馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

泉下の客になられた恩人の方々③。

2015-01-11 15:34:06 | 日記

泉下の客になられた恩人の方々 続き

1月8日(木)

18時 横浜あざみのにある斎場で通夜があった。

参列することになっていたが、家族葬で行うとの

知らせを受け遠慮した。

亡くなられたのは

昭和42年私が大学体育会山岳部入部した時の4年生。

 

1月2日 夜自宅で酒を飲み、それから風呂に入った、

風呂場で亡くなった。

医師による死亡診断書は溺死

私の親父も越後湯沢の温泉宿で朝風呂に「浸かり

部屋に入ったところで倒れ亡くなった

風呂での死亡は多いのだ。

 先輩は自動車関係の企業に勤めていた。

私が商売を初めて苦闘していた。

渋谷にある本社に訪ねて仕事を紹介してくれた。

新しく関連会社を設立してハウスエージェントとして広告、物品購入の窓口会社。

担当役員を引き合わせてくれたのだ。

今でもそのエージェントとは取引が継続中。

 

販売推進部長として定年を終えてからも

私の仕事のバックアップ、手伝いをして頂いた。

先輩は私を励まし鼓舞してくれた。

「苦しい状況を脱して」

「お前!良く頑張ったな、たいしたもんだ」

 

 

先輩が大学4年生(1967年)の時、40日間世界一周旅行をした。

ドルが360円だった時代である。

先輩のお父さんがアメリカ国籍を持つハワイ出身で

外国航空会社のアジア地区総支配人であった。

 

私とは家庭環境レベルが全く違うのだ。

それだけに鷹揚で嫌味のない人だった。

 

渋谷の立ち飲み屋で先輩と担当役員で週に一度は飲んだ。

楽しかった。

 

通夜、告別式にて別れの尊顔に挨拶出来ず無念だ。

 

家族葬であることを知っていても

葬儀に駆けつける人がいる。

当人は止むに止まれるの気持ちなのだろうが

ご遺族側からみれば迷惑千万なことだ。

外からは窺い知れぬ親族間の事情があって

家族葬をするのだ。

 

私は何回となく、葬儀では苦い思いをしてきた

ご遺族の意向気持ちを斟酌せずに

自己中心、自己満足、自己顕示で家族葬なのに

侵入するのだ。

私の知る範囲では、そのような方々が遺体の前で涙を見せることはない。

 

当時の4年部員は5人がいた。

一人が三途の川を渡った。

一年部員は8人いた。

中途で退部、退学して

4年になった時は3人になった。

それから、卒業後一人が24歳の時北アルプスで転落死

昭和43年3月 4年生を送る。 

生まれ故郷富山で51歳の時、脳腫瘍で死去。

雪煙舞い上がる立山連峰を仰ぎ見ながら田んぼの墓にいる。

 

今では同期は私一人になってしまった

二年生になったが、一年部員は直ぐに全員退部した。

その後、4名が山で遭難死。

70年間の歴史があり、ヒマラヤ初登頂、知床厳冬期初縦走

韓国ウルサナム岩壁初登攀

輝かしい歴史も10年以上前、部員が0になり廃部になった。

 

 

先輩のご冥福を遠くから悼み

泉下に入られたら一人で墓前に参ろう。

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自己満足 (Unknown)
2015-01-12 23:11:13
愛媛新聞のキンタロー
遺家族でもないのに、かってに
一周忌をした。
自己満足、自己顕示、自己中心

遺族の悲しみが分からない。
愚か者。
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