馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

親父の絵は廃棄出来ないな!

2016-11-13 21:22:13 | 日記

11月13日(日)

本立てギッシリ詰まったCD廃棄を終えて

本立てを動かした。

裏に板がある。

埃被った絵だ。

絵ではなく、貼り絵。

日曜画家というよりも、会社定年後の晴耕雨画。

キャンパスは、炬燵布団の上に置くテーブル。

昭和40年代 茶の間の団欒家族光景が浮かぶ。

新聞に広告チラシ、それから色とりどりの古ビニール管を貼り付けた。

庭いじりできない雨の日。

無口な親父は、二世帯住宅を作ったが

お袋と独身の弟の3人暮らし。

使われることのない、ダイニングキッチンを

アトリエにして、古材で帆船、城郭を作った。

  

息子3人は、絵のセンスはまるで受け継がれなかった。

商談中、相手が更々と鉛筆で絵図を描くのを見て

羨ましかった。

解読力が欠如した私への説明が絵図は分かりやすかった。

言葉、文字が理解できない幼児は、絵図を見て理解する。

 

客死した親父の絵は廃棄できないな。

 

 


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