もうかれこれ10年以上前のこと。
まだ日本に住んでいた私は、イタリア旅行でナポリを訪れ、本物のナポリのPizzaに出会い、うまさと安さに衝撃を受け、その味がず~っと忘れられずにいました。
Pizzaにはいろいろ生地の種類があって、ふかふかモッチリのナポリ風もあれば、そんなに膨らんではいないけどモッチリしたのや、カリッとしたのや、果ては紙のように薄いペラッペラでパリパリしたのまで。
私と夫の好みは偶然にもナポリ風に一致。
引っ越しをするごとにおいしいPizzeriaは無いかと探しまわるのです。
たまたま、夫の実家の近くにとっても美味しいナポリ風Pizzeriaを見つけ、実家に行くたびに必ず食べに行くのですが、そんなにちょくちょく行くわけじゃないし、Pizzaなんて毎週食べたいくらいなのに...というわけでこの辺でもおいいしいところは無いか、とあんまりグルメの土地ではないここTrentinoでわずかな望みを懸けつつ探しておりました。
最初の1年は全くのヒットなし。
「こんなん、Pizzaと言えるかー」
ぐらいの店しか見つからず、半泣き状態。
やっぱり、泣き寝入りするしか無いのか...とほぼあきらめていたところ、夫の友達でBolzanoに移り住んだ人から
「おいしいPizzeria見つけたから一緒に行かない?」
半分疑いのまなざし。
「どんな感じなの?」
「Pizza Napoletanoだよ」
もう、勇んで乗り込んで行く勢いで到着。
店先には『Vera Pizza Mapoletana』の看板が。
これは『真のナポリピッツァ協会』に認定された証拠。
この協会は真の伝統技術が不変であるように、そして緻密な基準を設定し、それが継承されて行くようにと発足されたもの。
イタリアの中でナポリから一番遠い南チロルのBolzanoでこんな有り難い看板に出会えるとは。
もうそれ以来、わざわざPizzaのためだけでもBolzanoへと足を運ぶ私たち。
距離にして50km。
高速まで使って行く私たちはバカなのか
たかがPizza、されどPizzaなのですよ。
今回注文のPizzaは。
私のは上の写真、『Buffala』
言わずと知れた水牛のモッツァレッラチーズとトマトソース、バジリコのシンプルPizza。
どこ行ってもこれです。
夫はこちら。
Friarielliという青い菜っ葉とSalsiccia(粗挽きソーセージ)。
これは白いPizzaでトマトソースは無し。
Friarielliというのは日本のかき菜に似ているイタリアのCima di Rapaにもよく似ているのですが、もっと苦みというか、ちょっとピリ辛を感じる菜っ葉で、夫はメニューにこれを見つけると決まってこれにします。
実は、その前に2人で1枚のPizzaを半分こして食べております。
ちなみにトマトソースとケッパーとアンチョビのチーズ無しPizza。
美味しいものは底なしでお腹に納まってしまうものですね。フフフ
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まだ日本に住んでいた私は、イタリア旅行でナポリを訪れ、本物のナポリのPizzaに出会い、うまさと安さに衝撃を受け、その味がず~っと忘れられずにいました。
Pizzaにはいろいろ生地の種類があって、ふかふかモッチリのナポリ風もあれば、そんなに膨らんではいないけどモッチリしたのや、カリッとしたのや、果ては紙のように薄いペラッペラでパリパリしたのまで。
私と夫の好みは偶然にもナポリ風に一致。
引っ越しをするごとにおいしいPizzeriaは無いかと探しまわるのです。
たまたま、夫の実家の近くにとっても美味しいナポリ風Pizzeriaを見つけ、実家に行くたびに必ず食べに行くのですが、そんなにちょくちょく行くわけじゃないし、Pizzaなんて毎週食べたいくらいなのに...というわけでこの辺でもおいいしいところは無いか、とあんまりグルメの土地ではないここTrentinoでわずかな望みを懸けつつ探しておりました。
最初の1年は全くのヒットなし。
「こんなん、Pizzaと言えるかー」
ぐらいの店しか見つからず、半泣き状態。
やっぱり、泣き寝入りするしか無いのか...とほぼあきらめていたところ、夫の友達でBolzanoに移り住んだ人から
「おいしいPizzeria見つけたから一緒に行かない?」
半分疑いのまなざし。
「どんな感じなの?」
「Pizza Napoletanoだよ」
もう、勇んで乗り込んで行く勢いで到着。
店先には『Vera Pizza Mapoletana』の看板が。
これは『真のナポリピッツァ協会』に認定された証拠。
この協会は真の伝統技術が不変であるように、そして緻密な基準を設定し、それが継承されて行くようにと発足されたもの。
イタリアの中でナポリから一番遠い南チロルのBolzanoでこんな有り難い看板に出会えるとは。
もうそれ以来、わざわざPizzaのためだけでもBolzanoへと足を運ぶ私たち。
距離にして50km。
高速まで使って行く私たちはバカなのか
たかがPizza、されどPizzaなのですよ。
今回注文のPizzaは。
私のは上の写真、『Buffala』
言わずと知れた水牛のモッツァレッラチーズとトマトソース、バジリコのシンプルPizza。
どこ行ってもこれです。
夫はこちら。
Friarielliという青い菜っ葉とSalsiccia(粗挽きソーセージ)。
これは白いPizzaでトマトソースは無し。
Friarielliというのは日本のかき菜に似ているイタリアのCima di Rapaにもよく似ているのですが、もっと苦みというか、ちょっとピリ辛を感じる菜っ葉で、夫はメニューにこれを見つけると決まってこれにします。
実は、その前に2人で1枚のPizzaを半分こして食べております。
ちなみにトマトソースとケッパーとアンチョビのチーズ無しPizza。
美味しいものは底なしでお腹に納まってしまうものですね。フフフ
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