波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

足跡     「球春の音を聞く。」

2018-02-20 10:00:52 | Weblog
私の家の小さな居間の隅に机がある。毎朝その机に座ると左側(東側)から日差しが差し込み午前中の間は、温かく暖房の不要な時間を過ごすことができる。その日差しが心なしかここ数日いつもより暖かく感じるようになった。(むしろ熱く感じる)不思議なもので最高気温は10度前後だが、確実に日差しと温かさは日増しに強くなりつつあり、春は確実に近づきつつあることを教えてくれている。
地球全体は温暖化を進めながらもその全体の気温は大きく変化することなく宇宙を守ってくれているのだろうか。
そんな春の日差しを感じると忘れかけていた「カーン」を乾いた音を響かせるプロ野球のキャンプ情報がTVを通じて入ってくる。
忘れかけていた昨年の興奮と楽しみがよみがえってくるのだ。今年も一年間、チーム、選手とともに楽しむことができると喜びもひとしおである。面白いもので楽しみ方が年齢とともにすっかり変わっている。若いときはひいき球団の勝敗が毎日の自分の気分に影響するほどであったが、いつの間にかそれらは消えて今では、どんな若い選手が出てくるかへの期待と弱小球団への関心が強くなり、最下位球団がどんな対策で戦うのか、どのように強くするのかが関心の的になる。(不思議なことに今年は両リーグとも最下位チームだけが監督が交代している。)そんなわけで両リーグとも最下位チームの戦い方と勝敗にこだわってみたいと思っている。
順位予想も毎年自分なりに立てていたが、ここ数年全チームともチーム構成が変わりお金をかけずに選手を育てるという本来の姿に変わってきたので、混戦状態である。どのチームが優勝しても不思議ではないことも興味ぶかい。
オリンピックも終盤に際かかり、メダルも増えつつあることはご同慶に堪えない。どの世界も若い年代にパワーが受け継がれ世代交代が進んでいることが目立っているが、ベテランの力もしっかりと表れている。
しかし、限界はある。その見極めは本人の自覚と信念にある。仮に自分の成績が基準に履いていたとしてもオリンピック基準に届かなければ若い人に譲ることも考えることも大事かなとも思う。
80歳の時、運転をやめて車に乗ることをやめるときに迷い、逡巡したことを重ね合わせて思い出し、そんなことを思ってしまった。