イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

牛祭り

2010-07-28 00:02:02 | お出かけ
日曜日。
またもやこんな景色のところに行ってきました。
ここは私たちが住んでいるところからもっと奥へ奥へと行ったところにある、Val di Sole。
名前もいいですねえ。Sole=太陽。
太陽の谷。
山の陰になり、日照時間かなり短めのどこかの街とは違いますなぁ
そのVal di SoleにあるPellizzanoという小さな町で開かれたお祭り。

その名も “Festa del Bue”

牛祭り

一体何かというと、牛を一頭丸焼きにして、それを振る舞いますよぉ~というお祭り。

コレを企画したお肉屋さんが夫の知り合いだったので、はるばる車を1時間飛ばして牛を食べに行ったのであります。

12時ちょい過ぎについた頃には長蛇の列。
列に並びながらビールをクイッと行っとつつ、食券片手にワクワク

食堂みたいに、空のプレートを渡され、水からナイフ・フォーク、フライドポテト、野菜の揚げたものとだんだんスペースが埋まって行き、最後にドーンとお肉ぅ~


か、かなりのボリュームでございます。

でも、まわりの男どもにもマケズ、全部たいらげましたよ、わたくし。

お肉は大きな牛一頭の丸焼きなために、ほとんど茹でた状態に近くなってますが、塩味だけの味付けなのに、美味しい
やわらかいし、しつこくないし、空は青いし言う事無しです。

お腹も満たされたあと、もう少し車で移動したところにあるという湖へ。


3つの小さな湖が小川でつながっていて、水の流れを感じるだけで心洗われる気分。
ここは、冬になるとスキーのクロスカントリー用練習場になる人口の湖。
人口でも、まわりの景色にこんだけ溶け込んでれば、なんでもよろしい、って感じですかね。
ほとりには子供用の遊具も沢山あって、ミニアスレチックみたいになっているので、家族連れがわんさか。

そして、ぐるっと湖をまわると、立ち入り禁止のお花畑。


そこには春先に新芽を摘んでリゾットやオムレツにするCarlettiの花の姿が。
淡い薄茶ピンク(こんな色あるか?)の釣り鐘状の花がとってもかわいい

子供も一日中大はしゃぎで、かけずり回ってました。
夜、家に帰って夕ご飯。
予想はしてたけど、恐ろしく空腹だったのか、お皿に並べた物をバクバクバクゥときれいに平らげてました。
健康な証拠だよねぇ。




それぞれにポチッとクリックお願いいたします

ミラノ生活情報



にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へにほんブログ村










結婚記念日

2010-07-23 07:36:37 | その他
昨日は3回目の結婚記念日。
去年は乳飲み子を抱え、ほぼ忘れかけてたけど、今年は覚えてましたよ。

実は私たち、先週末にロンドンに行っていて、カレンダーを全く見ない日が何日か続き(って言っても、普通の生活でもほとんど見ないけどね。)なぜか二日もフライングして『今日は結婚記念日~』と騒いでいた私。
というか、夫も最初は気づかなかった...

ロンドンからイタリアに着いた時、パスポートにスタンプされた日付を見て
「あれ今日何日??まだ記念日じゃないじゃん
となったわけです。

そして、いよいよ本物の結婚記念日の日。
「今日がほんとの記念日よぉ~」
とちょっと浮かれ気分で、でも子供とガァーっと昼寝をしていた夕方。

ピンポーン

誰っ?

宅配の荷物も着く予定はないしなぁ。
また、宗教の勧誘??

なんて思いながら、ちょっとぶっきらぼうに応答してみる。
すると。

「花屋ですぅ、花束を届けに来たんですけど

すぐにピーンと来た。
これは夫の仕業

いや~ん、ニクい演出ぅ

いままで、誕生日とか結構花束の登場回数が多かったけど、こんな家に届くなんて思ってもいなかったので、うれしさ倍増

そして、帰って来た夫に振る舞った夕食がこちら。
その名も、『コルドン・ブルー』


要は、仔牛の肉でProsciutto Cotto(ハム)とチーズを挟み、衣を付けて揚げたもの。(超ヘビー)
なぜこういう名前なのかは夫に聞いたけど、「知らない。」と。

これはうちら2人の大好きメニュー。
何気に子供もお気に入り。(揚げずにフライパンで焼いた物だけど。)
ヘビーさMAXなので、たまーに「今日は行っとく?」みたいな感じで食卓に上ります。
今回は特にいつもより美味しく出来た感が。

そして、デザートは。
目の前にあるレストランでお持ち帰りにしてもらい、この2種類を。

私はCrem Caramel(カスタードプリン)。


緑のソースはグリーンピースとミントのソース。
でも、はっきり言ってなくてもいいかも...
プリン自体はおいしいのでもったいない。

夫はCrema Catalana(クレームブリュレに似ている)。


いつもコレを頼んでる気がする。

というわけで、結婚記念日もやっぱり食べ物日記になりました。



それぞれにポチッとクリックお願いいたします

ミラノ生活情報



にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村











ドロミテ!!

2010-07-21 22:56:21 | お出かけ
ここ、Trentinoに引っ越して早2年8ヶ月。

家から車で1時間ちょいのところにこんな素晴らしい景色の場所があるとは知らなかった...
ならね...1時間。

でも、今回の計画は日本からやって来た友達と,私と子供で電車・バスの旅。
夫は次の日に車で合流。
電車もバスも1時間くらいで着くはずだった、のに...
なんと、金曜日はイタリア恒例のSciopero(ストライキ)
なぜ故にこの日なのか

まあ、事前に分かっていたので、ルートを変更してTrentoまで私鉄の電車で行ってそこからオーストリア運営の電車に乗ろうと。
夫が電話までして、オーストリアの会社だからイタリアの路線を走っていてもScioperoは関係ないと。
で、Trentoまでの電車は私鉄だから走っているはず...と思い込んだのが間違いの始まり。

朝、駅に行って切符を買おうとすると、駅員さんが
「午後の4時まで電車は無いよ」
と、と、と...
「えっ
夫にすぐ電話して、会社に行きかけてたところを引き返させて、Trentoまで送ってもらい、時間的にはセーフ。
でも夫は超怒りまくり。
そりゃそうよね、仕事に1時間くらい遅れてんだもんね。

で、駅の電光掲示板には乗るはずの電車にはっきりと『運休』の文字。
ガーン
そこから、駅員にたずねたり、あっちの窓口、こっちの窓口、あっちのバス乗り場、こっちのバス乗り場...とアホみたいに走りまくり、ようやく振替輸送のバスを発見。

ここまでで、もう汗だく。
バスに乗り込んだら今度は子供がじっとしちゃいないし、1日のエネルギーの90%はすでに消費済み。
よく考えたら、Bolzanoに着いたって、そこからCastelrottoまでのバスはあるのか
幸い、一時的にバスが復活して、すぐに乗り込み成功
1時には目的地、Castelrottoに無事到着。

もう、とりあえずビール


      

次の日。
夫と合流し、いよいよ山登り
って言ってもSiusiまで車で移動し、そこからゴンドラリフトでCompaccioへ一気に上昇。
すでに標高1825m。
空気はおいしいけど、あ、暑い。
もう、山だからと思ってわんさか着るものもって来たのに、日差し強いし、気温高いし。
ま、ここでもとりあえずビール

少し歩いて、持参したパニーノを岩陰で。


牛ものんびり。


そして、そこから更にリフトで標高2000mのPanoramaへ。
リフトからSasso Lungo 3181m(左側)とSasso Piatto 2955m(右側)を撮影。


それにしても、一面の野原。
ほんとにハイジの世界。
ここなら転がりまくりたくなるわなぁ~。

そして。
Panoramaに到着したらこんなですぅ~。

もう言葉がありません。

とにかく、見て!!






後ろに見えるのはSciliar 2450m。


遊歩道を歩いて行っても見渡す限りの花畑で、距離感が分からなくなるくらい。
子供も大はしゃぎで花のにおいをかいで、走りまくり。
もう、ほんとに、ほんとに、素晴らしい。
次回から、友達や家族が来たら絶対ここに連れて来るぞっ。
夏限定だけどね。
スキー・スノボ好きな人は冬でも。

皆さんも機会があったら、ぜひ、ぜひ、ぜひ、足を運んでみて下さいな。

これはおまけ。

石を売る少年ふたり。
Barの前にいたのに、客足が悪いのか移動中。
石って、ほんとに石ころだったんだけど、商売繁盛してるのかなぁ。

ちなみに、一番上の写真は泊まったB&Bの庭に生えてたヘビいちご



それぞれにポチッとクリックお願いいたします

ミラノ生活情報



にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へにほんブログ村