イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

Pizzaいろいろ

2011-01-27 07:51:53 | おいしいもの ー おうち編
2011年が明けてもうすぐ1ヶ月。
我が家ではその1ヶ月の間に2回程Pizzaを焼きました。

1回目は普通のオーブンで四角いPizza。


具はProcsiutto Cotto(ハム)にほうれん草にきのこ。
たまたま茹でたほうれん草があったので、これいけるかも...と思いつきで。
でもなかなか美味しかったですよ、ほうれん草とハムの組み合わせ。
生地もふんわり膨らんで、こんな感じ。


これはFarina 0 という種類の小麦粉を使って、朝、生地を捏ね、夜焼いたもの。
ふわっともっちり、普通のオーブンでもかなり美味しいPizzaが焼けます。

そして、2回目はナポリ風のPizza。
しかも今回は今までと違う粉を試してみたかったので、保険用にいつもの粉で作った生地も2種類同時進行。

違う粉とは、全粒粉。
しかも、かなり粒の荒い粉。
ちなみに、イタリアでFarina Integraleというのがありますが、あれはグラハム粉と同じ製法のもので、全粒粉ではないらしいです。
全粒粉は表皮から、胚芽からすべてを一緒に挽いたもの。
Farina Integraleは、小麦の粒から胚乳と表皮・胚芽を分けて別々に挽き、胚乳を挽いた白い普通の小麦粉に表皮・胚芽を挽いたものをあとから何十パーセントかの割合で混ぜるそうです。

夫が仕事でこの粉を挽いている工場に行き、そこで買って来たもので、タンパク質をかなり多く含んでいるので、水の量や、発酵の時間が普通の粉よりも多いのが特徴。
普通の粉は前日の夜仕込むところを、この全粒粉は前の日の午後から仕込み。

翌朝、両方の粉の仕込んだものに更に粉と水を加え、捏ねて発酵。
全粒粉の方は、水の量や足す粉の配合具合を勘に頼るしかなく、半分不安を持ちつつ、仕込みの仕上がり具合を見て、こりゃいけるかも、と言う軽い自信を見せつつ...

午後の時点で全粒粉の方の膨らみ加減がちょっと少なくて気になったけど、いざ生地を延ばして焼いてみると、お見事!!(自分でいうのもなんだが...)


ちゃんと焼けております。
ふちがプックリ膨らんで、おいしそう。
そして、小麦の香りがとってもいい!!
しかも、ふわふわ。
粉のツブツブがなんか健康そうな感じで(実際に栄養価は白い粉より断然上ですが)、アンチョビとかオリーブとか乗ったしょっぱいPizzaでも、体にいいものを食べてる感じがします(笑)。
とそこへ...


オリーブ泥棒め!!(怒)

この日、保険のためにいつもの2倍の生地を捏ねたため、もちろんPizzaも2倍の量が出来る訳で。
でもさすがに大食いカップルいや、家族の私たちもPizza一人4枚はムリなので、2枚半づつ食べ(と言うか、2枚半のうちの半はほとんど子供が食べました。どんだけ食うんだ。)、残りの生地は丸めてオーブンで焼いて、普通のパンとして翌日の食卓へ登りました。

まだまだ沢山この全粒粉があるので、当分美味しい、健康そうなPizzaが食べられます。




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1Kg+1Kg

2011-01-27 07:46:36 | おいしいもの ー おうち編
タイトルからして何のこっちゃ?っという感じですが。
これは、このあいだ作ったRagù(ミートソース)の材料、挽き肉1Kg、野菜1Kgでございます。

最初はひき肉600gくらいから始めて、回を重ねるごとに増えていき、結果このように。
小分けにして冷凍しておくので、どうせ作るなら少量も大量も手間は一緒。(ではないけどね、実際)
でも、さすがに野菜1Kgを刻むのってかなり時間がかかる!
にんじん大2本、セロリ3本、タマネギ中5個くらいをとにかく刻んで刻んでなんと1時間ちょい。
私は夢中で刻んでいたので、包丁を持った手を止め、ハッと時計を見た瞬間にそんなに時間が経っている事実を知ったのであります。

野菜さえ刻んでしまえば、もう完成したも同然(な気分)。
オリーブオイルで野菜を根気よく炒め、別のフライパンで炒めたひき肉を加え、赤ワインをドボドボっと入れて、ホールトマトを1缶、それにスープの素と、ローリエの葉っぱを2~3枚。
これに水を適当に加えて、ことことじっくり、気長に煮込む。
水分が減ってきたら焦げ付かないように気を付けて、最後にコショウとナツメグで仕上げ。

さすがに、肉1Kgだと鍋にずっしり出来上がりという感じなので、『作ったぞぉー』という気がします。

さて、この大量のRagù。
パスタに絡めて食べるだけではつまらないのでLasagna(ラザニア)を作ってみました。


ラザニア用のパスタはインチキしてスーパーで購入。
ホワイトソースを作り、Ragùとパスタを重ねる事6段。
ホワイトソースがちょっと少なめで、トロ~リ感が少なめの出来上がりに。
でも味は良し!

そして、パスタが12枚入りだったため、半分の6枚がまだ冷蔵庫の中に...
数日後、Carciofi(アーティチョーク)のソースを作り、Pasticcio(野菜のラザニアとでもいうのか?)を作る事に。
Carciofi、ホワイトソース、おろしたParmiggiano(パルミッジャーノ)、パスタを重ねる事、こちらも6段。
今回はホワイトソースを多めに作ったので、かなりトロ~ンとした感じ。


でも、食べ終わった時にちょっと重たいなぁ~って感じたので、トロ~ンをとるか、軽さをとるか(どう考えても軽くは無いが...)、難しいところです。




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Gelato affogato

2011-01-23 06:47:24 | おいしいもの ー 食品・食材編
日本にも進出したジェラート屋さん、GROM。
イタリアではマクドナルドか?コンビニか?(ちょっと言い過ぎ)、というくらいの勢いで繁殖しているGROM。
ここ最近毎週のように通ってしまう私たち。

いつもはGelatoにしようかなぁ、Cioccolata Caldaにしようかなぁ、と迷うところを今回は両方を一度に味わえるAffogatoに。
Affogatoとは、もともと『溺れる』という意味。
そう、GelatoがCioccolata Caldaに溺れてしまうのですよ。
ここのCioccolataはal latte(ミルク)、 Fondente(ビター)、 Gianduia(ヘーゼルナッツ)の3種類。
まず好きなCioccolataを選び、そこへ好きなGelatoを溺れさせてもらう。
今回はミルクチョコレートにCaramello al sale(塩キャラメル)を選び、さらにPanna(生クリーム)も。


見た目は普通のCioccolata Calda。

でも、スプーンをしたの方からグイッとすくってみると。


少しとろけた塩キャラメルのGelatoがとろ~ん。

ここのCioccolata Caldaはちょっとしつこいのでたまーに飲むくらいなのだけれど、この塩キャラメルとの相性はうまい!好相性!!
ほんのり利いた塩味がアクセントになって、しつこさを軽減してくれます。
たぶん、他のGelatoでは甘くてしつこくて、かなりヘビーだと...

日本のGROMにもこのAffogatoはあるのでしょうか?
もし見つけたら試してみて下さいね。
ぜひ塩キャラメルで!



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続・やっと、ヴァカンス。

2011-01-11 23:26:56 | お出かけ
さてさて、次はFirenze。
4日目にお昼をRomaで食べてさっくりFirenzeに移動の予定。
が、ここでもRomaスパイラルに巻き込まれる事に...
車に乗り込み、Firenze方面の高速道路に向かう途中にあるRoma郊外の小さな町のレストランでお昼にしようと、電話で予約。
「今、もう車で向かっているので20分もしないで着きます~」
と、夫も私も楽勝気分だった。
というか、やっとRomaとおさらばね~って感じ。
なのに。
その直後、渋滞の気配...
『やべ...』
Roma4日目にしても未だにこの街の事情を把握し切れていなかった...
もぉ~
たった、30km程度の距離が1時間半かかるってどういう事よ。
しかも、別に事故があったとかじゃなくて、自然渋滞。
さらに、もう怒りを通り越して笑かしてくれるのが、やっとRomaを抜けて、目的の小さな町にたどり着いたところで、また渋滞。
「こんなちっさい町で渋滞って、考えられんんん~」
レストランには滑り込みで間に合い、何とか腹ごしらえ。
もうあとはFirenzeに向けて一直線。

夕方5時半には着いて(早っ)、ホテルにチェックイン。
そこから徒歩でDuomoのある街の中心へ。
やっぱりいいわぁ~、Firenze。
落ち着いてるし、街中は徒歩だし。
友達2組と久々の再開をし、Wine Barで夕ご飯。
街の中心で夜9時にごはんが食べれるところということで、ここを選んだので、特別美味しいってワケではなかったけど、そこそこ食べれたし、とぉ~っても感じのいいソムリエのお兄ちゃんの楽しい話を聞いて、Firenzeに到着してから数時間なのにココロは完全にリラックスぅ~。
Romaの4日間がなんだったのか。
どうせなら、Firenzzeに4~5泊したかったなぁ。
ホテルもすごい良かったし。
なにせ、前日にネットで予約したので、普段は180ユーロの部屋が、なんと70ユーロ!!
Duomoまで10分ちょいのSan Marco周辺で、とっても静か。
友達に言ったら、「えっ?!それ部屋にトイレついてんの?」と、ほんとに目をまん丸くさせてました。

さて、2日目にして最終日のFirenze。
ホテルで朝ご飯を食べた直後に、こちら。

『Caffè Latte』(あれ?Latteriaだったかな?)というBarで、なみなみと注がれたCaffè Latteにでっかいケーキ。
底にプルーンがしいてある、プリンのようだけど、もっとしっかりしているケーキ。
生クリームもとろ~ん。

ほんとにちっこいお店です。


店内は昔の雰囲気がそのまま。


ガラスケースには大きなホールケーキがずらり。


こんなかわいい店でも、フツーにおじいさんがコーヒーとケーキ食べてたり。
日本じゃ考えられないよなぁ...

さて、お次ぎは、昼ご飯。
『ino』という食材屋さんでパニーノ。
夫の知り合いでもあるし、パニーノもすごく美味しいという事で、勇み足でここへ。

中身はもう何だか忘れましたが。 

これは夫のなので、ハム系と(臭い)チーズだったと思います。

私のは確かドライトマとアンチョビと...パプリカだったかなぁ。


1泊2日、時間にして24時間程。
こんな短い滞在でも超満喫のFirenze。
いままでも好きだったけど、今回でずいぶんポイントが上がりました。

そんなFirenzeを後にし、夫の実家のあるPadovaへ。
クリスマスは夫と私で魚料理を作る中、子供はプレゼントを物色中。


26日はVeneziaの友人宅で夕食。
私の友達Eちゃんがお仕事だったので、旦那さんが作ってくれた夕ご飯。
いろいろおまけも加わって、すごい品数がテーブルに。
旦那さん、料理上手だなぁ~。
27日は朝から市場で美味しいものを買い込み、Padovaの友人宅で夕食。
こちらも夫と友人(彼の方)の男料理。
夫が料理する間、私は子供の面倒を見るハメに。
料理するより疲れるんだなー。

そんなこんなでいろんな人に会えたPadova滞在を終えて、家に帰ると思いきや。
ここからBergamoへ。・
たまたまBergamoにいる夫の友人に会うために、最初はVerona辺りでなんて言ってたのにどうせなら前々から行きたかったBergamoまで行っちゃおう!という事になり、念願のBergamo散策。

Bergamoは丘の上のAlta(旧市街)と丘の麓のBassa(新市街)の二つの街からなっていて、まずはBassaに車を止めて、ケーブルカーでAltaまで。
ケーブルカーの駅から降りたとたんに、何だか中世の匂いが感じられる雰囲気。

街の中心のPiazza Vecchia(ヴェッキア広場)。


車がいないのをいいことに走りまくる白ずきんちゃん。


広場奥にあるCappella Colleonia(コッレオーニ礼拝堂)。


昔の洗濯場?


道一本裏に入ると、ひっそりと雰囲気のいい道が。


どの店も、古いたたずまいの時が止まったような店構え。
もちろん、新装はしているものの、古き良きものが残っていて、歩いているだけで落ち着く街。
ちょっと遠回りして寄ってみて良かったわぁ。

子供も走り回ってさすがに疲れたのか、ベビーカーでぐっすり。
じゃあ、ちょっとCioccolata Calda(ホットチョコレート)でも飲んでいこうか、と入った古めかしいBar。
レジのBarの主のおばちゃん。
「あれだから、こうよね、Amore mio」
「あっちはああだから、こっちはこうよね、Amore mio」
「・・・Amore mio,・・・Amre mio」
普通、旦那さんとか、恋人とか、家族とかを親しみや愛情を込めて呼ぶ時に使う『Amore mio』。
それを連発しているので、私はすっかりバリスタのおっちゃんは旦那だと思っていた。
でも、どうやら違うらしい。

私がトイレから帰って来るとおばちゃん、でっかい声で誰かと電話中。
「Amore mio~、 Amore mio~、 Tesoro... Amore mio~、 Tesoro...」
「Sei bravissimo! Aomore~、Sei Bravissimo」

無言でおばちゃんの電話の会話を聞きつつ、目はまん丸。
Barから出た瞬間、夫に「Tesoro! Sei bravissimo!!!」とまねてみた。
会話の一部始終を聞いていた夫。
「あれ、会計士の人と電話してたんだよ」
「えええっ!!」
『Tesoro(宝物)』なんてイタリア人は孫や子供によく使う。(のを良く耳にする。)
まあ、わたしもどっかのおばちゃんに言われた事あるけど、日本人からするとちょっと気持ち悪い。
宝物って、ねぇ。
それを、赤の他人の会計士にこんだけ連発するってどういうことよ?
イタリア人の夫でさえ爆笑。

旅の最後の最後でおもしろいもの、聞かせて頂きました。



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やっと、ヴァカンス。

2011-01-10 06:51:43 | お出かけ
年も明けて早10日。
遅くなりましたが、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
元旦早々、夫の知人が始めたB&Bにおジャマして、目の前に広がる雪の原を走りまくっていたうちの子供。
今年一年もこの暴れん坊怪獣に翻弄させられるのかと...


我が家は、12月の18日から夏にとらなかったヴァカンスを冬になってやっと決行。
イタリアの美味しいものを食べに行こう、とRomaとFirenzeに行って来ました。
ほんとはNapoliにも行きたかったけれど、どうやらゴミ問題が解決していない様子だったので泣く泣くあきらめる事に...

というわけで、Roma3泊、Firenze1泊の旅に出発!

Romaまでは車で6時間程。
渋滞も無く、いい調子でRomaに到着。
が、街に入ったとたん大渋滞。
これが、私たちのヴァカンスを最悪におとしめる序章だとは想像もしていなかった...
まあ、それはさておき。
まずは美味しいものをザーッと紹介。

ユダヤ人が経営するデリ。
クスクスとファラフェル。


パストラミ(肉の塩漬け)のパニーノ。


ハンバーガー。


ユダヤ人の食事ではいろいろ決まり事があるらしく、そのうちのひとつが“タンパク質は1種類のみ”。
どういう事かというと、肉とチーズとか、魚とチーズとか、肉と卵とか、一緒に食べては行けないらしいです。
なので、パニーノもハムとチーズとか一見フツーの組み合わせもダメ。
これは宗教的な理由が一番なのだけれど、健康上から見ても理にかなっているそうで。
とっても興味深い話をいっぱいしてくれました。


お次ぎはTrepizzinoというのが話題のこのお店。


Pizzaの切り売りのお店なのですが、そのPizzaのとなりに三角形のパンらしきものと煮込み系らしきものの鍋がいくつか。
それが組合わさるとこういう事に。


そう、これがTrapizzino。
イタリアのサンドイッチTramezzinoをPizzaの生地でアレンジし、中身は肉を煮込んだソースなどを挟んで出来上がり。
上のはPicchiapò(肉のトマト煮込み)。

茹で牛タンと野菜のソース。


Coda alla Vaccinara(牛テールの野菜煮込み)。


どれも、すごい美味しい!
アツアツがこぼれそうになるのをハフハフいいながら食べるのがサイコーです。


続いてはちょっと変わった店(?)
朝はパン屋さん。
でもこの窓のみがコミュニケーションの場。
「ブリオッシュ2つください~」と頼むと、袋に入れて窓からほいっ。


昼はとなりのドアもちゃんと開きます。

ここの店の中の作りは料理教室用に作られているので、特に食べるスペースというより、作業台がカウンターテーブルに変身し、そこでパニーノを食べる感じ。
とにかく狭い...

これはジャガイモのパンにタコを挟んだもの。

一匹丸々っていうのもなんだかなー。

こっちはサイコーに美味しかった。
ハンバーガー。

今まで食べたものの中で、一番おいしいハンバーガー。
これ1コで13ユーロ、だからね...


お次ぎはPizza。
上のTrapizzinoの元になっているPizzeria。

私はいつもの通り、Buffala(水牛のモッツァレッラ)


激ウマです、このPizza。
街中からは離れているけど、足を伸ばした甲斐有り。
しかも、子供は夫の腕に抱かれて爆睡...
夫はわたしが切り分けてあげたPizzaを片手で食べておりました。
かわいそうに。
こんな時に限って、ベビーカーを車に置いて来てしまったのよねぇ。
いつもはにおいを嗅ぎ付けて目を覚ますのに。


ま、これだけ美味しいものを食べたのに、ねぇ。
実は記憶がうっすらとしか残ってないんです。
それは、なぜかと言うと。

もうねぇ、Romaの大渋滞は今まで見た事無いくらいすごいのなんのって。
ほっそーい道の両側にビッチリ駐車はあたりまえ。
二重駐車もよくある光景。
夜中の12時でもまだ渋滞...
20km離れたレストランに行くのに1時間以上かかるなんて、あり得ない。
バスだってそんな渋滞まっただ中で、着たり来なかったりだし。
メトロは、まず2路線しか無いのであまり使えず。
しかも、駅の構造が全くもって不便極まり無い。
こっちのホームとあっちのホーム、普通なら階段登って連絡通路があるでしょ。
無いんですよ、それが。
うちらはたまたま正解だったからいいけど、もし間違って反対側のホームに降り立っていたら、いったん改札を出て道路に出て、渡って、改札入り直し。
切符ももう一回買い直し(らしい)。
なんちゅーこっちゃ。
道路はガタガタだし。
車で環状線の出口を間違ったので、回り道して入り直そうとした時に、街頭ゼロの真っ暗闇の道路に入り込んだ時にはここがイタリアの首都なんてあり得ない!!と夫と叫んでおりました。

そんなのが4日間ず~っと続いたら、イライラも積もり積って行く訳で。
しかも、店員さんやレストランの接客の態度が悪っ!
タバコ屋で、切符を買った時に夫がちょっと道を尋ねたら、「ここはインフォメーションじゃないんだから、早く出て行け!」って言われた。マジで。
開いた口が塞がらないって、ほんとに。
ローマ人の友達いはく、もともとのローマ人の気質もあるけれど、不景気がそれに拍車をかけていると。
夫も言ってたけど、数年前に旅行したときはこんなじゃなかったと。
だってね、誰も笑ってない。
接客に関わる人だけでなく、街を行く人も、顔が恐い。
私も10年くらい前に2、3回ローマに旅行した事があるけど、もっとのんびりした雰囲気だったのにな。

そんなこんなで、夫婦共々Romaにはもう行かないだろう...と。
意見が一致した訳であります。

イタリアの首都なのにな~。
おいしいものもいっぱいあるのにな~。
ちょっと残念。

続く...




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