イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

ふわふわミルクパン

2010-04-09 08:33:21 | Pane & Pizza
今回ばかりは夫も心もわしづかみ。

皮がしっかりとしたパンが好きで、ふわふわなパンが嫌いな夫も今回ばかりは気に入った様子。
出産後パン作りを復活したとは言え、子供も食べれるようにとシンプルなパンばかり焼いていた私。
1歳を迎える頃、
『もう牛乳が入ったパンも大丈夫かなぁ~』と思いこのミルクパンを焼いてみました。

かなり柔らかい生地だったので、機械で捏ねてもかなり時間がかかったし、捏ね上がったあとも、ベタつく感じで扱うのが大変だったけれど、焼き上がってみたらこんなにかわいいまん丸のが出来ました。

オーブンから取り出したら、味見をするのが待ってられない私。
粗熱が取れたら、さっそくパックリ割ってみると、ふわふわで潰れちゃいそうなくらい柔らか。
ほのかな湯気とともに、パンのいい香り。
子供に『食べたみてぇ~』と差し出したところ、

もぐもぐ、もぐもぐ。

やめられない、止まらない、感じで2人で二つを完食。

帰って来た夫に『食べていいよぉ~』と言ったら、

むしゃむしゃ。

『もっと食べていい??』

むしゃむしゃ。

『もう一コ』

どうだけ食うのか、こんな事もあるもんだと思っていたら、次の日は4つくらい会社におやつ用に持っていってました。
20個くらいあったのがあっという間に消えて、ちょっとビックリ。

日本から帰って来たら、もっといろいろなパンを作ってみたいなぁ~。



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たこ焼き、餃子...ここはほんとにイタリア?!

2010-04-06 00:16:36 | おいしいもの ー おうち編
年末から年始にかけて、うちにプチ弾丸トラベラーがやって来たとき、持って来てくれたおみやげ。

それはたこ焼きセット

たこ焼きパンとたこ焼き粉と紅ショウガ、天かす、たこ焼きソース。
「タコさえ買ってくれば、簡単に出来るよ
って、そのタコがなかなか簡単ではなくて、3ヶ月経ってやっと念願のたこ焼き

なぜタコが難しいかって、それはTrentoだから...
住んでる町の魚屋はまずムリ。
たまにあっても冷凍物。
Trentoのいつも行くオレンジ屋さんのとなりの魚屋は土曜は朝しか開いてない。
土曜の朝は子供のプールに行く前にオレンジを買いに行くのだけれど、もし魚を買っても何時間も置いておけないし...

が、このあいだ、たまたま火曜日の午後にTrentoの病院に行く用事があったので、そのついでに魚屋へ。
こうして、念願のタコを手に入れ、いざたこ焼き~

いままでやった事無かったけど、やってみると以外とカンタン。
竹串でクルクルすると、おもしろいようにまん丸に


子供の分もタコじゃなくてひき肉を入れて見た目はたこ焼き。
(まだタコとかイカとかあげてはいけないらしい。)
焼き上がったまん丸たこ焼きもどきをお皿に入れてほいっと置いたら...
目がキラ~ン
彼女のハートを釘付けにしましたよ。
勝手に手が伸びて両手にわしづかみ...もぐもぐもぐぅ~。
おそるべし、たこ焼き。

私たちも『おいしいかなぁ~』と半信半疑でひとつ目をパクッ。
『美味しい~んじゃないのぉ~』
まだ粉もあるし、タコも茹でて冷凍したし、また食べたい時にすぐ焼けるぞぉ。フフフ


そして、話は変わって餃子。
夫がロンドンに行っている間にTrentoに行った私たちは抜け目なくニラを購入。
帰って来た夫に『ニラ買って来たよぉ~』と言ったら目がハート

今回は皮を作るのに、小麦粉と米粉を混ぜてみました。
そしたらもっちもち。
米粉は扱うのがちょっとめんどくさいけど、小麦粉と混ぜるとそうでもなくなるので、コツさえつかめば難しくないです。
羽も出来てなかなかの見栄え。

餃子の腕は確実に上がっております。

いつものごとく70個の餃子を作り、今回は子供の分まで5個プラス。

子供のは豚ひき肉じゃなくて牛肉に。
焼くのも油をうす~く敷いて、子供バージョンに。
ま、またもや目がキラ~ン
ガシッと掴んで食いちぎってましたよ。
しかも、中身の肉をひっぱりだして、ハンバーグ状態で食べてるし。
でも、あとから皮だけ食べてたので、結局同じことか

子供も1歳を迎える直前から、急にバクバク離乳食を食べだし、いろんなものに手を伸ばすようになって、こっちが心配するくらい良く食べるようになりました。
『食べないなぁ~』と心配してたのが一体なんだったのか...
私の推測では、ひとりでスプーンが使えるようになって上手に口まで運べるようになったのが食べるきっかけになったのかな?と。
今ではおもしろいようにパクパク、時にはてんこ盛りにすくいすぎて口いっぱいにもぐもぐしてる時もあるくらい。
このまま食べ続けてくれる事を祈ります。



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行きたかったぁ~

2010-04-05 01:31:16 | その他
いいなぁ~いいなぁ~。
私も行きたかったなぁ~。

どこへ??

それは、LONDON

もう、こんな山の中に住んでいると、都会が恋しくてたまらない...

夫は仕事で3泊4日のLONDONヘ。
私と子供はお留守番。
なので、暇をつぶすために、電車に乗っていつもは行かない隣町のCOOPへわざわざ行ってみたり、Trentoまで行ってみたり。
でも、いつも夫が手伝ってくれるおむつの洗濯や、いつも2人で入れている子供のお風呂も全部一人でやらなきゃなので、結構いい感じで時間が流れてゆく...

3泊って、待ってる方からしたら結構長いよなぁ~。
でも、私、あまり大きな事は言えないのです。
なぜなら、来週から子供と2人で日本へ
しかも1ヶ月。
ごめんよぉ~

そして、いよいよ、帰って来た

なんと、おみやげ付き

まずは子供に。これ。

TIN TINの夏用パジャマと、ワンコのMilou。
子供もMilouがかなり気に入ったらしく、超ニコニコ
しかも、子供が鼻を垂らしてたので私がティッシュできれいにしてあげたら、そのティッシュをつかんで、Milouのお鼻をゴシゴシ。
「Milouのお鼻もきれいにしてあげてるのぉ~??」
か、かわいい

そして、わたしにはこれ。

これからの季節にちょうどいいじゃないですか。
まえにLONDONに行った時も、おみやげにかわいいコットンニットのTシャツを買って来てくれたけど、今回のもナイス

夫よ、ありがとう
日本でおみやげ探しに精を出しますわよぉ~。




Focaccia Pasquale

2010-04-04 19:14:32 | おいしいもの ー 食品・食材編
今日はPasqua(イースター=キリストの復活祭)
キリスト教徒でない私にとっては、クリスマスと同様、美味しいものが食べられる楽しい祝日。

Pasquaと言えば卵形の大きなチョコレートが頭に浮かびますが、
今回のおいしいものはFocaccia Pasquale(パスクワのフォカッチャ)

普通はColombaといって、鳩の形をしたスポンジのケーキ(?)なのだけれど、夫の実家のあるVeneto(ヴェネト州)やFriui(フリウリ州)そしてオーストリアに至る地域でColombaと並び、PasquaのDolceとして食べられるのがこのFocaccia。

生地はColombaと同じものだけれど、形はシンプルな円形のドーム型。
見た目はクリスマスのPanettoneにそっくり。
地域によって多少の違いがあるらしく、Venetoでは上に粒のアーモンドと砂糖(イタリアではZucchero Granellatoという白い砂糖の粒)がのっているのです。

これがPasquaの1ヶ月くらい前からお菓子屋さんにところ狭しと並べられ、みんなこぞって2つ3つと買っていくわけです。
スーパーでもお菓子メーカーの箱入りのColombaが山積みで売られていますが、うちの夫はここでも食いしん坊精神を最大限に発揮して、いつものおいしいおいしいお菓子屋さんへGO

いつものってどちらですか?

そう、うちらの結婚式にも、子供の誕生日にも、そして何かあるたびにお世話になっているPadova郊外のお菓子屋さん『Marisa』。

朝一で車を走らせ、Focacciaと朝食用のBrioche5個を買って来たうちの夫。
5個=5人分じゃないですよ。=2人分
ここのはクリームがハンパ無く美味しくて、生地もサックサク。
一人頭2.5個も軽くいけます。

そして、Pasquaのちょっとごちそうお昼ごはんを食べ終えたあと、いよいよFocaccia登場
包丁を中心からぷすっと刺して、サクッサクッと切ってまっ黄色なフワフワスポンジがチラリ。
ちぎって口に運ぶとフワフワしっとりの生地にバニラとほのかなオレンジの香り。
よく見ると、バニラビーンズの小さな黒いツブツブがいっぱい。
そしてオレンジの皮の小さい粒も。
発酵が良く出来ているので、生地には気泡がいっぱいでフワフワ。
何でも、5回くらい発酵過程があるそうで、さすがに自分で作ってみるのも躊躇してしまった私。
こればかりは美味しいお菓子屋さんにゆだねた方が良さそうです。

お腹いっぱいでも、おいしいDolceはまた別腹。

残った分は朝ごはんに。
でもきっと数日で消えちゃうはず...


このお菓子屋さんはPadovaのかなり郊外なので、旅行でPadovaに来た時にちょっと寄ってみて!とは言い難いのですが、もし、近くに住んでいる方や、近くを通る機会があったらぜひ寄ってみて下さい。
ちなみに、Padovaの中心からは車で30分くらいです。

Pasticceria Marisa
Via Roma 422
35010 Arsego di San Giorgio delle Pertiche
Tel 049 933 0079



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