イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

今年初のジャムはこれ!

2012-06-19 02:36:15 | おいしいもの ー おうち編
さて、これはなんでしょうか?


・・・正解は

ルバーブ!!

イギリスではこれが簡単に手に入ります。
(実はこのジャムを作ってからだいぶ日にちがたっているので、旬も通り過ぎてしまった様ですが...あしからず)
スーパーではもちろん、ファーマーズマーケットに行けばお値段もお手頃で新鮮な物が山積み。
イギリスのルバーブはしたの方が少しピンクではあるものの、上の方はほとんど緑色。
「これでも出来上がりはルビー色になるのかしらぁ~」
と、半信半疑でジャム作り。

まずはザクザク切って、砂糖をふりかけて、何時間か放っておきます。
そうすると、自然と水分が出て来てこんな感じに。


これを火にかけて、コトコト煮込みます。
トロトロになって、いい感じのとろみになったらもう完成。
が、結果は見事に茶色...

ま、私がブラウンシュガーを使ったので、そのせいもあるのかと...

色は期待にそぐわず、でしたが、お味は??

甘酸っぱいぃ~!

砂糖をとーっても控えめにしたので、(若干控え過ぎって気もしないのですが...)買った砂糖ドロドロのジャムとはまるで別もの!
朝からパンに塗って食べると、なんだか元気になった気がします。(笑)

というワケで、今年はルバーブのジャムから始まりましたが、これからベリー系がどんどん出てくる時期なので、また今年もおいしいジャムをいっぱい作りたい!!けど、そんな時間あるかな...


カツカレー

2012-06-11 03:10:06 | おいしいもの ー おうち編
大盛りチャレンジのカレーではございませぬ。

先日、私が作ったうちカレーです。

ま、どう考えても普通盛りではありませんけどね。

カツカレーって今までの人生で食べた事有るか無いか...
だって、実家ではカツカレーなんて食べた記憶ほぼ無し。
外食する時もインドカレーは食べても、こういう日本のカレーって食べないし。
あー、大学の頃学食でもしかしたら食べたかも...なんていうくらい、縁の遠い物でありました。

が、しかし。
なんか急にこういうガッツリした物が食べたくなったのです。
なぜなら。
カレーにも秘密が。

いつもは普通に牛肉で作っていたカレー。
ルーも日本から送ってもらったり、肉もステーキ用を使ったりとこだわっていたので、夫もいつも大満足だった。
けれども。
ある日、仕事柄、いろんなお肉を目にしているので、ふとオックステールに目が止まり、無性にテールスープが飲みたくなった。
大量に作ったスープを最初は普通に飲んだり、卵といて雑炊にしたり、いろいろ楽しんだのですが、ネットでいろいろ検索しているとオックステールカレーなるレシピを発見。
もう早速食いつき、骨がほろりと取れる程煮込んだテールスープにルーを溶かしてカレーの完成!
しかも、スープさえ作ってしまえば、普通のカレーより手間がかからないのですよ。

その日の夕食、夫と2人でおいしすぎて無言で山盛りカレーをたいらげたのは言う間でもありません。

それからはカレー=オックステールカレーなのです。
何度か作るうちに、あまりにも美味し過ぎて、作ってるだけで、というか、作ろうと頭に描いているだけでよだれダラァ~って感じでお腹がキュルぅ~。
もう自然とカツがお皿の上にのっておりました。

余談ですが、美食とは縁遠いイギリスですが、お肉はおいしい!!
特に、ラム肉と豚肉。
豚肉はわざわざお肉屋さんに行かなくても、スーパーで買った物がなかなか美味しい。
美食と言われるイタリアでもスーパーで買ったお肉は決して美味しいとは言えなかったのに。
でも、日本みたいに厚切り、薄切り、小間切れ・・・なんてのは無くて、
厚切りステーキ、2cm、ドーン
なので、トンカツもいつの間にやらドデカトンカツに。
それをたいらげてしまう私たちも私たち?!

もうひとつ余談ですが、1箱10皿分のカレールーのはずが、うちの場合、1箱6皿分しか食べれません。
皆さんのおうちではどうですか?
うちが大盛り過ぎるだけなのかしら??




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Pizzaと納豆

2012-04-27 07:00:14 | おいしいもの ー おうち編
別にPizzaに納豆をのせた訳ではございませんよ。
久々に家で作ったもの2品でございます。

まずはPizza!!
これは普通のオーブンヴァージョン。
Pizza専用オーブンで焼くナポリ風Pizzaはいつ復活する事が出来るのか...
でも今回は普通のでもとぉ~ってもよく焼けましたよ。

実は、いつもの倍の量を用意しました。
なぜなら。
本当は朝仕込んで夜焼くのですが、朝は時間がない事が多いので前の晩に仕込んで冷蔵庫に入れてみる事に。
翌朝、覗いてみると少し発酵している様子。
でも、粉を計る時点でFarina"0"が少し足らず、不足分は他の粉2種類を混ぜてみたりして、水分量の計算がおかしくなってしまったので、朝になって不安になり、もう1回分仕込んだのです。
てなわけで、おおきなPizza2枚がドーンと焼けました。

これは朝仕込んだもの。

具はハムとCalciofi(アーティチョーク)。
生地もなめらかで、焼け具合もよし!
そして、膨らみもいいし、しかもおいしぃ~!!
ふわふわです。
今までの中で一番良く出来た!
秘密は発酵に入る前にひと手間加えたこと。
捏ね上がってからすぐに発酵に入らずに、10分休ませてから軽く捏ねるのを3回程繰り返しました。
本当は4回らしいけど、時間もなかったので...
しかも、生地が驚く程なめらかに。
こんなにうまくいくと、またPizza熱にエンジンがかかってしまいそうです。

そしてもうひとつはこちら。

シンプルにアンチョビ。
これは冷蔵庫で一晩眠らせたもの。
たこ焼きのようにぷっくり膨れてますが、もうひとつの方の美味しさには及ばず。
やわらかさも全然違いました。

それにしても、Pizzaはおいしいですね~。
さすがの私たちも2枚全部は無理でしたが、1枚半をたいらげました。
(日本の家庭用のオーブン皿よりかなりでかいのですよー)


そして、そして。
こちら。


納豆さまさま。
イギリスに来てまだ2回目。
しかも、今回の大豆は日本から送られて来た北海道産大豆。
しかも超大粒。
小粒納豆の3倍くらいはありそうな立派なものでございます。
使おうと思っていたデジタルの温度計がぶっ壊れていて、温度管理出来ず。
でも幸い、電気ポットが温度表示付きなのでお湯の温度は正確に測れました。
そのおかげで、みごとに白く発酵してくれましたよ~。


熟成も完了して、さっそく白いごはんにのせて食べてみました。
やっぱり、豆の味は濃くて美味しい。
けど、やっぱり大粒すぎる気もしないでもない...
ルーナもガーッと一気に納豆だけ綺麗に食べてました。
ごはんも食べなさいよ。

小分けして冷凍したけどいつまで保つのやら。


やっぱり作るのはたのしいぃ~。
もうすでに、Pizzaを焼きたくてうずうずしております(笑)




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おうちで美味しいもの。

2012-03-15 06:50:25 | おいしいもの ー おうち編
もうすっかり春ですね~。

こちらロンドンはどう見ても桜と思われる花が満開です。
日本のソメイヨシノとは種類が違うみたいなので、早咲きなのか...?
最初は梅かとも思ったけれど、どう見ても桜なので、桜なのでしょう(笑)

最近は、King's Crossに加えて、South BankのReal Food Marketも週末に3日間、来週以降も新しいマーケットが始まるのと、イベントも続々決定していて、準備に大忙し。

そんな中、いくら忙しくても腹が減っては戦が出来ぬ、という訳で家ごはんはしっかり食べております。

最近のヒット、そして流行っているのが麻婆茄子。

鍋の中でフツフツ湯気を立てているのを見ると、なんとも食欲をそそられます。

お皿に盛られると。

もう白いごはんしかないでしょう。

一度、茄子を揚げるので面倒くさいかと思いきや、以外と手間いらず。
調味料も合わせて準備しておけば、炒めてジャーッと廻しかけて、片栗粉でとろみを付ければほぼ完成。
夫はほんとにこれが気に入ったらしく、これが出て来ると小躍りしております。

それともうひとつは、鳥ももも肉オーブン焼き。


えっ?なにっ、そんだけ??
って思うでしょう?
それが、違うのですよ。
これは、いつも行くファーマーズマーケットで買って来たもの。
ここの鳥はえさも薬品とか入れてないし、外で放し飼いらしいのです。
塩・コショウして、オーブンでハーブと一緒に焼くだけ。
ポテトもハーブで香りを付けてフライパンで揚げ焼きに。
ナイフを入れた瞬間にジュワ~っと溢れ出る肉汁に、しっかりしたお肉がたまらん!!
スーパーの鶏肉なんて話になりません。
噛むと肉の味が口に広がり、ぷりぷりの歯ごたえがなんとも言えず美味。
やっぱり育ちが違いますわー、この鶏肉さん。

どちらも、三ツ星レストランのように豪華ではないけれど、美味しさでは負けてませんよぉーー。

毎日こんなにちゃんとは作れないけど、週に1・2回はひと手間かけて美味しいものを食べたいものです。
それ以外はパスタだけ...とかも多々あり。(笑)





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Veneziaのカーニバルと言えば...

2012-02-14 08:17:17 | おいしいもの ー おうち編
やって来ました、この時期が、今年も。

そう、Veneziaのカーニバル真っ最中なんですよ。

今年はロンドンにいる私たちも、夫がVeneto州出身ということで、無視してはいられません。
カーニバルと言えば、やっぱりこれでしょう。

揚げ菓子 Frittelle 

ま、やっぱり食べ物関連なんですけどね。
これを食べなくてはカーニバル気分もなんか盛り上がらない、そんな感じです。

うちでは、ここ数日、夫が必死になって生地をこねこね、こねこね。
なぜなら、先週・今週のマーケットそれに、今週金曜日のイベントでもこのFrittelleを登場させるべく、試作に励んでいるのであります。
てか、うちらが食べたいって言うのが大きな要因でもあるのでありますが...

このFrittelleはこの時期のVenezia周辺のお菓子屋さんでは山積みになって売られていて、種類も色々。
プレーンなものから、クリーム入り、Nutella(チョコレートクリーム)入り、りんご入りなどなど。

私たちも、売るからには1種類だけではさびしい、ということで、りんご入りを作ってみました。

でもこれは、ほんとに試作の試作。
まだまだ改良せねば。

材料にはレモンの皮のすりおろしや、リコッタチーズ、そしてGrappa(ワインを搾った後の、ぶどうの搾りかすから作った蒸留酒。)も入ってるんですよ。
なので、香りもよく、もちもちしてます。

油で揚げている時からのあま~い匂いに誘われて、夕食後でお腹いっぱいのはずなのに、一気にパクついてたいらげてしまいました。
ルーナも勢いよく食べてたなぁ~。
「あっちっ、あっちっ!」とか言いながら。

というわけで、Frittelleを食べたい方はぜひ、17日の金曜日、King‘s Crossのマーケットか、New CrossのCafe『London Particular』で開催するイベントにいらして下さーい。
イベント詳細はこちら。

いかにもVenezia~な料理を用意してお待ちしてまーす。



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明けましておめでとうございます(遅)

2012-01-12 09:18:23 | おいしいもの ー おうち編
だいぶ遅くなりましたが...
明けましておめでとうございます。
もう1月も約半分まで来ちゃいましたね。

去年の年末には日本から妹がやって来て、元旦に帰国。
その元旦に風邪が悪化して熱を出し、1週間くらい家にこもっておりました。
こんなに風邪をひいたのは何年ぶりか...

28日の午後に妹が到着。
帰国の元旦までわずか4日半の滞在。
もう動けるだけ動いたって感じです。
外でも何回もごはんを食べたけれど、2回は家ごはん。

1回目。
まずは前菜。
パンにバターを塗って、スモークサーモンをのせて。
 

これはちびレタスにアンチョビをのせただけ。

シンプルなのになぜかものすごく美味しい。
妹がスペインに住んでいた頃、家で出してくれてすっかり虜に。
レタスの苦みもいい感じ。
イタリアでもたま~に見かけては買ってたけど、ここではスーパーで確実に手に入るので、もう何度食べたことか。
妹も懐かしい味に「美味しいぃ~」の連発。

メインはこちら。
牛タンとマッシュポテト。

いつもマーケットで売っている牛タンを厚めに切って食べましたぁ~。
いつ食べても牛タンは美味しい。

もう1品。
牛タンの餃子ソースがけ。

新作です。
普段のマーケットでは売ってませんが、イベントなどで登場します。
本当は竹串に刺して、牛タン串。
なかなか好評です。

ワインは“Lunadoro"というMontepulciano。

ルーナが生まれた時に友達から頂いた大切なワイン。
おいしい。
もうその一言。
思い入れがあるから余計美味しいのかしら??

そして、最後に大イベント。
クリスマスプディング!!
 



クリスマスはとっくに過ぎちゃいましたが、夫がイギリスで一番美味しいと評判のものをお取り寄せしたので、妹の到着を待っていたのでしたぁ。
夫が作ったクリームを添えて。


でも、プディングとは言え、ドライフルーツのかたまりみたいな物なのでかなりずっしり。
ま、1回食べればもういいかな。みたいな...

そして、大晦日の家ごはん。
ハム・チーズ類の前菜。
Speck+チーズ(種類は忘れた。)


パルマのProciutto Crudo+チーズ(これも種類は忘れた...)


フランスのサラミ

このサラミがうまい!
噛むと脂がジュワッと出て来て、もうワインが止まらないっ。

メインはまたもや肉!!

クリスマスでも登場したGinger Pigのお肉。
日本のお肉とはもう別物。
霜降りじゃないお肉のおいしさが分かります。

ワインはこちら。


そして、大晦日のカウントダウン。


キャーッ!!


すご過ぎ。

ロンドンアイも花火の仕掛けの一部になってる!!

花火好きの私としては、これはちょっと本物を見たかった。
たった10分ちょっとだったけど、迫力ありすぎてぽかーんと口開いちゃう感じ。
打ち上げ数もすごいし、仕掛けもすごい。
もう、背景のBig Benとか爆破されたかと思う程。

最初はこの花火を見に行こうかって言ってたけれど、次の日に妹は帰国だし、人もすごそうなので家でテレビで鑑賞することに。
...してよかった。
みんな、8時くらいまでには場所取りというか、立ち位置決めて、12時まで待つらしい。
そんなのルーナがいたら絶対無理。
ということで、家でシャンパンで乾杯!
なんか、おいしくてグビグビ飲み干してました。

この他にも外食もしたり、マーケットで屋台巡りしたり、よく食べた4日間。
Richmondまで散策に行ったり、ロンドンの中心街も歩いたり、疲れたけど充実した楽しいお出かけでした。

そして、いろんなおみやげを持って来てくれた妹。
おみやげ出したらスーツケースは見事に空っぽ。
自分の荷物ほぼ無し。
洋服、靴、パジャマまで私の着てたからね。

そのおみやげのひとつ。
め、明太子ぉ~。

でかっ。
これでも箱の中で一番小さいかたまりですよ。


白いごはんに明太子。
しあわせ~。
奥に見えるのは納豆。
もはやここはロンドンではございません。(笑)
ちなみに、味見したルーナも気に入ってしまった模様。
辛さもマイルドなので平気らしい。
う~ん、やばい。
私の分け前が減ってしまうぅ。

こんな感じで2012年も美味しいもの探しに気合い十分なKIKIでございます。

マーケットも13日(金)のKing‘s Crossから復活しまーす。




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今年はこんなもの食べました。

2011-12-26 09:13:25 | おいしいもの ー おうち編
クリスマスは恋人と
なんて風習全くありません、ヨーロッパでは。
クリスマス=食べるですよ。
イタリア人なんて、イブの晩からクリスマス当日まで食べ続けてるみたいですが...

今年は夫の実家へも行かず、家族3人でこじんまりと。
ツリーは無いものの、イルミネーションをちょっとこんな感じに


って、マーケットで使っているLED電球を持って来ただけ。

今日(もう昨日か)の昼ご飯はこちら。

Radicchio(イタリアから送られて来たので貴重品)のRizotto。


そしてメインは牛サーロインのロースト。
これにワインはイタリアから持って来たBarolo。


おいしーっ
肉の火の通り加減も文句無し!!
夫シェフに感謝、感激

このお肉、イブの日にGinger PigというBowにある有名なお肉屋さんまで買いに行ったのですよ。
そうしたら、店の前には長蛇の列。
なんと待ち時間40分。
なので、夫は列に並び、私とルーナは目の前のVictoria Parkへ。
夫は初めは鴨肉を買いたかったらしいのだけれど、ちょうど良い大きさのものがなく、このサーロインをロースト用に紐で縛ったものを購入。
ついでにイブの夜用に豚ひき肉も欲しかったのに、もう売り切れ。
せっかく来たのだからと他にもいろいろ買いたかったのに、ほとんど売り切れで結局サーロインのみ。
でも、わざわざ買いに行った甲斐有り。
やっぱり、行列にはワケがあるのですね。
今度は普通の日にもっといろいろ買いに行きたいわー。

さてさて、イブの夜は何を食べたって??
それは~...
久々のぉ~手作り餃子ぁ~
ほんとに1年ぶりくらい。
でも今回は材料の肉をイブの日にスーパーに買いに行った私がバカだった...
だってねぇ、肉屋が売り切れって言うんだもの、しょうがないじゃんねー。
もう、ものの見事に肉のコーナー、ほぼ空っぽ
最後のひとパックがポイッと残っていた豚バラ肉を手にして、フードプロセッサーで細かくすればひき肉に出来るかも...とひらめき、とりあえず購入。
そして、ふら~ッとスーパー内を徘徊していたら白菜を発見。
いつもキャベツでやっていた、というか白菜なんてイタリア(トレント)では入手不可能なので、やらざるを得なかった。
ので、これはちょうどいい、試してみよう。
と思って一個買ってみた。

もちろん皮も作ったんだけど、日本のレシピ通りの配合でやってみた。
というのも、ここイギリスでは以前、ちょっとパンを試してみた結果、Plain Flour=薄力粉、Strong Flour=強力粉と同じ感じなのでは?と思っていたから。
イタリアであんなに粉に悩まされていろいろ試して失敗したり、やっと良い配合見つけたりしてたのに、ここではManitobaはManitobaで売ってるし、イタリアの“00”もパスタ用とか言って売ってるので、あの苦労はなんだったんだ?という感じもしないでもない...

なんだかすべてが行き当たりばったりな餃子づくり。
出来上がりはこんなかんじ。


自分で言うのもなんだけど、おいしそうでしょ~。
そして食べてみた。

「う・うまぁ~い」



皮も半透明で、ニラ・にんにく・しょうがたっぷりなのでパンチが効いてて、白菜と豚バラを自分で挽いたひき肉が功を奏したのか、ジューシーでジュワッ。

小振りだけど、75個をほぼ私と夫で完食。
ルーナは待ちくたびれて眠くなってしまったのか、2個食べて「ねむいぃ~」。

でも今回はほんとに美味しかった!!
今までの手作り餃子でNo.1
なんか、1回成功するとまた作りたくなるんだよねー。
今度はだれか招待したいなー、なんて調子に乗りすぎ?!






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魚づくし 後編

2011-12-10 02:23:50 | おいしいもの ー おうち編
前編に続き、まだまだ美味しいお魚、というより魚介類と言った方が正確ですね、今回は。

そう、貝類、ムール貝なのです。

これもBlack Heathのファーマーズマーケットの魚屋さんにて見つけました。
前編の魚屋さんのとなりに店を並べるおじさんで、魚屋さんというよりは魚加工品屋さんというべきなのでしょうか。
茹でたカニなんかも売っています。

さて、ここのムール貝はロンドンの北東に位置するNorfolk産で1kgあたり4ポンドちょっと。
イタリアのCozze(ムール貝)の相場からするとちょっとお高いわ~という感じ。
それにしても、Norfolkと言われても全くイメージが湧かず...
海に面しているんだろうなぁという程度。
イタリアなら、だいたいの大きな街はどこにあってどんな感じかくらいは想像つくし、8年、9年いれば行った事あるところも多いけど、ここイギリスはロンドン市内ですら地理があんまりよく分かってませんから...

全く話はそれましたが、ムール貝好きの夫がどうしても食べたかったらしく、1kgほど買ってみました。

家でさっそくImpepata di Cozze(ムール貝の酒蒸し?いや、でも白ワインを使っていないレシピもあるから酒蒸しとは言いきれないか。)とフライドポテトで食卓にドーン。
 

初めの1コを開けた瞬間の夫の反応。
「ォオオ~ 見てぇ~ おっきぃ~
食べた瞬間の反応。
「ゥウウ~ あまぁ~い おいしぃ~

ムール貝ひとつで何をそんなに感動してんだ?とちょっとしらけていた私。
で、私も初めの1コ。
5行戻って読んで下さい。
マジで。2人でアホみたいになっておりました。
ルーナは貝には見向きもせず、ポテトに夢中。
アホな2人なんて全く目に入っておりません。

でもねー、写真を撮りそびれました。
カメラが準備してあったのを横目で見つつ、一度食べ始めたらやめられず、しかもここで中断したら絶対夫に全部食べられちゃうだろうなーという不安もあり、一気に食べ走りました。
この感動が伝わらずに残念でなりません。

イタリアのはもっと安かったけど、身は小ちゃいし、味ももっと薄い感じ。
このあいだ行ったBlack Heathのカジュアルなファミレスみたいなレストランでも頼んでみたものの、「何これ??」ってただ怒って帰って来ただけ。
もう、ムール貝はあのおじちゃんから買うと決めました。

さて、このおじさん、こんなものも売っております。

これもでっかいんですよ~。
なんと、サバの薫製、長さ40cm。


これをオーブンやフライパンで焼いてお皿に盛ったらもう日本の焼き魚ぁ~
もうこれも病み付き。
脂も乗ってるし、私サバ大好きだし。
白いごはんがすすむすすむ。
薫製なので全く日本の味ってワケではないけれど、ほぼそれに近い。
箸で隅々までつついて完食です。
ここイギリスではよく見かける魚の薫製。
スーパーでも見かけます。
友人は「開いて薫製にしてあるの売ってるよぉ~」
それって、魚の開き?!


そんなこんなで、イタリアにいた頃(トレントと言った方が正しいか)より頻繁に魚が食べれるので、うれしい限り。
少しは頭が良くなるかなぁ~



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魚づくし 前編

2011-12-06 02:56:49 | おいしいもの ー おうち編
最近、よく魚を食べます。
なぜなら、毎週買い物に行くBlack Heathのファーマーズマーケットで美味しい、新鮮な魚を売っている事に気が付いたからなのです。

数週間前に3軒並ぶ魚屋さんのうちの1軒の前でイタリア語で夫と「魚売ってるよー」とかなんとか会話していたところ、いきなりイタリア語であいさつして来たので(イギリス人だけどね)、そこから会話が弾み、私たちも興味津々。
でも、その日はもういっぱい買い物をしてしまったので、「魚はまた今度~」といって別れて来ました。

その後、何度かそのおじさんから魚を買っているのですが、いつも変わり種の魚を売っていて、しかもめっちゃ安い。
普通の魚屋なんかでは売ってないような、というか多分、価値があまりつかない魚だと思われます。
先週なんて、1、5kgの巨大魚が10ポンド。
写真に収めなかったのが残念ですが、でかすぎてちょっと怖かった...
そして今週はこれまた不思議な魚。
こちら。


夫が買い物に行ったので、家で紙から出された時に思わず「えっ」と叫んでしまいました。
上のタラみたいなのはともかく、下のひげ付き模様付きにはたじろぎますわなー。
でも2ポンドと1ポンドで合計3ポンド。
安っ。

これをアルミホイルで包んでトマトと、ハーブを入れてオーブン焼きに。



それをきれいに皮と骨をとり(夫担当)、夫が作ったタルタルソースを添えて。
 

タラみたいな方はほぼタラ。
ひげの方は身がとってもやわらかく、甘みを感じるとっても美味しい魚である事が判明。
しかも、タラゴンとケッパー入りのタルタルがよく合う!
でかした、夫よ。

話はさかのぼって先週の巨大魚。
友達を呼んで大人3人+ルーナでも食べきれなかったので、次の日に身をほぐしてパスタのソースに。


いつもはサバで作るところを余り物で。
やっぱりサバの方が味が強いので、パスタには合うけど、これもまぁ悪くはないですよ。

魚づくしというからにはまだまだ終わりません。
でもちょっと休憩 

後編に続きます。





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きのこごはん

2011-11-28 06:37:29 | おいしいもの ー おうち編
このあいだ、スーパーをウロウロしていてふと目に止まったもの。

それは。

 きのこ 

しかも“しめじ”っぽい。 
しめじと、エノキをちょっと大きくした感じのと、平べったい軸の太いきのこが一緒になってパックに入っている。

この時点で小躍り状態の私。
だって、イタリアではきのこと言えばポルチーニとか、もっといかにも山でとって来たて感じのきのこばかりで、しめじみたいなのは見た事無かった...
イタリアのはそれはそれでおいしいけど、やっぱりイタリア料理に合っている香りや食感な訳で、こんな日本のスーパーっぽいパックを見つけた日にはあれしか無い。

そう、きのこごはん 

生姜の千切りとお醤油とお酒をいれて炊飯器でポンッ。

出来ましたぁ~。


なんか日本の食卓って感じです。

炊き込みごはんに目がない私は、いつもより多めに炊いて、オカワリしまくり。
おかずなんか無くてもごはんだけバクバクバクー
普段はおかずが無ければ絶対白ごはんは食べれないのに炊き込みごはんだけは別なのよ~

ま、しめじなんて特に香りが特別とか、飛びつく程美味しいってワケじゃないけど、なんか懐かしい感じがする、でしょ?
日本だったらまいたけとか香りの良いきのこも簡単に手に入るけど、ここじゃ、みんなマッシュルームだしね。
特に私はイタリアにいたからそう思うのかなー。
イタリアなんて、もやし一袋だってわざわざ中華食材屋さんに行かなきゃいけないし。(しかもトレントではそれすら無理...
イギリスは野菜も果物もイタリアみたいに豊富じゃないし、高いけど、アジア食材はほんとに苦労無く手に入るので日本食が作りやすい。
それは私にとってはとてもうれしい事なのであります。

そんなこんなでスーパーマーケット探検(過去の趣味)がまた復活しそうです。





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