戸隠の蕎麦は二八のボッチ盛が主流だ。二八は、そば粉が80%につなぎの小麦粉が20%で、表面がつややかな口の中を滑って行くような蕎麦に仕上がる。ボッチ盛は、一説では神に供える形であり、戸隠から新潟は中越まで広く分布する蕎麦の盛り方である。
それにとらわれずに、生粉打を出すお店は私の知る限りでは3軒。二葉屋さんはそのうちの一軒である。しかし、この日は限定のお蕎麦は売り切れだった。
そこで注文したのが戸隠辛みおろし蕎麦。戸隠の辛みの強い大根おろしを蕎麦にしっかりと乗せ、冷かけの汁をかける。辛みおろしが実に蕎麦とうまく合う。
江戸時代には蕎麦切りは相当に食べられていたようだが、当時の汁は味噌を溶いたものにおろし、という非常にシンプルなものであったようだ。現在は流通が行き渡り、戸隠の山中でも昆布や鰹節にこだわるようになったが、このお店の辛みおろしには、その昔の味噌だれを彷彿とさせるものがある。
それにとらわれずに、生粉打を出すお店は私の知る限りでは3軒。二葉屋さんはそのうちの一軒である。しかし、この日は限定のお蕎麦は売り切れだった。
そこで注文したのが戸隠辛みおろし蕎麦。戸隠の辛みの強い大根おろしを蕎麦にしっかりと乗せ、冷かけの汁をかける。辛みおろしが実に蕎麦とうまく合う。
江戸時代には蕎麦切りは相当に食べられていたようだが、当時の汁は味噌を溶いたものにおろし、という非常にシンプルなものであったようだ。現在は流通が行き渡り、戸隠の山中でも昆布や鰹節にこだわるようになったが、このお店の辛みおろしには、その昔の味噌だれを彷彿とさせるものがある。
コダワリの世界ですねえ。
自分には分かりませんが、
微妙な味の違いがあるんでしょうね。
今度、ご伝授を。
ご紹介(私などが?)したいお店、山盛りです。
生粉打ちとか、二八とかの枠でなく、日本の粉料理としての名品があると思うのです。
まあ、そんなに肩肘はらないで、お腹が空いたら食べましょうよ。