関東の本当の寒さは、北風が吹くときにくる。空は、恐ろしく青いのに、ほうを吹き抜ける風は冷たく乾いて、まるで地獄のよう。
その次ぎに寒いのが、まるで日の差さない一日。温度はたいしたこともないのに、手の先がかじかんでくる。
そんな時には、元気付けが必要。神保町の古書街で、それなりの収穫を得た後に、昼下がりの一杯でも、と思ったら、店内はほぼ満席。さすがの、有名店。それでも、蕎麦味噌の付く冷酒に、とろろをいただく。
赤身が、濃厚な味わいを出していた。
蕎麦は細打ち。なかなか、デリートのようで、線が細いわけではない。やはり、艶やかな蕎麦には、なんともそそられる。
そういえば2年くらい行ってないかも。独特の風味とコシがすごく魅力的で、ぜんぜん気取らないところもよくて、でも混んでるかな?ってつい足が遠のきます。
だけど、kikouchiさまって、っっとに呆れるくらい優雅にお過ごしですねえ。
こちらのお店はファンが多いですね。お店に入ったのが14時くらいでしたが、満席でした。
私が前回行ったのは6年くらい前ですが、お店の感じは変わっていないようでした。
この数年も、少し蕎麦の見聞を広めました。それで蕎麦に共感を持ちながら食べるという、楽しみが広がりました。