1月21日(金)
事務所内、廃棄品の選別を続けていた。
黒電話が出てきた。
オークションに出品するはずだった黒電話。
80歳の時、連れ合いの死去により
公営住宅に一人暮らしとなった。
黒電話を使っていたが。
昭和41年製造品で、マニアにとっては
収集したい逸品だった。
妻に言った。
「今では貴重品だから、オークションに出品すれば
高く売れるよ」
義母の逝去後、黒電話を調べると
形が違うことに気付いた。
裏の記号を見ると、昭和53年製造。
おかしいな?
妻に聞いた。
住まいをリフォームした時
業者が「電話機が壊れたので新しい電話機と交換します」
と言われた。
業者は目ざとく一人暮らしの老婆を騙したのだ。
すり替えたのだ。
常識からすれば、プッシュホンに替えるはずだ。
せこい、業者だ。
恐らく、こうような手口で独居老人を騙しているのか?
他の備品については分からないが
貧しい年金暮らしなので
貴重品はなかったであろう。
悪徳リフォーム業者に気を付けましょう。