11月13日(日)
本立てギッシリ詰まったCD廃棄を終えて
本立てを動かした。
裏に板がある。
埃被った絵だ。
絵ではなく、貼り絵。
日曜画家というよりも、会社定年後の晴耕雨画。
キャンパスは、炬燵布団の上に置くテーブル。
昭和40年代 茶の間の団欒家族光景が浮かぶ。
新聞に広告チラシ、それから色とりどりの古ビニール管を貼り付けた。
庭いじりできない雨の日。
無口な親父は、二世帯住宅を作ったが
お袋と独身の弟の3人暮らし。
使われることのない、ダイニングキッチンを
アトリエにして、古材で帆船、城郭を作った。
息子3人は、絵のセンスはまるで受け継がれなかった。
商談中、相手が更々と鉛筆で絵図を描くのを見て
羨ましかった。
解読力が欠如した私への説明が絵図は分かりやすかった。
言葉、文字が理解できない幼児は、絵図を見て理解する。