イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

Carnevale!!!

2011-03-07 07:59:09 | お出かけ
カーニヴァルと言えば、Venezia!!
ということで、夫の実家、Padovaへ行ったついでにせっかくだからVeneziaのカーニヴァルに行こう!!となりました。
どうせ行くなら、子供に何かを着せねば...
でももちろん、作ってる暇なんてないので街へ衣装探しに。
最初の案はアルレッキーノ。


イタリアの喜劇の登場するキャラクターで、ずる賢く、でも人気者。
色もハデだし、子供が着たらかわいいなぁと、夫とも意見が一致。
してたのに...
見つからないのですよ、探しても。
どこの店に行っても、「問屋に注文したけど入荷して来ない」とか「もうあんまりつくってないみたいよぉ~」とか。
時代の流れというのか、最近はスパイダーマンとか、キティとか、ミッキーとか、そんなのばっかりで、クラシックな仮装は人気無し...らしい。
うさぎやらクマやら、プーさんやら忍者に埋もれて肩身を狭くしていた箱を発見。
「あ、これかわいいかも。」と即決定!!

・・・準備中・・・


はい、登場!!


帽子大き過ぎで、顔半分見えておりません...
これで、顔にお化粧もしてもらって、赤鼻のピエロなりました。
本人大はしゃぎ。

途中でCannareggioの『Rioba』という小さなOsteria(魚料理がすごくおいしかった!写真は撮らなかったけど、盛りつけも洗練されていて、行く価値ありですよ。)でお昼ごはんを食べて、半分お化粧もはげてしまったピエロはエネルギーを充電し、更にパワーアップ。
「歩くという事を知らないのか?」という夫の疑問にもうなずける走りっぷりで、超ハイテンション。
そのまま、Strada Nuova→Ospedale→(子供はちょっとベビーカーで昼寝)→San Marco→Campo San Stefano→Accademia→そしてCampo santa margheritaへ。


Barが沢山集まり、若者のたまり場でもあるこの広場。
昔からあるBar RossoでVenezia名物のSprizのSelect割り。

Aperolよりも赤くて甘さが控えめなので、わたしはいつもこれ。
夫と私で2杯を注文し「いくら?」と聞いたら「3.2ユーロ」と。
思わず「えっ?」と聞き返してしまいましたよ。
1杯1.6ユーロなんて。
でもこれが本来の値段なんだよなぁ。
私が8年前に住んでた頃は1.2ユーロくらいで、みんな、朝から水代わりに飲んでたよなぁ。
でも、最近は洒落たBarもたくさん出来て、1杯4~5ユーロなんて珍しくない。
そりゃ、地元のおじさんが行くようなBarなら安いんだろうけど、たまに観光で行くとどちらかと言えば雰囲気も重視しちゃうしね。
お酒1杯飲んで、ちょっと休憩するなら。

そして、子供はまだ広場を元気に走り回り、ほんとに疲れ知らず...
今回は夫の両親がいたので、体力の消耗は半分だったけど、それにしても子供はすごいなぁ。
バスに乗って、車に乗って家に着いた頃、歩き疲れてこっちはヘトヘトだったのに、子供はまだ家の中を走りまくっておりました。

そして、カーニヴァルと言えば、このお菓子、Frittelle。


Trentinoに帰る途中、いつものPdova郊外のお菓子屋さん、Marisaに寄り、お皿にぎっしりと詰めてもらいました。
これは伝統的なレーズン入り。


そしてマスカルポーネ。
甘さ控えめで、ふんわり軽いクリームがおいしい!


ちょっと変わり種はお米入りクリーム。

イタリアにはPastina di Riso(お米のタルト)というのがあるので、ビックリはしないけど、Frittelleではあまり見かけないので試してみたけど、特別な感動は得ず...

最後は大きめなリコッタチーズのクリーム。

シチリアのCannolo(カンノーロ)のクリームを挟んだ感じです。

どれももちろん美味しいけど、一番のお気に入りはマスカルポーネ。
子供にはクリーム系はあまりあげられないので、レーズン入りを半分にちぎってあげたら、ひとくちでパクッと食べてしまいました。
結局3つくらいパクパク食べてたなー。

何だか予定外だったカーニバルをとっても楽しみました。
美味しいお菓子もしっかり食べたし、大満足。
お祭りは参加してこそ楽しいものですね~。しみじみ。



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