「はし」さんは、自家製粉、石臼挽きのお店でありながら、昼のお客などもこなすうどんも有りの、よい意味での雑駁なお店と感じている。
せいろ、田舎の2色を見れば、それで実に見事な蕎麦姿。
せいろを頂くのは、蕎麦には本望かも知れないが、このお店にはもう一つ忘れてはならないかけ汁がある。
前回は、天麩羅蕎麦(かけ)を注文し、出汁の濃さを見せつけるようなぶくぶく水玉が浮いたりして、その見事さに腰を抜かさんばかりに驚いたのだが、今回は揚げが甘めの関西風きつね蕎麦を注文。それでも、こちらのかけ汁は記憶通りの素晴らしさだった。
それでも、蕎麦の香りはどこか飛んでしまってはいないように思われる。
この日は昼のご訪問でしょうか。
この日は、昼に訪ねました。お店として全く違和感を感じなかったのですが、確か3月何日かまで、勝手ながら昼のみの営業、という張り紙には記憶が有ります。
確かに日付も入っていたような気もしますので、おそらく大した問題ではなく、働き手を集める事が一時的に難しかったのではないでしょうか。
それにしても、よくご存じですね。
なんで温かいのなんだ、
みたいな感じがありますが、
自分としては温かい方が好みです。
まあ、それほど蕎麦好きではない、
ということもありますが。
「蕎麦の香り」
なるほど。
これまで、
あまり気にしないで食べてました。
蕎麦はタデ科の植物だそうで、そんなに強い香りは出しません。
蕎麦粉を打ち始めで、水回しなどしている横になどいますと、はっきりと伝わってきますが、基本は野の草の出すほのかな香り。
寒い内が香りは分りやすいようです。