蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

石碾そば 庄栄

2008-04-18 23:45:44 | 蕎麦
横浜市北部地区は総じて新しい町が多い。入り組んだ丘陵を削り、また土を盛り、大規模な宅地開発に備えた印象がありますね。そのような地域では、古いものは本当に見当たらず、ほぼ同時期に建てられた街が広がっているのです。そんな風景の中のビルの一階に目指すお店はありました。


暖簾をくぐれば、なぜか別世界。小上りではないにせよ、調度良く仕切られた机で、もう何か始まり、始まり。日本酒のあてには、揚げ蕎麦。カラリとして旨い。


こちらの蕎麦味噌は、ちょっとだけ謎かけが。真ん中近くに、ベーコンのような赤褐色のものが、顔を出してます。それが、不思議な口ざわり。蕎麦味噌としては、ちょっと固い口触り。どうやら、鮭の燻製の薄切りのようです。


かき揚げは、小海老にせりか。汁は、蕎麦の手前非常に控え目なのだが、出汁の味わいは見事。


この大変な姿が、通常にもりとして供される二八。これだけ、皮なども入れながら、充分なつるつる感。ある意味での理想だと感じました。


こちらは十割。実にそれらしい十割。切れやすく短めの素直な姿。食感も、口ざわりはボソボソ。つまり、非常に真面目な十割だ、と思われます。そして、香りよし。食べ終わっても、口の中が、充実していました。
とても律義なご夫妻が、出しておられるお店のようです。


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