あまりに競馬の話題が多いので「将棋のプロ?」と思い、感じ悪かったですが。この3ヶ月、渡辺竜王のブログ見ていろいろ感じること多かったです。本音は佐藤棋聖にもやってもらいたいですが、労力を考えると少し休息が必要でしょうか。(って、自分は何様?)
将棋界も地道に経営している道場がどんどんなくなっている現状です。それは、ボクシング界も変わらないと思います。また企業所属の瀬川棋士、女流棋界独立の例も含め、この先も将棋界にもいろいろなことがあるはずです。雑誌を買うコアなファンも、ミーハーなファンもファンに違いありません。(「祭り」に参加するだけの人は違うと思いますが)
将棋界の発展を切に願います。
長文失礼いたしました。
今回の勝ち方はすごい。
どんな状態でも、諦めないことが肝心と思いました。仕事などでも、どんなことがあっても、諦めず、最善を尽くす。これからは、このことを頭に入れてやっていきます。
勉強になりました。
また、竜王が負ける夢を見ていたなんて、想像すらしていませんでした。どうしてもポーカーフェイスに見えるので、このブログをみてびっくりしました。
ただ、並みの精神力なら眠れなかったり、おなかを壊したりするわけで、ちゃんと眠っているんだから、やっぱり、すごい、とも思いました。
羽生さんは、終盤になるといつも指が震えますが、竜王はあんまり震えないので、やっぱり精神的に強い??
ご自身の精神力についての分析なども、今後のブログで期待してます!
常識のかけらもないおじさんって最悪です。
がんばってください。
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