蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

ヒルトン  長野市

2019-08-29 22:26:19 | 洋食
開業は1970年。シェフは小野正吉(ホテルオークラ東京初代総料理長)氏の直弟子だそうで、昔懐かしいフレンチを提供してきたお店である。残念ながらこの春に店を閉じたのだが、その少し前に訪ねた記録をご紹介する。


このお店、まず昔ながらのカテラリーが素晴らしい。持ち重りのするクラシックな形はその昔丸池にあった観光ホテルのものを思い出させる。


オードブルは酸味が効いていて、素晴らしい。


たっぷりとしたポタージュスープ。器がクラシックで楽しい。


まずは海のものの一皿。ホタテと海老が効いている。確か泡と白一本でこの辺りまで引っ張ったような。


野菜たっぷりのトマトソースと合わせたビフテキ。
さすがにこれには赤を一本献上。


コーヒーにデザート。テーブルクロスにご注目下さい。オリジナルの注文品でしょう。


ご馳走様でした。


橋のいろいろ  江戸大名屋敷橋比べ(4)

2019-08-21 23:40:32 | 蕎麦屋さん一覧 山形から東京

今回も江戸より伝わる大名庭園の、駒込六義園と小石川後楽園の橋比べと参りましょう。


今回、夏休みをはさみまして掲載が遅くなりました。画像は初夏のものです。
六義園の主なる池の端から、離れ小島へと渡る橋なのですが、島は岸にごく近いところにあるので、その先の客人がまるで島の中に佇んでいるように映りこんでしまいました。


そもそもは、往来が許されない島へと架かる橋です。その姿、美しいと感じました。
春の盛りの見頃です。


一方、小石川後楽園です。
作庭は約一世紀前なのですが、美意識の鋭さは驚くほど鋭い。
特に内苑の石橋の姿は、華麗です。


ごく近くに高層ビルが立ち並ぶことを忘れさせる深みが感じられます。