馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

電車内 優先席の優先順位。

2017-11-19 16:21:52 | 日記

11月17日(金)

電車内 優先席に70歳過ぎても座らないでいた。

しかし、4月の前立腺癌 放射線治療後、

体調は、放射線カプセルを前立腺に挿入

照射が体内器官まで影響して、

排尿痛、倦怠感、切迫感生じる。

又4種類の薬服用による、副作用で足腰

背中に痛む。

左足も痺れ引き摺るように歩く。

快復させようと、尿漏れパンツを履いて毎日往復2時間通勤をしている。

歩行距離も12キロ以上。

 

デザイナー女性に尋ねた。

「優先席に座りたいが良いのかな」?

「社長、若く見えるけど遠慮はいりません」

「堂々と座って構いません」

寒くなり

さすが、帰宅電車は辛く、京王都営新宿線に乗車では

優先席に座る。

夜間頻尿での寝不足もあり、優先席では

下車駅まで約30分目をつぶる。

乗り過ごすこともある。

11月17日(金)

20時半、京王線桜上水駅から乗車。

寝入ってしまう。

騒がしい音ともに目覚める。

車内にどっと乗り込んでくる。

優先席の扉側に座っていた。

そこめがけて、足早な動きで杖が見える。

見上げると30歳前後の小太り眼鏡かけた青年。

瞬間 若者は発した。

「座らせていただけませんか」?

「ハイ、どうぞ」

私は、膝に置いたリュックを右手でぶら下げ立った。

若者は、座りと同時にスマホに目をやる。

私は、彼の所作を見続ける。

スマホに動画が見える。

三つ目の駅で私は下車する。

若者は私が下りるのも気づかないのか

スマホに夢中。

 

馬喰町駅 総武快速に乗車。

大混雑で、リュックには、トランス組み立て部品が入っており

左手で吊皮を掴み、右手でリュックを持つ。

倦怠感と副作用の痛みで辛い。

30分程の乗車時間に耐えて下車。

リュックを背負い4キロの道程を歩いて帰宅。

 

ずっと、席を譲ってから考えていた。

 

優先席のありかた。

座る優先順位は?

 

今まで、「席を譲ってください」と言われてことはない。

その前に、譲るべき人がいたら先に申し出て誘導する。

若者は、松葉杖を持っているので

障害者なのは確かでしょう。

しかし、外見は健常者に見えても

何らかの身体不自由な方はいる。

明かな衰弱老齢の方。

妊婦、赤ちゃん抱っこ。

怪我された方。

 

優先3人席で、何で私に向かって

「座らせてください」と言ったのか

他に座っている二人の男女は私より若い。

 

スマホを見詰める若者に向かって

「実は、私も障害者ですよ」言ったら

どのような反応するのだろうか。

その証明となるべきカードまで携帯している。

又、席を譲らなかったら

私は薄情者とみなされるのだろうか?

 

知らんぷりする人もいるだろうが

あからさまに、席を譲れと大声で言わなくとも

譲ってくれる人は必ずいます。

 

 

松葉杖が「俺は障害者だ」の印籠の如く

振りかざすと周囲は避けて近寄らない。

社会性が身についていないからのか

謙虚な振る舞いに感じられない。

 

食道癌により61歳で亡くなった同期は

 

 

遺漏のため、声も出せず、食事も摂取できなくなった。

外見は、健常者と変わらす

電車に乗るときは、私と一緒。

よろけそうになる同期を懸命に支えた。

混んだ車中で「座らせるのも困難だ」

同期も必死に立った。

 

私は脳性麻痺で不自由な体で通勤している方を知っている。

 

 

懸命に衰えていく体を動かし片道2時間余通勤している。

 

若者の障害がどのようなものか知らない。

先天的、あるいは後遺症なのか?

その夜、若者の傲慢さに心重かった。

 

自助努力 自立心ではなく自立芯を持たねば。


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