波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「海外の思い出ー③」

2017-12-15 10:47:18 | Weblog
世界で一番大きな影響を与える国としてアメリカがある。私は在社中に何とか一度訪問する機会が出来ないかと考えていた。それにはアメリカの市場に自社製品を売り込むことでチャンスを作ることだと思い、ある商社の人と売込みを図った。幸い当社の製品が採用され僅かながらユーザーを作ることが出来た。そして同業のメーカーとも交わりを持つことが出来た。そんな事がきっかけであるときアメリカを訪問する機会が出来た。しかし50州からなる広大な国である。北から南では中国同様に簡単ではない。私が訪ねたのはオハイオ州のシカゴである。成田から焼く12時間の旅であった。幸いビジネスクラスを使用できたので長時間も快適なたびで快適に過ごすことが出来たが、エコノミーだったらよほど若くて元気な人でないと疲労困憊になるかもしれない。忘れられないのは玄関口とされるオヘヤくうこうである。ローカル空港への移動にそのロータリーを500メートルぐらい歩くのはざらでその広さと大きさには驚きであった。
(今でもはっきり記憶がある。)地方のローカル空港に着くと小さなロッジのようなホテルで一泊し其処から車で事務所まで行くのだが、そこはどこを見渡してもとうもろこし畑のほかには何もなく、見渡す限り畑だけであった。工場の一角に住宅がぽつんぽつんと建っているのが見えて
人が住んでいることが分かる。やはりアメリカは広い。ちまちました雰囲気ではなくまさに広く大きいと言う印象である。帰途シカゴでも一泊したが、この町は独特の野雰囲気があり、嘗て昔ギャング映画のメッカとして有名にもなったが、独特のどこかくらい雰囲気の漂う町であった覚えがある。小さいゴルフ場でのプレーも出来たが、全てが大雑把であまり小さいことにはこだわらないのが、特長であろうか。客先の社長に「趣味は?」と聞いたら「ハンテング」だと言う。
冬になると山へ大鹿の狩りに出かけることと、車を集めることだと言う。日本とのスケールの違いをまざまざと思わせられた別世界の話であった。