王位戦第2局は羽生王位が勝って2連勝。向飛車に構えた佐藤棋聖が穴熊に潜り、羽生王位も追従して向飛車相穴熊という珍しい戦型に。佐藤棋聖の穴熊のほうが金が離れている分だけ薄く、神経を使う展開だったのではないかと思います。
羽生三冠が終局後に取材を受け「毎日新聞を支持する」という記事が北海道新聞とNIKKEI NET 将棋王国
に出ていました。「どちらに入れる」という態度を表明するということは当然ながら逆を支持している人には歓迎されないので勇気のいる決断だったことは想像に難くありません。
僕がどちらに入れるかは名人戦問題当初からここをご覧になって下さっている方ならとっくにお分かりだと思います。その理由や4月からの経緯をここに書くということも考えましたがコメント欄でご助言頂いた通り脇役に甘んじているほうがよいのではないかと思います。あれこれ言ったところで大した影響力もありませんし(笑)
将棋会館に向かいます。
NIKKEI NET 将棋王国
女流棋士会サイト内の特設ページ
でお楽しみ下さい。
羽生三冠が終局後に取材を受け「毎日新聞を支持する」という記事が北海道新聞とNIKKEI NET 将棋王国
に出ていました。「どちらに入れる」という態度を表明するということは当然ながら逆を支持している人には歓迎されないので勇気のいる決断だったことは想像に難くありません。
僕がどちらに入れるかは名人戦問題当初からここをご覧になって下さっている方ならとっくにお分かりだと思います。その理由や4月からの経緯をここに書くということも考えましたがコメント欄でご助言頂いた通り脇役に甘んじているほうがよいのではないかと思います。あれこれ言ったところで大した影響力もありませんし(笑)
将棋会館に向かいます。
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でお楽しみ下さい。
理事会派の意見が通りそうだとの噂\を耳にしておりました。明さんの立場も難しいのではないかと思っておりました。ただ私個人としてはまだまだ予\断は許さない状況なのではと勘ぐっております。あちら側は何をやってくるかわかりませんよ。
あとひとつだけ申\し上げたいことがあります。実現しないでしょうけど、会長以下の方々の責任問題追求のことです。今回の問題は非常識もはなはだしいこと。今の会長は竹橋になればなったで、お金を引き出したと自分の功績として嘯くことでしょう。お解りの通り、本来はそういうことではありません。棋士の方々が責任を追求されないと、竹橋でも築地でも同じことと多くのファンは考えていると思います。
罷免なんてたぶん実現しないのでしょうが、敢えて申\し上げました。
まずは実績を積み重ねて下さい。
いうところでしょうか。
これで当面の問題が沈静化してくれればいいのですが。
竜王としては、無駄な軋轢を避けて様子を見るのが
最善手かと思われます。
情報発信という重要な役目は十分に果たしていると
思われますし。
問題に巻き込まれないために黙ってやりすごすなんてのは、賢かろうがなんだろうが、所詮、姑息な人間のすることです。
もちろんここを読んでいる人には竜王の意向は明らかなことですが、そういうことではないでしょう。ちゃんと公言して、背筋を伸ばしなさいよ。
羽生さんに負けないほどの自覚を持てというのは、まだ酷といえば酷かも知れませんが、偶然、竜王になれたんじゃないと思ってるから敢えて余計なことを書かせていただきました。
同歩です。
一介のB2六段ならいざしらず、タイトルホルダー(名人と一応同格の竜王位)なのですから、その発言は重みを持ちますよ。関ヶ原の赤座や朽木になってはいけません。今回の羽生三冠も筒井順慶かもしれませんが。
問題なのであって、きっちりと手順をふんでの値上げ交渉であれば全く問題はなかった。
その責任を理事会は取ってもらう必要があります。そのためにも、とりあえずここは毎日提案を日本将棋連盟は承認する義務があります。経営が苦しいなら、来年以降で、正式な手順で 収入アップ策を考えるべきです。
ここは一つ、全棋士が 毎日(案)に賛同票を投ずべきでしょう。悪魔に魅入られた理事会など一部グループはともかく。。
今の羽生さんよりもっと重い立場になる時が来るはずです。
「ここ一番」はそのときに取っておいてください。
羽生さんが発言されたということは、投票結果がこのままでは朝日になるということだったのでしょうか。
発言が逆転の一手になるかどうかは8月1日を待たないとわからないわけですが、少なくとも多くのファンに、
「将棋界もまだ捨てたものでなない」
と将来への明るい希望を感じさせてくれたことは間違いないでしょう。
望んでいた人が、望んでいたとおりの発言をしてくれた、そんな気分のファンが多いのではないでしょうか。
相撲でも将棋でも、専門能力が向上するにつれ、人間的な包容力・影響力も比例して上がる筈と考えるのが日本人の考えかた。ここには願望・期待・要求が入っている。当人が自覚して棋力向上とともに人間を磨く努力必要。そして業界地位向上に比例して発言影響力も大きくなるから、それなりの内容を求められる。脇役に逃げ込むのを許さないわけ。逃げ込めば非難の嵐。これが競技系業界の通念。
龍王はまだ若いから今回は脇役でもいいかもしれませんが、若手ホープさんらしく、控え目ながらキラリと光る意見表明をどうぞ。
羽生三冠の発言は確かに重いです。NHKの住友キャスターのコラムにもあるようにhttp://www.nhk.or.jp/professional/column/060713/index.html
今回のこと、結果的に元の鞘に戻ってめでたしめでたし!だけで放置せず、後になってからツケとなって帰ってこないよう、理事会への責任追及と解任動議まで敢えて踏み込んでもらいたい。
このブログ、いろんなこという人はたまにいますが、本当にいい雰囲気で、いつもさわやかな気持ちにさせられています。将棋の研鑽ということだけでなく、日々いろいろなことを考えながら、将棋と竜王の大好きな皆さんとのコミュニケーションを楽しんでいられる様子、心から応援したくなります。
「名人戦の移管問題の全てをこの本に書いておきました。」とあったので、『不運のすすめ』、買って読みました。
もともと13年前、『運を育てる』を読んで、勝利の女神に好かれるためには、謙虚 な心、と笑い、という言葉に感動し、自分の座右の銘のように大切に思ってきま した。
皆様既にご指摘になっていることですが、『不運のすすめ』の中で、どうしても気になったこと。
なぜ(経済的な事情があったにせよ)突然水面下で朝日新聞と話を進めるのでしょうか?そして、提案があったからということで、毎日に一方的に通告じみた言い方で伝える。
ここが、筋悪すぎてわかりません。道義とか信義とかの問題ですね。
もともと長年お世話になってきた毎日新聞と、今までの経緯の中で、不満がいろいろあったのでしょうか?それを本音で率直にぶつけたり、とか、コミュニケーションはちゃんとしてきていたんでしょうか?連盟の経済的な事情、今後の普及の問題点などなど、長年力を貸してくれてきたパートナーとして誠意を持って話し合ってきたのでしょうか?もし対応の中で不満や不信感があるならば、毎日に直接言うべきですし、それでもなかなか改善されなければ(意を組んでもらえなければ)他の新聞社と話をさせてもらいますがいいですか?と言うべきです。(このあたり本当はどうだったんでしょうね?)
『不運のすすめ』の中に、「毎日は怒ったなあ。」という一節がありましたが、謙虚でないですよね、この書き方。自分たちが一方的に仕掛けたことで怒ったというのに。今までの感謝の念や、誠意を持ったビジネスパートナーとしての関係、という意識はあったのか、疑います。
このあたり、一枚岩と書かれていますが、島理事、森下理事なども本当に同じ気持ちなのでしょうか?
とりあえず古くからの将棋ファンとしては、総会で、そして、その後も含めて、棋士とファン、そしてスポンサーが、協力し合って発展していけることを願っています。
私がそう思う理由は、何人かの方が書かれておられる通り、竜王の若手への影響力は竜王ご自身が想像されている以上に大きなものがあると推察される事、および、竜王という将棋界でも1・2を争う称号を持つ棋士が将棋界の将来がどうあるべきと考えているか、という事を述べる事は大きな意義があるからです。
しかし、そうされなくとも竜王のファンである事には全く変わりありません。その理由もまた他の方が書かれている様に、少なくとも竜王のファンである我々に対して、また、竜王ファンでなくとも、4月からの騒ぎを心配して何か情報がないかとここを訪ねて来た将棋ファンに対して、充分な情報発信をして下さったと感じとても感謝しているからです。
ともかく、羽生先生が態度を明確にして下さった事で、落ち着くべき形で決着するであろうと少し安心して来月を迎えられるのはとても嬉しい事です。
→はい、渡辺氏の態度も、これまでの文章で十分わかっていますし、高く評価しています(笑)。
ところで、このたびの投票方式は記名式、それとも無記名式? すでに書かれていたのかも知れず、私の読み落としだったならごめんなさい。
いました。
なんだか笑えるようなご意見です。
ご自分もしっかりとけじめをつけてどちらになっても辞意すべきです!
あの毎日新聞への最初の通告は世間知らずの極致です、こんな人が教育委員会にいるなんて信じられません。
将棋連盟の危機を救ってくれたのは毎日新聞で
あったことは紛れもない事実です。
信義を守る事、これが人間として一番大切な
事だと思います。
この決断はさすが棋界の第一人者だと感服しています。
棋士の皆さんも今回の騒動で初めて連盟の台所事情を実感されたのではないかと察します。
竜王に近鉄阿倍野でお会いできると楽しみにしていましたが、8・10にお越しということで(私は仕事は休めず)残念です。
米中コンビは、節操なさすぎです。
それにしても毎日が、名人戦を切った場合、それほど部数は落ちるのでしょうか?
フジ・産経新聞 暴力団 ヤクザ 子供の敵 SMAP 宗教 対 朝日
であったらもっとはっきりしたのではないか
あなたの 立場が
竜王とはいえ,まだ竜王2期のみですし,もっとタイトルを獲得してからの方がいいでしょう。
失礼ですが,20歳そこらでこういうことにはあまり深く首を突っ込まない方が無難です。というより,その方が賢いと思います。
羽生三冠とは違います。
人生きれいごとだけでは済みません。
うまく生きていくことが大事です。
もっと目立たなければならない時が自ずから来るはずです。
今は伏龍でいいんですよ。
竜王の考えですからそれでいいと思うのですが
これだと影響力がないからやらないみたいな感じがします。
もちろん冗談だと思いますがちょっと笑えないです。
むしろ、五○年組世代は何をしているのかと・・・。
十数年後の渡辺竜王には今回の羽生三冠の覚悟と自負を引き継いでいて欲しいです。期待してます。
でも、当面は本業の将棋に専念して良いんじゃないですか。タイトル戦登場、期待して待ってます。
福井、川渕、こめなが。
次期日本将棋連盟理事長は誰ですか!?
ただ羽生さんの支持発言は悩んだ末との評はいかがだろう
彼ら棋士には理不尽な名人戦問題が起こされた時いち早く撤回支持発言をして欲しかった。
台所事情等はそれからだった。
要するに問題は一方的な傲慢な通告で
米長会長とやら達一部の人が
これを撤回謝罪せづ訳のわからんことを並べこじらせたことが名人戦問題と言うより
挑発で名人戦トラブルを生み必要以上に長引かせ棋界同志の信用を失墜させた事だ。
ともかく羽生さんも渡辺さんも躊躇する事はない
将棋好きな我々はちゃんと正しい判断する人をみてるよ。
あきら竜王の態度表明について、皆さんのいろいろな意見を拝見しましたが、私は、表明する必要はないし、すべきでもないという意見です。だって、まだ、21歳ですよ。プロ6年目(7年目?)ですよ。いくら竜王2期の九段とはいえ、ちょっと酷でしょう。
総タイトル獲得数100期にも達しようかという大先輩方の大失態の責任をなぜ若き竜王が負わなければならないか。
しかし、これで、朝日派の人たちは更に汚い手を出してくる可能性も出てきましたな。まあ、しばし、様子を見てみましょう。
「棋士番号175番以降は全員毎日支持でした」ってなれば、何が問題なのかはすごくはっきりわかるのにね。(^-^)
ただし影響力は大きいので,おおやけに発言される場合には,もっと社会的な経験を詰まれてからのほうが,当人にとっても良いかもしれません。
私自身は、前に東奥日報の次のニュースを見て、彼を疑っていました。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/0527.html
それから、私は羽生さん以上に渡辺竜王の態度を高く評価しています。
でも、まだ不安はぬぐえません。(ファンがフアン、なんちゃって・・・)
1日の総会では、はっきり理事会の画策した朝日移管を否定して下さい!
から
「私自身は毎日新聞を支持する」
・・・難しくて判りませんです・・・
それと、皆さんもおっしゃるように、竜王はいまの所は、公的には沈黙しているのが賢明です。
いま何が起こっているのかを、逃げないで良く見ておいて下さい。 そして、それを今後に生かしてください。 お願いします。
正しいと信ずることを実行する勇気と正直さを持っているかどうかで、その人の価値が決まると思います。
米長、中原、諸理事とは天地の差を見ます。
将棋は日本伝統文化の一部ですから、連盟としても、各棋士としても、信義、正直、公正、高潔さをすべてに優先するよう、切にお願いいたします。
ところで、当の森内名人はどのように考えておられるのでしょうね。連盟がどれほど信義に悖ることをしようと、自分には関係ない、と静観しておられるのか。
名人戦は順位戦の頂点に立っていますから、他のタイトルとは重みが全然違います。スポンサーの貢献金額によって、竜王戦の下に置くべきではありません。連盟がそのように、名人戦を下位に見ていること、また、その移籍問題を慎重に扱わないこと、私たちの常識とはかけ離れています。
渡辺竜王ご自身、羽生三冠に負けず劣らず、これまでのこのブログにおいて、率直な勇気ある発言をされてこられました。
それに改めて敬意と感謝を表します。
竜王として、重要な立場を自覚して、態度を表明すべきとの声もある。
しかし、すでに竜王はいろんな意見や助言をこのブログを通じて発信してきたし、若手棋士(だけではないと思うが)も当然これを読んで、竜王の心のうちをつかんでいるだろう。
羽生さんには羽生さんの考え方がある。
だけど、それをもって竜王を態度を世間に明らかにせよとの声は僕には違和感を感じる。
何も追随することだけが、責任を果たすことではないと思う。
言葉に出さなくても、竜王の態度は想像するに難くないし、僕は(あらゆる情報を分析して判断してこられた)竜王の信じる道を尊重したい。
おっしゃる通りです。私も今回の問題が起きたときに、谷川さん、羽生さん、佐藤さん、森内さん、明さんにはきちんと当初より意見を表\明して欲しかったです。竹橋に金額を提示させてから支持を表\明するなど、本来あるべきことではないと思います。
おかしいことはおかしいと何故言わなかったのか。推測ですが、早く表\明すれば現在の会長以下理事会の工作に巻き込まれたり、中傷を受けたりと、とんでもないことが起きるのを避けたかったのではないかと思っています。その意味で今この時期に発言するタイミングを計られたのではないかと…。
明さんの考えは、このブログを拝見していてなんとなくわかりました。正式に意見を述べて欲しかった反面、述べれば理事会側の工作に巻き込まれて大変なことになってしまうかもと危惧しておりました。今の理事会はおかしいみたいですからね。
でもこういう方達を選んだのは棋士の皆さんです。改革を求められたのかどうだか私には伺い知ることはできませんが、社会常識をもたない方を選んだりなさるからこんなことが起きたのではないでしょうか。このようなことは恥ずかしいことではないですか。原田先生が生きておられたら、なんとおっしゃったかと思います。棋士のみなさんには今回の問題を是非教訓にしていただきたいです。
将棋が人より強いと言ってもたかが21歳の世間知らずの小僧だろ、黙ってた方が身のためだ、みたいな意見は、権威主義の人にはとても心地がいいのでしょう。ですが、それは権威を笠に着て無理を通そうとした今回の理事会のやり方を肯定する態度と通ずるものがあります。
羽生三冠は将棋界にあって唯一、将棋を知らない人にとっても有名人です。10年前の7冠の時は社会現象とまでなり、将棋の人気はおそらく将棋史上での絶頂だったのではないでしょうか?
その羽生三冠の発言だけに、朝日新聞への移管を画策した者にとって衝撃であったと推察します。しかしこれは常識として当然の発言であったわけで、連盟の会長以下理事達の権力を笠に移管を強行する(なにやら棋士達への裏工作が聞こえます)ことへの鉄槌なのです。
これで棋士総会での表決は、大きく毎日新聞案を採択する方向に行くと思います。さらに森内名人や佐藤棋聖も毎日を支持すると表明すれば、総会の前に勝負は決着すると思いますが、そうなればブラックジャックではありませんが、今までの醜態は転じて劇的なフィナーレとなります。
竜王はこれまでこのブログで率直に心情を吐露されてきているわけで、今更公的な場で意見表明する必要はないと思います。
別に竜王の立場が軽いということではなく、竜王や佐藤棋聖の意見は、棋士は皆知ってるでしょうから。羽生三冠は様々な棋士の意見を聞いて判断されたのでしょうが、竜王と佐藤棋聖の意見は大きかったと思います。
別にどちらのスタイルが優れているとは言えないと思うのですが、率直に心情を吐露する現在のスタイルが、若い竜王には相応しいと思います。
>>問題を重く見るならばこそ、ちゃんと双方の意見を出し合って、それに基づいて議論して、熟慮に熟慮を重ねてからこそ、最後に意見を表明すべきなのです。
一見筋の通ったご意見ですが、そもそも今回の問題は、当初よりその出発点が、理事会の暴走であったということを思い出してください。いきなり毎日に対して契約更新しないぞと一方的に通達したのです。それで、毎日が怒ったら、いや、怒らせるつもりはなかっただって。なんじゃそりゃ?。次に苦し紛れの共催案などという、わけの分らないシロモノを出してくる。理事会の案なんて、熟慮する価値もない、ヒトの心を踏みにじった無茶苦茶な案である。念のために言っておきますが、僕は名人戦が絶対に移管してはいけないなどと思っていない。普通の交渉の仕方で双方が納得すれば別にいいと思う。しかし、今回の理事会のやり方は、交渉などと呼べるものではなく、まさに暴走である。皆さんも、そこのところを批判しているのです。
あと、僕を含め、竜王に態度表明しないほうがいいという意見の人たちは、誰一人として、「将棋が人より強いと言ってもたかが21歳の世間知らずの小僧だろ、黙ってた方が身のためだ」などと、言っていません。それは、あなたが、心の中で思っていることが、ヒトの意見を読んで沸いてきたことなのでしょう。
更に
>>それは権威を笠に着て無理を通そうとした今回の理事会のやり方を肯定する態度と通ずるものがあります。
というに至っては、一体どうしたら、このような捻じ曲がった解釈になるのかというのです。私たちは別に、竜王に対して、事なかれ主義を取ってほしいなどと、思っていません。保身を勧めているわけでもありません。そりゃ、外野の立場で竜王に対して率直に意見を述べよと言うのは簡単です。しかし、当の竜王の立場に少しでも置き換えて物事を考えてみてください。
このブログで、理事会や会長の批判のコメントを削除せずに載せているだけでも、おそらく、陰に陽に、竜王に対して批判的に見る人達もいるでしょう。私も竜王の心の広さに甘えて、好き勝手な事を述べさせていただいていますが、そのことは肝に銘じているつもりです。
連盟の運営に対して、より責任を感じるべきなのは、連盟に世話になった順からで、55年組や、谷川九段、羽生、佐藤、森内を飛び越えて、あきら竜王が率直に正論を訴えたところで、うまくいかないのは目に見えていると思うのです。そういうことが言いたかったのです。
あきら竜王には、将来、保身に身を費やす人間になってほしくありませんし、権威を振りかざして人の心を踏みにじる人間にもなってほしくありません。しかし、だからと言って、今回の件で、竜王にドンキホーテになれというのも、ちょっと無責任すぎやしませんか?という内容の事を言いたかったのです。
長文で大変失礼いたしました。
当初より意見はだめ
議論してから意思表明しないと云々ですが
当初は議論以前の理不尽な通告の撤回をせづトラブルを起こしたことを咎める意思表示をしなさい
ということですよ
それを解決しその後ならいくらでも交渉し内容を議論したらよかったことだし
毎日でも朝日でも自由に決めたらいい
ここんとこが大事なところで世間や我々が不信になったことは まさに傲慢な通告だっただろ
明確なそのことをその後 泥沼語や日時などで
そらされないようにしたいね
>問題に巻き込まれないために黙ってやりすごすなんてのは、賢かろうがなんだろうが、所詮、姑息な人間のすることです。
・・という在米将棋ファンの方のご意見は正論です。
以前私もこの移籍問題を少しだけ取り上げたことがありますが、そのときは毎日寄りのTBしかありませんでしたし、将棋ファンは概ね毎日に対して同情的なのだと思います。
それはそうです。なんでまた朝日は性懲りも無く、他人の庭の芝生を欲しがるのでしょう?
今や米・中執行部が責任を追及されかねないというところまで事態は進展しているのですね。
彼らは朝日の甘言に篭絡されたのだという構図が既に描かれているということですか?
あるいは世代交代の波が押し寄せて来ているとか・・?
ただ世界はパワーポリティックスが席捲していますので、関係各方面を掌握した方が勝つのでしょう? 残念ながら「力が正義」の世の中ですからね。w
私のように伝統文化としての将棋が好きな人間にあっては移籍問題など二の次で、勝手にしたら?と言いたい感じが拭えません。別に将棋は本来棋士や連盟や、まして新聞社などの道具ではありませんのでね。
>もめない理事会案
あの理事会でもめずにまともな案が出てくるとは思えません。羽生世代はそこまでの政治力が発揮できていないのではないでしょうか。
本来、木村→大山→羽生(→渡辺)と将棋界の中心が移行してゆくはずなのですが、まだそこまではいってないようですね。
競馬の世界では、武豊騎手が不快感を示すと、競馬会が動くのですが、羽生王位も、圧倒的な知名度を以って、もう少し政治力を発揮してほしいところです。
残念なのは、十七世名人が何の関与もできていないところです。
選挙管理委員会は誰が担当するのでしょうか? 理事会の意を受けた事務局ということはないでしょうね・・ 毎日、朝日の代理人は開票に立ち会えるのでしょうか?
僅差で 毎日(案)否決のプログラム (デキレース)ということはないでしょうね?
僅差により棋士の良心を 示すが、結局
朝日 の金を選ぶ。 米長永世 外遊中
(モンゴル)も なにか 怪しい気がします。そして 結局王将戦 は なくなるのか 、また 朝日も2-3年後には
名人戦をなげだすのか ?? いやな世に
なったものです。
立派だと思います。票決の行方は、半数以上の棋士が否決(朝日&理事会支持)に回るという関係者筋の情報も聞いていたので諦めていましたが、羽生、森内両先生の態度表明で大きく事態が変わる可能性があります。
森内先生が潔いと思うのは、もし仮に否決、朝日に移転という結果に
なった場合、ご自身が来年以降の防衛戦を行う上で気まずい思いを
なされるというリスクがあるのにも関わらず、考えを表明されたからです。ただ、もし毎日で継続になったからといって、朝日が契約金を減らす恐れも残るわけで、連盟の財政をどう立て直すかという課題は引き続き取り組まなければいけません。この点については移籍騒動の影に隠れてそれほど注目されておりませんが、プロ・アマ問わずアイデアを出していかなければいけないでしょう。今回の騒動は会長が辞任すべき責任を負うと個人的には考えますが、理事会の現体制が存続する・しないに
関わらず、羽生世代をはじめとする若手の棋士は、どんどん意見を上に申し上げていただきたいと思います。
「あの理事会でもめずにまともな案が出てくるとは思えません」という振られ飛車さんの危惧はもっともだと思います。
米長会長のブログに「夜には羽生王位と直接電話で話しました。それにしてもタイトル戦の主催紙の北海道新聞社のインタビューですから「はぐらかす」という失礼なことは出来ません。というのも彼らしい」「棋士の心理は女心よりも謎が多い」とあり、感心させられました。羽生三冠に公の場で喋るなと圧力をかけていたと自ら認めているわけで、天衣無縫とも言え、一棋士としては魅力でありえたのかもしれませんが、組織の長となったのが、本人にとっても組織にとっても不運だったのでしょう。
森内名人も公の場で発言されたということで、今後は、羽生世代が良い意味での政治力を発揮して将棋界を明るくしてくれるのではないかと期待しています。
票決のことは、「昔から上品が下品と争って、上品が勝ったためしはない」と言われる通りです。
票数を見ると、十七世名人が賛成の態度表明をしていれば、とか、羽生・森内が積極的であれば、とか思えますけれども。
若い頃の米長会長であれば、理事会に露骨に逆らったのでしょうけれども、それは現在の会長の強権的な姿勢と裏表で、人間として立派とは思えないのです。
8月1日の日記への、振られ飛車さんの二つのコメントをおもしろく拝読させていただきました。日本人のモラルが戦後低下する一方だと私も思っていて、米長会長にその典型を見ていました。近年の日本経済の低迷も、そこに原因があるのだと思います。
ただ、マスコミや一般企業と較べても、まだ将棋界には伝統が生きており、佐藤棋聖や羽生三冠や竜王に、しっかりしたモラルが生きていると感じていました。
まあ、米長会長の世代が戦後日本の最悪で、羽生世代や竜王は健全だと思い、将棋界の未来は暗くないと思っています。そこに、日本の希望を見ています。
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