イギリス もぐもぐ日記

イタリアからイギリス・ロンドンへ。「TONGUE ‘N CHEEK」開店しました。美味しいもの探しはまだまだ続きます。

プルーンケーキ&あんずケーキ

2009-08-29 07:12:53 | おいしいもの ー 食品・食材編
この1~2ヶ月で何度このケーキを食べたことか。

いつも行く食材屋さんはパンも売っているのだけれど、その仕入れ先のパン屋さんが焼いて持って来るらしい。
しかも、毎日とかじゃなくて、ふら~っと行くと、
「今日届いたよ」とか、
「今日はプラムだけ」とか、ゆる~い感じ。

初めての出会いはあんずケーキ。
かなり大きなケーキを切り売りにしてくれるので、見た目にやられた
オレンジ色のあんずと、スライスアーモンドが茶色い生地の上で素敵
生地にもアーモンドの粉が使ってあって、生地全体にシロップたっぷりでしっとり。
焼いたあんずの甘酸っぱさがおいしぃ~

そして、その次に行ったとき、こんどはプルーンケーキを発見
見た目はあんずに負けるけど...
でも、食べてみたらこっちの勝ちかも。
プルーンて、焼くと生のものとは別物のように甘酸っぱく、やわらかくなるので、しっとりケーキの食感にぴったり。

結構大きめに切ってもらっても、食後に、朝ごはんにとあっという間に消えてしまうこのケーキたち。
季節ものだから、今のうちにたっぷり堪能しておかないとね。

やっと見つけた!

2009-08-28 06:33:17 | おいしいもの ー 食品・食材編
Trentinoに移り住んではや、2夏目。
Trentoの街を歩くたびに、「なんでおいしいgelato屋さんが無いんだ、この街は。」とぶーたれておりました。

ある日、街のちょっとはずれの病院に歩いていった時に、いつもとはちょっと違う道を行ってみたところ、ふと、Gelatoの並ぶBarを見つけました。
パッと見、なんか美味しそうな予感。
色も着色料コテコテの他店とは違い、自然に近い感じ。
でもその時は帰りの電車の時間がせまっていたので、泣く泣く素通り。

そしと、数日後に夫も一緒に散歩がてらそのBarを訪れてみました。
私はPistacchio(ピスタチオ)とCaffè(コーヒー)、夫はココナッツのスムージー。
Pistacchioはどちらかというと茶色に近い色で、おいしそう。
ひとくちパクッ。
「あ、なかなかおいしい
夏の終わりにして、やっとおいしいGelato屋さんを発見。
で、食べ終わってお金を払っている時に、レジのお姉さんに、
「グラニータは味見した?」と聞かれ、
「いや、まだだけど...」と答えると、
「ちゃんと、フルーツを使って作ってるから、とってもおいしいよ。ちょっと食べてみて。」
と小ちゃいカップに入れてくれました。
この日は桃。
う~ん、ほのかに酸っぱい
もっと早くこの店の存在に気づいていれば良かったのになぁ~。

そして、2度目に行った時は上の写真のピンクグレープフルーツ・バジリコとヨーグルト。
夫はグラニータ、この日はいちご。



ピンクグレープフルーツとバジリコなんてちょっと想像出来なかったけど、バジリコがそんなに強いわけじゃなく、グレープフルーツの苦みを和らげる感じ。
私の愛してやまない『GROM』がないTrentoでは、今のところここが私の駆け込み寺。

が、しかし
2、3日前のローカルニュースで、なんと来年の夏に『GROM』がついにTrentoに登場という吉報が
うれしぃー
ところで、日本(たしか新宿だと思う)にも進出したらしいですが、皆さん、もう試しましたか

深~い友情

2009-08-26 05:05:29 | お出かけ
8月15日、聖母被昇天の日。

イタリアの至る所で花火が上がります。
その中でもPadovaの花火は規模が大きくて有名。
私は4年くらい前に見て以来、ずぅ~っとチャンスを逃して来たので今年こそは!とその日にPadovaに向かう予定を組んでいました。

「あ、夫も夏休みだしせっかくだからVeneziaのEちゃん夫婦のところへ行こうか。」
ということになり、早速電話してみました。

「Eちゃん、15日に花火見に行ってその後何日かPadovaにいるから、会おうよ」
「あ~、M(旦那さん)が木曜日だけ休みなんだよねぇ~。」
「え~っ。木曜日までいないよぉ。月曜か火曜には帰るよぉ。ウチラの目的は土曜日の花火だしぃ
「よく花火見る元気あるねー。私、このあいだのVeneziaの花火なんか眠くて途中で帰って来ちゃったよ。

なぬぅ~
途中で帰るなんてふとどき者ぉ

一応、落ち着きを保ち、ちょっと夫と相談してから連絡するということにして、電話を切りました。
花火は行きたいし、でもEちゃん夫婦にも会いたい...
旦那さんのほうはまだうちの子供にご対面してないし、Eちゃんも3ヶ月近く前に会ったきり。
花火を取るか、友情を取るか。

結果、友情を取ることに

「すっごい花火を楽しみにしてたんだけど、木曜日に合わせてPadovaに行くことにしたよぉ~。」

ということで、あさ、Padovaから電車でVeneziaへ。
子供ももう5ヶ月ともなれば、電車なんて慣れたもの。
きょろきょろ周りを見てるかと思ったら、寝ちゃったりして、余裕だなぁ~。
駅に着いてから家までてくてく、歩くこと40分くらい。
最後の方は、数ある橋の階段の上り下りもベビーカーをうまく操り、ちょっと楽しい感じに。

Eちゃんの家に着くと、すごいごちそうが私たちを迎えてくれました
なんと、Scampi(手長海老)やら、マグロ(しかもトロ)のカルパッチョに魚介のスパゲッティ、それに野菜の重ね焼きと盛りだくさん。
料理上手のEちゃんなので、期待はしていたけど、カルパッチョなんてうれしぃ~

子供もEちゃん夫婦にいじられて楽しそうだし、私たちも久々に2人に会えてとっても楽しい時間を過ごせて、花火は見れなかったけど良かったなぁ~。

花火は来年、子供も連れて見に行くとするか。

Mal di Paga

2009-08-25 22:37:02 | おいしいもの ー Ristorante編
子供が産まれてから、外食はもっぱらお昼ごはんの時間帯に。
夜は機嫌悪くなってくるし、お風呂も入れなきゃだし、落ち着かないので、必然的にこうなる訳です。

そこで、今回は友達夫婦とその息子(うちの子の3週間あとに産まれたK君)を誘って、Alto AdigeのMoenaと言う町にあるMal di Pagaというレストランに行ってきました。

友達とは現地集合。
何週間か会っていなかったので、楽しみだなぁ~とワクワクしながら行きました。
で、会った瞬間、K君、で、でかい...
うちの子の倍くらいあるのでは...
もとからでかいとは思ってたけど、発育曲線が真上に伸びてるって。すご過ぎ

さてさて、このレストランはMoenaの街を眼下に見下ろす山の上にあって、まわりはハイジの世界。
もともと山小屋だったらしく、内装はえっ?っていう感じ。
ま、夫がぜひとも行ってみたいと言っていたところなので、はずれではないだろうと。

そして、運ばれて来た料理を見て、一気にハイテンション

 

 



4人とも同じコースにしたので、料理はいっぺんに運ばれてくるのだけれど、いっつも誰かが不在。
おむつだの、おっぱいだの。
しかもうちの子なんて、おっとり、飲んでは眠るK君とは180℃反対なので、常に足とテをバタバタ。
しまいには、お皿をガシャ~ンと音を立てて持ち上げてるし。
「君はほんとに4ヶ月半の赤子ですかぁ?」

最後のデザートは好きなものを選べるので、私と夫は違うものを選んで味見。

 

何だか慌ただしかったけど、きれいな景色と、美味しい空気と、美味しい料理で大満足。

もう少ししたら、夕食にも出掛けられるかしらぁ~
我が子よ、頼むからもう少し落ち着きを見せて下さい。

生姜の炊き込みごはん

2009-08-25 07:30:05 | おいしいもの ー おうち編
先週はあり得ないくらいの暑さで、うちの乳飲み子はおっぱい飲むのもぼえぇ~って感じでした。

暑くても、食べなきゃ体が持たないので、さっぱりメニューは無いかと...
で、これ。
いつもなら、なにかガッツリ肉系のこってりおかずにこのしょうがごはんなのですが、もうこれと、野菜炒めともずく酢。
イタリアにいるとは思えないくらいの日本食。
毎日、毎回イタリアンなんて飽きるので、うちではほぼ半分、半分。
材料の調達はちょっと大変だけど...

でも、しょうがはスーパーでも売っているのでいつでも出来る
しかもカンタン。

お米 2合
しょうゆ 大1.5
酒 大1.5
しょうが ひとかたまりくらいを千切りにして水にさらす
昆布 5cmくらい

これを炊飯器または鍋で炊けば出来上がり。
お茶碗にもって、海苔をちぎればいい香り~
ごはんだけで3杯くらい軽く行けます。
米を食べると、おっぱいもよく出るんだなぁ~。

日本も猛暑みたいですね。
皆さん、夏バテしないようにね~。