蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

山笑  戸隠

2019-02-28 21:25:11 | 蕎麦
2018年の年が改まる約一月前にお店に伺った。いつもの秋の様子と何一つ変わることもない風景の中にお店はあった。


その時は、暖冬のシーズンになるであろうと信じきっていたのだが、北国の冬はそう甘い物ではないようだ。


こちらのお店の蕎麦は全て十割である。だから、最初の一口用の水蕎麦が付く。個人的な感想だが、蕎麦汁ではなく塩で食べ始めると五口位は蕎麦の香りが楽しくて止まらない。塩で蕎麦を楽しむ工夫をいただけると嬉しいです。
それで、十割の中でも一番好きな粗挽きと海老の天婦羅。これは、わざわざ出かける価値のある一品だと思う。


蕎麦の姿が美しい。汁に付けない方がいい感じ、お分かりいただければと・・・


こちらの天婦羅は、海老が一番と思うのだが、もしかして夏場の野菜も素晴らしいのかもしれない。


かつみ  新潟駅南口

2019-02-19 21:33:21 | 寿司
新潟市の繁華街は、駅とは万代橋を隔てた所にあり電車の時刻が気になる状態の人が初めて訪れた場合にはいささか落ち着かない気分になる。


その分、南口方面のお店は駅が目の前に見えて気分的に重くならない。それでも、歩くと時間は結構かかるのだが。




一仕事終えた所なので、まずはヒラメにバイ貝。
冷たい風に吹かれて入ったお店の酒がとても美味しい。




続いて、コハダに鯵。
日本海が特に名産とは聞かないけれど、こういう魚は陸に近い所にはどこにでもいるのであろう。そして、軽い味わいは、いかにも新潟の寿司である。




少しお腹が落ち着くと、贅沢なネタへ行きたくなる。
ホッキ貝にメ蟹。
やはり冬の日本海の味わいである。


締めはダラミ(マダラの子)
これは鮮度が勝負だが、新潟市のお鮨屋さんなら、まさか遅れをとるようなことはないだろう。

森瀧  越後湯沢

2019-02-13 21:12:35 | 日本料理
うどんの入る鍋で名高い森瀧さんである。


冬場は予約がないと、お店に近づくのも難しい感じである。
予約のお客様ですか?ノー、即お帰り下さい。それくらいの人気店で、コスパは驚くほどに高い。




秋の最後に入店したのだが、なんと突き出しは蟹。
それも、丹念にほじる意味のある一杯。


続いて、ごくお手頃な鍋焼きうどんを注文した。
本当にカジュアルなお値段。お酒も頼んで楽しくやりました。

軍ちゃん高田店  ある日のお昼

2019-02-07 20:48:02 | 寿司
紅葉の盛りの頃の写真である。予約も無しで、訪れた。


カウンターに座れば、握りの注文もスムーズに伝わる。


鯛にメバル。これは、白身として理想的な握り姿だろう。


ホウボウにカワハギ。
少しクセのある魚かもしれないが、見事な鮮度で食べられる。これに匹敵するお店、昼間にはなかなか無いのでは。


バイ貝にイシモチ。一番右は地物魚の軍艦巻き。
どれも、新鮮で驚くほどにお手頃値段。


最後にヒラメ。これは、素晴らしかった。

宙山  神楽坂

2019-02-04 22:50:30 | 日本料理
ごく軽い出来事で、集合時刻が少し伸びた。


それを楽しませる技のあるお店はそう多くはないだろう。さっと出てきたリコッタチーズの具合も見事であった。




この日のレギュラーコースに入れば、香箱ガニ。晩秋入りたてなのに蟹を求めるのが、少し気が早い。


吸い物が格調高い。出汁の素晴らしさ、いまさら強調の必要もない。


気持よくお造りに突入。


それに引き続き、あん肝、ナマコ、うずら卵、ギンダラ、湯葉、海老芋などと頂戴いたしました。


この日、本当にご馳走様でした。

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