Funghi Porcini(ポルチーニ茸)と言えば、日本で言う松茸のようなもので、なぜか珍重されているきのこ。
夏になってから、毎週土曜日にTrentoのメルカートの八百屋さんに行くのようになったのだけれど、2週間ほど前から秋の風物詩的なきのこ屋さんが出現。
たった2軒のきのこ屋さんなのに、山のようにどっさり積まれたきのこを見ると、やっぱりここは山なのねぇと、改めて実感させられる。
私は松茸にしてもそうだけれど、特に食べたい!!とは思わない。
松茸なんて高いだけで、椎茸の方がよっぽど味があっておいしい。と思う。
でも、うちの夫はなぜか毎年Porciniを見かけるたびに心を躍らせているっぽい。
そして、今年もやっぱり躍らせていた。
まあ、見ればでっかいのがゴロゴロ。
立派といえば立派だけど、『いくらするのかねぇ』と自問自答してみる。
が、以外と高くない。
2人でリゾットにと言ったら、「これ1本で十分よ」と言われたけれど、ちょっと少なくないか?と疑問だったので、もう一本足してみる。
かなりの大きさのもの2本でなんと5ユーロ。
もっと20ユーロくらい行っちゃうのかと思ってドキドキだったのに。
しかも、質の違いで2種類あって、高い方のは焼いたり、生で食べる用。
安い方はリゾットやパスタ用。
安い方のは笠の裏側が黄緑色っぽくなっていて、ここがいい味出してるそうなので、私たちはリゾット用にこちらを購入。
いままでMilanoやPadovaのメルカートで見つけると試しに買ってみたけど、いつも虫がいたり、なんかしょぼかったり、高いばっかりで当りが無かった...
でも、これは半分に割ってみると真っ白なスポンジというか、繊維というか、とにかく新鮮!
はじめにニンニク、オリーブオイル、小さく切ったPorciniを炒めて、最後に軽く塩、そしてパセリを加えたソースを作っておき、リゾットの最終段階でこのソースを投入。
こうすると、食感もいいし、香りも逃がさない。
そして出来たリゾットはこちら。
優しい味のリゾットで、くどさがなくてとっても美味しかったです。
ちなみに、夫が全部料理したので、自分で作らずに済むとなると余計に美味しく感じるわぁ。
そして、次の週。
ミラノから友達がやって来るので、じゃあ、あのPorciniをまた買いに行こうと出かけて行くと、今度はPorciniのとなりにえらいでっかいきのこらしきものが...
またまた夫がはしゃぎだした...
「これ、すっごいおいしいんだよぉ」
を連発する夫。
『Mazza Tamburo』と言う名のきのこ。
Mazza=棒、野球のバット
Tamburo=太鼓
その名の通り、平べったくて直径20cmは軽くありそうなのがいっぱい。
ここで売られているのは軸はほとんどなかったけれど、生えている時は長~い軸の上にこの笠が乗っかっているそうです。
これと、またPorciniをわんさか買い込んで、お値段7ユーロ。
安くて目が飛び出ますわ。
Porciniの一部はパスタに。
残りとMazza Tamburoはグリルに。
が、グリルのPorciniを食べて一言。
私はPorciniが好きじゃない
ことが発覚。
パスタやリゾットはおいしいし、好き。
でも、ちょっと厚く切ったグリルはなんかふにゃふにゃで、はっきり言ってボエェーって感じ。
しかも、一口しか食べれませんでした。
イタリアでも日本の松茸と同じく、希少で値段が高いので珍重されているっぽいけど、実際食べてみると他のきのこの方がおいしい、というのがみんなの意見らしい。
やっぱり。
ちょっと脇役っぽくなってしまった、Mazza Tamburoは食感もしっかりしていて、味も香織も強くてとっても美味しかったです。
これはいくらでも食べられそう。
値段も安いし、軍配は確実にこの大太鼓。
次回は主役張って頂きたいです。
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夏になってから、毎週土曜日にTrentoのメルカートの八百屋さんに行くのようになったのだけれど、2週間ほど前から秋の風物詩的なきのこ屋さんが出現。
たった2軒のきのこ屋さんなのに、山のようにどっさり積まれたきのこを見ると、やっぱりここは山なのねぇと、改めて実感させられる。
私は松茸にしてもそうだけれど、特に食べたい!!とは思わない。
松茸なんて高いだけで、椎茸の方がよっぽど味があっておいしい。と思う。
でも、うちの夫はなぜか毎年Porciniを見かけるたびに心を躍らせているっぽい。
そして、今年もやっぱり躍らせていた。
まあ、見ればでっかいのがゴロゴロ。
立派といえば立派だけど、『いくらするのかねぇ』と自問自答してみる。
が、以外と高くない。
2人でリゾットにと言ったら、「これ1本で十分よ」と言われたけれど、ちょっと少なくないか?と疑問だったので、もう一本足してみる。
かなりの大きさのもの2本でなんと5ユーロ。
もっと20ユーロくらい行っちゃうのかと思ってドキドキだったのに。
しかも、質の違いで2種類あって、高い方のは焼いたり、生で食べる用。
安い方はリゾットやパスタ用。
安い方のは笠の裏側が黄緑色っぽくなっていて、ここがいい味出してるそうなので、私たちはリゾット用にこちらを購入。
いままでMilanoやPadovaのメルカートで見つけると試しに買ってみたけど、いつも虫がいたり、なんかしょぼかったり、高いばっかりで当りが無かった...
でも、これは半分に割ってみると真っ白なスポンジというか、繊維というか、とにかく新鮮!
はじめにニンニク、オリーブオイル、小さく切ったPorciniを炒めて、最後に軽く塩、そしてパセリを加えたソースを作っておき、リゾットの最終段階でこのソースを投入。
こうすると、食感もいいし、香りも逃がさない。
そして出来たリゾットはこちら。
優しい味のリゾットで、くどさがなくてとっても美味しかったです。
ちなみに、夫が全部料理したので、自分で作らずに済むとなると余計に美味しく感じるわぁ。
そして、次の週。
ミラノから友達がやって来るので、じゃあ、あのPorciniをまた買いに行こうと出かけて行くと、今度はPorciniのとなりにえらいでっかいきのこらしきものが...
またまた夫がはしゃぎだした...
「これ、すっごいおいしいんだよぉ」
を連発する夫。
『Mazza Tamburo』と言う名のきのこ。
Mazza=棒、野球のバット
Tamburo=太鼓
その名の通り、平べったくて直径20cmは軽くありそうなのがいっぱい。
ここで売られているのは軸はほとんどなかったけれど、生えている時は長~い軸の上にこの笠が乗っかっているそうです。
これと、またPorciniをわんさか買い込んで、お値段7ユーロ。
安くて目が飛び出ますわ。
Porciniの一部はパスタに。
残りとMazza Tamburoはグリルに。
が、グリルのPorciniを食べて一言。
私はPorciniが好きじゃない
ことが発覚。
パスタやリゾットはおいしいし、好き。
でも、ちょっと厚く切ったグリルはなんかふにゃふにゃで、はっきり言ってボエェーって感じ。
しかも、一口しか食べれませんでした。
イタリアでも日本の松茸と同じく、希少で値段が高いので珍重されているっぽいけど、実際食べてみると他のきのこの方がおいしい、というのがみんなの意見らしい。
やっぱり。
ちょっと脇役っぽくなってしまった、Mazza Tamburoは食感もしっかりしていて、味も香織も強くてとっても美味しかったです。
これはいくらでも食べられそう。
値段も安いし、軍配は確実にこの大太鼓。
次回は主役張って頂きたいです。
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大阪も激暑ですが、朝早くの空気がやっぱり秋っぽくなってきた気がします♪
お店で季節を感じるというのもイタリアらしいな~。そして、やっぱりその食材が好きな人が作る一品はサイコーですね
フレッシュなポルチーニ食べてみたいです。大太鼓も!
それと、私の一番好きなきのこは「なめたけ」です。たまにオイル漬けなら売っていますが、、、オイル漬け
安いねぇ。ミラノなんていくらする事やら。スーパーのなんて、ルーマニア産とか怪しい奴ばっかりなんだよ。ワタシもポルチーニ、そんなに夢中じゃないな。どっちかって言うと、きのこ狩りの方が好き。何とか狩りとか、拾いとか超好き。そんな季節になってきたね。ミラノも超過ごしやすいです。
こちらは朝晩なんて寒いくらいです。
日本は季節を感じないわけじゃないけど、八百屋さんも少ないし、何でも売ってるスーパーが日々の買い物の場なので何となく寂しい気がします。
イタリアに来てからはメルカートに入り浸りなので、旬のものを食べるのもとっても楽しいです。
瓶詰めだとやっぱり香りも無いし、フレッシュなものとは別物ですよね。
う~ん、いろんなきのこを箱詰めにして送ってあげたい!!
イタリアの郵便事情じゃムリか...
私もそういうの好きだけど、きのこは素人目じゃ怖くて狩りに行けないよ...