イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

秋花火

2012-09-23 08:57:12 | お出かけ
ロンドンで9月初旬のイベントと言えば、テムズフェスティバル。
去年は思いっきり働いてましたが、今年はストールを出していなかったので、すっかり一庶民としてお祭りに参加して来ました。
今年はだいぶ規模が縮小されたらしく、しかもオリンピックやらパラリンピックやらで影がうすーい感じでしたが、〆の花火はご覧の通り。











日本なら、こんな大都会の真ん中で花火大会なんぞあろうものなら、場所取りだのなんだの、早い時間から出かけてシートを敷いて陣取って...みたいなのが当たり前なんだろうけど、こちらは始まる10分くらい前に人が集まり始めて、いきなり始まって20分くらいどかどか上がってハイおしまい。

今回はSouth BankとEmbankmentをつなぐ橋の上で座り込んで鑑賞したので、カメラを橋の手すりに置いて写真を撮りました。
とは言っても、途中で寝てしまって体重が倍くらいに重く感じるルーナを抱っこしながら片手で撮ったので、多少はブレてますが...
花火好きなのになかなかいい写真が撮れないいつもよりは、マシな写真が撮れたように思います。




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「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。
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お船に乗りたい!!

2012-07-17 09:36:31 | お出かけ
去年の冬頃からテムズ川の橋を渡るたびに、「ルーナもお船に乗りたいなぁ~」とせがまれていた。
いつも、「今は寒くて乗ったら凍えちゃうよ~」とか、「パパがいる時に一緒に乗ろうよ~」と理由はマジなのだが、断って来た。

けれど、昨日ついに、ルーナの夢が実現!!

朝起きた時は快晴だったのに、でかけるお昼頃は雲がモクモク。
もう何とかしてくれ、この天気。
かれこれ3ヶ月半くらいずーっと雨だの、風だの、何だの。
確実に異常気象ですわ。
さすがのイギリス人も、今年ばかりは文句を言わずにいられないらしいです。
しかも、寒い...
いまだに薄手のジャケット必須。
日本はもイタリアも猛暑だっていうのにね。

話はそれましたが、そう、お船に乗るために、まずはバスでNorth Greenwichへ。
オリンピック会場にもなっているO2ドーム裏手に船乗り場があり、そこから乗り込もうとしたものの、切符売り場にはわずかながら行列が...
係員が何やら説明中...
「えっ、今着く(12分後)船はもういっぱいで乗れないから、その次を待たなくちゃいけないんだって!35分も...」
そ、そんな。
しかも、切符は時間指定ではないので、切符を買ったからと言って安心は出来ず、並んでいなければいけないらしい。
とにかく切符を買い、係員に
「コーヒーだけ買って来るから、場所とっておいて~」と懇願したところ、
「まだ乗れるからこれに乗って!!」と言われ、思いがけず次のを待たずに乗れていまいました。
どういう事だったのか...
数え間違えてたのか?

いよいよ、乗船。
出発してすぐにO2ドームが。


そして、うわさのロープウェイ。

North Greenwichと、川の反対側のオリンピック会場を結ぶらしい。
さっそくルーナが目ざとく見つけ、またもや「お空行きた~い!!」と言っていたので、次回はこれか。
密かに私も乗ってみたいとは思っているのだけれど、行った先は何があるのか...
オリンピック会場があっても、なんか娯楽施設とか、美味しいものとか無いと。
調べなきゃ。

Greenwichまでくると、火事にあって修復中だったカティーサークも復活!!

写真はブレブレですが...

来た来た、London Tower Bridge。

オリンピックの五輪がぶら下がっております。
この橋を車で通過したり、今回みたいに船でくぐったりすると、妙にテンション上がるのは私だけでしょうか??

ここまで来ると、ロンドン街の中心です。
ロンドン市庁舎にもう少しで出来上がりそうなとんがったビルShardが見えます。

Renzo Pianoデザインの西ヨーロッパで一番高いビルだそう。
中にはオフィスや、5つ星のシャングリラホテルなどが入る予定だとか。


そして、1時間かけて着きました。
London Eye!!

ルーナはこれにはあまり興味を示さず。
スピードを感じられないから魅力無いのか?彼女にとって。

そのルーナが「あのタワー何?」と。

これは、なんと、移動式遊園地の(私だったら)絶叫(間違い無し)マシーン。
椅子がぶら下がっていて、ぐるぐる遠心力で大変な事になるあれです。
しかも、高っ。
タワー自体はもちろん、椅子の高さも近くの10階建て位のビルより確実に高いですよ。
そして組み立て式。
毎回バラして組み立ててを繰り返す訳だから、強度とかものすごく心配なんですけど...
そんな心配をよそに「ルーナも乗りたーい!!」とか言ってるし。
ムリ!!絶対ムリ!!!
死ぬよ、あんな高いところでグルグル回って...
高所恐怖症の私には、高さで怖いのと、組み立て式という違う意味での怖さと、ダブルパンチ。
大きくなったら、一人で乗って下さい。

さて、ここまで来たら腹ごしらえはReal Food Marketで。
私たちはもう出店していないので、何週間かぶり。
そうしたら、新しいストールで目を引く物が。
なんと、マレーシアンパンケーキ。


ふちの高さが3cmくらいある小さめのフライパンみたいな鉄鍋に生地を流し込んで、具を並べて半分にぺこっと折って袋に入れてくれます。


私が選んだのは黒米の砂糖煮とココナッツ。


食べてみると、黒米があんこみたいで、今川焼を食べてるみたい!!
おいしーぃ!
ココナッツがシャキシャキするのもいい感じ。
ほかには煮豆とか(これもあんこに近いのか??)チョコレート系とか、バナナとか。
値段は私が食べたので4.5ポンド。
ちょっと高いな...

ということで、久々に休日らしい休日を過ごして、ルーナも大満足。
帰りのバスの中では爆睡。
私もうとうと...
動き回るルーナを追いかけ回して、とーっても疲れたけど、とーっても楽しい休日でした。



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London Marathon 2012

2012-04-25 23:55:51 | お出かけ
毎日雨が降ったり、かとおもえばいきなり快晴だったり、不思議な天気続きのロンドンです。
そんな天候の中、このあいだの日曜日はLondon Marathonがありました。
しかも、Greenwich Parkが出発で、家の真ん前を通過するのでせっかくだから行ってみようと朝起きてすぐ出かけました。

4月下旬とは思えないひんやりした空気ですが、天気はサイコー。
真っ青な空には飛行船が。

「トンボ乗ってるかなぁ~」
飛行船を見つけると必ずルーナと言ってます。

いつもはバスが行き交う道路もシーンとしていて不思議。


Blackheathの方へ向かって歩いていると先行のバイクのライトが見えました。
実はこのマラソン、スタート地点が3つに別れていて、トップアスリート選手・VIP選手は時間差で先に出発していて、しかも途中まではコースも違います。
家の前を通るのは一般人のみ。
なので、トップはこの人。


その後も続々とおかしなひとが...
ルーナと夫がいつもやってるゲームの鳥、とか。


ゼッケン番号が素肌に書いてあった風船の人、とか。


赤ちゃん、とか。


ミッキー、とか。


道ばたではバンドの応援も。


と、ほのぼのしていて見ていて楽しかったです。

ひとつ不思議に思った事が...

これはスタートからわずか1km程のところに設けられたトイレ。
夫と「スタートしてこんなすぐにトイレ行く人なんているのか??」
と言っていた矢先にトイレに駆け込む人がまあいることいること。
しかも、順番待ちまで。
私もフルマラソン経験したけど、いくいらなんでも1kmじゃトイレに行きたくはならないし、まず、無かったよなー、トイレなんて。
スタート地点にも何百個もトイレが並んでたの見たし。
謎です。

それと。
誰もいなくなったスタート地点に散らかった上着やらジャージやら。
そしてそれを拾い集めるスタッフ。
ゴールはバッキンガム宮殿のはずだからもうここには戻って来ないし。
後でものすごい数の中から自分の物を探し出すなんて絶対不可能だろうし。
と思い、スタッフに聞いてみるとなんと。
すべてチャリティーに!
とのお答えが。
なるほどね~。

マラソンを見終わった後はのんびり散歩。
今は八重桜(見出しの写真)とさくらんぼの花(たぶん)が満開。
 

そして、Blackheathのカフェでおいしいクロワッサンとおいしくないカップッチーノで朝食。
イギリスのカップッチーノはなぜこんなにおいしくないのか??
以前、COSTAで「コーヒーの量を半分にして牛乳の(泡の)量はそのままでカップッチーノを作ってください!」とか細かい事言ったら、一発で「Siete italiani??(あなた達イタリア人?)」とバレバレでした。
もちろん、その人もイタリア人ですけど...

そしてお腹もいっぱいになったところで、家に帰る途中、まるで置物のようにピクリともしないあひるちゃんにガンガン近づくルーナ。

ほんとに怖い物無しだな、このひと。

こんなにお天気のよいのんびりした日を過ごしたのも束の間、午後には黒い雨雲に覆われて、どしゃ降りの雨。
イギリスの天気はほんとにコロコロ変わるのですね~。




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London Zoo

2012-02-01 01:43:40 | お出かけ
冷たい風の吹く中、親子3人、London Zooへ行って参りました。
ロンドンは大都会なのに、広大な公園があちこちにあって、緑も多い。
リスもわんさかいるしね。

その、数ある公園のひとつ、Reagents parkの一部が動物園になっているのです。
一部って言っても、公園自体がハンパ無くでかいので、動物園だって都会のど真ん中とは思えないくらい広いです。

入ってすぐ、この方とご対面。

寒いので、室内のガラス越しの部屋でぬくぬくなんか食べておりました。
それにしても、あのどっしり構えた、逆に人間の方があちらから観察されてんじゃないかと思わされてしまう態度には、動物園に行くたびにいろいろ考えさせられてしまう...

そんなこと言っても、子供は動物を見れば大喜びな訳で。


このペンギンを見たとき、ルーナは「あっ!うちにおんなじのあるよぉ~」って、確かにペンギンの大きなぬいぐるみあるけどねー、これは本物よぉ~(笑)

そして、ライオンの赤ちゃんも。

「あ~っ、ねこちゃ~ん!」
と叫んでたそこの方。
食われますぞ。
百獣の王ですからね。


お次ぎはふれあいコーナー。
羊や山羊がいる柵の中に入れるようになっていて、もう、きゃっきゃ言いながら入って行ったのに、いざ近づくと怖がってへっぴり腰。
パパにごり押しされて、おしりの方だけぺろっとかすって来ました。

ラマとアルパカの2ショット。

人目も気にせずお食事中。
少しは愛想ふりまいてよぉ~。

この他にも、サルが放し飼いのコーナーが屋外の屋根無しであったり、(逃げないのか?)亜熱帯を再現した屋内でむ~んとする中にこれまたサルが放し飼い状態。
頭上にも木の枝が伸びているので、めっちゃ近寄って来たサルを写真に収めようとしていた女の人に係員が噛まれないようにね~って、注意されてました。

そして、道を挟んだ反対側にも動物がいて、トネンルでつながっております。
そちらにはハイエナや、キリンもいて、隅々まで見どころたっぷり。
お昼前について、4時の閉園時間まで結構急ぎ足で見て廻ったけど、いくつかはすっ飛ばしました。
って、結構広いのが分かるでしょう??

水族館やら昆虫館もあるので、ゆっくり見入ってたら間に合わなかったと思われます。

きっと、夏なんて人が多くて動物どころじゃないんだろうな~と想像しつつ、寒くても「今来ておいてよかったわ~。」なんて言い聞かせてるのでありました。

後日。
家でごはんを食べ終わった後、ルーナが一言。

「おぱち」

なんだ??
「なに?おぱちって??」

「パパとママと見たね~」

えっ?
母の感でピーンと来た。
「オカピ?!」
「動物園で見た、オカピ?」

「うん!オカピ!!」

寒さのため、すっかり屋内に身を潜め、木の枝をもぐもぐ食べていたオカピ。
結構さ~っと流して見たつもりだったのに、こもった強烈なニオイと足のシマシマが印象的だったのか。
子供の目はすごいなぁ。




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水遊び

2011-08-27 07:43:31 | お出かけ
昨日のロンドンは雨、雨、雨。
かと思いきや、夕方6時過ぎにはドシャーッとひと降りした後に、お天道様が。
全くここの天気は気まぐれでございます。

毎週末(金・土・日)にお店を出しているSouth BankのRealFood Marketのすぐ近くに夏のあいだだけなのか分かりませんが、噴水があります。
初めて見た5月頃、まだ肌寒いにも関わらず洋服のまま突入して大はしゃぎの子供を見かけました。
そのとき嫌な予感...

「おみずぅ~!おみずぅ~!!ルーナもぉ~。」

ほら来た。

「今日は寒いよぉ」とか、「今時間無いから後でねぇ~」とか、適当にごまかしつつ、いつの間にか8月も半ば。
さすがに今やっとかないと、もう秋の気配はすぐそこに...

ということで、水着とタオルを持って準備万端。
先週末は運良く天気も良好。
噴水に近づくとなんと虹が 


このあとはもう水着に着替えてお水に向かってダッシュ!!
大きな正方形の噴水が、更に十字に区切られていて、4つの部屋のようになります。
一部分だけ水が止まると中に入ったり出たり出来るようになっていて、子供と一緒に(かなり)楽しんでる大人もちらほら。
うちのルーナは水が止まった瞬間に、ダーっと走り込んで行きあっという間に水の壁の中...
しかも手前の部屋ではなく、奥の部屋へ。
他のちびっ子に混じってどこにいるのやら。


はしゃいで行ったはいいが、気が付くと水に囲まれママもいない...
しかも出られない...
運良く一辺の水が止まったらしく、安心したのか、私の方に来ればいいものをじーぃっと覗き込んでたそこへ。
またもや水がびゅ~っ 
顔を直撃したせいで、「ぎゃぁ~」と泣き出し、しかも外に出れず...
それを見ていた私は思わず「ぷっ」と吹き出しつつ、連れ戻しに行き、ついでにかなりのしぶきを浴びて参りました。

その後はトラウマになったらしく、水の近くをウロウロ。

2日目は少し怖さを忘れたのか、また近づくものの中に入るまでには至らず。

3日目はトラウマの「ト」の字もすっかり消え失せたのか、ずんずん近づき、またもや顔面直撃をくらったルーナさん。
2度目のトラウマですっかり逃げ腰に。
しびれを切らした私は「行くよ!」と手をとり、洋服のまま噴水部屋のなかへ
膝からしたはびしょびしょ、しぶきでカバンも髪もかなり濡れたけど、大人がかなり楽しんでいる意味が分かりました

なんか今週末は気温も低そうだし、雨がぱらつくっぽいので、噴水遊びはできるかなぁ~。



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Carnevale!!!

2011-03-07 07:59:09 | お出かけ
カーニヴァルと言えば、Venezia!!
ということで、夫の実家、Padovaへ行ったついでにせっかくだからVeneziaのカーニヴァルに行こう!!となりました。
どうせ行くなら、子供に何かを着せねば...
でももちろん、作ってる暇なんてないので街へ衣装探しに。
最初の案はアルレッキーノ。


イタリアの喜劇の登場するキャラクターで、ずる賢く、でも人気者。
色もハデだし、子供が着たらかわいいなぁと、夫とも意見が一致。
してたのに...
見つからないのですよ、探しても。
どこの店に行っても、「問屋に注文したけど入荷して来ない」とか「もうあんまりつくってないみたいよぉ~」とか。
時代の流れというのか、最近はスパイダーマンとか、キティとか、ミッキーとか、そんなのばっかりで、クラシックな仮装は人気無し...らしい。
うさぎやらクマやら、プーさんやら忍者に埋もれて肩身を狭くしていた箱を発見。
「あ、これかわいいかも。」と即決定!!

・・・準備中・・・


はい、登場!!


帽子大き過ぎで、顔半分見えておりません...
これで、顔にお化粧もしてもらって、赤鼻のピエロなりました。
本人大はしゃぎ。

途中でCannareggioの『Rioba』という小さなOsteria(魚料理がすごくおいしかった!写真は撮らなかったけど、盛りつけも洗練されていて、行く価値ありですよ。)でお昼ごはんを食べて、半分お化粧もはげてしまったピエロはエネルギーを充電し、更にパワーアップ。
「歩くという事を知らないのか?」という夫の疑問にもうなずける走りっぷりで、超ハイテンション。
そのまま、Strada Nuova→Ospedale→(子供はちょっとベビーカーで昼寝)→San Marco→Campo San Stefano→Accademia→そしてCampo santa margheritaへ。


Barが沢山集まり、若者のたまり場でもあるこの広場。
昔からあるBar RossoでVenezia名物のSprizのSelect割り。

Aperolよりも赤くて甘さが控えめなので、わたしはいつもこれ。
夫と私で2杯を注文し「いくら?」と聞いたら「3.2ユーロ」と。
思わず「えっ?」と聞き返してしまいましたよ。
1杯1.6ユーロなんて。
でもこれが本来の値段なんだよなぁ。
私が8年前に住んでた頃は1.2ユーロくらいで、みんな、朝から水代わりに飲んでたよなぁ。
でも、最近は洒落たBarもたくさん出来て、1杯4~5ユーロなんて珍しくない。
そりゃ、地元のおじさんが行くようなBarなら安いんだろうけど、たまに観光で行くとどちらかと言えば雰囲気も重視しちゃうしね。
お酒1杯飲んで、ちょっと休憩するなら。

そして、子供はまだ広場を元気に走り回り、ほんとに疲れ知らず...
今回は夫の両親がいたので、体力の消耗は半分だったけど、それにしても子供はすごいなぁ。
バスに乗って、車に乗って家に着いた頃、歩き疲れてこっちはヘトヘトだったのに、子供はまだ家の中を走りまくっておりました。

そして、カーニヴァルと言えば、このお菓子、Frittelle。


Trentinoに帰る途中、いつものPdova郊外のお菓子屋さん、Marisaに寄り、お皿にぎっしりと詰めてもらいました。
これは伝統的なレーズン入り。


そしてマスカルポーネ。
甘さ控えめで、ふんわり軽いクリームがおいしい!


ちょっと変わり種はお米入りクリーム。

イタリアにはPastina di Riso(お米のタルト)というのがあるので、ビックリはしないけど、Frittelleではあまり見かけないので試してみたけど、特別な感動は得ず...

最後は大きめなリコッタチーズのクリーム。

シチリアのCannolo(カンノーロ)のクリームを挟んだ感じです。

どれももちろん美味しいけど、一番のお気に入りはマスカルポーネ。
子供にはクリーム系はあまりあげられないので、レーズン入りを半分にちぎってあげたら、ひとくちでパクッと食べてしまいました。
結局3つくらいパクパク食べてたなー。

何だか予定外だったカーニバルをとっても楽しみました。
美味しいお菓子もしっかり食べたし、大満足。
お祭りは参加してこそ楽しいものですね~。しみじみ。



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Piemonteの旅

2011-02-19 00:30:45 | お出かけ
もう2月も半分を過ぎましたね。
なんだかウソのようにパァーっとあっという間にすぎました。
週末に毎週のように泊まりで出かけ(夫の仕事含む)、しかも、このPiemonteは4泊5日。
とっても気分転換になるし、大好きなPiemonteとなれば万々歳なのですが、夫の仕事中は私が子供の相手をしなければならないので、いつもとあまり変わらない気がしないでもない...

まあ、それはさておき。
仕事とは言え、しっかり美味しいものは頂いてまいりました。
今回の旅で一番の感動は、これ!
TorinoのVenierというお菓子屋さんのBrioche。
これは中身がチョコレート。


チョコの甘さ、苦みがちょうど良く、変なしつこさ無し!

そしてこちらは私の一番好きなクリーム入りのBrioche。


この黄色さがたまらないっ。
こっくりとした濃いクリームが最高です。
そして、断面だとよく分かると思いますが、ここのBriocheは生地がとにかく美味しい!
うす~い生地が何層にも重なって、でもパリパリしすぎず程よくフワフワ。
しかも、よくあるバターがギトギトのものとはほど遠く、軽い!。
普通の人たちなら、CappuccinoにBriocheひとつ...なんでしょうが、私たち、2人で5個、たいらげました。ハハ
レジのおばさんに
「Cappuccinoふたつと、Briocheを...」言いかけたところで
「ふたつ?」
と聞かれたので、
「いや、5個」
と言ったら、目をまん丸くさせてました。
2人で5個ですからね。
一人頭2.5個。
もう1個くらい、軽くいけそうですけど?

そして、その美味しさに惹かれ、次の日もここへ。
前日同様、Brioche5個を胃におさめ、大満足の私たち。
やっぱりいいわぁ~、Torino

そして、写真を撮るのをすっかり忘れた昼食。
知り合いのジャーナリストに連れられ、Porta Palazzoと言う大きな市場のある地区へ。
この地区はいろんな国からの移民が多く住んでいる地区で、はっきり言って美しいTorinoの中心街とは別世界。
ジプシーはウロウロしてるし、行き交う人種も様々、はっきり言ってあまり近寄りたくない雰囲気。
その一画にあるアラブ文化センター。
地上階が入り口で、上階がサウナやリラクゼーションの場、そして地下が食堂。
いろいろメニューはあるみたいだけれど、時間が遅くてもうクスクスしか残ってないと。
もともとクスクス目当てだったので、みんな同じものを頼み、すかさずどーんと目の前に現れたのは、すっごいでっかいカラフルなお皿にぶつ切り野菜の煮込みの下に見え隠れするクスクス。
それと、お茶碗みたいなのもにスープとこれまたぶつ切り野菜の煮込まれたもの。
お好みでスープを足して食べるらしい。
見た目はかなり大雑把。
でも、ひとくち食べたらもうやめられない、止まらない...
半分ちょっと食べ進んだところで、これ全部は無理だなーなんて思ってたのに、ちょっとビールを飲んでひと呼吸置いたら何だかまた食欲復活。
結局一皿全部完食いたしました。
幸い、子供はベビーカーで寝てくれていたので、久々にゆっくり味わえたのもあって、写真も忘れて満喫~。
子供は美味しいクスクス食べ逃しちゃったけど...

食後は知人の案内でPorta Palazzo巡り。
彼自身がここの出身なので、もう庭のようなもの。
でも、普通のイタリア人はあまり近寄りたがらない。
さすが、移民の集まるところだけあって、ここに来れば世界の食材が手に入る。
モロッコ人経営の肉屋やパン屋、中国人経営の店、中国野菜をTorino近郊で栽培し販売する店、大量のスパイス、アフリカ人、南米人向けの食材などなど。
彼の食のジャーナリストという仕事柄、友人からこれこれこういう食材は、スパイスはどこで手に入るのか?という質問を受けた時に、いつもこの地区Porta Palazzoを案内していた。
そこで彼が思いついた事。
イタリア人(には限らないが)を集めて、この地区の案内ツアーをやろう。
いつもは近寄らない場所に足を踏み入れたイタリア人。
見た事も無いような食材がならび、興味津々。
しかも、自分の欲しかった食材も発見。
これが好評を呼び、定期的にツアーが敢行されているそうです。
それから、とっても粗末なイスラム教の礼拝所や貧困な人が集まるアパート、などなど、いつもは気づかないような場所も案内してもらい、Torinoの現実の姿を見たような気がします。

そして、以前住んでいたBraへ移動。


前より街並がきれいになっていた。
中心部は車両進入禁止。
舗道がきれいに整備され、ベンチと花が並び、小さな田舎の街とは思えないくらい良い雰囲気
街中はとにかく人が沢山。
活気のある街ってこういうことなんですなー、と感心してしまいます。

で、夕食は行きつけのBoccondivino。
そこでAntipastoでよく食べるのがこれ。


生肉の盛り合わせ...
タルタル、Braの名産生ソーセージ、ラード。
住んでいた頃は、行きつけのお肉屋さんでよく買って食べてたな~。
まるでお肉ではないような、甘みとさっぱり感。
妊娠中は食べれなかったので、出産後に初めて食べるチャンスを得た私は迷わずこれを注文。
子供には分けてあげられない一皿ですが、そんなのかまっちゃいられません
生肉を存分に満喫いたしました。
それと、これまた写真を忘れましたが、ここのデザート、パンナコッタは絶品でございます。
いろいろ試した中で、ここのを超えるのには未だ出会った事がありません。
超クリーミーで、濃厚。
でも甘過ぎず、バニラの香りが漂います。
うーん、思い出しただけで口の中がマッタリ。

そんなおいしいBraを後にして、急遽行くことになったLiguriaのLa Spezia。
その途中、トリュフで有名な街、Albaで友人と会い、お昼ごはん。
この街も、日曜日で閉まっている店が多いというのに、人がわんさか。
何か特別なお祭りでもあるのかと思いきや、特に何も無し。
たしかに日曜日でもちらほらお店が開いていることは開いているけれど、Trentoとは空気が違いすぎるワー。
Piemonteはなんだか人のエネルギーを感じます。

そして3時間かけて夕方遅くにLa Speziaに到着。
日曜日で気になるレストランはほぼ休み。
なので、近くのPizzeriaでフツーのPizzaを食べ、子供はとなりのテーブルのフランス人の女の子と友達になり、Pizzaを食べつつ楽しそうに遊んでました。
子供に国境はないのですねぇ~。

翌日は仕事の話だったので観光する暇もなく、南国な景色を横目に帰宅の途につくのでした。
とにかく、移動距離が長い旅だったけれど、ヴァカンスで行った悪夢のRomaより、全然楽しかったわぁ~。
やっぱりPiemonteいいですよ。
皆さんにお勧めします。





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続・やっと、ヴァカンス。

2011-01-11 23:26:56 | お出かけ
さてさて、次はFirenze。
4日目にお昼をRomaで食べてさっくりFirenzeに移動の予定。
が、ここでもRomaスパイラルに巻き込まれる事に...
車に乗り込み、Firenze方面の高速道路に向かう途中にあるRoma郊外の小さな町のレストランでお昼にしようと、電話で予約。
「今、もう車で向かっているので20分もしないで着きます~」
と、夫も私も楽勝気分だった。
というか、やっとRomaとおさらばね~って感じ。
なのに。
その直後、渋滞の気配...
『やべ...』
Roma4日目にしても未だにこの街の事情を把握し切れていなかった...
もぉ~
たった、30km程度の距離が1時間半かかるってどういう事よ。
しかも、別に事故があったとかじゃなくて、自然渋滞。
さらに、もう怒りを通り越して笑かしてくれるのが、やっとRomaを抜けて、目的の小さな町にたどり着いたところで、また渋滞。
「こんなちっさい町で渋滞って、考えられんんん~」
レストランには滑り込みで間に合い、何とか腹ごしらえ。
もうあとはFirenzeに向けて一直線。

夕方5時半には着いて(早っ)、ホテルにチェックイン。
そこから徒歩でDuomoのある街の中心へ。
やっぱりいいわぁ~、Firenze。
落ち着いてるし、街中は徒歩だし。
友達2組と久々の再開をし、Wine Barで夕ご飯。
街の中心で夜9時にごはんが食べれるところということで、ここを選んだので、特別美味しいってワケではなかったけど、そこそこ食べれたし、とぉ~っても感じのいいソムリエのお兄ちゃんの楽しい話を聞いて、Firenzeに到着してから数時間なのにココロは完全にリラックスぅ~。
Romaの4日間がなんだったのか。
どうせなら、Firenzzeに4~5泊したかったなぁ。
ホテルもすごい良かったし。
なにせ、前日にネットで予約したので、普段は180ユーロの部屋が、なんと70ユーロ!!
Duomoまで10分ちょいのSan Marco周辺で、とっても静か。
友達に言ったら、「えっ?!それ部屋にトイレついてんの?」と、ほんとに目をまん丸くさせてました。

さて、2日目にして最終日のFirenze。
ホテルで朝ご飯を食べた直後に、こちら。

『Caffè Latte』(あれ?Latteriaだったかな?)というBarで、なみなみと注がれたCaffè Latteにでっかいケーキ。
底にプルーンがしいてある、プリンのようだけど、もっとしっかりしているケーキ。
生クリームもとろ~ん。

ほんとにちっこいお店です。


店内は昔の雰囲気がそのまま。


ガラスケースには大きなホールケーキがずらり。


こんなかわいい店でも、フツーにおじいさんがコーヒーとケーキ食べてたり。
日本じゃ考えられないよなぁ...

さて、お次ぎは、昼ご飯。
『ino』という食材屋さんでパニーノ。
夫の知り合いでもあるし、パニーノもすごく美味しいという事で、勇み足でここへ。

中身はもう何だか忘れましたが。 

これは夫のなので、ハム系と(臭い)チーズだったと思います。

私のは確かドライトマとアンチョビと...パプリカだったかなぁ。


1泊2日、時間にして24時間程。
こんな短い滞在でも超満喫のFirenze。
いままでも好きだったけど、今回でずいぶんポイントが上がりました。

そんなFirenzeを後にし、夫の実家のあるPadovaへ。
クリスマスは夫と私で魚料理を作る中、子供はプレゼントを物色中。


26日はVeneziaの友人宅で夕食。
私の友達Eちゃんがお仕事だったので、旦那さんが作ってくれた夕ご飯。
いろいろおまけも加わって、すごい品数がテーブルに。
旦那さん、料理上手だなぁ~。
27日は朝から市場で美味しいものを買い込み、Padovaの友人宅で夕食。
こちらも夫と友人(彼の方)の男料理。
夫が料理する間、私は子供の面倒を見るハメに。
料理するより疲れるんだなー。

そんなこんなでいろんな人に会えたPadova滞在を終えて、家に帰ると思いきや。
ここからBergamoへ。・
たまたまBergamoにいる夫の友人に会うために、最初はVerona辺りでなんて言ってたのにどうせなら前々から行きたかったBergamoまで行っちゃおう!という事になり、念願のBergamo散策。

Bergamoは丘の上のAlta(旧市街)と丘の麓のBassa(新市街)の二つの街からなっていて、まずはBassaに車を止めて、ケーブルカーでAltaまで。
ケーブルカーの駅から降りたとたんに、何だか中世の匂いが感じられる雰囲気。

街の中心のPiazza Vecchia(ヴェッキア広場)。


車がいないのをいいことに走りまくる白ずきんちゃん。


広場奥にあるCappella Colleonia(コッレオーニ礼拝堂)。


昔の洗濯場?


道一本裏に入ると、ひっそりと雰囲気のいい道が。


どの店も、古いたたずまいの時が止まったような店構え。
もちろん、新装はしているものの、古き良きものが残っていて、歩いているだけで落ち着く街。
ちょっと遠回りして寄ってみて良かったわぁ。

子供も走り回ってさすがに疲れたのか、ベビーカーでぐっすり。
じゃあ、ちょっとCioccolata Calda(ホットチョコレート)でも飲んでいこうか、と入った古めかしいBar。
レジのBarの主のおばちゃん。
「あれだから、こうよね、Amore mio」
「あっちはああだから、こっちはこうよね、Amore mio」
「・・・Amore mio,・・・Amre mio」
普通、旦那さんとか、恋人とか、家族とかを親しみや愛情を込めて呼ぶ時に使う『Amore mio』。
それを連発しているので、私はすっかりバリスタのおっちゃんは旦那だと思っていた。
でも、どうやら違うらしい。

私がトイレから帰って来るとおばちゃん、でっかい声で誰かと電話中。
「Amore mio~、 Amore mio~、 Tesoro... Amore mio~、 Tesoro...」
「Sei bravissimo! Aomore~、Sei Bravissimo」

無言でおばちゃんの電話の会話を聞きつつ、目はまん丸。
Barから出た瞬間、夫に「Tesoro! Sei bravissimo!!!」とまねてみた。
会話の一部始終を聞いていた夫。
「あれ、会計士の人と電話してたんだよ」
「えええっ!!」
『Tesoro(宝物)』なんてイタリア人は孫や子供によく使う。(のを良く耳にする。)
まあ、わたしもどっかのおばちゃんに言われた事あるけど、日本人からするとちょっと気持ち悪い。
宝物って、ねぇ。
それを、赤の他人の会計士にこんだけ連発するってどういうことよ?
イタリア人の夫でさえ爆笑。

旅の最後の最後でおもしろいもの、聞かせて頂きました。



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やっと、ヴァカンス。

2011-01-10 06:51:43 | お出かけ
年も明けて早10日。
遅くなりましたが、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
元旦早々、夫の知人が始めたB&Bにおジャマして、目の前に広がる雪の原を走りまくっていたうちの子供。
今年一年もこの暴れん坊怪獣に翻弄させられるのかと...


我が家は、12月の18日から夏にとらなかったヴァカンスを冬になってやっと決行。
イタリアの美味しいものを食べに行こう、とRomaとFirenzeに行って来ました。
ほんとはNapoliにも行きたかったけれど、どうやらゴミ問題が解決していない様子だったので泣く泣くあきらめる事に...

というわけで、Roma3泊、Firenze1泊の旅に出発!

Romaまでは車で6時間程。
渋滞も無く、いい調子でRomaに到着。
が、街に入ったとたん大渋滞。
これが、私たちのヴァカンスを最悪におとしめる序章だとは想像もしていなかった...
まあ、それはさておき。
まずは美味しいものをザーッと紹介。

ユダヤ人が経営するデリ。
クスクスとファラフェル。


パストラミ(肉の塩漬け)のパニーノ。


ハンバーガー。


ユダヤ人の食事ではいろいろ決まり事があるらしく、そのうちのひとつが“タンパク質は1種類のみ”。
どういう事かというと、肉とチーズとか、魚とチーズとか、肉と卵とか、一緒に食べては行けないらしいです。
なので、パニーノもハムとチーズとか一見フツーの組み合わせもダメ。
これは宗教的な理由が一番なのだけれど、健康上から見ても理にかなっているそうで。
とっても興味深い話をいっぱいしてくれました。


お次ぎはTrepizzinoというのが話題のこのお店。


Pizzaの切り売りのお店なのですが、そのPizzaのとなりに三角形のパンらしきものと煮込み系らしきものの鍋がいくつか。
それが組合わさるとこういう事に。


そう、これがTrapizzino。
イタリアのサンドイッチTramezzinoをPizzaの生地でアレンジし、中身は肉を煮込んだソースなどを挟んで出来上がり。
上のはPicchiapò(肉のトマト煮込み)。

茹で牛タンと野菜のソース。


Coda alla Vaccinara(牛テールの野菜煮込み)。


どれも、すごい美味しい!
アツアツがこぼれそうになるのをハフハフいいながら食べるのがサイコーです。


続いてはちょっと変わった店(?)
朝はパン屋さん。
でもこの窓のみがコミュニケーションの場。
「ブリオッシュ2つください~」と頼むと、袋に入れて窓からほいっ。


昼はとなりのドアもちゃんと開きます。

ここの店の中の作りは料理教室用に作られているので、特に食べるスペースというより、作業台がカウンターテーブルに変身し、そこでパニーノを食べる感じ。
とにかく狭い...

これはジャガイモのパンにタコを挟んだもの。

一匹丸々っていうのもなんだかなー。

こっちはサイコーに美味しかった。
ハンバーガー。

今まで食べたものの中で、一番おいしいハンバーガー。
これ1コで13ユーロ、だからね...


お次ぎはPizza。
上のTrapizzinoの元になっているPizzeria。

私はいつもの通り、Buffala(水牛のモッツァレッラ)


激ウマです、このPizza。
街中からは離れているけど、足を伸ばした甲斐有り。
しかも、子供は夫の腕に抱かれて爆睡...
夫はわたしが切り分けてあげたPizzaを片手で食べておりました。
かわいそうに。
こんな時に限って、ベビーカーを車に置いて来てしまったのよねぇ。
いつもはにおいを嗅ぎ付けて目を覚ますのに。


ま、これだけ美味しいものを食べたのに、ねぇ。
実は記憶がうっすらとしか残ってないんです。
それは、なぜかと言うと。

もうねぇ、Romaの大渋滞は今まで見た事無いくらいすごいのなんのって。
ほっそーい道の両側にビッチリ駐車はあたりまえ。
二重駐車もよくある光景。
夜中の12時でもまだ渋滞...
20km離れたレストランに行くのに1時間以上かかるなんて、あり得ない。
バスだってそんな渋滞まっただ中で、着たり来なかったりだし。
メトロは、まず2路線しか無いのであまり使えず。
しかも、駅の構造が全くもって不便極まり無い。
こっちのホームとあっちのホーム、普通なら階段登って連絡通路があるでしょ。
無いんですよ、それが。
うちらはたまたま正解だったからいいけど、もし間違って反対側のホームに降り立っていたら、いったん改札を出て道路に出て、渡って、改札入り直し。
切符ももう一回買い直し(らしい)。
なんちゅーこっちゃ。
道路はガタガタだし。
車で環状線の出口を間違ったので、回り道して入り直そうとした時に、街頭ゼロの真っ暗闇の道路に入り込んだ時にはここがイタリアの首都なんてあり得ない!!と夫と叫んでおりました。

そんなのが4日間ず~っと続いたら、イライラも積もり積って行く訳で。
しかも、店員さんやレストランの接客の態度が悪っ!
タバコ屋で、切符を買った時に夫がちょっと道を尋ねたら、「ここはインフォメーションじゃないんだから、早く出て行け!」って言われた。マジで。
開いた口が塞がらないって、ほんとに。
ローマ人の友達いはく、もともとのローマ人の気質もあるけれど、不景気がそれに拍車をかけていると。
夫も言ってたけど、数年前に旅行したときはこんなじゃなかったと。
だってね、誰も笑ってない。
接客に関わる人だけでなく、街を行く人も、顔が恐い。
私も10年くらい前に2、3回ローマに旅行した事があるけど、もっとのんびりした雰囲気だったのにな。

そんなこんなで、夫婦共々Romaにはもう行かないだろう...と。
意見が一致した訳であります。

イタリアの首都なのにな~。
おいしいものもいっぱいあるのにな~。
ちょっと残念。

続く...




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Festival del Cibo di Strada

2010-10-06 07:25:20 | お出かけ
Cibo di Stradaとは、Street Foodのことでございます。

そう、Street Foodのお祭りなんてのがあるのですよ。
1年おきの開催で、今回で6回目。
しかも、今回からは外国勢も参加。
行く前から相当楽しみにしておりました。

CesenaというEmilia Romagnaの海に近い街。
Trentoからは車で3時間。
土・日を利用して1泊旅行。
宿はいつものごとく、友人宅。
結構、行くとこ行くとこ友達がいるもので、なんか新しいところに行くという気があまりしないのはなぜでしょうか?

土曜日の夜はそのCesenaの街のNotte Biancaというお祭りも同時開催。
夜遅くまでお店が開いていて、Barなどの飲み屋系と音楽は朝5時くらいまで。
これは行くしか無いということで、午後遅めの出発。
ちょうど、夕食の時間に到着し、飲食出来る会場へまっしぐら。
まぁ、人がいるわいるわ。
Trentoじゃありえない人の多さと活気。
なんかテンションあがりまくり 
そして、食べ物テントの広場はもうおしくらまんじゅう状態。
パッと目に入っただけでも、Napoli、Campania、India、Emilia...
とりあえず、入り口近くのNapoliのPizzaをパクパクッと食べ、お腹はちょっと落ち着いた、ほっ。
子供も美味しいと見えて、もぐもぐかなりでっかい口を開けて食べておりました。

何しろすごい人なので、私と子供は席を確保し、夫が食料調達に。
が、待てども待てども帰って来ず...
やっと姿を表したと思ったら、なぬっ
パニーノ1個かい
「これ、すっごい興味深いよぉ。ビデオ撮って来たから。」
いや、腹減ってるんですけど、私たち。
出直して来ぉ~い
ということで、再度待ちぼうけ。
もう、子供は持参の海苔でだましだまし。
前に座った家族とも仲良くなって、海苔のおすそ分け。
おいしぃ~ってバリバリ食べてくれたので、ちょっと気がまぎれた、けど。
お~そ~いぃ~
うすうすこうなることは予想してたけど、おしゃべりにも程があるだろ、と半ギレだったところへ夫、帰還。
手ぶらで帰ってくんな!!
「主催者の人と会えたから、中に入って、椅子に座れるよぉ」
夫よ、でかした!!

なんか、仕事を通して存在は知っていたらしく、運良く会えたので関係者しか入れない方へ
通してくれた。ラッキィー
しかも、調理場を裏からご案内。
ひとつひとつ説明してくれて、これ食べて、あれ食べて、と試食もハンパじゃない。
最後の方はもう、マジでムリです状態に。

いろいろおもしろい話を沢山聞かせてもらって、沢山食べて、大満足。
さて、ここからはNotte Biancaを楽しみますぞぉ~っ
そしてナイスなタイミングで子供は熟睡
久々に夜の2時くらいまで外で酒飲んで、お祭り騒ぎの中にいるって楽しぃ~
でも、友達の家について子供が目を覚まして、授乳という現実が待っているのでした...

さて、日曜日。
朝はゆっくりと寝て、お昼ごはんはFestival会場へ。
前日は夜だったし、人ごみで写真も撮れなかったのでとりあえず写真を。


ParmaのLa Vecchia di Parmaというパニーノの売り場。
馬の肉と野菜を煮込んだものとPamiggianoをパンで挟んだもの


ブラジルのAcarajè 白豆の粉のあげ団子にえびと野菜のソースをかけたもの。


タイの前菜4種 カレー味の鶏肉の串焼きとニンニクがかなり利いたさつま揚げみたいなのが美味しかった。


Emilia RomagnaのBorlengo パリパリクレープにSalsiccia(粗挽きのソーセージ)とチーズを挟んだもの。


インドのSamosa


モロッコのBrik 米とツナのつめものを揚げたもの、


ペルーのEmpanadas 仔牛と野菜のつめもの


ナポリのPanzerotto 揚げPizzaとでも言いましょうか。
写真、分かりにく過ぎですね。

そして、みんながペロペロ食べているのを見て、絶対食べたかった

Cesenaの牛乳ソフトクリーム
イタリアって、Gelatoはそこら中にあるけれど、ソフトクリームは無いのですよ。
もう、このムニュムニュな形に目がハート
牛乳が濃くて美味しかったですぅ。

とにかく、いろんな食べ物があって、死ぬ程食べた私たち。
全部の写真は撮れなかったので私たちのお腹の膨れ具合はあんまり伝わってないかと思われますが、かなりすごかったです。
でも、結構すぐに消化してしまった私のお腹は一体...



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